誰かの願いが叶うころ(中編)◆tt2ShxkcFQ




「そんな……どうして……」

それは美琴が言い放った言葉、目の前の光景が信じられない。

「し、真紅?……真紅!!!」

あすかはそう叫びながら、数メートル吹き飛ばされてピクリとも動かない真紅へと駆け寄る。
左肩から先のドレスは吹き飛び、白い腕が露になっていて。
しかし腕に走っている大きな亀裂が、彼女が人ならざるものだと言うことを物語っている。
美琴は呆然としながら、あすかと真紅を見つめている。

「よくも……よくも真紅をっ」

怒りの形相で立ち上がり、こちらを睨みつけるあすかに、美琴は再び逃げ出したい衝動に駆られる。
……こちらを殺そうとしていたあすかを殺すため、美琴は雷撃の槍をあすかに向かって撃ちはなった。
初めて、人を殺すつもりで放った雷撃の槍。
それでもやっぱり殺したくなくて、覚悟をするまでには少し時間がかかってしまった。
至近距離から打ち出した美琴の雷、その電圧は実際のそれにも劣らない10億ボルトにも達する。
秒速約340kmで進むその槍は、あすかの体を貫いてその命を奪うはずだった。
ある程度距離があっても、常人に反応する事なんて出来ない速さの攻撃。
しかしそれは同時に撃つ側にとっても言えることだ。
あすかを撃ち殺すつもりで能力を発動させた美琴は、突如割り込んできた真紅に反応する事なんて出来なかった。
……全てを見透かしているかのようなその瞳が、美琴の脳裏にこびりついて離れない。
真紅は最初から自分に敵意を向けることは無くて、戦う意思も見せていない。
そして何より、自分よりも幼く、無力なその少女に雷撃を打ち込むことなんて、美琴には考えられなかった。
優勝を目指すのならばこの考えを捨てなければいけない……それは理解しているつもりだ。
それでも美琴は、その選択肢を選ぶ事は出来なかった。
甘いといわれればそれまでだろう、だがしかしその一線を踏み越えれば。
自らが最強から無敵になるために、実験と称して1万人の妹を喜々として虐殺した一方通行と同じになってしまう気がして。
……そして美琴は、その一線を越えてしまった。

「平気よ……だって最後は、みんな生き返らせるんだもん」

自分で離したその言葉に、美琴は驚いた。
心が叫び声を上げる……やめて、助けて、と。
しかし真紅を殺してしまったと言う事実が、美琴を追い詰めていく。
ぎこちない笑みを浮かべながら、美琴はあすかへと向き直る。

「なっ……」

美琴の辺りに青白い火花が散ったと思うと。
その次の瞬間、雷撃の槍があすかへと襲い掛かる。
だがしかし、あすかは一度見たその雷撃を予想していた。
自らの宝玉で壁を作り、その雷撃を防ぐ。
ズドンという音と共に壁にぶち当たった雷は、辺りへと拡散しながらゴロゴロと空気を膨張させる音を残した。

「そうよ、簡単な事じゃない。
 誰を殺したって平気よ、みんな生き返るんだから」
「……まさか優勝を狙う理由っていうのは」

更にもう一撃、二撃と雷撃の槍があすかへと襲い掛かる。
しかしその攻撃は宝玉の壁に阻まれ、あすかには届かない。
防戦一方……だがしかし、その壁を解いたら最後。
あすかは攻撃に転じる事無く瞬時に消し炭にされてしまうだろう。
狂ったように笑いながら、美琴はあすかに口を開く。

「そうよ、みんなを生き返らせるの。
 だからアンタも早く死になさいよ、そうすれば早くその子を生き返らせて上げられるわ」
「あ……あなたって人は!」

美琴は自らのデイバックを開き、メダルが入った袋を取り出した。
そして右手を袋に突っ込むと、一枚のメダルを取り出して握り拳、その親指の上に乗せる。

「もういいの、安心してよ。
 だって私は超電磁砲。その気になれば誰だって簡単に殺せるわ。
 唯一敵わなかった一方通行も……アイツだって死んだ。だから、絶対に生き返らせてあげるから」

右手を突き出して、あすかへと標準をあわせる美琴。
あすかは感じた、嫌な予感がする。
恐らく少女は奥の手を使ってくるだろう、雷撃を防ぐ事で精一杯の自分にそれを受けきる事が出来るだろうか?
……だけどここで引くわけにはいかない。真紅はこの少女に殺されてしまった。
距離をとっていれば雷撃も怖くない、慣れれば8個の宝玉のうち1つ位は攻撃に回せるはずだ。
その時を待てばいい。

次の瞬間。
音は無く、オレンジ色の槍がエタニティ・エイトで作り出した盾へとぶち当たる。
バリン、とガラスが割れるような音がして4つの宝玉が崩れ去った。
盾に当たって軌道がずれたその槍は、あすかの顔をかすって後方の民家へと吸い込まれていく。
居瞬遅れて雷のような轟音が轟き、後ろへと視線を向けたあすかは目を疑った。
エタニティ・エイトで作った盾を貫き、推進力を失っているはずのその弾丸は轟音をたてて民家を打ち崩している。

「ば……馬鹿な」

そして現状を理解する、8つあったあすかの宝玉は4つが崩れ去った。
今の状態で雷撃を受けきる事は不可能だ。

「くっ……エタニティ・エイト!」

そう叫ぶとのほぼ同時、美琴のから発された雷撃の槍があすかを貫いた。






「……まだ生きてるなんて、結構しぶといのね」

美琴はあすかへと歩み寄りながら、言葉を放つ。
倒れたあすかの目の前には四つの宝玉が、力を失って地面に転がっている。
あすかは少ない宝玉でも、なんとか雷撃を防ごうと足掻いた。
4つの宝玉で雷撃を出来る限り分散させて、あすかへの雷撃を軽減させたのだ。

「くっ……ぐぅ……」
「無理はしないほうがいいわよ、体が痺れて動かないんでしょ?」
「何故……優勝して……全員を生き返らせるなんて……」
「今さらそんな事を聞いてどうするのよ」
「願いを叶えたいのなら……全員でギラーミンを倒して、その力を……」
「奪い取れって……?無理よそんなの」
「なっ……」
「私は人殺しよ?みんなと仲良く手を取り合って、打倒ギラーミンなんて……今更言う資格は無いの」
「くっ……」

あすかは震える手を宝玉へと伸ばす。

「今更悪あがきするんじゃないわよ、今楽にしてあげるから」

バチリと美琴の前髪は逆立つ。

「私が優勝すれば……アイツも、一方通行も、砂男も、衛宮さんも、クーガーさんも、真紅って子も。
 みんなみんな生き返るのよ。
 ね?みんなが笑ってハッピーエンドを迎える方法なんて、もうこれしかないじゃない」

あすかは美琴の顔を見上げる、その顔には表情という類のものは映っては居ない。
しかし頬には、一筋の涙が流れていた。

僕は……何一つ成す事が出来なかった。
誰かを止める事も、誰かを救うことも、誰かを導く事も……
劉鳳が死に、クーガーが死に、真紅が死んだ。
この会場に来てから約半日。
ずっと一緒に行動していた真紅。
彼女を守ってみせると、心に誓ったのに。
真紅を失った今なら分かる、あの時のルフィの気持ち、クーガーの気持ち、そして少しならば……この少女の気持ちも。
だがしかし、もうどうする事も出来ない。
HOLY隊員になって、僕は何を成せただろうか。
何のために闘ってきたのだろうか。
……もうどうでもいい事だ、全てがここで終わるのなら。

「それじゃあ、さようなら」

そう言って美琴はあすかへと手を向ける。
それを見ると、あすかは瞳を閉じた。





「ちょっと、人を勝手に殺さないで頂戴」





突如、もはや懐かしくも感じる声があすかの耳に届く。
その声につられて瞳を開くと……

目の前にはあすかと美琴の間に立ち、
美琴の腕を掴み上げている真紅の姿が見えた。


     ◇    ◇    ◇


美琴は自らの目を疑った。
目の前には先ほど10億ボルトもの雷撃をまともに受け、吹き飛んだはずの真紅が立っている。
そして、雷撃を放つために帯電していた腕を掴み上げ、平気な顔をしてこちらを見つめている。

「貴女もやはり、誰かを生き返らせる為にこの殺し合いに乗っているのね」

「は、離してっ」

真紅の言葉で我に返った美琴は、腕を振り払うと大きく後ろへとステップした。
真紅はあすかを守るように間に立って、美琴を見つめている。
美琴は真紅を睨みつける、そして違和感に気が付いた。
露になった球体間接、その白い腕には一筋の亀裂が入っているのが見える。

「アンタ……一体何者なの」
「言ったでしょ?ローゼンメイデン第五ドール、真紅よ」
「そんな事を聞いてるんじゃないっ!」
「今重要なのは、そんな事では無いんじゃなくて?」

ギリ、と奥歯をかみ締めると。
美琴の肩に青白い火花が散った。

「そうよね……また振り出しに戻っただけ、私はアンタ達を殺して優勝を目指す」
「……私は、貴女と闘うつもりは無いわ」
「なっ……私の話を聞いていなかったの?アンタ達を殺すって、そう言ってるのよ?」
「それでも私は、貴女と闘うつもりは無い」
「……運良くさっきの雷撃では死ななかったみたいだけど、
 二度目は上手く行かないわよ。死ぬのが嫌なら私と戦いなさい」

脅しの言葉をかけるも、真紅は微動だにせず美琴を見つめている。

「……闘えっつってんのよ!」

ズドンという音と共に、真紅の真横数センチを青白い光が通過する。
それは後方の民家の残骸に当たると、派手な音をたてて爆ぜた。

「これが最後の警告、次は本気でぶち抜くわよ」

真紅はスッと左手を美琴の方へ向ける。
美琴は身構えるが、相変わらず真紅の瞳からは敵意を感じられず。
まるで撃ってみろと言わんばかりの挑発にも見えた。

「ふざけるな……ふざけるなっ!」

再び雷撃の槍が出現し、真紅の足元の地面を抉る。

「アンタに私の何が分かるって言うのよ!
 言ったでしょ!?私は人殺しなの、もう後戻りなんて出来ないのよっ!
 半端な気持ちで私の前に立ちふさがるなっ!
 私の覚悟を……踏みにじるんじゃないわよ!」

怒りの形相で猛る美琴に、真紅は悲しく微笑んで口を開いた。

「そうね……確かに私には貴女の事情は分からないわ」
 ……でもさっき貴女は言ったわよね。
 みんなが笑ってハッピーエンドを迎えるにはこの方法しかない、と」
「そうよ……だって間違えて無いじゃない」
「いえ……間違えてるわ」
「なっ!?」
「だってそこに、貴女は含まれているの?」

その言葉に、美琴の表情は歪む。

「私は……いいのよ、そんな資格は無いもの」
「人を殺してしまったから?」
「……そうよ」
「ならば、貴女は罪を償わなければならないわ」
「ハッ……刑務所にでも入れって言うの?」
「人間の作った法律の事を言っているの……?
 場合によってはその必要もあるかもしれないわね。
 けれど私はその事を言っているわけではない。
 私は、その人たちに償いをしなさいと言っているの」
「その人たちに……?」
「クーガーは……『使えない足手まといな参加者』である貴女に。
 何を言って、何を遺したのかしら」

美琴は目を見開いて、一歩後ずさる。
突如、暗闇に包まれた地下鉄内でクーガーが言っていた言葉が脳裏に蘇る。

『今度は笑顔の貴方が見たいなぁと、どこぞのバカヤロウが思っていると覚えてくださいな! 』

それは楔、クーガーが心を閉ざしかけていた少女に遺した最後の言葉だ。
それは心の奥底に確かに打ち込まれ、真紅の言葉によって亀裂が走る。
……目の前の少女はクーガーの事に気が付いている。
それが堪らなく怖くて、美琴は全身の震えを止める事は出来なかった。

「うるさいっ……うるさい!だからみんな生き返らせなくちゃいけないのよ!
 私は命を救ってもらうような人間なんかじゃない!
 たたかえ……たたかいなさいよっ」

美琴は真紅を睨みつけ、叫ぶ。
そして次の瞬間、とうとう雷撃の槍が美琴の前髪から打ち出される。
それは人を殺傷するほどの威力は無い、加減された一発。
これを喰らえば大人しくしてなど居られないはず、抵抗の意思を見せるはず。
そしてその雷撃は一直線に真紅の左手へと近づいていき、辺りを眩い光が包む。

しかし目の前に広がるのは、雷撃を受けたにもかかわらず。
悲しそうな目でこちらを見つめている少女が一人立っているだけだ。

「なっ」
「残念だけれど、私には貴女の雷は効かないわ」

愕然としている美琴に、真紅は言葉を続ける。

「私はローゼンメイデンの第五ドール……人形よ。
 そう、私はビスクドール。
 磁器で出来ているこの体は絶縁体、電気が通るわけが無いのだわ」
「そ……そんな……だって最初は……」
「実は私のドレス、ここに来てから一度洗濯しているの……。
 乾かしたつもりだったけれど、きっと少し湿っていたのね。
 あなたも知っているでしょう?雷自体の物理的な力はそれほどでも無いわ。
 私のドレスが爆ぜたのは恐らく僅かに残っていた水分が水蒸気爆発を引き起こしたから……」

そう言って、真紅は一歩美琴へと歩み寄る。

「こ、来ないでっ!」

拒絶するかのように、再び雷撃の槍を撃ちはなつ。
今度は全力、10億ボルトもの電圧を伴わせて。
ズドンと音をたてて真紅の左手へと吸い込まれたその雷撃は、
真紅の左手に僅かな黒い焦げ後を残すのみ。
それでも表情1つ変えず、真紅は美琴へと歩み寄る。

「来るなっ!来るなって言ってんでしょ!」

後ずさりしながら、美琴は雷撃を撃ちつづける。
しかし、真紅は諸ともせずに歩み寄ってくる。
そんな少女をみて、美琴の脳裏にはとある人物の影が思い浮かぶ。
その右手で全ての雷撃を無効化し、自分を軽くあしらった少年。

「やめて……もうやめてよっ!」

あの夜の鉄橋、一方通行にあっけなく殺されるという道を選んだ私の前に立ちはだかった少年。
幾度雷撃を受けようと立ち上がり、決して諦めずに私の目の前に立ち続けた少年。

「貴女は……人殺しなんかじゃないわ」

背中にアスファルト塀が当たり、これ以上下がる事が出来ない美琴。
その目の前まで歩み寄った真紅は、美琴を見つめて小さく呟いた。

「えっ……」
「確かに私には雷撃は効かない、けれど私を殺す事は出来るはずよ。
 貴女には黒い剣がある、超電磁砲だってある。
 確かに貴女の目標は、優勝をしてみんなを生き返らせる事だったのかもしれない……。
 結局、それでも貴女は。貴女から最後の希望を奪おうとした私さえ殺せないほど、
 悪い人間では無かったというだけの話なのだわ」

戸惑うように、混乱するように美琴は目の前の真紅を見つめる。
その瞳は一点の疑念さえ持っていない。
真紅は信じているのだろう……この私を。
美琴は屈んで、頭を抱えて拒絶するように首を振る。

「私に関わった人たちはみんな私のせいで死んで行ったわ……。
 もう嫌なの、誰かを傷つける事しか出来ないこんな力も嫌、誰かが死ぬのも嫌、誰かを殺すのも嫌っ!
 どうせ貴女も、あすかって奴も、みんなみんな死んでいくのよ!」
「私は死なないわ……」
「嘘よっ」
「嘘じゃない、だってそうでしょう?」

真紅は美琴を優しく抱きしめる。

「私には、貴女の電撃は効かないもの。
 それに私は人間ではない、腕が切れようと、足がもげようと。
 そこから出血する事は無いわ……」
「……」
「貴女は、ただ少しだけ迷子になっていただけ。
 貴女を呼ぶ声も、ちゃんと貴女には聞こえて居たはずよ?
 もう目の前に扉はある、後は少しだけ……勇気を振り絞ればいいだけ」
「でもやっぱり私は、私を許すことなんて出来ない」
「……そう」
「いくら危険な奴だからって、私の雷撃によって死んだ人も居るわ」
「……そう」
「もう私の手は血まみれなのよ」
「後悔、しているのね」
「……当たり前じゃない」
「そう、それならそれで、もういいんじゃないかしら」
「えっ……」

涙で瞳を塗らした少女は、思わず顔を上げる。

「人を死なせてしまった事を、殺してしまった事を後悔している。
 そしてもう二度と繰り返さないと心に決めているのなら、今はそれ以上の事は出来ないはずよ」
「……」
「後ろを振り返る事も時には大切だわ……
 けれど今は前を見なさい。
 今の貴女は、貴女に出来る最善の事をしているの?
 もしそうでは無いのならば……それは貴女に関わって命を落とした人への冒涜よ」

アイツの顔が、衛宮の顔が、クーガーの顔が脳裏へと浮かぶ。
私は、生き残るという道を選んでもいいのだろうか。
死んだ人間を生き返らせるという道を、諦めてもいいのだろうか。
この手で、この能力で、誰かを助けても……いいのだろうか。

『もうこれ以上方法が無くったって、他にどうしたらいいのか分からなくたって、それでも嫌なんだよ』

それは、脳裏に蘇るアイツの言葉。

『何でお前が死ななきゃいけないんだよ、どうして誰かが殺されなくちゃならないんだよ!そんなの納得できるはずねぇだろ!』

何処までも真っ直ぐで、何処までも優しく、何処までも力強い言葉。
如何して今、アイツの言葉を思い出しのかわからない。
だが今、なんとなく分かった事。
……今の私をアイツが見たら、きっと怒る。大激怒なんてものじゃないだろう。
アイツがまだ生きているとしたら、きっと一人でも多くの人を助けようとしているに違いない。
アイツはきっとこの悪魔のゲームをぶち壊し、どんな奇跡でも起こして見せるはずだ。

(バカ……死んじゃったら、しょうがないじゃない)

美琴は気が付いた、自分が涙を流している事に。
目の前の少女は言った、最善を尽くせと。
御坂美琴の最善……それは一人でも多くの参加者を助け、この悪魔のゲームをぶち壊す事。

(そう……だよね?)

瞼の裏に浮かんだアイツ━━上条当麻は、微かに頷いた……そんな気がした。

「ごめんなさい」

美琴は口を開く。
それは先ほどあすかを殺す事を決意した時と同じ、涙を流しながら。
だがしかし、その顔は覚悟をしたとても穏やかなもの。

「……えぇ」

真紅は美琴の頭を撫でながら答える。
どこか意地っ張りで、素直じゃないけれど。
本当は誰よりも優しくて、勇気を持っている。
もう死んでしまった自分の姉に、姿を重ね合わせながら。








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最終更新:2012年12月05日 02:21