ルキウス・ヒベリウス

【元ネタ】アーサー王物語群
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ルキウス・ヒベリウス(ルキウス・ヒべルス)
【性別】男性
【身長・体重】190cm・85kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷A 魔力B 幸運B 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:A
 花神フローラの加護より対魔力がさらに強化され、A以下の魔術は全てキャンセル。
 事実上、現代の魔術師ではセイバーに傷をつけられない。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
カリスマ:A
 大軍団を指揮する天性の才能。
 Aランクはおおよそ人間として獲得しうる最高峰の人望といえる。

皇帝特権:A
 本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
 ランクがA以上の場合、肉体面での負荷(神性など)すら獲得する。
 戦闘時には、基本的に魔力放出(雷)を用いる。

羅刹の武略:A
 対人、戦術、戦略を問わず確実に標的を攻略するための戦闘思考。
 戦闘規模によらず常にイニシアチブを握り続け、敵の行動を阻害出来る。
 このスキルを打ち破るには幸運、もしくは純粋な実力が必要となる。

【宝具】
『星喰らう生誕の百合(フロレント・インペリウム)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:800人
 皇帝剣フロレントの限定解除。
 真名解放と共に魔剣より放たれた真紅の稲妻を大樹の如く展開。
 レンジ内の全域を呑み込み万物を破壊した後、魔力に還元して吸収する。
 展開される稲妻の枝はセイバーにより緻密な操作が可能であり、
 彼が欲した任意の対象をこれらの効果から除外することもできる。
 ――なお、魔剣の制限を完全に解除することで種別とランクが向上する。

『剣帝特権(ペテレ・エルゴ・ベルム)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 セイバーが征服・支配した国々の能力・技術を己の肉体に体現させる宝具。
 召喚直後から『我が巨人の腕(ブラキウム・エクス・ジーガス)』を始めとする
 生前彼が征服した国々に由来する多数の特性、技能を所有している。
 更に自身の配下に収めたサーヴァントに由来する新たな能力を獲得可能。
 自らの欲するものを必ず手に入れるセイバーの覇道を象徴する宝具である。

【Weapon】
『皇帝剣フロレント』
 ガリア支配を示す魔剣クラレントの兄弟剣と目される大陸支配を象徴する剣。
 最優の名剣(finest sword)と謳われ、刀身に咲き乱れる百合の花模様は、
 曰く花神フローラの加護を受けており、所有者の魔力・対魔力が向上している。
 百合とはすなわち誕生を示す花であり、剣の喩えでもある。

【解説】
剣帝の異名をとる、アーサー王物語群に登場する「架空の」ローマ皇帝。
戦略と戦術の天才にして、東方の猛者たちから羅刹(ラクシャーサ)と呼ばれ
恐れられた戦士であり、大ローマ帝国の闘技場にて最強者として
君臨し続けた将軍にして最高統治者たる“皇帝(シーザー)”。
ルキウスの存在は聖杯探索、バトニクス山の決戦を終え、ランスロット卿の
離反に遭ったアーサー王の前に、新たなる試練として立ち塞がる。
サクソンによる民族移動という巨大事象を援護する形でブリテンへの干渉を始めた
大ローマ帝国に対し、アーサー王は大陸への直接攻勢を決定。
ローマ帝国ガリア州総督フロルをパリシウス要塞で討ち取った後、
ブリタニア遠征軍はスワシィ渓谷地帯にてルキウス率いるローマ大連合軍と激突する。

ギリシャ、アフリカ、ヒスパニア、バビロニア、ビティニア等の諸王連合に加え、
異形の獣に跨る巨人数十体や神代秘儀の使い手、兵を捻じり殺す東方の異能者等
数多の超常存在を一種の兵器として鮮やかに運用してみせるルキウスは
べディヴィエール卿を拳で打ち砕き、日中のガウェイン卿を剣閃で一蹴した後、
アーサーとの一騎打ちに挑む。

竜の心臓と精霊の加護を受け、聖剣を握るアーサー王相手に、
ルキウスは侵略や闘技場で得た対人技術で白兵戦を優位に進めたものの
常勝を約束された最強の聖剣には届かず、
魔剣フロレントと共に聖剣の輝きの一端に呑み込まれ、歴史上からも姿を消した。

現存する記録ではジェフリー・オブ・モンマスの『ブリタニア列王史』において
ローマ皇帝レオの行政長官として名を残すのみであり、
綴りから西ローマ皇帝グリケリウス、或いは東ローマ皇帝ティベリウス2世が
彼の人物像であったとも言われる。

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最終更新:2024年07月12日 16:26