【元ネタ】史実
【CLASS】
アーチャー
【マスター】
【真名】プトレマイオス
【性別】男性
【身長・体重】182cm・78kg(第1、第2再臨)/210cm・142kg(第3再臨)
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷C 魔力A 幸運A++ 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:B
分割思考(王):A
アトラス院の
分割思考と似て非なるもの。
訓練によって身につけた技術ではなく、そのようにプトレマイオスは生まれついた。
必ずしも神秘を必要としない能力であるため分かりにくいが、現象としてはある種の超能力に近い。
叡智への接触:EX
自らの宝具たるアレクサンドリア大図書館にアクセスすることで、保存されている自らの霊基情報を取得し、変換する。
これによって、プトレマイオスは最適な姿と能力で敵を迎撃することが可能である。
【宝具】
『月は知らず、久遠の光(ファロス・ティス・アレクサンドリアス)』
ランク:B++ 種別:対城宝具 レンジ:0~50 最大捕捉:100人
ファロス・ティス・アレクサンドリアス。
ギリシャ語では『ΦΑΡΟΣ ΤΗΣ ΑΛΕΞΑΝΔΡΕΙΑΣ』。
世界の七不思議にも数えられる『アレクサンドリアの大灯台』は、実に五十六キロ先の 相手を探り当てることも、海岸線の船を焼くことも可能だったという。
サーヴァント・プトレマイオスが宝具として扱うのは、この大灯台の要となる「鏡」である。
若かりし頃の
イスカンダルとの征服行で手に入れた鏡は、あらゆるエネルギーを強烈な光と熱に変換する。
普段は鎧の内側に仕込んでおり、後に神官団を組織することになるプトレマイオスの生来の魔力を喰らうことで、強烈な光の奔流を放つのである。
アルキメデスの宝具『集いし藁、月のように燃え尽きよ』と似て非なる宝具。
『王の書庫(ビブリオテーケ・バシレイオー)』
ランク:A+ 種別:結界/対軍宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:100人
ビブリオテーケ・バシレイオー。
ギリシャ語では『ΒΙΒΛΙΟΘΗКΗ ΒΑΣΙΛΕΙΟΥ』。
プトレマイオスとその息子が協力してつくりあげたという、アレクサンドリア大図書館を召喚する。
ただし、この宝具によって召喚されるアレクサンドリア大図書館は、当時のプトレマイオスがアトラス院と協力することによってつくった「もうひとつのアレクサンドリア大図書館」と合一したものである。
賢者の石と同じフォトニック結晶の樹木が生えて、アトラス院の知恵を味方全員に与え、同時にその防衛機構を使って敵を攻撃する。
アトラス院の知恵を与えられたものは、一時的に
高速思考・
分割思考状態を付与・増強される。
これはアトラス院の錬金術師が持つのと同じ、未来視的な状態である。
『灰燼の叡智』
ランク:EX 種別:対史/対城宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
ソーテール。
ギリシャ語では『ΣΩΤΗΡ』。
厳密には、第三宝具ではなく『王の書庫』と『月は知らず、久遠の光』の二重融合宝具である。
『王の書庫』に眠るアトラス院の情報を、『月は知らず、久遠の光』によってすべて魔力の光に変換して放出するというもの。
プトレマイオスの体中に結晶の樹木が絡めついて、彼を固定。その後、光を更に拡大するための結晶レンズを複数生み出し、プトレマイオスというサーヴァントを砲門の一部につくりかえてしまう。
アレクサンドリア大図書館が最後に燃え落ちたという伝承から生まれるその光は、人類史を熱量に変えた、かのビーストの光と本質的に同じものである。
ただし、前提から分かるように、この宝具の使用は『王の書庫』へのアクセスを不可能にしてしまい、『月は知らず、久遠の光』さえも破壊し、さらにプトレマイオス自体の霊核も砕いてしまう。
つまりは、三重の壊れた幻想トリプル・ブロークン・ファンタズムである。
ソーテールとはプトレマイオスの二つ名であり、救世主、救済者、守護者という意味。全身全霊で守ってきた叡智の何もかもを燃やし尽くすその瞬間にこそ、真なる救済は現れる。
最終更新:2023年11月05日 08:30