ラーフ

【元ネタ】インド神話
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】ラーフ
【性別】男性
【身長・体重】170cm・69kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷A+ 魔力B 幸運D 宝具EX
【クラス別スキル】
気配遮断:-
 気配遮断スキルは「暗蝕の黄幡」によって失われている。

【固有スキル】
暗蝕の黄幡:A
 日月を喰らう不可視の凶星としてのアサシンを示すスキル。
 対太陽・対月への特攻と、闇と同化する事による高ランクの「影灯籠」に類似する隠蔽能力を有する。
 隠蔽の精度は光が差す中でもアスラの魔性を隠し通し、神々の集いに溶け込めるほど。
 太陽神・月神に連なる者はこのスキルによる隠蔽の看破に大幅な補正が掛かるが、それには大いなる日月の捕食者の逆襲を覚悟するべきだろう。

修羅の魔:A
 鬼種の魔の亜種スキル。
 アサシンはインド神話由来の魔神族であり、名称が変化している。
 天性の魔、怪力、カリスマ魔力放出等との混合スキルでもある。
 アサシンの場合、魔力放出の形態は「闇」で無明の暗黒を齎す。

凶兆の計都:A
 ナヴァグラハ・ケートゥ。
 自身の胴体の霊基から自身の息子であり分身であるケートゥを32体まで作り出し、使い魔として使役する。
 天災地変、敵の侵入、王の死などの凶兆を示すケートゥは「幸運を喰らう」能力を持っており、攻撃を喰らえばたちまち幸運ステータスが激減してしまう。
 アサシンの前では、些細なミスさえ命取りになりうる。

【宝具】
『星羅を貪食せし晦冥(マハー・グラハ)』
ランク:EX 種別:対星宝具 レンジ:99 最大捕捉:1
 唯、怒りと食欲のままに星を貪る。
 アサシンの異称「偉大なる捕食者」の名を冠した宝具。
 頭部を胴体から切り離し、ブラックホールと見紛う威容を持つ、星を喰らい尽くす巨大な竜頭にその身を変ずる。
 その口腔には暗黒天体の如き重力場が形成され、最至近の対象には最大3ランクもの敏捷ステータスへの負荷が掛かる。
 また、アサシンの持つ対太陽・対月特効をさらに跳ね上げ、それらの属性を持つ者を喰らう事で一部のスキルと宝具を簒奪する。
 この状態のアサシンは神酒アムリタによる不死、不滅性を取り戻しており、それらに対する特効性を持たない干渉で倒すことは不可能に近い。
 一方で、継続時間の短い蝕の化身としての真体でもあるため、この宝具の展開時間は仮に聖杯級の魔力源をアサシンが確保していたとしても皆既食の最長記録である7分強に限られる。

【解説】
 インドにおける天地創造神話「乳海攪拌」にて登場するアスラの一柱。ラーフとは「捕らえる者」を意味する。
 不老不死の霊薬アムリタを作り出すために神々はアスラ族にアムリタを分け与えることを条件に協力を要請。
 その後、千年に渡る大事業を終えてアムリタを手にしたアスラ達であったが美女に化けたヴィシュヌに欺かれ霊薬を神々に奪取されてしまう。
 アムリタがアスラの手に渡る前に服用せんと目論んだ神々であったが、その中には巧みに神群へ紛れ込んだラーフの姿があった。
 しかし、ラーフに気付いた太陽神スーリヤと月神チャンドラの声に応じたヴィシュヌのチャクラムによってラーフの首は断たれる。
 だが、既に服用していたアムリタの効力が喉にまで及んでいたラーフは死なず、天へ昇り告げ口を行ったスーリヤ、チャンドラを追う姿なき闇の星と化した。
 伝承において日食・月食はラーフがスーリヤとチャンドラを喰らう様だとされ、砕かれた彼の五体もまた、首とともに天に昇り32の凶星となったという。
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最終更新:2023年11月01日 23:10