今開催の見どころ、開催展望
あけましておめでとうございます。新年は毎年恒例の川崎開催。川崎大師に行った足で、駅伝を応援したその後に…と何かのついでに行けてしまう魔の開催。ただ、回数は年度で区切っているので11回開催となる。
今年は1/1〜1/4の4日間開催。例年よりも日数が少ないため登録馬が殺到。掟破りの1400m14頭フルゲートが乱発している、馬券的には楽しい開催となりそうだ。
また、降級がチラホラ発生しておりその辺も含めて馬券的には注意したい。
今年は1/1〜1/4の4日間開催。例年よりも日数が少ないため登録馬が殺到。掟破りの1400m14頭フルゲートが乱発している、馬券的には楽しい開催となりそうだ。
また、降級がチラホラ発生しておりその辺も含めて馬券的には注意したい。
初日のメインレースは『初夢賞』(川崎デビュー3歳馬限定、1600m)。川崎でデビューした12頭が激突する。ここはセレニアサミットとレッドサラマンダーの2頭が中心になる。
現在2連勝中と完全に軌道に乗った感のあるセレニアサミットは、内を立ち回る競馬で覚醒。今回も理想の内枠に入ったとあればもう一丁で連勝継続も十分視野に入る。
一方のレッドサラマンダーは豊富な経験を買いたい。初勝利後は川崎の一線級と戦い続けていた。結果は伴わなかったが、これが糧となったのか近走は一組(JRAだと重賞でないオープン相当)で②①着とようやく軌道に乗ってきた。2走前に敗れたセレニアサミットを逆転する可能性も十分。
一方のレッドサラマンダーは豊富な経験を買いたい。初勝利後は川崎の一線級と戦い続けていた。結果は伴わなかったが、これが糧となったのか近走は一組(JRAだと重賞でないオープン相当)で②①着とようやく軌道に乗ってきた。2走前に敗れたセレニアサミットを逆転する可能性も十分。
なかなか順調に使えていないゴールドモーニンだが、こちらも鉄砲が効けば一気に主役になる可能性を秘めている。新馬勝ちの素質馬である本馬は、若武者賞で怪物ベアバッキューンの2着。その後の地方交流鎌倉記念でも4着に入るなど一線級の活躍。その後は体勢が整わなかったが、満を持しての復帰。実力的には十分足りる力関係で、軽視は禁物。
そのほか新馬戦を圧勝は時計的にも目処をつけたソイラテ、追い通しで課題は残るが素質確かなアーサ、敗れはしたものの前走の時計は優秀なチャチャハツゴウにも注意が必要。
2日目のメインレースは『ゴールデンホース賞』(C1C2栗毛・栃栗毛限定・1600m)。川崎名物毛色限定レース。新年だからめでたく明るく輝く馬たちの祭典はフルゲート14頭で、それならばいっそ配当も光輝くところを狙いたいところだ。お年玉欲しい。
軸選びは難解だが、川崎のエース野畑騎手が騎乗するタイセイアーメットを中心に据えたい。JRA時代は新馬勝ち以降長らく低迷していたが、昨年10月の浦和交流戦で才能が開花。移籍戦となった前走もキッチリ勝ち切って明け7歳にしてようやく全盛期を迎えた感がある。鞍上も継続騎乗というのは心強く、特殊条件の一戦ならば連勝も可能だろう。
逆転の可能性が高いのはモネ。JRAから移籍して即JRA交流に出ると言う謎の行為に走った前走は4着と目処の立つ競馬。B2B3の交流戦からC1C2に変わるのは相手が大幅緩和となり、この馬がアッサリという可能性も十分に秘めている。
全然マシーンと化しているセイグッドラックも侮れない存在になる。外目をマイペースに追走する方が向いているし、強敵はいるが、自身もかなり実力上位。正攻法で抵抗してどこまでやれるか注目の一戦となる。
そのほかC1で渋太い走りを見せるタキザクラ、絶好枠に入ったゴールデンカガヤ、展開ハマれば面白いマロンフエルテ、トラストガーベラまで広くマークしたい。
3日目のメインレースは『川崎マイラーズ』(S3、4歳以上オープン・1600m)。昨年から年始に移動したマイル競走だが、なかなか慣れない。返してくれよ、年始の報知オールスターC…。それはさておき、好メンバー12頭が揃って熱戦に期待が高まる。
中心は前哨戦圧勝のアランバローズ。前哨戦はいくらメンバーが落ちるとは言え、2.5秒差の大差をつける大圧勝劇。実況も思わず「ここでは力が違いました」という有り様。メンバーは当然強化されるが、東京ダービー馬とこちらも実績では負けていない。逃げて挑戦者を迎え撃つ。
能力試験でレース並みのタイムを出したJRA元オープン馬コンシリエーレも負けていない。同馬は新馬戦カトレアSを連勝し、サウジダービー3着と実績的にズバ抜けている。かなり久々のレースにはなるが、アッサリと突き抜ける可能性も。御神本騎手がこちらを選んだのも期待の証だろう。さきたま杯5着に終わっているため、南関適性だけが気になるところだ。
ムエックスも牙を向く。ムエックスは23年の12月から馬券外に沈んでいない堅実駆け。前走は初の重賞挑戦でもスマイルウィの2着と実力は遜色ないことを示した。カーブの急な川崎コース適性は未知数だが、それも克服可能。
そのほか叩きつつ上昇のギャルダル、安定感の鬼リンゾウチャネル、吉原騎手を配したルコルセールも要マーク。
4日目のメインレースは『スパーキングオールスターチャレンジ』(準重賞・2000m)。昼間開催なのにスパーキング安売りしすぎでは…?と思うが置いておこう。
中心はここも船橋勢。中でも3歳戦線を引っ張ってきたシシュフォスに白羽の矢。東京ダービー6着は立派だし、その後も黒潮盃2着、戸塚記念でも4着と善戦。中距離適性も高いのなら主役視可能。
A2下の川崎二千では実績豊富のドスハーツも注目の一頭。勝ちはないが、複勝率30%となっている反面2100mに実績がないのはマイナス。ただ、このメンバーなら応戦も可能と見れる。
さらにレベルの高い道営王冠賞を制したプラセボも要注意。前走はシシュフォスを破っている面に着目。ここでもカーブをこなせれば逆転の可能性は高い。
そのほか移籍初戦のサトノロイヤル、斤量で有利のシャンパンファイトにも注目したい。
※馬券の購入は自己責任で
(とり)
おまけ:今週の注目ジョッキー
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南関東競馬の心得
・地方競馬だと思うな!
日本で初めてゴール前の判定写真、枠色の帽子、スターティングゲート、パトロールフィルムを採用した他の地方競馬とは一線を画す。つもりの団体なのが南関東競馬。というか大井。両回りもする。持ち回りで競馬を行ったり、二場で同時開催を行ったりするため他の地方競馬とは一線を画す。
それだけに安い配当になるようなレースよりも波乱が多く、三連単2000万も飛び出したことも。
それだけに安い配当になるようなレースよりも波乱が多く、三連単2000万も飛び出したことも。
・トリプル馬単をやるべし!
トリプル馬単やろうよ!JRAのWIN5よりも少ない、対象3レース。馬単を当てるだけ。簡単でしょ?
と思ったら大間違い。これが難しい難しい。1億の配当が飛び出すことも珍しくない。
例)21年大井競馬場
的中票数:5票(1人)
的中金額:228,130,165円
つまり50円が2億円に。
なお、SPAT4でしか購入できないため、そのためだけに加入してみるのも一考。
と思ったら大間違い。これが難しい難しい。1億の配当が飛び出すことも珍しくない。
例)21年大井競馬場
的中票数:5票(1人)
的中金額:228,130,165円
つまり50円が2億円に。
なお、SPAT4でしか購入できないため、そのためだけに加入してみるのも一考。
通常の馬券を購入できるのは以下の4システム
- SPAT4:南関東競馬の公式投票システム。トリプル馬単が購入できたり、ポイントを貯め現金などと交換できる。
- 楽天競馬:楽天ポイントで競馬を購入できる。
- JRAネット投票:一部日程のみ。基本的には火曜〜木曜日。
- オッズパーク:市中銀行会員のみDG競走を購入可。
クラスと賞金について
南関東をはじめとする地方競馬では主にABCによって格付けされている。詳細は各場毎に分かれているが、南関東の場合は主にオープンクラスとなるA1からC3までの9段階。また、クラスとは別に未格付けの3歳馬(≒JRA未勝利)と2歳馬は組のみで分けられている。
詳細を記述すると長くなるため割愛するが、クラスの上から一組・二組・三組…と分かれており、下の組行くほどそのクラスの下位レベルになる。HPでは「C1(一)」などと表記されているが、これはC1クラスの一組(上位)と読む(新聞では一組とシッカリ表記される)。世代戦は単純にポイント上位から一組・二組…分けで数字が若ければ上位。
ちなみに3歳馬は一定の条件を満たすと格付けされる(HP参照)
南関東をはじめとする地方競馬では主にABCによって格付けされている。詳細は各場毎に分かれているが、南関東の場合は主にオープンクラスとなるA1からC3までの9段階。また、クラスとは別に未格付けの3歳馬(≒JRA未勝利)と2歳馬は組のみで分けられている。
詳細を記述すると長くなるため割愛するが、クラスの上から一組・二組・三組…と分かれており、下の組行くほどそのクラスの下位レベルになる。HPでは「C1(一)」などと表記されているが、これはC1クラスの一組(上位)と読む(新聞では一組とシッカリ表記される)。世代戦は単純にポイント上位から一組・二組…分けで数字が若ければ上位。
ちなみに3歳馬は一定の条件を満たすと格付けされる(HP参照)
JRAと大きく異なるのは昇級の仕方。JRAでは主に勝利で昇級するが、南関は入着ポイントによって昇級する。例えばC1(1勝クラス)からB3(2勝クラス)へ昇級する場合、JRAなら勝利しなければならないが、南関はポイント次第で昇級可能。ポイントの詳細は→番組についてをご覧いただきたい。
ちなみにポイント制を導入したのは今年から。そのため把握している人は意外に少なく、使いこなすのは至難の業。関係者も理解していないでレース変更したりしている。
また、ポイントが加算されるのは2週間後。それまでは同クラスで出走できるため連闘策を敢行することも(このように勝っても同級や同組で走れることを勝ち得と言う)。
ちなみにポイント制を導入したのは今年から。そのため把握している人は意外に少なく、使いこなすのは至難の業。
また、ポイントが加算されるのは2週間後。それまでは同クラスで出走できるため連闘策を敢行することも(このように勝っても同級や同組で走れることを勝ち得と言う)。
南関東競馬では1月と7月にクラス編成がある。一度獲得した賞金(ポイント)は基本的に減ることはないが、7月→馬齢が加算される1月と徐々にクラスの基準が上がるため降級が発生する。降級馬はもちろん人気になりやすいが、調子を見極めるのがポイントに。ちなみに6月や12月はクラスが上がらないように休んだりアレしたりする。
・専門紙を買ってみるべし
情報が溢れている現代ではあるものの、必要なくなりつつある新聞。しかし、調教時計やコメント、さらに戦力評価や印など南関東を楽しむための情報が満載で情報が限定されるのも意外と予想の際には助かる側面も。1冊550円は少し高いが、たまに競馬場へ行って何を買うべきか迷ってしまうのなら買ってみる価値はあるはず。南関の専門紙は以下の四紙。
情報が溢れている現代ではあるものの、必要なくなりつつある新聞。しかし、調教時計やコメント、さらに戦力評価や印など南関東を楽しむための情報が満載で情報が限定されるのも意外と予想の際には助かる側面も。1冊550円は少し高いが、たまに競馬場へ行って何を買うべきか迷ってしまうのなら買ってみる価値はあるはず。南関の専門紙は以下の四紙。
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知ってるつもり?の騎手たち
リーディング上位騎手たち
南関東には大井31名、川崎18名、船橋24名、浦和18名の91名が在籍(24年度開始時点)している。大半は厩舎に所属しているが、それぞれの場に騎手会が存在しており、そこに所属する所謂"フリー騎手"も存在する。地方競馬においてフリーが存在するのは兵庫と南関東だけで非常に珍しい。
リーディング上位騎手がどのような特徴を持っているか、馬券の参考に把握しておこう。
リーディング上位騎手がどのような特徴を持っているか、馬券の参考に把握しておこう。
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真面目に馬券から外したい危険騎手
南関東には決して買っても幸せにならない(※一部界隈を除く)騎手が存在している。狙った馬に彼らが乗っていた場合は悪いことを言わない、狙いを変えることをお勧めする。なんと23年度0勝の騎手もチラホラ。幸運になるのは一部のマゾだけだよ、ほんと。
+ | 閲覧注意! |
競馬場別攻略法
浦和競馬場
基本情報
1周:1200m 直線:240m(4角〜G板)
埼玉県さいたま市南区に位置している競馬場。
フルゲートは800、1400、1500、2000mは12頭、1300、1600、1900mは11頭。24年には1400mの14頭化がテストされ、今後拡大することもあり得る。
埼玉県さいたま市南区に位置している競馬場。
フルゲートは800、1400、1500、2000mは12頭、1300、1600、1900mは11頭。24年には1400mの14頭化がテストされ、今後拡大することもあり得る。
※11頭で施行される競走は軒並み距離変更となっており、現在は施行されることはほとんどない(設定自体は残っている)。
南関東の中では最も開催が少なく、売上も南関東で唯一全国TOP5に入っていないなどいろいろ不遇な競馬場。
川を横切る形でコースが所在しており、2か所橋を渡るが、勝負所となる3コーナーの橋では落馬事故や死亡事故も発生している。
23年にナイター照明が完成し、念願の通年薄暮開催が可能となった。狙うはナイター開催。
南関東の中では最も開催が少なく、売上も南関東で唯一全国TOP5に入っていないなどいろいろ不遇な競馬場。
川を横切る形でコースが所在しており、2か所橋を渡るが、勝負所となる3コーナーの橋では落馬事故や死亡事故も発生している。
23年にナイター照明が完成し、念願の通年薄暮開催が可能となった。狙うはナイター開催。
雨の浦和競馬場攻略
とにかく逃げる馬を買え!
ハナとって4角まで垂れなきゃほぼ馬券確定!
※平場でも使えたことあったけど基本オープン以上のレースに絞ることを推奨します
ハナとって4角まで垂れなきゃほぼ馬券確定!
※平場でも使えたことあったけど基本オープン以上のレースに絞ることを推奨します
これで勝てる?ビギナー浦和攻略法
長くなったので閉じました。
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船橋競馬場
本馬場入場曲の「フワ↑フワ↑」が癖になると評判の競馬場。あとマスコットキャラクターで最近軟禁されがちのキャロッタくんのジト目がかわいい。
基本情報
1周:1400m
直線:307m(4角〜G板)
施行距離(フルゲート)
1000、1500、1600、1700、1800、2200、2400m(14頭)
1200(12頭)
設定されながら開催のないコース
内回り(1周1250m)
1400m
現在は調教のみ使用される。
外回り
2000m
2003年を最後に施行されていない。コーナーのポケットからは危険だからね、仕方ないね。
直線:307m(4角〜G板)
施行距離(フルゲート)
1000、1500、1600、1700、1800、2200、2400m(14頭)
1200(12頭)
設定されながら開催のないコース
内回り(1周1250m)
1400m
現在は調教のみ使用される。
外回り
2000m
2003年を最後に施行されていない。コーナーのポケットからは危険だからね、仕方ないね。
スパイラルカーブを採用しており、馬群が外に膨らむのを抑制している。ただ、馬群が広がらず内の馬が窮屈になった結果外枠が有利な競馬場になっているイメージ。
南関東で唯一通年ナイターを行なっており、昼間の開催は無くなった。騎手、馬共に南関東随一の実力を誇る競馬場。
22年11月末の開催から南関東初となる白い砂に入れ替えられている。
南関東で唯一通年ナイターを行なっており、昼間の開催は無くなった。騎手、馬共に南関東随一の実力を誇る競馬場。
22年11月末の開催から南関東初となる白い砂に入れ替えられている。
ビギナー向け船橋攻略法
- 大井騎手が活躍する
南関のHPで船橋のリーディングを見てみよう。TOP4は大井所属の騎手が占めている。このことから大井騎手(笹川、御神本、矢野、和田)を軸に据えれば的中の可能性が上がるということだ。ひどい時は一日中大井所属の騎手が連対し続けることもある。
船橋騎手ならば森・本田は信頼できるかな?という程度。大井騎手四天王を中心に考えてみると的中の近道に。
船橋騎手ならば森・本田は信頼できるかな?という程度。大井騎手四天王を中心に考えてみると的中の近道に。
- 外枠先行が有利であると心得ておく
7,8枠が1日中連対し続けるということはザラ。おそらく直線で外に振られることが多いスパイラルカーブがその要因を強くしているということだろう。砂の入れ替え、砂厚変更で内枠がノーチャンスというのは多少緩和されたが、外枠先行馬はとにかく連対するため、警戒が必要。
1200mなどは4枠が最内枠と考えるのが定石だったが、それも今は多少緩和されつつある。内枠の強襲は紐でケアしたい。
1200mなどは4枠が最内枠と考えるのが定石だったが、それも今は多少緩和されつつある。内枠の強襲は紐でケアしたい。
大井競馬場
賞金の金額も高く、集客力もある。故に南関東…いや地方競馬代表のような面構え。そして地方競馬で唯一国際G1が行われている。実際はどうなのかな…?
基本情報
1周:1600m(外、左)1400m(内)
直線:386m(外)286m(内)300m(左)
施行距離(フルゲート)
1000,1200,1400,1600,1700,1800,2000,2400,2600m(16頭)
1650m(左、12頭)
※ただし、競走委員が認めたレースのみ16頭で基本的には14頭ブルーゲートで施行される。
かつては1500mも施行されていたが、現在はされていない。
直線:386m(外)286m(内)300m(左)
施行距離(フルゲート)
1000,1200,1400,1600,1700,1800,2000,2400,2600m(16頭)
1650m(左、12頭)
※ただし、競走委員が認めたレースのみ16頭で基本的には14頭ブルーゲートで施行される。
かつては1500mも施行されていたが、現在はされていない。
幅員25m、1周1600m、直線386m(いずれも外回り)は地方競馬最大級で中山競馬場ダートコースよりも広い(1周1493m、直線308m)。このレベルのコースを有している地方競馬場は門別(ホッカイドウ)、盛岡(岩手)のみである。
広く長いコースで差しが決まるかといえばそうでもない。
23年10月末の開催からオーストラリアの珪砂に入れ替えられ白い砂の馬場となっている。
広く長いコースで差しが決まるかといえばそうでもない。
23年10月末の開催からオーストラリアの珪砂に入れ替えられ白い砂の馬場となっている。
ビギナー向け大井競馬攻略法
- "格差"を理解しておく
大井は頭数が多い。その分在厩馬も多い。しかし、ここは都心の真ん中、当たり前に溢れてしまった。そこで作られたのが小林牧場。千葉県印西市にあるこの牧場にも厩舎がある。
実は小林と大井のパワーバランスはかなり小林優勢となっている。事実、2024年の大井リーディングに12厩舎しかない小林勢が4厩舎もランクインしているほど。
話が広がったが、小林の調教師を見かけたら評価を上げるべきと言うことである。
特に狙いたいのは3人
実は小林と大井のパワーバランスはかなり小林優勢となっている。事実、2024年の大井リーディングに12厩舎しかない小林勢が4厩舎もランクインしているほど。
話が広がったが、小林の調教師を見かけたら評価を上げるべきと言うことである。
特に狙いたいのは3人
荒山勝徳
名実ともに小林の重鎮。毎年熾烈なリーディング争いを展開する。JBCレディスクラシックでララベルで勝利、今年の京浜盃でもサントノーレで制している。特にファーストドライバーとも言うべき矢野騎手を乗せている際は"ガチ"。さらにレアリティは高いが、笹川乗せる時は絶対買うべき。
名実ともに小林の重鎮。毎年熾烈なリーディング争いを展開する。JBCレディスクラシックでララベルで勝利、今年の京浜盃でもサントノーレで制している。特にファーストドライバーとも言うべき矢野騎手を乗せている際は"ガチ"。さらにレアリティは高いが、笹川乗せる時は絶対買うべき。
坂井英光
瑠星のパパ。帝王賞で善戦したサヨノネイチヤ、東京スプリントを制したジャスティンなどを管理している。少しネームバリュー優先なところもあるが、それでも信頼できる調教師。近年目を見張るのは西啓太騎手とのコンビ。英光師が信頼しているためソコソコ乗るにも関わらず、連対率50%以上を誇る。
瑠星のパパ。帝王賞で善戦したサヨノネイチヤ、東京スプリントを制したジャスティンなどを管理している。少しネームバリュー優先なところもあるが、それでも信頼できる調教師。近年目を見張るのは西啓太騎手とのコンビ。英光師が信頼しているためソコソコ乗るにも関わらず、連対率50%以上を誇る。
真島大輔
開業1年目だが、騎手時代から人気のあっただけあって馬がよく集まってくる。特に1400〜1600m帯が得意な様子。西啓太騎手や藤本現輝騎手を乗せて活躍している様はオグリみたいな感じで好きになる人もいそう。
開業1年目だが、騎手時代から人気のあっただけあって馬がよく集まってくる。特に1400〜1600m帯が得意な様子。西啓太騎手や藤本現輝騎手を乗せて活躍している様はオグリみたいな感じで好きになる人もいそう。
川崎競馬場
大都会川崎市街、箱根駅伝コースの脇にありながら昭和レトロの情緒を感じられる競馬場。
競馬場としては日本一敷地面積が小さく、向正面にビジョンが設置される競艇場スタイルであったり、内馬場に駐車場があったり、小向(車で5〜10分程度)に厩舎や調教コースを有したりと地方競馬場としても異彩を放つ。
最寄駅は京急大師線の港町(みなとちょう)だが、川崎駅からも徒歩15分程度。その場合Googleマップ通りに行くと夜の街を通過することになるため、嫌なら大通りに出よう。まだ平和。
競馬場としては日本一敷地面積が小さく、向正面にビジョンが設置される競艇場スタイルであったり、内馬場に駐車場があったり、小向(車で5〜10分程度)に厩舎や調教コースを有したりと地方競馬場としても異彩を放つ。
最寄駅は京急大師線の港町(みなとちょう)だが、川崎駅からも徒歩15分程度。その場合Googleマップ通りに行くと夜の街を通過することになるため、嫌なら大通りに出よう。まだ平和。
基本情報
1周:1200m
直線:300m
施行距離(フルゲート)
900、1400※、2000m(12頭)
1500、1600、2100m(14頭)
※1400mはネクストスター東日本にて14頭で施行されており、今後も14頭で施行される可能性あり。
直線:300m
施行距離(フルゲート)
900、1400※、2000m(12頭)
1500、1600、2100m(14頭)
※1400mはネクストスター東日本にて14頭で施行されており、今後も14頭で施行される可能性あり。
直線距離を意地でも300m確保したかったため、コーナーのRを犠牲にした。結果、かなりタイトになっており船橋や浦和とは違った適性が求められる競馬場。あまり騎乗しない騎手からすると恐怖を感じるレベル。
とにかくロスなく進める内枠の先行馬が有利な競馬場であるが、ポケット地点からスタートする1500mや1600mはスタート直後にコーナーと合流するため、埒がなく内に刺さる馬も。その場合は不利が発生することもあり、スタートに不安のある馬が内枠にいる場合は注意が必要。
南関東通信
南関東競馬の情報を更新していきます。
誰かのコラムが乗るかも。
誰かのコラムが乗るかも。
24年6月版
- 豪雨で競走取り止め
6月3日、大井競馬場初日の7レースが豪雨のため取り止めとなった。序盤は晴れていたものの、4R頃から暗くなりはじめ6Rは大雨の中施行。向正面から4角あたりは霞んでしまって見えにくく、安全かつ公正な競馬の開催が不可能と判断。7レースが取り止めとなった。なお8R以降は平常開催。
- 東京ダービーはラムジェットが勝利!
5日に大井競馬場に行われた新制東京ダービー(Jpn1、2000m)はJRA佐々木晶三厩舎、三浦皇成騎手騎乗のラムジェットが勝利。スタートから先行して直線で抜け出す圧巻の競馬で6馬身差の圧勝劇だった。勝ち時計は2:06.1(稍重)。
今年から中央馬に解放され注目が集まったが、結果はJRA4頭と高知所属馬が掲示板を独占。南関東勢は掲示板に乗れない屈辱的な結果となった。
今年から中央馬に解放され注目が集まったが、結果はJRA4頭と高知所属馬が掲示板を独占。南関東勢は掲示板に乗れない屈辱的な結果となった。
- 川崎スパーキングスプリントはプライルードが優勝
11日に川崎競馬場で行われた第10回川崎スパーキングスプリントは大井藤田輝厩舎、本田正重騎手騎乗のプライルードがエンケレテイアをアタマ差退けて優勝した。重賞勝利は22年アフター5スター賞以来3勝目。1着プライルードと2着エンケレテイアには習志野きらっとスプリントへの優先出走権を獲得した。