ここでは透過情報付きのPNG画像で作るという前提で話を進めます。
最終的にはこのような画像を作ります。
注意点
- 左右で別のイメージを表示できますが、内部では左向きの際は右向きの画像を反転して使う処理をしているので向きはすべて右向きで統一してください。
- コマの間に隙間を作らないでください。
- 透過情報付きpngには主に①完全に透明な部分と完全に不透明な部分の情報のみで構成される透過情報付きpng(on-off形式というらしいです。)。透過gifもこちらに分類されます。②半透明も含めた完全な透過情報を含んだpngの2種類があり、フリーソフトでは透過情報png対応と謳いつつ①にしか対応してないことが多いのでご注意ください。
以下ではその手段の一例を紹介します。
①素材の準備
まずはどんな方法でも構わないのでPNG画像を作りこのように1コマずつ番号をつけて保存します。このとき画像のサイズは必ず統一してください。下の画像の場合128x128で統一されています。
②画像の分離
吉里吉里2のtoolフォルダ内のkrkrtpc.exeに以下の設定を行った上で連番画像をまとめてドラッグします。
透明部分のある画像
メイン/マスク分離形式
メイン形式 BMP
マスク形式 BMP
出力フォルダは好きな場所を指定してください。
(メインとマスクは別フォルダに入れておいたほうが後で作業が楽になります。そのためにメインかマスクのどちらかをわざとjpegにしておくと分けるのが楽になります。)
③分離した画像の連結
次にメイン形式、マスク形式で出力した画像の連結を行います。ここでは
分割結合あを使うという前提で話を進めます。
- 画像結合のラジオボタンを選択
- 並べ方は左のZ型になっているほうを選択。
- 横、縦の数は横x縦が連結する画像の枚数以上なら何でも良いですが、出来るだけ正方形に近い画像にしたほうが後で縮小画像で確認するときに見やすくて便利です。下はマスク画像を連結するときの例です。
設定を決めたらメイン形式、マスク形式の連結画像をそれぞれ作成します。設定、画像のサイズ、順番は統一しておかないと最後の工程でおかしな画像が出来上がります。
④仕上げ
メイン形式を連結したものを「名前.bmp」マスク形式を連結したものを「名前_m.bmp」にリネームして、以下の設定を行ったkrkrtpc.exeにまとめてドラッグします。
透明部分のある画像
αチャンネル付きPNG
出力フォルダは好きな場所を指定してください。
⑤出力、完成
画像が無事出力されれば完成です。
最終更新:2008年04月18日 22:00