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ウィンドシンセサイザー
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ウィンドシンセサイザー
ウィンドで操作するシンセサイザー。
要は、息を吹き込むことによって音を鳴らす。
管楽器のシンセサイザーといったもの。
管楽器のシンセサイザーといったもの。
T-SQUAREなどで使われているAKAIのものが有名。
なんでわざわざ息で操作する必要があるの?と思われるかもしれないが、鍵盤である通常のシンセサイザーに比べて、表現の仕方にいろいろと違いがあるのだ。
一番大きいのは、通常、鍵盤楽器は、音を出してから音量を増すことはあまり得意でないが(押し込みの強さで音量変化できるものがあるので、不可能ではない)、管楽器は息の強さで制御するため、1音の中で自在に音量変化をつけられる、ということがある。
なお、マウスピースに相当する部分への圧力で音程に変化をつけ、ヴィブラート*を表現することも出来る。
なお、マウスピースに相当する部分への圧力で音程に変化をつけ、ヴィブラート*を表現することも出来る。
そして、シンセサイザーであるから、通常の管楽器では不可能なような音域(上も下も)も可能、という利点もある。
また、AKAIのウィンドシンセ(EWI*)は、キーが指の接触を感知するタッチ・センス・キーであるから、機械的な動きの必要な通常の楽器や、YAMAHAのWX5などに比べてすばやい運指も可能。(練習しないと途中に変な音が入ってしまうが。。。)
完全に使いこなしたら、かなりの表現力を持った存在であることは間違いない。
事実、いつぞやのMt. Fuji Jazz Festival*でMichael Breckerが演奏した、EWIによるソロは、本当に圧巻であった。。。
記: 2009/10/19