基本スペック
駆動方式:4WD / ミッション:6速
初期馬力:300ps(実車は480ps。なお5DX+までは馬力表示なし) / カーナンバー:37-99
全長:4,655mm/全幅:1,895mm/全高:1,360mm/最高速度:352km/h
プレイカテゴリー |
称号 |
ST無敗 |
(純正•ニスモ)【首都高無敗】 (スペックV)【オールラウンダー】 |
ワンメイクバトル |
【R35キング】 |
エンジン形式バトル |
【V6選手権】 |
期間限定TA•1 |
【伝説のGT-R】 |
期間限定TA•2 |
【俺のR】 |
仕様別
特記事項
現段階で当車種はドレスアップパーツの獲得・装着、ならびにカスタムボディカラー(更新カラー)が存在しない。初期カラーと付き合っていくことになるので慎重に選ぶべし。
備考
実車でも高性能ぶりが伺えることもあってか、湾岸マキシにおいてもいわゆる強車のカテゴリーにふさわしい実力を誇る。
4より加速・最高速が高次元でバランスされるようになり、湾岸線でのハイスピードバトルは尚のこと、C1や八重洲、箱根ではミスしたときのリカバリーが利きやすくドライバビリティが非常に高い。デカい図体の割に回頭性・旋回性のパラメーターも優秀で、実はどのコースにおいても走りやすく、なおかつ速い。
対戦でも対接触性能・
ブースト共に強烈で、後ろから余裕を持って構えることができるほど。先頭で守って良し、
バチコンを仕掛けて抜きにかかるも良しと、扱うドライバーが技術の引き出しを開けやすい性能を誇る。
その一方でボディサイズは大きく、アメ車などにも匹敵する。全長は他のスポーツカーに比べてちょっと長い程度だが、全幅が大きく
擦り抜けがかなりシビア。
ストーリーでの連勝チャレンジをしている場合は、くれぐれも慎重に事を運ぶ必要があるだろう。
以上のことを踏まえると、ボディサイズの大きさ以外は初心者にもおすすめできるほどのハイスペックぶりを誇る。外見をイジれないため上級者がサブ車で持っていることが少なくないが、乱入対戦で遭遇したときは心してかかるようにしよう。
選択可能カラー
|SIZE(25):~純正|SIZE(25):~スペックVI
アルティメイトメタルシルバー |
アルティメイトオパールブラック |
タイタニウムグレー |
ブリリアントホワイトパール |
ブリリアントホワイトパール |
バイブラントレッド |
バイブラントレッド |
ダークメタルグレー |
ダークメタルグレー |
スーパーブラック |
スーパーブラック |
- |
雑記
- 湾岸マキシに収録されているのはボディカラーのラインナップから、2008年12月8日の一部改良まで生産された前期型である。
- 2007年12月6日、5年前に排ガス規制で生産を終了したBNR34型スカイラインGT-R以来、「GT-R」というネーミングを久々にひっさげて登場した。
- 礎となっているのは、2001年の東京モーターショーに参考出展された「GT-Rコンセプト」。その前年からすでに開発が始まっており、当時のカルロス・ゴーンCEOの主導により市販化へ向けた動きが本格化した。R35と言えば「ミスターGT-R」こと水野和敏氏の名前がお馴染みだが、コンセプトモデル時代のGT-RはV35型スカイラインから採用を始めたFMプラットフォームは「スポーツカーにふさわしくない」と一蹴した経歴がある。そこで参考出展の2年後、2003年4月に同時進行で研究開発がなされていたPMパッケージを採用することを本丸として、水野氏は正式にゴーンCEOの委託を受けて開発主査に就任。R35の誕生と相成った。
- 開発は第二世代GT-Rから引き続きドイツ・ニュルブルクリンクを拠点としながら、日本国内においても宮城県の仙台ハイランド・レースウェイも開発チームが想定する「和製ニュル」として活用された。
- ベースは先述したPMパッケージを核としている。このレイアウト最大の特徴は欧州のスーパーカーが取り入れている「トランスアクスル」で、R35の場合はトルクスプリット方式の4WDシステムとのマッチングを実現させ、世界初の独立型トランスアクスル機構としている。さらにBNR32から脈々と受け継がれたアテーサE-TSの発展版と組み合わせ、驚異的なトラクションと旋回性を両立。重量バランスの理想化はエアフローの均一化によるダウンフォースの向上にも寄与。車重は1,740kg(初期モデル)と重くなっているが、これはタイヤに面圧をしっかりかけてトラクションを稼ぐための方針である。
- エンジンは専用開発のVR38DETTを搭載。GT-Rシリーズ初となるV型ユニットの採用であり、さらなるハイパフォーマンス化のためあえて重くなった車体に見合ったハイパワー・高トルクを獲得している。アルミブロックとすることで質量を減らした一方、クローズドデッキの採用でブロック強度を高めた。組み立てに関しては神奈川県横浜市にある日産の横浜工場にて、専用プログラムによって教育・修練を受けたマイスターの手によって一基ずつ手組みで仕上げられる。ラッピングに関してもR35は徹底されており、一般の車が輸送中にせいぜい10kmそこそこ走るのに対して150kmに及ぶこともあるなど、納車してすぐにパフォーマンスを引き出すことができるよう配慮がなされている。
- R35はその高性能から、「日産ハイパフォーマンスセンター」と命名された専用の販売店による車両の購入・メンテナンスが推奨されている。全国に160店舗を構え、オイル交換から駆動系のメンテナンスまでほぼすべてのサービスを受けることができる。
- このような販売体系になった理由として、GT-Rが1000馬力に到達するモンスターマシン(主立って第二世代)になりうる存在であることに加え、折からの違法改造車問題における対策を国交省が日産に直訴していた経緯がある。
- しかしながら実質「チューニング禁止」という空気が漂っていたことにサードパーティはおろかセカンドパーティからも反発や不信感の声が相次いだ。純正部品はメーカーが利ざやを出すためにオプショナルで高額となっており、一定以上の月収や年収がないと車両を維持・管理することが難しくなってしまうためだ。想像以上に広まってしまった批判の声を受け止める形で、純正部品の値下げやロイヤリティ・プランを拡充させている。
- なおスピードリミッターは他の国産車(軽自動車や一部商用車を除く)と一緒で180km/hに設定されているが、R35のポテンシャルではゼロ発進から4秒足らずで当たってしまう。「サーキットモード」のほかにもパーツメーカーから販売されているリミッターカットで解決するが、大抵の場合は保証から外れてしまう。
- 実車はパドルシフトによって操る2ペダルのみの設定で、湾岸マキシの筐体にあるようなHパターンのシフトは存在しない。しかしドリフト競技などにおいてはクラッチが使えるという優位性から、ワンオフでシーケンシャルミッションの3ペダルに換装するというケースが多い。
ゲーム内での仕様について
- 初出の3DX+ではスペックVにのみシフトアップインジケーターが装備されていたが、4以降では標準系にも備わるようになった。これは実車に準ずるため。
- ちなみにメーターデザインは、あの「グランツーリスモ」を手がけた著名なゲーム会社、ポリフォニー・デジタルが担当している。
- 一方でテールランプに関しては再現度(というよりもバグ)が下がっている。3DX+ではブレーキを踏めばきちんと制動灯のみが点灯するのに対し、4以降は一緒に後退灯まで点灯してしまう。この仕様は6現在でも直っていない。
- 実車はスピードメーターが340km/hまで振られているが、ゲーム内においては他車種に合わせて320km/hにスケールダウンして、数字の配置も見直されている。
- 3DX+時代、これは他の一部の車種にも言えたことなのだが、ストーリーモードを一周回したときに流れるエンディング画面で異常なほどのシャコタンぶりを披露していた。ギャップに乗ってはタイヤハウスに激しくタイヤをこすりつける様子が見て取れたが、4以降ではストーリー自体のリメイクやエンディング画面の変更などでこの模様を見ることはなくなった。
- 海外版の3DX+に限り、リアスポイラーの有無が選べたようである(詳細は不明。おそらくドレスアップの一種かと思われるが...)。
- 60プレイおきに獲得できる「廃車カード」はR35でも手に入れることができる。しかし現状更新カラーが存在しないため入手のタイミングがかなり分かりづらい。使用可能枚数はきちんとチェックを入れておいて無駄がないようにしよう。
馬力表示について
- 3DX+~5DX+まで、この車のみ通常の「馬力表示」ではなく「ステップアップ」というシステムが採用されている。
- チューニング担当者がいつもの北見ではなく、RGOの太田リカコになる。
- ターボキットやブースト計といったチューニングパーツは装備されず、リカコの原作中のセリフと共にチューニングゲージが追加されていく。
- チューニング度合いの表記は「P:○○ / H:○○」となる。馬力表示でないため実践チューニング以降のゲージの振り方が分かりにくくなっているが、目盛りの配置自体は通常のチューニング済み車両と同一である。STEP0からスタートし、60話クリアでSTEP32(830馬力相当)となりステップアップが完了する。
- 自分がR35で乱入対戦に参戦していると、強制的に他の参戦車両も「P:○○ / H:○○」と馬力表示から差し替えられる。ただし自分のプレイ画面のみとなり、他プレイヤーはR35でない限りは通常の馬力表示となる。
- こうなったいきさつには馬力が上がることに難色を示した日産への配慮があり、ある程度の姿勢の軟化が確かめられたことから、マキシ6より他車種と同じ馬力表示へと改められた。
最終更新:2023年11月14日 13:13