「トレジャークエスト (亀武神)」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
「トレジャークエスト (亀武神)」(2006/03/28 (火) 12:44:19) の最新版変更点
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
<br>
プロローグ<br>
<br>
<br>
勝てない戦いでも逃げない勇気の象徴『ルビー』。<br>
闇を照らす知識の象徴『エメラルド』。<br>
悪を倒す力の象徴『サファイア』。<br>
めげない心の象徴『トパーズ』。 <br>
この4つの力が合わさったとき、2ch王国に平和が訪れるだろう。<br>
<br>
ここ、2ch王国はルビー、エメラルド、サファイア、トパーズの<br>
力によって結界が張られ、隣国の脅威からこの国は守られて来た。<br>
しかしある日、4つの宝石が盗まれてしまったのだった。<br>
それは隣国”モラン”の王『モララー』の仕業であった。<br>
しかし、時すでに遅し。モランから数十億体の魔物たちが、<br>
2ch王国に攻め込んできて、4つの町が壊滅。<br>
その時、ある勇敢な男が立ち上がった。<br>
――――――――――――王の間<br>
<br>
「モナテガよ。<br>
本当に宝石を取り戻しに行くのか?」<br>
「はっ。<br>
ヒロユキ王。聞くところによると宝石はこの国に隠されているといいます。<br>
サファイアは、『魔神の森』にあるらしいのです」<br>
王、大臣、兵士達は絶句していた。<br>
「ま、魔神の森だと!?モナテガ、本気で言っているのか!?<br>
あそこは『魔神ドラゴンウイルス』がいるのだぞ!」<br>
「本気です」<br>
<br>
こうしてモナテガの旅は始まった。<br>
魔神の森に行くには4ヶ所の洞窟通らなければならないのだが、<br>
モナテガは簡単に魔神の森に行って、人々を驚かせた。<br>
「ここが魔神の森か・・・。よし、行くぞ」<br>
これがモナテガの最後の言葉だった。<br>
それ以来、モナテガは姿を現さなくなった。<br>
------------王の間<br>
「やはりドラゴンウイルスには勝てなかったか・・。<br>
奥方・・・。すまぬ」<br>
「いえ、王さま。あの方はきっと満足だと思います。<br>
それに・・・・・。あの人が簡単に死にませんわ・・・」<br>
「やはり、宝石は取り戻せないのか・・・」<br>
ヒロユキは悲しそうに寝室に戻ろうとした。<br>
その時・・・!<br>
「王様!まだ、まだ、モナテガの子、モナーがおります!<br>
この子はいずれ父の意志を継ぐ子ですわ!」<br>
まだ小さかったモナーは笑いながらVサインをした。<br>
<br>
<br>
第1話 「旅立ち」<br>
<br>
英雄モナテガが死んでから8年の年月が過ぎた。<br>
今日は、モナテガの息子 モナーの誕生日。そして、旅立ちの日。<br>
「モナー、起きなさい。今日は王様に旅を認めてもらうために<br>
城に行くのでしょう?13歳になったのだから、朝ぐらいちゃんと起きなさいよ」 <br>
モナーはおおきなあくび一つして目を開けた。<br>
「かあさん。今、何・・・時?」<br>
モナーの母親、モナママは呆れ顔で言った。<br>
「8時。」<br>
一瞬でモナーの眼が覚める。<br>
「ち、遅刻だ!」<br>
モナーは急いで城へ向かう。<br>
多分、モナーは腹が減っているだろう、すぐに足が止まってしまった。<br>
それでも、なんとか王の間にたどり着く。 <br>
「モナーよ。20分遅刻じゃ。気をつけるようにな」<br>
(怒られてしまったモナー)<br>
「まぁ、そこに座れ」<br>
モナーはソファーに座った。<br>
「モナテガがいなくなってからもう8年経った。長いのう。<br>
ところでモナーよ。今、世界で何が起こっているかわかるか?<br>
戦争じゃよ。だいたいはモランが原因じゃ。そして今、この国でも戦争が起こっている。モランはすでに4つの町を滅ぼし、各地に幹部を送り出した。<br>
モランを追い出す方法は一つ。宝石を取り戻し、結界を張ることだ。<br>
しかしそなたの父は取り戻すことができなかった。<br>
そこで、モナーよ。父の意志を継いでくれるか?」<br>
モナーは迷わなかった。尊敬、信頼できる偉大な父が遣り残した冒険なのだ。<br>
いつか父のような人になりたいと思っていたモナーは、いつも修行してきた。<br>
その結果がこの冒険ででる。モナーは甘えを捨て、答えた。<br>
「継ぎます」<br>
<br>
<br>
旅立ちの荷物を背中に背負い、自分の家を見上げながら、つぶやいた。<br>
「行ってきます。父さん。母さん。・・・・・<br>
ってちょっとかっこつけすぎたかな?あははははは」<br>
・・・・・・・ついていけない。もう自分の世界だ。<br>
「おーい!モナー!」<br>
「あ、ギコ!」<br>
幼馴染のギコが大きい鎧をまといながら走ってきた。<br>
「ど、どーしたの?ギコ。その鎧」<br>
「あぁ?あぁ。俺も旅立つから。お前と」<br>
「へっ??」<br>
モナーは驚きを隠せない。<br>
「何で?」と聞く前に彼から口を開けた。<br>
「旅は道連れだって!よーし!行こうか!!」<br>
「か、勝手に話を進めるなって!」<br>
こうしてモナー達の旅は始まったのである。<br>
ちなみに、モナーの装備品は短剣と、布の服である。<br>
<br>
<br>
第2話 「モラ吉少佐は最強です」<br>
<br>
モナー・ギコが旅立ってから10日過ぎた。<br>
モナー達は元々、素質がありここらへんの雑魚は一撃で倒していった。<br>
「おい。モナー。そろそろ隣町へ行ってもいいんじゃないか?」<br>
モナーは地図を見る。<br>
「うーん。雑魚の森を通らなくちゃいけないだよなぁ」<br>
「モナーは心配症なんだよ。ハハ、雑魚くらい一撃だよ」<br>
モナーは不安だったが、雑魚の森に行く事にした。<br>
<br>
雑魚の森<br>
驚くほどの雑魚が出てきたが、<br>
ギコは見事な剣さばきで次々と倒していき、<br>
モナーは得意な魔法『ファイア』で雑魚を倒していった。<br>
「ふぅ。MPがもう10しかないよ」<br>
「俺の剣はボロボロだ」<br>
「ふっふっふっふっふっふ・・・」<br>
突然、奇妙な笑い声が森林の中で響いた。<br>
「怖い笑い声するなよ、ギコ。びくったよw」<br>
「な、何言ってんだよ。そ、そんな声出してねぇぞ!」<br>
モナー達は恐る恐る後ろを向いた。<br>
そこには誰もいなかった。<br>
二人の顔がパッと明るくなり、笑った。<br>
「ハハ。空耳かぁ」<br>
「驚いたよな。『ふっふっふっふっふっふ。』だもん。」<br>
「こんな声ですか。ふっふっふっふっふっふ」<br>
二人は、前を向いた。<br>
するとそこには人が立っていた。<br>
二人はあまりの恐怖で金縛りになった。<br>
「僕はモラン王国少佐 モラ吉。早速、やらせてもらうよ・・・」<br>
モナーは大きな声で叫んだ。<br>
「ファイア!!」<br>
が、MPが足りない。<br>
ギコは剣を構え、モラ吉に突進した。<br>
「必殺!聖十字架剣、連鎖・・・・」<br>
が、セリフの途中で剣が折れた。<br>
「はははははは。そんなもんですか・・・。<br>
面倒くさいから、一気に片付けます。・・・・・・ファイガ!!」<br>
<br>
<br>
「・・・・・。こちら、モラ吉少佐です。<br>
例の奴等は片付けました。・・・。えっ!?中佐!?ありがとうございます」<br>
モナ吉は燃え盛る炎を見ながら言った。<br>
「ありがとう。君達のおかげで中佐になった。じゃあね!」<br>
そのままモラ吉は消えてしまった。<br>
<br>
第3話 「回復呪文発動!」<br>
<br>
僕は駅のベンチで眼が覚めた。<br>
「おーい。モナー。こっちにこいよ。」<br>
その声は・・・父さん!?<br>
「何してるんだよ。はやく、天国に行こう・・・」 <br>
父さん、なんでいるの?この駅は何なの?<br>
・・・・・そうか。僕は死んだんだ。でもいいや。<br>
父さんと会えたのだから。天国へ行こう。<br>
僕は天国に向かって、歩き出す。<br>
「モナー。そっちは地獄だぞ。<br>
俺達には2ch王国を救うという重大な使命があるじゃないか」<br>
向こうの世界からギコが叫んだ。<br>
そうだ。僕はこんな所で死ぬわけに行かない。<br>
「何やってるんだ!天国への電車はもうないんだぞ!」<br>
「迷うな!今、苦しんでる人がいるんだ!その人を救うためには!」<br>
くっ。僕はどうすればいいんだ!?<br>
その時、僕の足元の雲がポッカリ開いて、僕は落ちてしまった。<br>
<br>
「ウァァァァァァァァァッ!!」<br>
モナーはベットの上で眼が覚めた。<br>
「あ、あれ?なんでベットが?」<br>
<br>
「うなされていたのよ?三日間」<br>
ピンク色の人が言う。<br>
「あの、失礼ですが、あなた誰ですか?」<br>
「私はしぃ。あなたは、雑魚の森で倒れてたのよ?」<br>
しぃがニッコリ笑った。僕も笑った。<br>
「あ、それよりもギコは?」<br>
「よう」<br>
いきなりギコが出てきた。<br>
<br>
<br>
しぃに礼をいって、しぃの家を後にした・・・・が!<br>
二人には疑問があった。<br>
(どこにいけばいいんだ!)<br>
二人の間になんともいえない重い空気が流れて、話しづらい。<br>
「・・・・・なぁ。これからどうする?」<br>
モナーは1分考えて、<br>
「隣町に行くには、雑魚の森に通らなくちゃ」<br>
と言った。<br>
「居なければいいけどなぁ。やつ。俺、なんか足が震えてるんですけど」<br>
ギコはいやいやながらも、予備の剣を構えながら、<br>
雑魚の森へ入った。<br>
入ってからすぐに、嫌な奴に会ってしまった。<br>
そう、モラ吉がいたのだ。<br>
「あ、君達。生きてたのか」<br>
ポカーン(゜Д゜)状態になる。<br>
「も、モラ吉少佐。お元気で何よりです」<br>
モラ吉の怒りを買わないように、敬語を使ったが、<br>
逆に怒りを買ってしまった。<br>
「!も、モラ吉・・少佐だと!俺は中佐だッ!もう!しねっ!死んじまえ!ファイガ!突撃!」<br>
「「げっ!!」」<br>
<br>
もう二人はぼろぼろになっていた。<br>
「あ、会って10秒で全滅かよ・・・。終わったな」<br>
絶望的な二人に、かすかにしぃの声が聞こえた。<br>
「マターリ!」<br>
どんどんモナー達の傷が回復していく!<br>
「ハァハァ。よかった。間に合って」<br>
しぃが息を切らしながら、モナー達の後ろに立っていた。<br>
すると、しぃは速攻で、<br>
「フレイム!」<br>
と唱え、あっという間にモラ吉を倒したのだった。<br>
「勝った?勝ったんだ!」<br>
しぃは疲れたのかへなへな座っていて、残りの二人は喜びのあまりもう・・<br>
・・・・サンバが始まった!<br>
謎のサンバを一晩中踊ったモナーとギコだった。<br>
<br>
第4話 『最大の難問!これがRPG!』 <br>
<br>
しぃが仲間になってくれてモナー達の冒険は楽になった。<br>
そんなある日、モナーはふと考えた。<br>
(僕達は・・・どこに行くんだろう・・・)<br>
まずはしぃに聞いてみた。<br>
「しぃに聞きたいことがあるんだけど・・・僕達どこへ行くの?」 「私は仲間になったばかりだから・・・」<br>
(やはりギコに聞いてみよう・・・)<br>
「ギコに聞きたいことがあるんだけど・・・かくがくしかじか」<br>
ギコはすんごい真顔になって聞き返した<br>
「だってモナーに任せてるし・・・俺達はどこへ向かっているんだ?」 <br>
(どーやら、僕が一番頼りになる・・・救世主!だ!)<br>
気合の入ったモナーはさっそく地図を広げた。<br>
(えーと・・・近い町は・・・!洞窟通らなくちゃいけないのか・・・)<br>
<br>
【2ch王国エリア315(現在地)に近い町は盗賊の洞窟を通る】 <br>
<br>
(盗賊・・・かぁ)<br>
父から盗賊の話を聞いたことがある。<br>
元々、父は盗賊を本業をしていたらしいが、なんかあってやめたらしい。<br>
父の話しでは異名が『黄金の腕』だったようだ。あんま格好よくない。<br>
それが本当なら僕も・・・盗賊としての才能があるかもなぁ。<br>
盗賊・・・いい響きだ・・・。<br>
<br>
モナーは期待を膨らませながら、盗賊の洞窟に進路を変更したのだった。<br>
<br>
続くかもですよ
表示オプション
横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: