ガイウス・プリニウス・セクンドゥス

【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ガイウス・プリニウス・セクンドゥス
【性別】男性
【身長・体重】181cm・74kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷C 魔力A 幸運B 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

騎乗:B
 ライダーにしては騎乗能力が高くはなく、クラスの恩恵でこのランクになっている。
 このランクでは本来幻獣・神獣ランクの獣を乗りこなすことは出来ないが、『嵐の航海者』スキルにより
 幻想種達を指揮することで、例外的にその背に乗ることも可能。

【固有スキル】
博覧強記:A
 寸暇を惜しんで『博物誌』を著した過程で獲得した広範な知識。
 知識判定、情報収集、真名看破、推理などにおいて有利なボーナスを得る。

伝承再現:B
 『博物誌』に記載された技術を一時的に自分の物として使用する特殊スキル。
 Bランクであれば、原型(モデル)となった記述に関連したスキルをB〜Cランクの精度で再現できる。
 ライダーの場合、『博物誌』の天文学、農耕、医術、建築等が該当。

嵐の航海者:C+
 船と認識されるものを駆る才能。
 集団のリーダーとしての能力も必要となるため、軍略、カリスマの効果も兼ね備えた特殊スキル。
 ローマ西部艦隊の司令長官の任に就いていた経歴もあり、指揮官としての能力に長けている。
 このスキルによって宝具『驚嘆すべきこの世界』で召喚された幻想種を使役することが可能となる。

【宝具】
『驚嘆すべきこの世界(ナチュラリス・ヒストリア)』
ランク:B〜A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜30 最大捕捉:300人
 ライダーの綿密な調査によって著された、自然や芸術に関する百科事典。
 その中には秘境に隠れ棲む幻想種や精霊についての記述も多数あり、
 艦隊司令官でもある彼がライダークラスの霊基を得たことでそれらの幻想種や精霊を召喚、指揮する"魔物使い"として定義された。
 記述されている幻想種及び精霊は双頭の毒蛇アンフィスバエナ、火の精霊サラマンダー、不死鳥フェニックス、
 Bランク相当の石化の魔眼を持つカトブレパス、それと同質の魔眼に加えて非常に伝導性の高い猛毒を持つバジリスク、
 人喰いの合成獣マンティコア、一角獣ユニコーン、天馬ペガサス、人魚の姿をした精霊ネレイス、同じく人魚の姿で時に神と称されるトリトン、
 エジプトの神獣アピスにスフィンクス、インドの竜種ナーガ、等々非常に多岐に渡るが、強力なものほど魔力消費と制御難易度が上昇していく。
 また、現界後にライダーが新たに調査することで更なる幻想種や精霊を『博物誌』に追記し召喚、指揮することも可能。

【解説】
 大プリニウスの呼称で知られる古代ローマの博物学者にして、
 地理学や天文学、動植物や芸術といった
 当時におけるあらゆる知識を包括した書物である『博物誌』の著者。
 彼が『博物誌』を執筆した背景には自然法則を理解した上での
 倫理的な生き方を是とするストア派の思想があり、
 『博物誌』以外にも102作に渡る歴史や科学に纏わる著作を残したが、
 現存する著作は『博物誌』のみとなっている。
 軍隊、法学、皇帝代官と様々な職を経た末に、ウェスパシアヌス帝に仕える要職に就任。
 一日の大部分を自由に使える環境を活かし、
 ネロ帝の治世から草稿を纏めていた『博物誌』の大半をこの時期に書き上げたという。
 その最期はローマ西部艦隊の司令長官の任に就いていた際に、
 かのポンペイを壊滅させたヴェスヴィオ山の大噴火に遭遇し、
 火山現象の調査と友人の救出を目的としてスタビアエに上陸した結果、
 噴煙による窒息死を遂げたと伝えられている。

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最終更新:2024年02月05日 10:30