アドロス大陸

  • 中央、灰色の町『中央都市 ストキア』
  • 北、藍色の町『軍事都市 ムータルガ』
  • 南、赤色の町『鉱山都市 ダズン』
  • 東、緑色の町『農業都市 レスネバーラ』
黄土色のラインは主要街道。実際には地図に書ききれない細かな街道や、農村、集落や遺跡などが数多く存在する。




ファンタスマゴリアの世界観

プレイヤー達が冒険をする現代より100年程前、『暗黒の三日間』という事象がファンタスマゴリアを襲いました。
空は黒く陰り、世界に陽の光が届かない3日間が続きました。
世界に光が戻ったと思ったのも束の間、次に人々を襲ったのは『魔物』達の襲撃でした。
一体何処から現れたのか、どういう目的があるのか、誰もわかりません。
ただ一つ判る事は、彼らは人を襲い人類に害を成す存在であると言う事です。
魔物の討伐に各国の軍隊や地方領主達の私兵が討伐に乗り出しましたが、敵の数は多く防戦一方の日々。
そこで立ち上がったのが力を持った市民達です。
彼らには優れた統率力はありませんでしたが、世界中の人々が力を合わせ魔物達の脅威を退けたのです。

こうして魔物たちに主要な都市が襲われる事は少なくなりましたが、未だ世界からその脅威を完全に拭い去る事はできません。
国王や領主達は、復興作業や同盟関係などの外交に追われる日々が続きます。
日々寄せられる市民達からの救いの声、そんな彼らに力を貸したのは先の戦いで立ち上がった力を持った人々です。
彼らは「冒険者」となり、人々から寄せられる救いの声、依頼を受けては戦います。
いつしか依頼は「クエスト」と呼ばれる様になり、それらが集まる場所を「ギルド」とし冒険者の活動の場が広がりました。
冒険者達は様々な理由の為に戦います。
富、名誉、平和…各々の理由は違えど、彼らが人々を救っていったのは間違いありません。
本格的に国や領主達から、冒険者の活動が認められる様になるとその活動は更に活発になりました。

そうして魔物達の根絶や出没の原因が判らぬまま100年余りが過ぎました。
今や冒険者の存在は人々の生活に必要な程になっています。
クエストの内容は魔物退治に留まらず、多岐に渡る内容が広がりました。
貴方も様々な理由を胸に秘め、今冒険者としての第一歩を踏み出そうとしています。
舞台はアドロス大陸、中央都市ストキア。
ここから貴方の物語が始まります。


アドロス大陸

ファンタスマゴリアにおける1つの大陸です。
4つの主要な都市と、様々な農村などが存在します。
主要都市は国というレベルには小さく、それぞれ別の領主が統治しています。


中央都市 ストキア

プレイヤー達の活動の中心となる、アドロス大陸で最も活気付いた街です。
アドロス大陸各地から物資が集まり、物も豊富で人口も非常に多く冒険者達の拠点としても使われる事が多いようです。
人口はヒューマンだけに限らず、ドワーフ、エルフ、ケモーヌなどの多種族も数多く生活しています。
領主や街の立ち上げに関わった一部ヒューマン達が貴族として存在しますが、市民達にそれ程大きな顔をしている訳では無いようです。
また、ヘカナ教の教会があるのもアドロス大陸ではこのストキアだけです。


軍事都市 ムータルガ

四方を高い城壁で囲われた都市です。
その城壁の中に多数の私兵を集めているとされ、他の都市から様々な疑惑を抱かれています。
領主は統治、安全な街作りの為と主張していますが、風の噂では武力によるアドロス大陸統治を考えているのではと囁かれています。
人口はほぼヒューマンだけで構成されており、貴族、平民、貧困階級の差が激しい街でもあります。


鉱山都市 ダズン

アドロス大陸南西に位置する山脈の中腹に存在する都市です。
規模は大きくありませんが、非常に優れた鍛冶師が数多く存在する事で有名です。
山から取れる鉱物が非常に高品質であるのも一役買っているようです。
ドワーフの領主が統治し、人口もドワーフがヒューマンに並ぶくらいの多さです。


農業都市 レスネバーラ

牧歌的な落ち着いた雰囲気の都市です。
都市と言うよりかは集落、村の集合体のような都市でアドロス大陸の農業を支える都市となっています。
海から比較的近いこともあり、漁も盛んなようです。
統治はヒューマンですが、都市の雰囲気からエルフやケモーヌも好んで棲んでいます。


ギルドについて

ギルドはクエストの受注する場所となります。
受注専門のカウンターだけを設置したギルドもあれば、宿屋や酒場、その他の店舗が兼業している事も多いです。
基本的に冒険者はギルドに所属し、ギルドからクエストの紹介を受けます。
フリーの冒険者や他ギルドの冒険者にはクエストの紹介をしない事が多いです。
理由としては、自分のギルドのメンバーがクエストを達成し名声を集めれば、自然とギルド自体の名声もあがり兼業している店舗の業績UPも見込めるからです。
その他、市民達から直接クエストを受ける場合もあります。


宗教について

アドロス大陸で広まっている宗教はほぼ全てヘカナ教です。
一神教で、唯一神であるヘカナを崇拝する宗教です。
自己に厳しく、死後に神の下へ逝く為には常に修行を積まねばならないという教えであり、フェイスヒーラーの技術を習得する冒険者は必ずこのヘカナ教に入っています。
ストキア教会に所属している場合と、単なる教徒である場合があります。
また、刃物のついた獲物を使うことは諸刃の剣で相手だけでなく自らを滅する事になるという教えにより、それらを使うことを禁じられています。
他教徒、無神論者については「異なる道を歩み修行を重ねる者」とし、そこまで排他的な思想は持ち合わせず比較的穏やかな宗教です。
アドロス大陸の人口で大体4割くらいの人々がこのヘカナ教を信仰しています。
また、森に棲むエルフはヘカナ教を信仰する事はありません。
彼らは彼らで森の神、精霊に感謝をするという考えを持っているためです。
森を出て外の世界を知ったエルフの中にはヘカナ教を信仰する事もあるようです。
最終更新:2010年02月16日 11:04