Preparation ◆Su10.RK3MU
【001】
普段見上げているものとは比べものにならないほどに透き通り、深い漆黒の夜天。
見渡す限りにおいて、石と砂ばかりで一切の色彩を見つけることのできない灰色(モノクロ)の大地。
荒涼というよりも静寂。静寂というよりも最早死の世界。そんな場所に一隻の船が立っていた。
見渡す限りにおいて、石と砂ばかりで一切の色彩を見つけることのできない灰色(モノクロ)の大地。
荒涼というよりも静寂。静寂というよりも最早死の世界。そんな場所に一隻の船が立っていた。
船の胴体は金属でできており、幾何学的な形状を組み合わせたそれは非常に複雑な形をしている。
その下肢は黄金でできており、これも金属でできた虫のように節くれだった四本の足が地面をつき船を支えていた。
このような奇妙な物体を一見して“船”だと看破する者はそうはいないだろう。しかしこれは本当に船なのだ。
その下肢は黄金でできており、これも金属でできた虫のように節くれだった四本の足が地面をつき船を支えていた。
このような奇妙な物体を一見して“船”だと看破する者はそうはいないだろう。しかしこれは本当に船なのだ。
――『Apollo Lunar Module(アポロ月着陸船)』
“展示”されていたそれの前に立てられていたプレートにはそう書かれている。
そう、それは人類が月旅行をするために作った今はもう幻想に近い古い船で、ここは《航空宇宙展示場》であった。
そう、それは人類が月旅行をするために作った今はもう幻想に近い古い船で、ここは《航空宇宙展示場》であった。
殺し合いの舞台となる島。その中央よりやや北西。盛り上がった山の頂上に巨大な天体望遠鏡を備えた天文台がある。
そして、主である天体観測施設に、来場者を楽しませる為のプラネタリウムや航空宇宙展示場が併設されていた。
とりわけ大きなスペースを当てられた航空宇宙展示場には、人類が月に至るまでの過程が余すとこなく収められている。
そして、主である天体観測施設に、来場者を楽しませる為のプラネタリウムや航空宇宙展示場が併設されていた。
とりわけ大きなスペースを当てられた航空宇宙展示場には、人類が月に至るまでの過程が余すとこなく収められている。
それは地に縛られた人類が遂に空へと進出した初期の飛行機から始まり、ジェットやロケットへと続いてゆく。
重力を引きちぎり星の大海にまで達する手段を得ると、今度はそこを航海するための道具を人類は発明していった。
羅針盤となるコンピュータを。重力の軽い月面を走るための車を。宇宙から地上へと降りるための落下傘を。
それら、人類の飽くなき挑戦の過程とその成果がこの航空宇宙展示場の中には所狭しと並んでいる。
重力を引きちぎり星の大海にまで達する手段を得ると、今度はそこを航海するための道具を人類は発明していった。
羅針盤となるコンピュータを。重力の軽い月面を走るための車を。宇宙から地上へと降りるための落下傘を。
それら、人類の飽くなき挑戦の過程とその成果がこの航空宇宙展示場の中には所狭しと並んでいる。
そしてそんな夢と希望(と挫折と失敗)がひしめき合う向こう側。
「STAFF ONLY (関係者以外立ち入り禁止)」と書かれた扉の向こうに一組の主従が息を殺して立て篭もっていた。
「STAFF ONLY (関係者以外立ち入り禁止)」と書かれた扉の向こうに一組の主従が息を殺して立て篭もっていた。
【002】
「なぁ、小僧よ。いつまでこんな辛気臭い部屋に篭っておればいいんだ?」
こらえ性のない従者(サーヴァント)の声が彼の言う辛気臭い部屋に響いた。大男の朗々とした声は控えめでもよく通る。
声をかけられた青年――ウェイバー・ベルベットは繰り返しの催促を無視し、目の前の機械と格闘を続けている。
仮にも魔術師たる自分が機械に身の守りを頼るなどとは痛く自尊心を傷つける行為だったが、それも現状だと仕方ない。
地獄。その片鱗を見せられたのだ。その上でなんの覚悟も用意もなく戦場に放り込まれた。
ならばもう自尊心などは一先ず脇に置き、現状でできることをするしかないのである。
声をかけられた青年――ウェイバー・ベルベットは繰り返しの催促を無視し、目の前の機械と格闘を続けている。
仮にも魔術師たる自分が機械に身の守りを頼るなどとは痛く自尊心を傷つける行為だったが、それも現状だと仕方ない。
地獄。その片鱗を見せられたのだ。その上でなんの覚悟も用意もなく戦場に放り込まれた。
ならばもう自尊心などは一先ず脇に置き、現状でできることをするしかないのである。
とはいえ、こう考えるまでにも随分と時間がかかった。繰り返すが生きながらにして地獄に落ちる様を見せつけられたのだ。
そんなもの普通の人間なら恐慌を起こして当然だ。それが魔術師でも、いや魔術師だからこそよりよく理解しよく恐怖した。
もしウェイバーが一人きりだったのなら、途方に暮れ未だに床に突っ伏して嘆いているだけだったろう。
しかし不幸中の幸いか彼は一人ではなかった。彼の従者がそこに一緒にいたのだ。
そんなもの普通の人間なら恐慌を起こして当然だ。それが魔術師でも、いや魔術師だからこそよりよく理解しよく恐怖した。
もしウェイバーが一人きりだったのなら、途方に暮れ未だに床に突っ伏して嘆いているだけだったろう。
しかし不幸中の幸いか彼は一人ではなかった。彼の従者がそこに一緒にいたのだ。
ライダーのサーヴァント。その正体は征服王イスカンダル。またの名をアレキサンダー大王その人である。
自身が召喚した最強と信じて疑いようのないこの偉大なる英霊。
彼の存在があったからこそ、ウェイバーも(それでもかなりの時間を要したが)早々に立ち直ることができたのだ。
自身が召喚した最強と信じて疑いようのないこの偉大なる英霊。
彼の存在があったからこそ、ウェイバーも(それでもかなりの時間を要したが)早々に立ち直ることができたのだ。
「せめて、何をしてるのかぐらい説明せんか」
赤い髭に覆われた厳つい顔がウェイバーの隣にぬっと突き出てくる。
最初に遅れを取った分、一刻も早く作業を完了させたいところだが、この奔放な王はあまり気が長くなく実に行動的だ。
勝手なことをされても困るので、ウェイバーは作業をする手を休ませず視線もそのままに渋々と質問に答えた。
最初に遅れを取った分、一刻も早く作業を完了させたいところだが、この奔放な王はあまり気が長くなく実に行動的だ。
勝手なことをされても困るので、ウェイバーは作業をする手を休ませず視線もそのままに渋々と質問に答えた。
「陣地作成だよ」
「陣地作成……? とするとなにか、この部屋が我々の根城ということになるのか?」
「陣地作成……? とするとなにか、この部屋が我々の根城ということになるのか?」
とりあえずはね。とウェイバーは答える。万全を期すなら陣地を構える場所は選ばなくてはならない。
だがなにもかもがいきなりなのだ。土地の知識も白紙な以上、まずは目に付いたところを確保するのが優先である。
だがなにもかもがいきなりなのだ。土地の知識も白紙な以上、まずは目に付いたところを確保するのが優先である。
「それで、そのカタカタやってるのは“コンピュータ”という奴だろう? 現代の魔術師はそんなもので陣を張るのか?」
「魔術師の陣地はこんなものでは張れないよ。でもとりあえず、ないよりはましなくらいの結界は張れる」
「魔術師の陣地はこんなものでは張れないよ。でもとりあえず、ないよりはましなくらいの結界は張れる」
ウェイバーが先ほどから悪戦苦闘していたのは、この展示場の奥――“監視ルーム”にあるコンピュータ相手にだった。
まずは停止していた監視システムをなんとか立ち上げ、監視カメラの映像を部屋のモニタに映し出せるようにまでした。
今は防犯用の侵入者感知システムを、説明書片手にセッティングしているところだ。
まずは停止していた監視システムをなんとか立ち上げ、監視カメラの映像を部屋のモニタに映し出せるようにまでした。
今は防犯用の侵入者感知システムを、説明書片手にセッティングしているところだ。
「あぁ、そういえば余がこの世に現界した時、図書館でこれに引っかかったことがあったのう」
所詮、科学技術による結界など霊体や気配遮断を行う者相手には用をなさないが、それでもないよりは何倍もいい。
ライダーが記憶を振り返ったように、英霊や魔術師相手でも相手が備えていなければ通用する場合もあるのだ。
ライダーが記憶を振り返ったように、英霊や魔術師相手でも相手が備えていなければ通用する場合もあるのだ。
「――よし、これで完了だ」
ウェイバーが設定を終了しエンターキーを叩くと、画面に防犯システムが作動した旨を伝えるメッセージが表示された。
慣れない、そして魔術師としていささか屈辱的な作業が終り、ウェイバーは力を抜いて身体を椅子に預ける。
無論、これはまだ気休め程度の陣地作成が終わっただけでしかないのだが、それでももう気を張るのは続かなかった。
慣れない、そして魔術師としていささか屈辱的な作業が終り、ウェイバーは力を抜いて身体を椅子に預ける。
無論、これはまだ気休め程度の陣地作成が終わっただけでしかないのだが、それでももう気を張るのは続かなかった。
「ひょっとすると、これでは我らはこの部屋から出られんのではないか?」
「まぁ、しばらくはね。まずは状況を見守り、この戦いにおける有効な戦術を練らないことには」
「そんなもの、出たとこ勝負でいいではないか。それに余は展示されていた“ロケット”やらに興味があってだな――」
「駄目だっての!」
「それにあの大きな望遠鏡! 貴様も魔術師ならばあれを使って星詠みのひとつもしたいと思うだろう?」
「だから……はぁ。とりあえず最初の放送までは様子見だよ」
「まぁ、しばらくはね。まずは状況を見守り、この戦いにおける有効な戦術を練らないことには」
「そんなもの、出たとこ勝負でいいではないか。それに余は展示されていた“ロケット”やらに興味があってだな――」
「駄目だっての!」
「それにあの大きな望遠鏡! 貴様も魔術師ならばあれを使って星詠みのひとつもしたいと思うだろう?」
「だから……はぁ。とりあえず最初の放送までは様子見だよ」
「いたしかたあるまい」と、ライダーは腰を下ろした。彼の巨躯を支えるに足る椅子はないので床の上に直接だ。
はて、やけに素直だなとウェイバーは首を捻る。止めろと言って彼が素直に聞いたためしなどほとんどなかったからだ。
はて、やけに素直だなとウェイバーは首を捻る。止めろと言って彼が素直に聞いたためしなどほとんどなかったからだ。
「なぁに。訳もわからず得体の知れぬ戦いに借り出されたのは我々以外の者達も同じのはず。
となればここで急いて挑んでも十全な戦いとはなるまいよ。ならば、貴様の言うとおりまずは様子見というのも然りだ」
となればここで急いて挑んでも十全な戦いとはなるまいよ。ならば、貴様の言うとおりまずは様子見というのも然りだ」
ウェイバーは零れそうになった溜息をこらえる。どちらにせよ、遠からずこのライダーは飛び出して行くつもりのようだ。
だがしかし、それでもこの数時間は大人しくしていてくれるのだというのなら及第点と言えるだろう。
ここで藪蛇を突き、辛うじて得た心構えの為の時間を不意にすることもない。
だがしかし、それでもこの数時間は大人しくしていてくれるのだというのなら及第点と言えるだろう。
ここで藪蛇を突き、辛うじて得た心構えの為の時間を不意にすることもない。
「それまではこの名簿を読み、これから相見える英霊共の姿に想いを馳せるとしようではないか……と、おお!」
ライダーが大きな手で器用に畳まれた紙を開く。そして目を通すと途端に彼は大きな声を上げた。
嬉しそうな表情を浮かべると、ウェイバーの方へと名簿を突きつけてくる。
嬉しそうな表情を浮かべると、ウェイバーの方へと名簿を突きつけてくる。
「おい、いきなり“当たり”だ。この一番最初の名前を読んでみろ」
「“Alucard(アーカード)”……?」
「うむ、“Alucard(アーカード)”とはこれすなわち“Dracula(ドラキュラ)”の逆さ綴りに他ならん。
そして、ドラキュラとはすなわち“竜の子”を意味する。
このアーカードとやらの《真名》はおそらくドラキュラと呼ばれた《ヴラド三世》に相違あるまい。これはいきなり大物だ」
「“Alucard(アーカード)”……?」
「うむ、“Alucard(アーカード)”とはこれすなわち“Dracula(ドラキュラ)”の逆さ綴りに他ならん。
そして、ドラキュラとはすなわち“竜の子”を意味する。
このアーカードとやらの《真名》はおそらくドラキュラと呼ばれた《ヴラド三世》に相違あるまい。これはいきなり大物だ」
顔を引きつらせるウェイバーの前でライダーは呵々大笑とし、笑い声を響かせる。
これから矛を交えるかもしれない相手に自らと同じ“王”がいたことに彼は喜び、不足はないと喜んでいるようだ。
だが、征服王たるイスカンダルが不足なしと認める相手だということは、つまりはひどく強敵であるということを意味する。
これから矛を交えるかもしれない相手に自らと同じ“王”がいたことに彼は喜び、不足はないと喜んでいるようだ。
だが、征服王たるイスカンダルが不足なしと認める相手だということは、つまりはひどく強敵であるということを意味する。
「なに喜んでるだよ! 聖杯戦争と違って、今度は僕達の他に24のマスターとサーヴァントがいるんだぞ!」
「だからいいのではないか。この様な機会が得られることなどまさに奇跡。だったら敵の数は多いに越したことはない」
「お前はそれでよくても僕はそうじゃないんだよ! こんなことになるはずじゃなかったんだ……」
「まぁ、そうしょげかえるな。始まってしまったものはどうしようもあるまい。ならば、後はこの状況をどう楽しむかだ」
「だからいいのではないか。この様な機会が得られることなどまさに奇跡。だったら敵の数は多いに越したことはない」
「お前はそれでよくても僕はそうじゃないんだよ! こんなことになるはずじゃなかったんだ……」
「まぁ、そうしょげかえるな。始まってしまったものはどうしようもあるまい。ならば、後はこの状況をどう楽しむかだ」
ウェイバーはがっくりと肩を落とす。楽しむだなんて余裕は一切ない。
まだこれが聖杯戦争ならば、命を落とすという危険は少なかった。サーヴァントが討たれればそこで終りだからである。
サーヴァントを失えば教会が戦いの終了まで保護してくれるという約束がある。だが、ここでの戦いにそんなものはない。
あの八雲紫と名乗った女は“マスター諸共に殺してそこで決着”だと言ったのだ。
つまり、勝たなければ死あるのみ。そんな状況でどうすれば剛毅にも戦いを楽しむなどという気持ちが生まれようか。
まだこれが聖杯戦争ならば、命を落とすという危険は少なかった。サーヴァントが討たれればそこで終りだからである。
サーヴァントを失えば教会が戦いの終了まで保護してくれるという約束がある。だが、ここでの戦いにそんなものはない。
あの八雲紫と名乗った女は“マスター諸共に殺してそこで決着”だと言ったのだ。
つまり、勝たなければ死あるのみ。そんな状況でどうすれば剛毅にも戦いを楽しむなどという気持ちが生まれようか。
【003】
「ふーむ……しかしなにやらこの名簿。おかしなところがあるな」
名簿を読み終わったライダーが怪訝な顔した。一体なにがおかしいのか、ウェイバーは彼の顔を見て次の発言を待つ。
「《ライダー》、《セイバー》、そして《キャスター》……。この名簿の中には聖杯戦争のサーヴァントが3つしかおらんぞ」
「それってどういうことなんだ……?」
「それってどういうことなんだ……?」
自分達一組だけならば偶然にも不幸に招かれただけだと納得できただろう。
または全ての組が巻き込まれていたのだとすれば、事態の根幹に聖杯戦争が関わっているのだと考えただろう。
しかし3組だけとはどういうことだろうか? それは随分と半端で座りが悪いように思える。
または全ての組が巻き込まれていたのだとすれば、事態の根幹に聖杯戦争が関わっているのだと考えただろう。
しかし3組だけとはどういうことだろうか? それは随分と半端で座りが悪いように思える。
「《アサシン》はもう破れておったのだな。
とするとここに招かれなかったのは《アーチャー》と《ランサー》と《バーサーカー》の三騎ということか……」
「《アーチャー》と《ランサー》と《バーサーカー》……」
とするとここに招かれなかったのは《アーチャー》と《ランサー》と《バーサーカー》の三騎ということか……」
「《アーチャー》と《ランサー》と《バーサーカー》……」
聖杯戦争に参加する7人の英霊が召喚を確認され、戦争が開始されて早々にアサシンのサーヴァントは撃破された。
故に残った英霊は6人。そしてここに3人が巻き込まれたのだとすると、もう3人が冬木の地に残っていることになる。
果たしてこの場合、聖杯戦争はどうなっているのかと疑問が生まれたが、しかしその3という数には何か引っかかった。
故に残った英霊は6人。そしてここに3人が巻き込まれたのだとすると、もう3人が冬木の地に残っていることになる。
果たしてこの場合、聖杯戦争はどうなっているのかと疑問が生まれたが、しかしその3という数には何か引っかかった。
「余はこの不可思議な殺し合いは、聖杯を得んがためキャスターが仕掛けた幻かその類かと最初は疑った。
あの八雲紫という女は実にそれっぽかったからな」
「けど、名簿の中にキャスターはいる……」
「うむ。無論、この名簿を彼奴が用意した以上、素直に信じることもないがここにキャスターの名前はある」
「それに、キャスターが黒幕って言うんなら他のサーヴァントとマスターは全員いないといけない」
「その通りだな。そこで小僧。貴様の知識を借りよう」
「僕の……?」
あの八雲紫という女は実にそれっぽかったからな」
「けど、名簿の中にキャスターはいる……」
「うむ。無論、この名簿を彼奴が用意した以上、素直に信じることもないがここにキャスターの名前はある」
「それに、キャスターが黒幕って言うんなら他のサーヴァントとマスターは全員いないといけない」
「その通りだな。そこで小僧。貴様の知識を借りよう」
「僕の……?」
言って、ライダーは名簿を差し出してきた。読んでみろということだろう。
「そこに貴様の知っているマスターの名前はあるか?」
「知ってるって言われても、他のマスターの正体なんて……あっ!」
「知ってるって言われても、他のマスターの正体なんて……あっ!」
思いつき、そしてウェイバーは声を上げた。
戦争に参加するマスターは、聖杯自身が聖杯を欲するに相応しい願望を持った者の中から年月をかけて選び出す。
基本的に魔術の素養があることが前提だが、選ばれるマスターの人種や年齢は幅広く立場も様々だ。
そして闇討ちを警戒しなければいけないマスターは基本的にその名前と身分を他のマスターには明らかにしない。
なので名簿を見せてもらったところで他のマスターの名前など分かる由もない。だが――
戦争に参加するマスターは、聖杯自身が聖杯を欲するに相応しい願望を持った者の中から年月をかけて選び出す。
基本的に魔術の素養があることが前提だが、選ばれるマスターの人種や年齢は幅広く立場も様々だ。
そして闇討ちを警戒しなければいけないマスターは基本的にその名前と身分を他のマスターには明らかにしない。
なので名簿を見せてもらったところで他のマスターの名前など分かる由もない。だが――
「ない……ないぞ。“あいつら”の名前が……」
この名簿の中にいない3つの名前をウェイバーは知っていた。いや、聖杯戦争を知る者ならば誰もが知ってる名前だ。
つまり、聖杯を作り上げ、地脈の通った場所を用意し、英霊召喚のシステムを築き上げた者達の末裔。
聖杯戦争を生み出した――アインツベルン家、遠坂家、間桐家――御三家と呼ばれる存在である。
この御三家は聖杯戦争の生みの親として優先的にマスターの権利が与えられる。
故に、7人のマスターの内、3人がアインツベルン、遠坂、間桐の名を持つのは最初から確定しているのだ。
実際、それを知ってたからこそウェイバーは遠坂の家に使い魔を遣わし、そこでアサシン敗退の様子を知れたのである。
つまり、聖杯を作り上げ、地脈の通った場所を用意し、英霊召喚のシステムを築き上げた者達の末裔。
聖杯戦争を生み出した――アインツベルン家、遠坂家、間桐家――御三家と呼ばれる存在である。
この御三家は聖杯戦争の生みの親として優先的にマスターの権利が与えられる。
故に、7人のマスターの内、3人がアインツベルン、遠坂、間桐の名を持つのは最初から確定しているのだ。
実際、それを知ってたからこそウェイバーは遠坂の家に使い魔を遣わし、そこでアサシン敗退の様子を知れたのである。
「どうやら、余が思いついた通りだったというようだな」
「あいらがズルしたってことかよ……」
「聖杯戦争を生み出したのはその御三家とやらなんだろう? なら、レギュレーションの変更もそいつらの手の内だろうよ」
「それでもズルはズルだろう! ルール変更があるなら前もって知らしておくべきだ」
「ま、実際は我々ははめられたんだろうがの。
余としてはより多くの英霊と直接言葉を交わし、刃を交えられるというのは願ってもないことだが……」
「あいらがズルしたってことかよ……」
「聖杯戦争を生み出したのはその御三家とやらなんだろう? なら、レギュレーションの変更もそいつらの手の内だろうよ」
「それでもズルはズルだろう! ルール変更があるなら前もって知らしておくべきだ」
「ま、実際は我々ははめられたんだろうがの。
余としてはより多くの英霊と直接言葉を交わし、刃を交えられるというのは願ってもないことだが……」
僅かに立ち上った気概の火が瞬く間に消え失せるのをウェイバーは感じた。
もし、この殺し合いの真相が御三家による策謀なのだとしたら、ここでの勝利にいかほどの価値があるのだというのか。
願いを叶えるという言葉も空々しい。願いという言葉で釣ってただ殺しあわそうという算段に違いない。
それは邪魔者をマスターごと排除して口を封じるということに加え、聖杯に注ぐ英霊の魂を増やすという算段だ。
如何様にしてこのような大掛かりなことを成し遂げたかは不明だが、最早自身はまな板の上の鯉でしかない。
もし、この殺し合いの真相が御三家による策謀なのだとしたら、ここでの勝利にいかほどの価値があるのだというのか。
願いを叶えるという言葉も空々しい。願いという言葉で釣ってただ殺しあわそうという算段に違いない。
それは邪魔者をマスターごと排除して口を封じるということに加え、聖杯に注ぐ英霊の魂を増やすという算段だ。
如何様にしてこのような大掛かりなことを成し遂げたかは不明だが、最早自身はまな板の上の鯉でしかない。
「まぁ、そうしょげかえるでない。聖杯はともかくとして勝利すれば命は得られるかもしれんではないか。
それに、仮に敗北を喫し地獄に落ちたとて、これはこの征服王であるぞ? 余と地獄を征服するのもまた一興。
《世界》に魂を召抱えられた故に地獄とやらついぞ足を運んだことがなかったが、転生の機会もあると聞く。
英霊の座へと永遠に縛り続けられることを思えば、地獄での責め苦をしばらく我慢するだけで人の身がまた得られる
というのは余にとっては法外な報酬とも言えるだろう。どうだ? そう悪いことばかりではなかろう?」
「――悪いよ! なんで地獄に行くことが前提になってんだよ! 僕はまだ死にたくないし、地獄なんかに行きたくもない!」
「ならば、剣を取るしかあるまい。勝ち取れ――さすれば与えられん。余はいつもそうしてきた」
「勝算はあるのかよ……」
「愚問だな。24のマスターとサーヴァントを相手取ると言った言葉、決して虚言の類ではない」
「……………………」
それに、仮に敗北を喫し地獄に落ちたとて、これはこの征服王であるぞ? 余と地獄を征服するのもまた一興。
《世界》に魂を召抱えられた故に地獄とやらついぞ足を運んだことがなかったが、転生の機会もあると聞く。
英霊の座へと永遠に縛り続けられることを思えば、地獄での責め苦をしばらく我慢するだけで人の身がまた得られる
というのは余にとっては法外な報酬とも言えるだろう。どうだ? そう悪いことばかりではなかろう?」
「――悪いよ! なんで地獄に行くことが前提になってんだよ! 僕はまだ死にたくないし、地獄なんかに行きたくもない!」
「ならば、剣を取るしかあるまい。勝ち取れ――さすれば与えられん。余はいつもそうしてきた」
「勝算はあるのかよ……」
「愚問だな。24のマスターとサーヴァントを相手取ると言った言葉、決して虚言の類ではない」
「……………………」
口からは深く重たい溜息しか出てこなかった。
もし叶うのなら、聖杯戦争を目前にして意気揚々と準備を進めていた頃の自分を止めに過去へと戻りたい。
ウェイバーはそう考え、そしてそれが決して実現しないだろうことにまた絶望を重ねる。
それでもまだ思考を重ねられるのは目の前にいる豪気な大男のおかげだが、それは癪なので口にはしなかった。
もし叶うのなら、聖杯戦争を目前にして意気揚々と準備を進めていた頃の自分を止めに過去へと戻りたい。
ウェイバーはそう考え、そしてそれが決して実現しないだろうことにまた絶望を重ねる。
それでもまだ思考を重ねられるのは目の前にいる豪気な大男のおかげだが、それは癪なので口にはしなかった。
【004】
「なぁに、実際は我々の及びもつかん所で力が働いたのかもしれん。確証のない疑いに怯えるなどなんら益のないことだ」
「そうだね、とりあえず今は様子見。落ち着いたら……できればセイバーかキャスターのマスターに会いたいな」
「それはどうしてそう考える?」
「他のマスターがどう考えているか知りたい。それに本当に御三家の仕業ならそいつらとは協力しあえるはずだから」
「なるほど。沈んでいるばかりではなく考えておるではないか。それでこそ余のマスターよ」
「そうだね、とりあえず今は様子見。落ち着いたら……できればセイバーかキャスターのマスターに会いたいな」
「それはどうしてそう考える?」
「他のマスターがどう考えているか知りたい。それに本当に御三家の仕業ならそいつらとは協力しあえるはずだから」
「なるほど。沈んでいるばかりではなく考えておるではないか。それでこそ余のマスターよ」
その思考はやや逃避的でもあるがさておき、二人は名簿に目を通すと次に与えられた“殺し合いに使う道具”の確認に移った。
八雲紫によれば4つ入っているとのことだったが、その通りに4つ入っており、1つはライダー、残りはウェイバーのものとなった。
八雲紫によれば4つ入っているとのことだったが、その通りに4つ入っており、1つはライダー、残りはウェイバーのものとなった。
「おお! これは神代においてキュクロプスが打ったとされる一品ではなかろうか? いや、あるいは――」
最初に出てきてライダーを喜ばせたのは、それこそ巨人が使うような“巨大な槍”だった。
形状としては西洋のランスに近いが、敵を突く円錐状の部分にドリルのような切れ込みが入っているのが特徴的だ。
大きさはライダーの巨躯をしてもってもなお余るといった具合で、天井についてしまうので今は床に寝かせている。
その造りは宝具にも匹敵せんとはライダーの言葉で、それが真なら巨人の武器というのもあながち間違いではないだろう。
形状としては西洋のランスに近いが、敵を突く円錐状の部分にドリルのような切れ込みが入っているのが特徴的だ。
大きさはライダーの巨躯をしてもってもなお余るといった具合で、天井についてしまうので今は床に寝かせている。
その造りは宝具にも匹敵せんとはライダーの言葉で、それが真なら巨人の武器というのもあながち間違いではないだろう。
実際、2人は知る由もないが、この槍の持ち主は《本田忠勝》と呼ばれるその名の知れた武将である。
彼の者が英霊として現界すればその槍も宝具になったであろうから、ライダーの見立ても遠からずといったところであろう。
彼の者が英霊として現界すればその槍も宝具になったであろうから、ライダーの見立ても遠からずといったところであろう。
そして、一つが征服王を満足させる武器であったなら、ウェイバーに渡った3つは魔術師の為の道具であった。
「……なんて高度な礼装なんだ」
一つは4つで一組の指輪であった。
魔術師が魔術の成功率を高めるために用いる装備を礼装と言うが、その中でも指輪は至極オーソドックスなものだ。
故に、それそのものの形に驚くことはないが、しかしその指輪は溜息が出るような優れた一品であった。
魔術師が魔術の成功率を高めるために用いる装備を礼装と言うが、その中でも指輪は至極オーソドックスなものだ。
故に、それそのものの形に驚くことはないが、しかしその指輪は溜息が出るような優れた一品であった。
4つの指輪はそのままだとどれも金の指輪でしかないが、指にはめるとそれぞれに青と緑の宝石が浮かび上がる。
宝石はカットされることで光を閉じ込め輝きを増すのと同様に、魔力を封じ指向性を持たせるのに重宝するものだ。
御三家の遠坂家が宝石魔術を専攻するように、これもその形状性質はオーソドックスなものである。
宝石はカットされることで光を閉じ込め輝きを増すのと同様に、魔力を封じ指向性を持たせるのに重宝するものだ。
御三家の遠坂家が宝石魔術を専攻するように、これもその形状性質はオーソドックスなものである。
ここに僅かな魔力を注ぐとこの指輪はまた形状を変化させ、宝石を下に金の鎖を垂らすペンデュラム(振り子)となる。
これもダウジングに代表されるように魔術師としては基本の道具だ。そして高度な魔術師であれば、
失せ物探しだけではなく、センサーとしても使えたり、時には自身の指先の延長としても使用することができる。
これもダウジングに代表されるように魔術師としては基本の道具だ。そして高度な魔術師であれば、
失せ物探しだけではなく、センサーとしても使えたり、時には自身の指先の延長としても使用することができる。
あくまで基本的な礼装であり魔術の発動体でしかないが、その用のほとんどをひとつでこなすこの指輪は実に高度だった。
名家と呼ばれる家柄の魔術師ならば同程度の物は持っているかもしれない。
だが、“時計塔”に通う身でも家に力もなくまだ見習いの身分であるウェイバーからすればまさしく至高の一品に見えた。
名家と呼ばれる家柄の魔術師ならば同程度の物は持っているかもしれない。
だが、“時計塔”に通う身でも家に力もなくまだ見習いの身分であるウェイバーからすればまさしく至高の一品に見えた。
「ふふふ……」
「なんだぁ? 宝石を指に通して笑うなど女みたいで気色悪いぞ?」
「なんだぁ? 宝石を指に通して笑うなど女みたいで気色悪いぞ?」
侮蔑するライダーの声など耳に入らない様子でウェイバーはかみ殺しきれぬ笑い声を漏らした。
一流の礼装を手にしたくらいで舞い上がっているのはやはり子供じみているが、しかし彼はまだ子供なのである。
一流の礼装を手にしたくらいで舞い上がっているのはやはり子供じみているが、しかし彼はまだ子供なのである。
さて、泣いていた子が笑ったとばかりに気分高揚したウェイバーであったが、残りの2つは彼を落胆させるものでしかなかった。
「なんだこれ……?」
ひとつは魔導書――のようなもの。装丁を見れば一見そうとも見れないこともないが、実際はただの記録帳だった。
魔術と関係ないわけではない。書いてある中身は概ね魔術に関することばかりである。
その内容は多岐に渡る――と言えば格好もつくが、しかしその内容はというと浅く、中にはデタラメなものもあった。
主に野外学習による発見と、実験室における研究の成果を綴っているようだが、どうにもあまり役立ちそうにない。
魔術と関係ないわけではない。書いてある中身は概ね魔術に関することばかりである。
その内容は多岐に渡る――と言えば格好もつくが、しかしその内容はというと浅く、中にはデタラメなものもあった。
主に野外学習による発見と、実験室における研究の成果を綴っているようだが、どうにもあまり役立ちそうにない。
「まぁ、魔術協会に属してない魔術師だとこんなものなのかな」
本には《霧雨魔理沙》と署名があった。風変わりな名前だが、おそらく日本の魔術師だろう。
易学や陰陽道ならともかく東洋で魔術を学ぶのは難しい。なので、記された内容が我流で稚拙なのも微笑ましいというものだ、
とはいえ、いくらか内容に気になるところもあった。時折、これは真の魔法に迫っているのではと思わせる箇所があるのだ。
易学や陰陽道ならともかく東洋で魔術を学ぶのは難しい。なので、記された内容が我流で稚拙なのも微笑ましいというものだ、
とはいえ、いくらか内容に気になるところもあった。時折、これは真の魔法に迫っているのではと思わせる箇所があるのだ。
「こいつ……、“どこで”魔術を学んでいるんだ……?」
結局、最終的にはそれが最大の疑問となった。この本の持ち主は間違いなく独学で魔術研究を進めている。
だがそれにしては、手に入る触媒や物質、身の回りで起きる現象、実践される結果が不思議めいていた。
まるで、そこでは未だに神や怪異の類が行き交い、魔術が当然のこととして使われているような、そんな気配がある。
冬木の地を代表に、日本にもパワースポットは数あるが、しかし果たして彼女はどこで魔術を学んでいるのだろう?
だがそれにしては、手に入る触媒や物質、身の回りで起きる現象、実践される結果が不思議めいていた。
まるで、そこでは未だに神や怪異の類が行き交い、魔術が当然のこととして使われているような、そんな気配がある。
冬木の地を代表に、日本にもパワースポットは数あるが、しかし果たして彼女はどこで魔術を学んでいるのだろう?
「おい小僧。それは食い物か?」
「――違う」
「――違う」
最後のひとつは、袋詰めにされた油の塊の様なものだった。
見た目は石鹸のようにも見える。実際、作り方はそちらのほうに近いだろう。だが、性質は油のほうが近い。
見た目は石鹸のようにも見える。実際、作り方はそちらのほうに近いだろう。だが、性質は油のほうが近い。
「なんだ、にこごりかと思ったぞ」
「どうしてお前はサーヴァントの癖にそう食い気が多いんだよっ!」
「どうしてお前はサーヴァントの癖にそう食い気が多いんだよっ!」
現世に来たからには楽しむだけ楽しみたいというのが彼の趣旨であったが、ともかく。
ウェイバーが袋から取り出した物体はどれも拳大よりやや小さめで、様々な色をした燃料の塊であった。
それも先ほどの書によると“魔法の燃料”である。
無論、そんなわけもない。魔法などと、これはもう本の内容に輪をかけてデタラメな代物だ。
ウェイバーが袋から取り出した物体はどれも拳大よりやや小さめで、様々な色をした燃料の塊であった。
それも先ほどの書によると“魔法の燃料”である。
無論、そんなわけもない。魔法などと、これはもう本の内容に輪をかけてデタラメな代物だ。
「しかしいい匂いがしたと思ったんだがなぁ」
「これが? 確かに茸のエキスを抽出したものらしいけど」
「ならば食い物ではないか」
「違う! これは魔術の触媒だ!」
「これが? 確かに茸のエキスを抽出したものらしいけど」
「ならば食い物ではないか」
「違う! これは魔術の触媒だ!」
乾物を触媒とするのはこれも魔術としてはさして珍しいことでもない。
昨今の錬金術や宝石魔術ではそう見られないかもしれないが、交霊術や呪術の分野ではまだよく使われているものだ。
その性質を凝縮させた乾物は保存が利き、分量を量って使用するのも難しくないので未だ廃れることもない。
昨今の錬金術や宝石魔術ではそう見られないかもしれないが、交霊術や呪術の分野ではまだよく使われているものだ。
その性質を凝縮させた乾物は保存が利き、分量を量って使用するのも難しくないので未だ廃れることもない。
「では、それが貴様の武器となるわけだな。我がマスターがいかな魔術を見せてくれるか今から楽しみだ」
「期待されても困るんだけどな」
「期待されても困るんだけどな」
まず茸魔術など修めたことがない。というかそんな学科など時計塔には存在しない。どこの魔術協会にだってないだろう。
その上、この色とりどりの塊はどれがどんな効果を及ぼすか全くの謎である。
先ほどの本と見比べれば多少は判別がつくようになるのかもしれないが、成果を考えるとあまり乗り気にはなれなかった。
その上、この色とりどりの塊はどれがどんな効果を及ぼすか全くの謎である。
先ほどの本と見比べれば多少は判別がつくようになるのかもしれないが、成果を考えるとあまり乗り気にはなれなかった。
「とはいえ、今はすることもないし……」
ウェイバーは脇に置いた本をまた取り上げ開いた。
こんなものでも役立つ可能性があるならそこに縋らなくてはならない。地獄に落ちてからではどんな後悔をしても遅いのだ。
あまりに雑然としてとりとめのない内容に溜息を漏らしつつ、ウェイバーはそのページを一枚ずつ捲り続けた――。
こんなものでも役立つ可能性があるならそこに縋らなくてはならない。地獄に落ちてからではどんな後悔をしても遅いのだ。
あまりに雑然としてとりとめのない内容に溜息を漏らしつつ、ウェイバーはそのページを一枚ずつ捲り続けた――。
「うわ、これまずっ!」
「だから食うなって言ってるだろうがっ!」
「だから食うなって言ってるだろうがっ!」
【B-3/天文台・監視ルーム/1日目-深夜】
【主:ウェイバー・ベルベット@Fate/Zero】
[主従]:ライダー@Fate/Zero
[状態]:健康、令呪3画
[装備]:クラールヴィント@魔法少女リリカルなのは
背負い袋(基本支給品)、お手製魔導書@東方儚月抄、魔法の燃料@東方儚月抄
[方針/行動]
基本方針:生きて元の世界に帰る。
1:まずは放送まで様子見。
2:他のマスター/サーヴァントと接触して情報収集と現状把握。
[主従]:ライダー@Fate/Zero
[状態]:健康、令呪3画
[装備]:クラールヴィント@魔法少女リリカルなのは
背負い袋(基本支給品)、お手製魔導書@東方儚月抄、魔法の燃料@東方儚月抄
[方針/行動]
基本方針:生きて元の世界に帰る。
1:まずは放送まで様子見。
2:他のマスター/サーヴァントと接触して情報収集と現状把握。
[備考]
※参加時期は、最初のアサシンが敗退した晩からセイバーとランサーの戦いに乱入するまでの間です。
※参加時期は、最初のアサシンが敗退した晩からセイバーとランサーの戦いに乱入するまでの間です。
【従:ライダー@Fate/Zero】
[主従]:ウェイバー・ベルベット@Fate/Zero
[状態]:健康
[装備]:機巧槍・黒王@戦国BASARA
[方針/行動]
基本方針:戦い、そして勝利する。
1:まずは最初となる戦いを前に期待を昂ぶらせるとしよう。
2:ライダーとして、征服王として、航空宇宙展示場にある色んなものに興味がある。
[主従]:ウェイバー・ベルベット@Fate/Zero
[状態]:健康
[装備]:機巧槍・黒王@戦国BASARA
[方針/行動]
基本方針:戦い、そして勝利する。
1:まずは最初となる戦いを前に期待を昂ぶらせるとしよう。
2:ライダーとして、征服王として、航空宇宙展示場にある色んなものに興味がある。
[備考]
※参加時期は、最初のアサシンが敗退した晩からセイバーとランサーの戦いに乱入するまでの間です。
※参加時期は、最初のアサシンが敗退した晩からセイバーとランサーの戦いに乱入するまでの間です。
【機巧槍・黒王@戦国BASARA】
戦国最強と名高い本田忠勝がその得物とする巨大な槍。西洋のランスのような形状をしている。
全長は大よそ4-5m。槍の穂先がドリルとなっており、回転する仕組みがある。
戦国最強と名高い本田忠勝がその得物とする巨大な槍。西洋のランスのような形状をしている。
全長は大よそ4-5m。槍の穂先がドリルとなっており、回転する仕組みがある。
【クラールヴィント@魔法少女リリカルなのは】
ヴォルケンリッターの一人、湖の騎士シャマルがデバイスとして使用していた4つの指輪。
待機状態ではただの4つの金の輪だが、使用する際はリングフォルムやペンダルフォルムへと変形する。
ヴォルケンリッターの一人、湖の騎士シャマルがデバイスとして使用していた4つの指輪。
待機状態ではただの4つの金の輪だが、使用する際はリングフォルムやペンダルフォルムへと変形する。
【お手製魔導書@東方儚月抄】
普通の魔法使い、霧雨魔理沙が常日頃持ち歩いている魔導書。
実際には本物の魔導書ではなく、発見した魔法やそれっぽいものを記しただけの記録帳のようなものでしかない。
普通の魔法使い、霧雨魔理沙が常日頃持ち歩いている魔導書。
実際には本物の魔導書ではなく、発見した魔法やそれっぽいものを記しただけの記録帳のようなものでしかない。
【魔法の燃料@東方儚月抄】
普通の魔法使い、霧雨魔理沙が化物茸を元に作り上げた魔法の燃料。
化物茸のエキスを煮詰めた固形状のもので、火薬や燃料、魔法の触媒として様々な使い道がある(?)。
普通の魔法使い、霧雨魔理沙が化物茸を元に作り上げた魔法の燃料。
化物茸のエキスを煮詰めた固形状のもので、火薬や燃料、魔法の触媒として様々な使い道がある(?)。
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