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タンクレード・ディ・レッチェ

【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】タンクレード・ディ・レッチェ
【性別】男性
【身長・体重】164cm・58kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷B 魔力C 幸運D 宝具C+
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
嵐の航海者:B-
 船と認識されるものを駆る才能。
 集団のリーダーとしての能力も必要となるため、軍略、カリスマの効果も兼ね備えた特殊スキル。
 軍司令官時代には海軍を率いて遠征へ向かい、東ローマ帝国を脅かすも、
 共同で進軍していた陸軍が帝国軍に打ち破られたため、退却を余儀なくされるなど
 手腕は確かだが、運悪く不測の事態によって失敗に追いやられる事も多々あった。

黄金律(凶):C-
 シチリア王に即位したライダーは前王グリエルモ2世の遺産を押収し、その妻ショーンの寡婦財産も差し押さえた。
 彼らの財産をライダーは使えるが、使うほど災難がライダーに齎される。

友誼の証明:B
 敵対サーヴァントが精神汚染スキルを保有していない場合、相手の戦意をある程度抑制し、話し合いに持ち込むことができる。
 聖杯戦争においては、一時的な同盟を組む際に有利な判定を得る。
 一度はかの獅子心王の怒りを買うも、和睦した後には抱擁を交わし合い、互いに贈り物を送るほどの友好関係を築いたとされる。

【宝具】
『古都侵せ、帆靡かせる櫂船(ガレーラ・シチリアーナ)』
ランク:C+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~20 最大捕捉:前方展開15隻
 軍司令官としてエジプトや東ローマ帝国の首都を脅かしたエピソードの具現化。
 大軍を乗せたガレー船団を敵陣を包囲するように展開、
 船首に取り付けられた衝角による突撃、乗員が担う刀槍といった白兵武器、
 弩や柱から落とされる重石などの飛び道具、火矢や火薬といった焼夷兵器による集中攻撃を行う。
 難攻不落のコンスタンティノープルを第4回十字軍に先駆けて護りの手薄な海側から侵攻し追い詰めたことから、
 城塞や結界の弱点を見抜く戦略眼も含まれる。
 また、ガレー船の一部または全てを破棄することで宝具『約定された交誼の剣』の強化に充てることも可能。

『約定された交誼の剣(カリブルヌス・ディ・レオーネ)』
ランク:D~B+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~70 最大捕捉:1~1000人
 『獅子心王』リチャードI世が親交の証としてライダーに贈ったとされるアーサー王ゆかりの剣。
 本来は獅子心王自身が生前に得た『神秘』があってはじめて光の斬撃を放つ聖剣エクスカリバーとして扱うことが出来る代物。
 そのため、ライダーが使用しても多少の神秘を持った装飾剣の域を出ないはずだが、
 生前のライダーがこの剣の返礼として獅子心王にガレー船を贈ったことから
 「この剣はガレー船数隻に匹敵する代物である」という価値が付与されるに至った。
 ライダーが対価を支払う毎に相応しいだけの聖剣としての性能を発揮する。
 ただし、決して本物の『星の聖剣』に辿り着くことはない。
 例え、本物のエクスカリバーを対価に捧げたとしても。

 【解説】
 シチリア王国ノルマン朝の第4代国王。タンクレーディとも。
 初代国王ルッジェーロ2世の長男ルッジェーロ3世とレッチェ伯アッカルド2世の娘エンマの間に生まれた庶子。
 祖父であるアッカルド2世から「レッチェ伯」の称号を受け継いだため、タンクレード・ディ・レッチェと呼ばれる。

 先王グリエルモ2世の治世ではレッチェ伯・シチリア軍司令官として仕えた。
 グリエルモ2世が後継者がないまま亡くなると、後継候補として叔母のコスタンツァと
 その婿である神聖ローマ皇帝ハインリヒ6世が挙げられたが、シチリア王国の国民は
 外国の皇帝に支配されることを嫌い、グリエルモ2世の重臣がタンクレードを推薦し、
 教皇領をハインリヒ6世の領土に挟まれることを嫌った教皇クレメンス3世の後押しもあり、
 タンクレードは第4代シチリア国王として即位することとなった。

 庶子であるタンクレーディの即位には不満を持つ貴族も少なくなく、
 内からは貴族の反乱、外からはハインリヒ6世の侵攻を受ける苦難の治世を送ることになる。
 ハインリヒ6世の進軍を阻み、即位直後の危機を切り抜けたタンクレードだったが、
 先王の未亡人であるジョーンの扱いを誤ったことで、今度は別の方面から危機が迫ってきた。
 タンクレードは彼女を修道院へ入れたばかりか寡婦財産、グリエルモ2世の遺産まで差し押さえたが、
 ジョーンはイングランドの獅子心王 リチャードI世の妹であり、
 十字軍遠征でシチリア島に滞在していたリチャードは妹の扱いを知り激怒。
 リチャードはジョーンの身柄と彼女の持参金を返すようタンクレードに要求するも
 タンクレードがこれを渋る様子を見せると、リチャードは武力を行使し、町を征服した。
 たまりかねたタンクレードは要求を飲みジョーンを解放、娘をリチャードの甥アーサーに嫁がせること、
 引き換えにリチャードから軍事援助を受け取ることを約束した。
 タンクレードはリチャードからアーサー王に由来する剣・エクスカリバーを贈られ、
 お返しにガレー船15隻を贈るほどの友好関係を築いたという。

 その後も神聖ローマ帝国の進軍を受け、これを撃退するも、息子と重臣を相次いで失い、
 リチャードもハインリヒ6世に捕らえられ、孤立していく中、タンクレードも病死してしまった。
 王位は次男のグリエルモ3世が継いで母シビッラが摂政となったが、
 幼少であったために統率が取れず、再侵攻して来たハインリヒ6世によって王都は陥落した。
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最終更新:2026年05月16日 18:07