劉秀

【元ネタ】史実
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】劉秀
【性別】男性
【身長・体重】168cm・60kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷B 魔力B 幸運A+ 宝具B+
【クラス別スキル】
騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

【固有スキル】
皇帝特権:EX
 本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
 ランクがA以上の場合、肉体面での負荷(神性など)すら獲得する。
 知謀と武勇に秀でた並外れた才覚はもはや人間が敵対できるものではないと謳われた。

柔能制剛:B+
 兵法書『三略』に記された柔らかくしなやかな者が剛強な者に勝つことができるという術理。
 心眼(真)・軍略等の効果を併せ持つ複合スキルであり、力の強弱に左右されない戦闘を可能とする。
 このスキルを持つ者にとって、通常のパラメーターによる優劣は意味のないものとなる。

復権のカリスマ:A
 帝位の簒奪者・王莽の悪政により一度滅びた漢王朝を復権させたセイバーが有する、カリスマの亜種スキル。
 前漢の政策を改良した上で引き継いだセイバーの志は受け継がれ、
 約200年後の後漢最後の皇帝である献帝を傀儡とした曹操ですらそれだけは汚せなかったという。

【宝具】
『志操の二十八宿(われにつらなり、ふううんにじょうじよ)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~60 最大捕捉:300人
 セイバーは一度は滅亡した王朝の復興を旗印として立ち上がり、二十八人の功臣を従えて禍乱を平定、天下統一を成し遂げた伝えられている。
 その際に臣下を通じて難事を未然に防がせたというセイバー自身の深謀遠慮が形となった宝具。
 セイバークラスでは神の如き知謀を通じた先読みによる制圧の剣技として発現する。
 またセイバーに仕えた雲台二十八将が二十八宿に対応して変じた28種の動物による援護を受けることが出来る。

【Weapon】
『赤霽剣(せきしょうけん)』
 高祖が持つ宝剣。
 宝剣に嵌め込まれた宝石は魔力と共鳴して斬れ味が増す。
 セイバーは漢を復興させた者として所持している。

『秀覇剣(しゅうはけん)』
  南朝梁【古今刀劒録】によると庶民時代に南陽の岳山で拾い生涯に渡り愛用したという。

【解説】
 史上初帝国の復興を成し遂げ後漢王朝を築き上げた人物。
 名は劉秀と言い、高祖劉邦に連なる劉氏の血筋であるが生まれは平凡であり、馬が買えないほどには裕福ではなかった。
 性格は慎重且つ物静かな性格である。
 若い頃は長安で学術を学んだ他、多くの才能を持つ事から後世では生きた超人なのでは?と訝しむほどである。
 そんな彼は日の目を見る様になったのは新王朝を築いた王莽による数々の失策であろうか。
 各地で叛乱が勃発するようになると彼の兄である劉縯もまた反乱の狼煙を上げようと兵を募ることとなる。
 しかし、思うように兵士は集まらなかった。
 だが、劉秀が参加の意思を表明すると「慎重な劉秀が参加するならば」と多くの人が劉縯の反乱軍に加わるようになる。
 彼等の軍は戦場を幾度も勝ち抜い行き、途中で兄の死という悲劇にも合うが多くの好漢が彼の元へと集っていく。
 劉秀は政治の他に武勇にも長けており、それを物語るのが昆陽の戦いでの活躍だろう。
 かの戦場では100万(兵士は40万人という説)の新軍に城を包囲されたがわずかな兵を率いて脱出し、三千の兵を集めて進軍を撃破するという偉業を成したとされる。
 この様子を見た外国の使者の心胆を寒からしめた。
 こうして彼は荒れ果てた中華の土地を統一し後漢の初代皇帝へと即位した。
 彼は奴卑解放や租税軽減、軍士帰農などの善政を敷き、中華史上最高の名君の一人として名を残した。
 こうした事から中華史上最高の名君の一人として名が挙げられる。
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最終更新:2023年09月12日 18:58