アウトリュコス

【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】アウトリュコス
【性別】男性
【身長・体重】180cm・69kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷A 魔力C 幸運A 宝具B
【クラス別スキル】
気配遮断:A
 サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
 完全に気配を絶てば探知能力に優れたサーヴァントでも発見することは非常に難しい。
 ただし自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。

【固有スキル】
神性:B 
 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
 アサシンは伝令神ヘルメスの息子である。

詐術の閃き:A-
 ここぞという時に発揮される機転の良さ。
 アサシンは己の弁舌術で言葉巧みに相手の心理を揺さぶり自分に有利な状況に導くことが出来る。
 しかしシーシュポスとの知恵比べで敗北した事からアサシンと同等かそれ以上のの知能の持ち主に対しては効果を発揮出来ない。

幻術:B
 魔術の中でも、特に幻術に秀でた事を示すスキル。
 このレベルでは人の認識を惑わし、物体の色や形の偽装は勿論、透明に見せかける事も可能。

獣畜審美:B
 動物、畜産物に対する執着心。
 獣や幻想種、或いはそれらの要素を具えるサーヴァントを目にした場合、高確率で真名を看破する。
 父であるヘルメス神は元々牧畜の神でもあった。

単独行動:A
 本来はアーチャーのクラススキル。
 マスター不在でも行動できる。
 ただし宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合はマスターのバックアップが必要。

【宝具】
『簒奪齎す虚構の誓約(クリオフォロス)』
ランク:B 種別:対物宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:1人
 盗賊の神にして魔術の神でもある父ヘルメスから授かった窃盗と偽誓の術。
 幸運判定に成功することで、対象が所有する物品を盗み自身に所有権を移す他、魔術的な契約を無かったことにし、
 スキル『幻術』と合わさることで発覚を遅らせることも可能。
 物品であれば宝具も盗みの対象となるが、当然ながら本来の担い手ほど使いこなすことは出来ず、真名解放も不可となっている。
 また、サーヴァント契約そのものも後から無かったことに出来るため、魔力供給が途絶える代わりに令呪による強制からも逃れることが出来る。

【解説】
 ギリシャ神話に登場する盗みの名人。
 彼は盗賊神ヘルメスと人間の女性キオネの息子であり、父ヘルメスから盗みと偽誓の術を授かった。
 触れたものの不可視化や、白い獣を黒く、黒い獣を白く姿を変えたり、角を持つ獣から角を取り去り、角を持たない獣に取り付ける幻惑を可能としていた。

 イアソンオデュッセウスは彼の孫にあたり、またヘラクレスにレスリングを教えた師であり、イアソン率いるアルゴノーツの一員でもあったなど著名なギリシャ英雄たちとの縁が深い存在である。

 彼はコリントスにてシーシュポスの家畜を度々盗み、幻惑の術で家畜の姿を変えて犯行を誤魔化していた。
 しかしシーシュポスの知恵はアウトリュコスの上手を行き、家畜の蹄にSSの文字を刻んで彼の犯行を証明した。
 これが切欠となってシーシュポスはアウトリュコスの娘であるアンティクレイアと交わり、後の大英雄となるオデュッセウスが誕生したという。

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最終更新:2025年11月14日 23:09