【元ネタ】伝承
【CLASS】
キャスター
【マスター】
【真名】滝夜叉姫
【性別】女性
【身長・体重】154cm・47kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷B 魔力A+ 幸運B 宝具A++
陣地作成:B
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
“工房”の形成が可能。
儀式のための祭壇としても機能する。
道具作成:C
魔力を帯びた器具を作成できる。
呪具や儀式に用いる器具・供物の作成を得意とする。
【固有スキル】
呪術:E~A
『淤加美神への丑の刻参り』により獲得するスキルの一つ。
蝦蟇の精霊肉芝仙より妖術を教わった逸話も習合され蛙を操る術、
妖姿媚態の強化、隠形術など用途は多岐に渡る。
荒御魂の加護:E~A
『淤加美神への丑の刻参り』により獲得するスキルの一つ。
淤加美神から与えられた鬼女にして復讐鬼としての異能および魔性を表す。
復讐者、
忘却補正、
魔力放出(水)等との混合スキル。
妖姿媚態:C
妖艶な美貌と、それを使って男を籠絡する手練手管。
呪術によって強化され、魔力と精神の両面からの魅了に抵抗するには
対魔力と対精神干渉系の両方のスキルが必要。
丑三つ時の百鬼夜行:A
『淤加美神への丑の刻参り』により獲得するスキルの一つ。
神木に釘を打つことで比良坂の境を破り、常世の禍を現世に流出させる丑三つ時の大禁術。
境の向こう側から溢れる冥界の魔力は、現世の思念を被ることで百鬼夜行の大軍勢となって顕れる。
丑の刻(午前1時)以降でなければ発動できず、明け方と共に自動で解除される。
【宝具】
『淤加美神への丑の刻参り(おかみのかみへのうしのこくまいり)』
ランク:E~A 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
貴船の祭神より賜った般若面。
装着者は荒御魂の加護、呪術及び呪の媒体にもなり得る神の力の結晶たる薙刀を得る。
丑の刻に儀式を完遂するごとに般若面の能力は強化されていき最終日には「丑三つ時の百鬼夜行」を使用可能になるほどの妖力が齎される。
また、薙刀には縁切り神の側面としての力を宿し儀式が進行していればサーヴァントとマスターの魔力のパスはおろか、契約そのものさえ断ち切る。
『善知鳥安方・怨天新皇(うとうやすかた・おんてんしんのう)』
ランク:E~A++ 種別:対人/対軍/対城宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
キャスターの父の骨から生み出された怨念を纏いし餓者髑髏。
死霊や怨念、また土地や地脈を汚染し過去の情報を読み取り染み付いた負の思念さえ貪り尽くす。
人間程度の大きさだが、次第に巨大強力な存在へ、怨念も深くなるにつれ汚染、腐食、物理的側面としての力を有する存在へ成長する。
一定の成長を迎えることで、大怨霊と恐れられた■■■の力が覚醒、力をその身に内包し魔力を血肉とした存在へ昇華される。
昇華された餓者髑髏は周囲に七つの髑髏が浮遊し、その一つ一つが怨念や負の思念が凝縮された悪性情報の塊にして強力な呪詛でもある。
真名開放により髑髏が放つ超高密度の呪詛と数多の死霊による死の奔流、環境を怨嗟溢れ瘴気満ちた魔境に塗り潰し、生命を尽く捕らえ擂り潰し滅する。
【解説】
承平天慶の乱にて討たれた■■■の娘。本名は五月姫。
一族郎党を滅ぼされた中で生き残った彼女は復讐心を胸に丑の刻参りで有名な貴船神社に丑三つ時に参るようになり、
やがて貴船明神の荒御魂によって呪術を授けられ五月姫から滝夜叉姫に改名。下総国に戻り弟の平良門と共に夜叉丸や蜘蛛丸等多くの手下を集めた彼女は朝廷に対し反乱を起こした。
そして朝廷側の大宅太郎光圀や山城光成と激闘を繰り広げたが最後は陰陽術によって敗れた。死の間際、滝夜叉姫は改心して父の元へと昇天したと言われている。
また、滝夜叉姫と同一視される如蔵尼という人物は病により地獄に落ちるが心の清い彼女は地蔵菩薩により救われ蘇生し、そのまま彼女は80歳余りまで生き天寿を全うしたという。
これは滝夜叉姫が復讐心を募らせる前の罪穢れ無き善良な少女だった頃の名残りなのかもしれない。
最終更新:2023年11月03日 23:07