【元ネタ】史実
【CLASS】
アーチャー
【マスター】
【真名】雑賀孫一
【性別】男性
【身長・体重】162cm・56kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷C 魔力C 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の
対魔力。
単独行動:A
マスター不在でも行動できる。
ただし宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合はマスターのバックアップが必要。
【固有スキル】
千里眼(銃):B+
視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。
狙撃に特化した集中力と戦場の把握能力に長けている。
アーチャーの場合、『金烏の天導』の副次効果により同ランクのナビゲーションとしても機能する。
反骨の相:C
一つの場所に留まらず、また、一つの主君を抱かぬ気性。
自らは
王の器ではなく、また、自らの王を見つける事のできない放浪の星である。
同ランクの「
カリスマ」を無効化する。
仕切り直し:C+
戦闘から離脱、あるいは状況をリセットする能力。
不利になった戦闘を初期状態へと戻し、技の条件を初期値に戻す。
どれほど戦力差があろうとも壊滅的な損害を受けない限り何度でも立て直せる。
【宝具】
『他力本銃・愛山護法(たりきほんがん・あいざんごほう)』
ランク:C++ 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:2000人
アーチャーの愛銃の銘を冠する十年に渡り本山死守を貫いた鉄砲隊運用の秘術。
雑賀衆の高い練度と組撃ちによる高速装填を伴った二千丁もの火縄銃を一斉展開、射撃する。
展開数こそ『三千世界』に劣るものの、狙撃精度と連射性、それらを効果的に指揮する戦況把握能力が揃うことで魔王にさえ対抗し得る。
『金烏の天導(きんうのてんどう)』
ランク:B 種別:対魔宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
熊野権現の神使を氏神とし、その化身を名乗った
アーチャーに与えられた曙光の一条。
八咫烏の先導の権能を擬似的に再現することで無限に枝分かれした未来から命中した運命を引き摺りだす。
熊野権現への必中祈願の誓約を乗せた弾丸は宵闇を裂く一筋の光となって世の魔性を撃ち抜く。
また『他力本銃・愛山護法』と組み合わせることで、その鉄火乱舞は迸る曙の如く数千条の烈光となって十万億土を照らし出す。
【Weapon】
『八丁念仏団子刺し』
斬った相手が念仏を唱えながら八丁(約870m)歩いた所で真っ二つになり、
アーチャーがこの刀を杖代わりにして追いかけた際に石が団子のように串刺しになったという名刀。
他のクラスで召喚されれば対象に時間差でダメージを与える対人奥義となるが今回は
アーチャークラスでの召喚のためただ斬れ味のいい刀となっている。
【解説】
「味方に付ければ必ず勝ち、敵にすれば必ず負ける」とまで言わしめた伝説的傭兵集団・雑賀衆の頭目。正確には複数の土豪の代表であったとされる。
当時の最新兵器である火縄銃を数千も取り揃え、台頭した
織田信長と本願寺勢力との諍いでは高い練度と戦術で織田側を十年に渡り苦しめた。
その戦力もさる事ながら天下人を頂点とする中央集権思想に真っ向から対立する思想を制圧すべく信長が紀州征伐に乗り込み十万対二千の兵力差で抵抗。
事実上の軍事的勝利をもぎ取り降伏したが、すぐにゲリラ活動を再開した。
本能寺の変後は
豊臣秀吉について紀州攻めに従い、小牧・長久手の戦いでは
徳川家康の側に付いた。
関ヶ原の戦いでは西軍として戦ったと言われ、合戦後は浪人を経て水戸藩に仕えたといわれている。
雑賀孫一という人物は非常に不明な点が多い人物として知られている。
孫一という名自体が代々継承する通称でありモデルとなった人物は複数存在している。
雑賀衆自体が当時の資料が非常に少ないため、はっきりした所は未だに良く分かっていない。
創作における派手好きで無邪気。傾いた羽織を纏って酒と女を好むも戦となると途端に益荒男と化す快漢という人物像は当時の雑賀者の性格を集約したものである。
最終更新:2023年11月03日 23:04