基本スペック
駆動方式[FR]/ ミッション[5速]
初期馬力[175ps]/カーナンバー:[25-55]
全長:4,410mm/全幅:1,745mm/全高:1,320mm/最高速度:350km/h
プレイカテゴリー |
称号 |
ST無敗 |
【首都高無敗】 |
ワンメイクバトル |
【スタリオンキング】 |
エンジン形式バトル |
【直4選手権】 |
期間限定TA•1 |
【伝説のスタリオン】 |
期間限定TA•2 |
【俺のスタリオン】 |
車種限定バトル |
【グループA制覇】 |
解説
ギャランと並ぶ三菱のマイナー車。
全体的な性能は「コーナリング以外は」中の上レベルで、
どのコースでも「コーナリングに目を瞑れば」それなりに走れるクルマ。
コーナリング性能は中の下。幸いにも湾岸で最も曲がらない車代表のGTOよりはまだマシ。
高速域の伸びはR32より少し良い。加速は4では低中速域で若干鈍さを感じていたが、
5からは改善され全体的に加速力が良くなった。
駆動方式が登場する三菱車中唯一のFR。その為、コーナリング時はリアがかなり滑り易い挙動を示す。
幸い5DXからコーナリング性能が多少向上し、踏ん張る様になったが、反面直進安定性がかなり悪くなった。
回頭性はそこそこあるが、それにリアがついていかずインベタでなるべく走っても簡単にブレイクし、
頭を中心にすぐに角度が付いて車半分程度空くので、そこに鼻先をねじ込まれることが多い。
コーナー中に角度を大きく付けるとその分減速も大きくなるので、コーナー中はできるだけ角度を殺し、
アウト・イン・アウトをしっかりと心がけ、緻密なアクセルワーク・ステアリング操作を忘れずに。
また三菱車の中では全長が比較的長く、
バチコン(
ロケット)を食らい易いというリスクを抱えている。
車幅はギリギリ3ナンバーの為、R32やFD3Sよりも狭いので
擦り抜けはまだ容易なほうである。
ブーストは三菱車の例に漏れずかなり強めに設定されている。
対接触性能は相手車を押す力は弱いが、相手車に押された時の粘りは強い。
以上のことからちゃんとクルマの癖を掴み、乗りこなしさえすれば対戦でもそれなりに活躍できるだろう。
コーナーでリアがズルズル滑るため初心者には扱いにくいマシンだが、それ以外これといった欠点は無い。
とは言っても上級者もこのマシンを性能重視で使用している人は皆無。
大半の使用者は見た目重視でこの車両を選び、使い続けるのは「愛」が無いとなかなか堪えるマシンである。
性能の他に使用者を減らす原因が、知名度の低さ(湾岸4で初めてこの車の存在を知った人も多い)もさることながら、
一番はエアロの不遇さが大きな原因であると考えられる。これより、使用している人が極端に少ない為、かなり珍しがられる。
選択可能カラー
セルビアブラック |
ソフィアホワイト |
パレルモグレー |
グレースシルバー |
メキシカンレッド |
更新回数及び追加カラー
1 |
イエロー |
21 |
ブラック メタリック |
2 |
パープルブルー |
22 |
ホワイト |
3 |
ライトブルー メタリック |
23 |
ベージュ メタリック3 |
4 |
ゴールド |
24 |
ライトシルバー |
5 |
マルーン |
25 |
レッド |
6 |
ペールピンク |
26 |
イエロー3 |
7 |
ブルーグリーン メタリック |
27 |
ダークオレンジ2 |
8 |
イエローグリーン |
28 |
グレー メタリック |
9 |
ライトブラウン メタリック |
29 |
ピンク2 |
10 |
グリーン |
30 |
ダークグリーン2 |
11 |
コーラル |
31 |
オレンジイエロー メタリック |
12 |
ペールブルー |
32 |
ブルー メタリック |
13 |
ピンク メタリック |
33 |
ガンメタル |
14 |
イエロー2 |
34 |
ダークパープル メタリック |
15 |
ライトパープル |
35 |
ペールグリーン |
16 |
ミントグリーン |
36 |
ピンク |
17 |
ダークブルー メタリック |
37 |
ライトレッド |
18 |
パープルシルバー メタリック |
38 |
パールホワイト |
19 |
ダークピンク メタリック |
39 |
グリーン4 メタリック |
20 |
ライムグリーン |
40 |
スカイブルー |
エアロセット
エアロパーツのデザインがスタリオンの純正を生かしてないものが多い。
これはもともと純正エアロがなかなかアクの強いガンダムチックな形状の為、
エアロを装着すると素のスタリオンのデザインが大きく崩れ、そこに違和感を感じる人も多くなってしまうと考えられる。
このような事情から、装着するかしないかで好みが大きく分かれる。拘りのある人は注意しよう。
ちなみに、エアロを変えても珍しく車幅が全く変わらないクルマ(全長は変わるが)。
A:一昔前のヤン車のような出っ歯エアロ。極端なダックテールに、
リアはやたらダクトが開けられ、マフラーがセンター2本出しとなる。フロントの当たり判定がシビアになる。
B:
こちらのスタリオンが装着しているエアロに似ている。
ただし、ワンオフで制作した可能性アリ。
フロントとサイドの形状が、180SXの後期型(180SXのエアロC)に似ている。
フロントバンパーからウインカーが消える。(ウインカーはフェンダーとリアライトのみ。)
マフラーが左右2本出しになる。リアウイングレス。
C:フロントは頬を膨らましたような形になり、その中にフォグランプが搭載されている。
フロントバンパーにウインカーが無い。
ウィングはランエボウイングが装着される。
ちなみにこのウイングの付き方だとトランクがどうやってもウイングの高さ分しか開かない。
D:エアロBと似ているが、そちらとは違って若干重厚感がでる。
エアロBと比べるとサイド・リアの形状が多少異なる。
マフラーが両サイド2×2本出しに。リアウイングレス。(2回目)
E:他のエアロと比べると大分落ち着いた印象。リアバンパーが下部分を大胆に切り欠いた形状になる。
珍しくマフラーは両側出しがほとんどを占めるなかこのエアロとF、Gのみ右側一本。
F:純正エアロに大きめのダクトを開け、アンダー部分にカーボンのリップが装着される。
エアロのおかげで若干車高が低くなったように見える。珍しくGTウイングがよく似合うエアロ。
G:ポンティアック・グランプリのような長細いグリルが空いたバンパーを装着したエアロ。
サイドスカートも社外品が付く。リアバンパーは純正のまま。3D形状をした厚めのローマウントGTウイングが装着される。
H:エアロFをさらに派手にした感じのエアロ。車高が今までのスタリオンのエアロの比ではないほどギリギリになる。
というか分身、乱入対戦の登場シーンで思いっきり擦ってる。フロント、サイド、リア全てにカーボン製のカナードが付く。
リアウイングの形状により、車名等のエンブレムが全て隠される。マフラーは両側2×2本出し。
I:走行時など真後ろから見ないと分かりにくいがリヤフェンダーの後端にはダクトが開けられる。
全幅がかなり広がるためすり抜けに注意すべし。
J:Veilside製をモチーフにしたエアロ。
フロントは純正を活かしたような形状でホンダ・S2000ミレニアムモデル、リアはR34スカイライン風。
SPRINTER TRUENO GT-APEX(AE86)のエアロJと共通している。
K:マフラーは砲弾型のものが2本出し、パイクスピーク参戦マシンのような大型のGTウィングが装着される。
5DX+までのエアロ不遇っぷりがなんだったのかと思うようなエアロ。
ボンネット
A:ボンネット中央に大きめのダクトが1つ付く。
B:端&真ん中にダクト
C:シャークエラの形のダクトが3箇所に配置される。
D:別グレード、GSR-Xの純正ボンネットに似ている。ボンネットピン付き。
ダクト付きカーボン2:Dのダクト部分がカーボン化される。
ダクト付きカーボン3:左右に小さくフィン型ダクトが付く。
車種専用ウィング
A:デロリアン・DMC-12を髣髴とさせる、リアウインドルーバーが付く。
元々スタリオンのデザインがアメ車チックであることを考慮すると、益々デロリアンそっくりに見えてくる。
ルーバーの色はボディカラーまたは貼ったステッカーの色に変わる。
チームネームがほとんど見えなくなる。
B:スタリオンのようなハッチバック車ではあまり見かけない、他車種のを無理やりくっつけたような
エアロCより多少大きいランエボウイング。実際に真似すると走行中に離脱しそうなデザイン。良くも悪くも・・・。
エアロミラー
いつものガナドールタイプのミラー。
カーボントランク
ウィングレス
後ろ半分が黒い最初期のグループA仕様のラリーアートカラー。
スタリオンはサーキットとラリーの両方で活躍していたが、どちらにも同じカラーが存在する。
ただし、ゲーム中に登場するワイドボディのGSR-VRはワークスでレース、ラリーには参戦していない。
設定されているボディカラーの上にラリーアートストライプの入る他の三菱車とは異なり、
ボディカラーにかかわらず白ベースになるので色にこだわる方は注意。
雑記
- 知名度が湾岸マキシの登場車種の中でワースト3に入るほど極端に低い。おかげで湾岸でも使用者が極端に少ない。
それもその筈、アメリカ市場を意識していた為である(同社のエクリプスと境遇は似ている)。
- 生産年は'82~'90で総生産台数は日本海外合わせて11万台だが、うち国内にはたったの1万3000台。実質海外の方が売れていた車。
実際アメリカではクライスラーにOEMされ、傘下のダッヂ社とプリマス社から「コンクエスト」と名前を変えて販売していた。
国内生産台数1万3000台のうち、2600GSR-VRが823台(2000が73台)、残りは全てナローモデル(2600GSR-VR、2000GSR-VR以外のグレード)。
- しかし、国内に存在しているスタリオンはH22末で590台で、その内GSR-VRが半数以上の300台強を占めていた。
余談であるが、GX(ナローモデルでさらにノンターボ、一番売れなかった廉価グレード)は現在国内にたった6台だけ現存しているらしい。
- PS2ソフトで、マイナー車を採用することで有名なチョロQシリーズのHG4に「ドラオガ」という名で案の定登場した。
- 国内初の50タイヤ装着車。(前205/55R16、後225/50R16)
- 1984年に公開された映画、「キャノンボール2」に三菱が(もちろん非公式に)送り込んだチームという設定で登場した。
ドライバーは『007』シリーズで、鋼鉄の歯を持つジョーズで有名なリチャード・キールが演じ、コ・ドライバーはなんとあの ジャッキー・チェン 。
スタリオンと言えばジャッキー、といった切っても切れない関係である事を脳裏に植え付けた作品でもある。
もちろんノーマルで登場する訳が無く、さながらボンドカーの如くハイテクマシンに仕上がっている。
低空飛行中の飛行機から乱雑に投下されるシーンは本当にハイテクマシンなのか疑うが、
例を挙げると、ジェットエンジンがついていたり、オイルを撒き散らしたり、湖に飛び込んで潜水艦に変身したり、
走行中にジャッキを出して垂直上昇したり、パトカーの追跡を空を飛んでかわしたり、なんと車内でパックマンが出来たり。
(この画像の車両はレプリカ)
- この映画以降、ジャッキーの映画では頻繁にスタリオンが出演していた。
スパルタンXでは老婆がドライブする初期型のスタリオンがジャンプ・バックターンの華麗なドラテクを披露、
九龍の眼ではジャッキーのアパートの前を通りがかる初期型スタリオンが、
シティハンターでは、ジャッキアップされたブリスターの後期型スタリオンが出演している。
- さらに一時期ジャッキーは特別仕様車の真っ白なスタリオンを愛車にしていた時期がある。
残念であるが既に手放しており、数年前中部地方の中古車市場に並んでいたが、なんと300万円もの値が付いていた。
- 漫画『SS エスエス』(後に映画化)にも主人公の愛機として登場した。この映画でスタリオンを知った人も多い。
ただ、この映画でスタリオンを知った人はスタリオンはリトラではなく丸目4灯(下記参照)だと思っている人が多数・・・。
- 1980年代、WRCグループB用マシンで「スタリオン4WDラリー」というものが存在していた。
フロントのオーバーハングを稼ぐためノーズを切り落とし、新たに丸目4灯固定+フォグ2灯、
ブリスターフェンダーで武装、ビスカスカップリング式4WD化したもの。馬力はボアアップ等を行い、360psまで引き上げられていた。
オイルクーラーがリアウイングに移設されたものも存在する(GT4、GTPSPなどに登場している)。
1985年の"Longest Day of Nelson Ledges"24時間耐久レースで、ロールオーバーの大クラッシュを起こしながらも優勝し一躍その名を轟かせた。
と、この様にかなりの数のメディア出演、ラリー出場、果ては有名人の愛車であるにも関わらず、なぜか若者からの知名度は格段に低い。
最終更新:2024年04月20日 23:01