【元ネタ】黄金伝説抄、キリスト教圏の七勇士、聖ゲオルギウス伝説
【CLASS】
ライダー
【マスター】
【真名】ゲオルギウス
【性別】男性
【身長・体重】180cm・95kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久A+ 敏捷C++ 魔力D 幸運A+ 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:A
今よりも遥かに強力な魔術が使用されていた時代に、魔術師の呪文や儀式によって散々攻撃されたが、
まったく傷つくことがなかった。
その能力は"魔術師殺し"と呼んで過言ではない。
騎乗:B
ライダーにしては騎乗能力が高くはなく、伝説では竜との戦いでも馬から降りて戦っている。
ライダーのクラスの恩恵でこのランクになっているが、実状は彼ではなく愛馬・ベイヤードが優秀だと言える。
【固有スキル】
戦闘続行:A
致命傷を受けない限り生き延びる大地の加護。
豊穣神をルーツとする、とてつもない生命力。
その力は同時に人々からの「戦い続けてほしい」という聖人に対する"期待"の象徴になっている。
直感:C
戦闘時、常に自身に最適な展開を感じ取る能力。
ただし、防御のためにしか働かない。
ゲオルギウスはこの能力を"相手が戦うべき敵か否か"を即座に判断するために使用する。
守護騎士:A+
他者を守る時、一時的に防御力を上昇させる。
数多くの国や地域の守護者であるゲオルギウスは常に「守ってくれること」を期待される。
そしてその期待が、彼に無限の守護の力を与えるのだ。
殉教者の魂:B+
精神面への干渉を無効化する精神防御。
ゲオルギウスは幾度となく棄教を迫られ、数え切れないほどの拷問を受けながら、
一度としてその責めに屈しなかった強靭なる信仰の持ち主である。
神性:C
聖人として世界中で崇敬されており、神性は小宗教や古代の神を凌駕する。
"ゲオルギウス"とは大地を耕すという意味の言葉で、その起源は中東の豊穣神・バールにまで遡る。
【宝具】
『力屠る祝福の剣(Ascalon アスカロン)』
あらゆる害意と悪意から持ち主を遠ざける
無敵の剣。
敵を倒すという意味での無敵ではなく、いかなる敵からも守るという意味での無敵。
守護の力を反転させることで、あらゆる鎧を貫き通す剣になる。
『汝は竜なり(Abyssus Draconis アヴィスス・ドラコーニス)』
対象を一時的に竜種へと変える対軍宝具。
見た目は赤い十字が描かれたサーコートだが、厳密にはゲオルギウスの堅固なる信仰
そのものであり、サーコートは宝具を発動させるための焦点にすぎない。
『
竜殺し(Interfectum Dracones インテルフェクトゥム・ドラーコーネース)』
アスカロンの力と、ゲオルギウスの竜殺しの力を複合して発動させる対人宝具。
竜種に対して大ダメージを与える。
近距離では剣の姿で、遠距離では剣の弾いた光が投げ槍の姿を取って敵を討ち貫く。
『幻影戦馬(Bayard ベイヤード)』
「キリスト教圏の七勇士」に登場する、ゲオルギウスを誘拐した魔女が彼に恋をして贈った魔法の白馬。
跨った者を無敵にし、致命傷となる攻撃を受けても、一度だけ無効化する。
【原案設定】
キリスト教の聖人。
規律正しく、高潔で弱者をいたわり、誰に対しても優しい。
どのような人間でも過ちを犯すし、過ちを犯すからこそよりよく生きるために努力できると考えている。
彼にとっては、罪を犯し他者を虐げる者さえも、暴力でしか己の心を支えられない弱き者となる。
だが、その暴力で誰かが傷つけられることを見すごしはしないし、剣を振るうべき時には躊躇しない。
旅行好きの彼は、現代ではカメラが特に気に入っている。
【解説】
主な逸話に、聖人伝説をまとめた『黄金伝説』と、より物語的な『キリスト教圏の七勇士』がある。
黄金伝説では生け贄を捧げて毒竜の怒りを鎮めている町に彼が通りかかり、槍を投げて毒竜を打ち倒す。
そして毒竜を捕らえ、この町がある国の全国民がキリスト教徒になることを条件にこれを殺した。
『キリスト教圏の七勇士』では魔女にさらわれて育てられるが、魔女が悪人だと気づいたゲオルギウスは
魔女を岩穴に閉じ込め、自分と同じ境遇の聖人を6人解放する。
その後エジプトで竜に生け贄として差し出されかけていた王女を救うため、
育ての親の魔女から授かった愛剣のアスカロンで鱗に覆われていない部分を攻撃し、竜を打ち倒した。
最終更新:2014年11月19日 23:58