能力者しかいない世界で元落ちこぼれの救済(のうりょくしゃしかいないせかいでもとおちこぼれのきゅうさい)とは、
パーリナイ山本によって連載されていたローファンタジー小説である。
完結はしていないが、すでに二年近く更新が行われていない。
あらすじ
家族から虐待を受け、学校ではいじめの被害にあっていた『無能力者』の少年、新堂永久。
ついに意を決して身投げをし、命を絶とうとするも、神を名乗るアリスに助けられ、新天地で生まれ変わらないかと提案を受ける。
そのさきでであった少女七篠慧の家に住まわせてもらうこととなり、永久は新しい生を謳歌することとしたのだが……。
登場人物
新堂永久
主人公。十六歳の少年。
この世界で唯一の『無能力』であり、落ちこぼれの烙印を押されている。
家族からは虐待を受けており、学校では他人から散々にいじめられている。
表向きは気弱で、ほぼすべての相手にへつらっているが、内心辟易しており悪態をつくこともしばしば。
料理はできるが、毎日同じものしか作っていないらしい。
家族はいたが、七歳のときに交通事故で死亡しており、その後伯母にあたる凛に引き取られた経緯がある。
それ以前の記憶がないということから、時間がたっただけではなくショックで一部の記憶を失っている可能性が高い。
新堂凛
永久を引き取った母親代わりの人。血縁では伯母と甥に当たる。
もう四十代になるそうだが、能力のおかげか外見は二十代ほど。
粗暴な性格で、永久にいろいろやらせている。
毎朝の朝食作りやアルバイトなどなど。毒親どころではない。
言うことを聞かないと永久に『アレ』をしているようだ。それがなにかは明言されていないが、よほど恐ろしいものに違いない……。
アリス
神。ただし永久たちのいる世界を管轄しているわけではなく、別のファンタジー世界の神とのこと。
可愛らしい少女そのものな外観をしているが、能力ではなく絶大な力を誇る『権能』を持つなど明らかに一線を画した存在。
自殺を試みた永久を別空間に招待し、自身の管轄している世界の問題を解決してもらうために転移を提案した。
若干毒舌である。
七篠慧
転移先の世界で永久を居候させてくれている少女。
能力は『物を切る』。
今どき、こんな戦闘向けの能力は珍しいようだ。
七篠家に伝わる『七篠流』の継承者で、その仕事として魔獣の討伐などをよくやっているようだ。
途中途中、何かから逃げているようだったり、突然舌打ちをしたりと不穏な一面が示唆されている。
新堂有栖
かつて慧の家に住んでいたと回想されている人物。慧からは『お姉ちゃん』と呼ばれている。
永久と苗字が同じなうえ、永久にも亡くなった姉がいるとのことで強く関連性が推察されるが……。
関連項目
最終更新:2026年01月15日 09:33