【元ネタ】
シャルルマーニュ伝説
【CLASS】
セイバー
【マスター】
【真名】ロジェロ
【性別】男性
【身長・体重】185cm・90kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷B 魔力D 幸運E 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
二工程以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法等、大がかりな魔術は防げない。
セイバーのクラスとして、このランクはすさまじく低い。
騎乗:C
騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、
野獣ランクの獣は乗りこなせない。
【固有スキル】
内助の功:-(A+++)
配偶者の手助けにより、不利な状況を改善するチャンスを得る。
このスキルのランクと効果は夫婦の仲に左右され、
元のランクならば時として奇跡のような事も発生する。
しかし聖杯戦争の制約上、効果は発揮されない……はずである。
一気呵成:B+
攻撃すればするほど勢いを増す。ターン経過毎に命中率が増していくスキル。
特に、一騎打ちで敵の反撃を封じることを得意とする。
カリスマ(偽):C
人を惹きつける、高潔な精神と誠実な人格。
効果は強いものではないが、魔力的なものではない為抵抗は難しい。
しかしこれらの人望は、時に予期せぬ事態を招くこともある。
【宝具】
『信ずるに値するもの(ベリサルダ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~2 最大捕捉:1人
ある英雄を殺すため魔女によって鍛えられた、幻想を消滅させる対英霊兵装。
その刃の前にはあらゆる魔術はおろか、星や神格からの加護さえも無効化される。
結果、この剣による攻撃を防ぐには魔術や加護といった神秘よりも、
物理的なCON(耐久)が必要となる。
『武勲の連星(バロー・ヘクトール)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
ヘクトルの武勲によって、宝具に昇華したヘクトルの盾と鎧兜。
戦場において、ヘクトルへの信仰による加護を与える。
装備者が相対する一騎以外から攻撃を受けた場合、
防御障壁が自動的に発生、ダメージを削減する。
『永久の愛(ジュテム・モナムー)』
ランク:- 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
因果律を超越した愛の具現。一種の奇跡そのもの。
ロジェロが危機に陥った時、保有するサーヴァントのクラスを上書きする形で、
新たなサーヴァントとして、
ブラダマンテが自動的に顕現する。
ブラダマンテはAランクの
単独行動スキルを持つマスター不在のサーヴァントであり、
令呪の束縛を一切受けず、ロジェロの危険が去ると強制的に座へと送還される。
ブラダマンテは聖杯戦争本来のシステムを完全に無視したイレギュラーである為、
彼女が聖杯戦争に参加する限り、ロジェロは霊体化を解除する事ができなくなる。
【解説】
ヘクトルの末裔にしてイスラム軍の勇者。
義理堅く誠実、受けた恩は必ず返そうとする高潔な人物であり、
その名に恥じぬだけの武勇を備えた、まさに完全無欠の騎士である。
ロジェロは本来、アフリカ王アグラマンテの孫として生まれた王子だったが、
陰謀で父を亡くし、双子の妹とともに魔術師アトラントのもとで育てられた。
やがてフランス軍との戦争の最中、女騎士ブラダマンテと恋に落ちたロジェロは、
苦難に満ちた冒険の末、聖騎士としてシャルルマーニュ王に仕えるようになる。
その後、ブラダマンテを妃にせんとする東ローマ帝国軍との戦いを経て、
レオ皇太子の親友となったロジェロは、ようやく無事に恋人と結ばれたのだった。
しかしキリスト教に改宗すれば死ぬと予言されていたロジェロは、
七年後、"この世で最も腹黒い陰謀"に巻き込まれた末、
殺人の濡れ衣を着せられ、裏切り者に殺されてしまったという。
魔術師
マーリン、
モルガンの妹である魔女アルティナ、レオ皇太子、
義父アトラント、妹
マルフィーザ、ルノー、
アストルフォ、そして最愛の恋人ブラダマンテ。
生涯を通して数多くの災難に遭い、しかし敵味方問わず多くの人々に愛されたロジェロ。
彼の人生は確かに不運だったかもしれないが、決して不幸ではなかったに違いない。
最終更新:2014年11月15日 18:01