舞台では湯浅の時間を迎えており、音響中が次々と豪華な曲を流し出していた。
それはテニミュ(笑)とは思えないほどの豪華さで、アニオタがこの曲を聞いたら本当に
佐橋は神だと目を仰天させるに違いない。これだけで他のミュージカルとの差は歴然と離れており、
テニミュがどのようにして出来ているかはこのイントロだけでも想像がついてしまう。
なおも話は進んいく。
舞台の上に全ての準備が出そろった。お立ち台で奇妙な踊りをしている二人。
その前で聞きなれない言語で歌うコスプレイヤー達。
そして、それを美しく飾る照明の数々。
全てが”豪華”これ以上の単語が見当たらない程、豪華であった。
「エッチゼン、お前は青学の柱になれ」
ンモァ!
そんな効果音が響く中惨劇は幕を開ける。
9歳くらいだろうか?明らかに小学生に見える子供の前には不機嫌な果実が熟れている。
二人の間には青い炎が燃え上がるようだ。
しばしの静寂。
それを打ち破ったのは叫び声スイーツ。
「行け越前!お前の焼くチェリーパイ」
オレ=タティーノが越前病魔の肩に力強く手を押し付けながら叫んだ。
病魔の焼くチェリーパイはとても濃厚な味わいかつ
素材の味を活かした究極の一品だとこの湯浅ホテル内では有名だった
最終更新:2007年11月20日 23:04