【エロゲー】
正式名称”永世労働的芸術”
「人間の労働における意欲 または意義の保持のため これの所持を認める」
と労働法765条でも保障されている一般的な嗜好品
と労働法765条でも保障されている一般的な嗜好品
カロリー消費(主にタンパク質)の面もあり非常に健康的な嗜好品として
英国紳士の間でも「タバコよりエロゲー」というアンケート結果が出ている
英国紳士の間でも「タバコよりエロゲー」というアンケート結果が出ている
は?
まあ取りあえず、以下の抜粋をお読みください。
広い湯船の中で、美里は膝を抱えて小さくなっていた。
「ねえ、千夏」
「なんでしょう?」
その隣でゆったりと体を温める千夏は、上気した視線を美里に向ける。
「私って、嘘つきかなぁ?」
千夏は美里を見ていたが、美里の視線は自分の膝に向いたまま。
「猫かぶりは、嘘とは似てるけど違いませんか?」
その指摘を聞いて、美里は俯きを少しばかり深める。千夏はいつだって、物事を断定的に教えようとはしない。こちらに考えさせる余白を残す分、それは残酷でもあった。
「でも、似てるからこそ同一化しやすいよね」
美里が何か言う度、吐息が水面に波紋を生んだ。
千夏は波の行く末を見届けてから、ゆっくりと答える。
「ネガティヴ、です」
それは『悲観』なのか『否定』なのか。千夏の指摘は、やはり。
「お嬢が嘘つきだと今はっきりさせて、それで誰かが態度を変えますか?」
千夏はゆっくりと喋っていても、捲くし立てるような雰囲気を纏って、
「例え嘘つきで猫かぶりでも、必ず誰かはお嬢を見てくれますよ?」
美里の顔をしかと見据えたまま、言う。
広い浴室の中を、千夏の声が短い木霊となった。
それが止んで。しばらくの静寂が続いて。どこかから聞こえた水滴の音。
その水の音を何かの契機にして、美里は口を開く。
「千夏はいいよね。大人だし、胸大きいし」
「むっむむむむねむね胸は関係ないでしょう?」
「嘘だけど」
「嘘なんですか!?」
うろたえる千夏を見て、美里は笑顔を浮かべる。
「出よっか。おなかすいてきちゃった」
脱衣所に向かう美里の後を、千夏が添い歩く。
「そうですね。――、今夜は、特製のハンバーグですよ」
「やっほーう」
「ねえ、千夏」
「なんでしょう?」
その隣でゆったりと体を温める千夏は、上気した視線を美里に向ける。
「私って、嘘つきかなぁ?」
千夏は美里を見ていたが、美里の視線は自分の膝に向いたまま。
「猫かぶりは、嘘とは似てるけど違いませんか?」
その指摘を聞いて、美里は俯きを少しばかり深める。千夏はいつだって、物事を断定的に教えようとはしない。こちらに考えさせる余白を残す分、それは残酷でもあった。
「でも、似てるからこそ同一化しやすいよね」
美里が何か言う度、吐息が水面に波紋を生んだ。
千夏は波の行く末を見届けてから、ゆっくりと答える。
「ネガティヴ、です」
それは『悲観』なのか『否定』なのか。千夏の指摘は、やはり。
「お嬢が嘘つきだと今はっきりさせて、それで誰かが態度を変えますか?」
千夏はゆっくりと喋っていても、捲くし立てるような雰囲気を纏って、
「例え嘘つきで猫かぶりでも、必ず誰かはお嬢を見てくれますよ?」
美里の顔をしかと見据えたまま、言う。
広い浴室の中を、千夏の声が短い木霊となった。
それが止んで。しばらくの静寂が続いて。どこかから聞こえた水滴の音。
その水の音を何かの契機にして、美里は口を開く。
「千夏はいいよね。大人だし、胸大きいし」
「むっむむむむねむね胸は関係ないでしょう?」
「嘘だけど」
「嘘なんですか!?」
うろたえる千夏を見て、美里は笑顔を浮かべる。
「出よっか。おなかすいてきちゃった」
脱衣所に向かう美里の後を、千夏が添い歩く。
「そうですね。――、今夜は、特製のハンバーグですよ」
「やっほーう」
城島様もお待ちです、と。
あえて千夏がそれを言わなかったのは、老婆心か、それとも。
あえて千夏がそれを言わなかったのは、老婆心か、それとも。
どうみても関係ないけど、嘘はよくないと思う。


