【元ネタ】北欧神話、『デンマーク人の事績』
【CLASS】
ライダー
【マスター】
【真名】バルデルス
【性別】男性
【身長・体重】191cm・99kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力B+ 耐久A 敏捷B 魔力C 幸運A- 宝具A++
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
騎乗:A
幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。
【固有スキル】
光明の神核:B
世界に光を齎す神であることを現すスキル。神性を含む複合スキル。
半神ではあるもののあくまで英霊であるライダーは本来神核を持たないが、
ライダーと同じ大神の子であり同一視される神霊バルドルの分霊がその身に宿り、半ば疑似サーヴァントのような状態となっている。
それによってバルドルに由来する一部スキルや宝具を借り受けているが、パーソナリティはほぼ半神の戦士としてのライダーそのままである。
魔力放出(光/古):A
神霊バルドルに由来するスキル。
聖人系サーヴァントの一部が有する亜種魔力放出とは似て非なるスキル。
光の形態をとった魔力を放出し、戦闘力を増強する。
嵐の航海者:B-
船と認識されるものを駆る才能。
集団のリーダーとしての能力も必要となるため、軍略、
カリスマの効果も兼ね備えた特殊スキル。
半神の戦士としての側面が強いライダーは本来のスキルよりも若干効果が落ちている。
戦闘続行:A
往生際が悪い。
瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。
ライダーは己の弱点を突かれても三日間生き延びたという。
【宝具】
『壮麗なる暁の航界(フリングホルニ)』
ランク:A++ 種別:対城宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:800人
世界中の如何なる船よりも大きいとされるバルドルの所有する神代の超弩級戦艦。
神々ですら巨人の力を借りなくては動かせぬ程の超重量を持つ神鉄で作られた船体、各区間に刻まれた神代ルーン文字による魔力障壁と飛行機能、
船のエネルギー源として取り込まれた増殖するドラウプニルを始めとした焚べた物体をエネルギーに変換する魔力炉心、
最高ランクの魔力放出(光)に匹敵する出力を持つ魔力砲台などを備える。
奥の手として全機能を推進力に集中させ、敵に突撃する対城級超質量攻撃も存在する。
温厚な性格故に闘争に不向きなバルドルと比較してライダーは攻撃性能こそ引き出せるものの、本来の担い手ではないため純粋な操船技術では一歩劣る。
『不翳の曙光(ヴェグタムスクヴィーダ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
ミミングが持つ剣以外のいかなる武器にも貫けないと言われたライダーの不死性。
与えられたダメージ数値の±を反転させ、その数値分の回復へと変換する。
その特性上、毒物や呪いを体内に滞留させパワーソースに転換するといった芸当さえも可能。
しかし不死殺し・
神殺しの特性を持つ武具には効果を発揮しない他、ドレインによる力の減少には無力であり、
特にヤドリギによる負傷は伝承補正により消滅が確定する程の決定打と化す。
【解説】
ゲスタ・ダノールム(デンマーク人の事績)に登場する半神。北欧神話のバルドル。
英雄として描かれる
ホテルス(北欧神話のホズに相当)の敵。
オーティヌス(北欧神話における
オーディン)の息子であり
ミミングの剣を除いて如何なる武器にも傷つけられない不死身の肉体の持ち主だった。
また、三匹の蛇の毒を混ぜた特殊な食料を食べて剛力を得ていたという。
しかし、ゲヴァルス王の娘ナンナを我が物とするため、
その許嫁である英雄ホテルスを殺害せんとした事が彼の命運を暗転させる。
英雄ホテルスは相思相愛のナンナを奪おうとするバルデルスに激しく憤り、
ナンナの父ゲヴァルス王の助言も受けて、バルデルスを唯一傷つけられるミミングの剣(と無限の富をもたらす腕輪)を獲得。
バルデルスは神々の軍勢を率いてホテルスの軍勢と戦うも、敗北するという失態を見せる。
その後、幾度かの戦いでホテルスを追い詰め、ゲヴァルス王の元へと追いやるも、
その過程で恋するナンナがホテルスと結婚したことを知り、恋破れたバルデルスは歩くことさえできない程に憔悴。
それでもホテルスとの戦いをやめることはなく、
ミミングの剣で脇腹を傷つけられても、三日もの間、傷の痛みで命を落とすまで戦い続けた。
息子を殺されたオーティヌスは憤り、ルテニアの王女リンダに半神ボーウスを産ませ、バルデルスの仇を討たせたという。
最終更新:2023年11月01日 23:25