無責任 Part.X

いつかおわるゆめ

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musekijin

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いつかおわるゆめ


川のほとりで走り回る少年 無邪気な命の姿
極端にまっすぐな石を 蹴り飛ばしながら

星の数だけ始まる夢 うつむいて追いかける

続ける意味も曖昧なまま 眠りにつく可憐な少女
歌うように愚痴を飛ばしながら 遠く離れてく人を想うよ
傷を押さえながら

君がいつかいなくなること どうやって知っただろう
どうして君は いなくなってしまうのだろう
僕がいつかいなくなること どうして知っているのだろう
そんな僕が何をすれば 君の笑顔になれるのだろう

終わりなき旅の向こうに 悲しみをひたすら待つ人の影
見つけられずに泣き止まないで 二つの涙を地べたに落とした
砂を蹴り飛ばして

さよならの合図の呼吸 君は僕のそれを感じてくれるかな
誰もがいつかいなくなること 知れば知るほど……終わらせよう

続ける意味を捨てないで 物語の続編を作るのなら
"二人"で続ける意味を "愛"と呼べば笑顔にもなれるでしょう

小さく砕きながら
いつかおわるゆめ


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