部品構造
- 大部品: 砲兵(ナニワ版) RD:33 評価値:8
- 部品: ナニワの砲兵の歴史
- 部品: 砲兵になるには
- 大部品: ナニワの砲兵に必要なこと RD:6 評価値:4
- 部品: 必要な資格・試験
- 部品: 野戦砲兵と防空砲兵
- 部品: チームワークが大事
- 部品: 歩兵との連携強化
- 部品: 射弾観測との連携
- 部品: 射撃精度の向上研究
- 部品: 砲兵の人数制限
- 大部品: 砲兵陣地 RD:4 評価値:3
- 部品: 射撃指揮所
- 部品: バリケードの設置
- 部品: 砲列の隠蔽
- 部品: 予備陣地の構築
- 部品: 攻城砲の運用訓練
- 部品: 通信機器が使えない場合の伝達手段
- 大部品: 戦術 RD:6 評価値:4
- 部品: 砲兵戦術
- 部品: 間接射撃
- 部品: 準備砲撃
- 部品: 集中射撃
- 部品: 弾幕射撃
- 部品: SOS射撃
- 大部品: 砲撃のための観測 RD:4 評価値:3
- 部品: 対砲迫レーダ観測
- 部品: 音響観測
- 部品: 閃光観測
- 部品: 気象データの反映
- 大部品: 砲兵専用装備 RD:8 評価値:5
- 大部品: 車両 RD:4 評価値:3
- 部品: 多連装ロケット砲
- 部品: 自走榴弾砲
- 部品: 突撃砲
- 部品: トラック
- 大部品: 非車両 RD:2 評価値:1
- 大部品: 装備品 RD:2 評価値:1
- 部品: ヘッドセット(防音用)
- 部品: 喉当てマイク
部品定義
部品: ナニワの砲兵の歴史
ナニワアームズ商藩国での砲兵の歴史はあまり長くはなく、比較的新しい職業である。
元は
偵察兵からI=Dの砲撃等をサポートするためにFOが派生し、そこから
暮里藍実の助言をヒントに摂政直轄の試験部隊として結成したのが始まりだといわれている。
そういった小規模の部隊ではあったが、数度運用された結果の戦果は非常に大きく、FOや
偵察パイロット等ナニワ独自の職業とも相性が良いと判断された為、正式に藩国部隊として組み込まれた。
部品: 砲兵になるには
元は摂政直轄の試験部隊であったため、FOや
特殊部隊員 、偵察兵や
名パイロット達から摂政が独自に選び抜いた者が砲兵の職に就いた。
その名残で藩国軍に所属していきなり砲兵に配属されるものは居らず、いずれかの職業で経験をつんで一定の成績を残したものだけが砲兵への道に進むのが通例となっている。
部品: 必要な資格・試験
配属される部署によって必要な資格は異なるが、全体的に危険な銃器を取り扱う兵科のため、
砲兵隊に所属する為には特別な銃器取扱および火器取扱についてを勉強し、資格試験にクリアしなければいけない。
また気象観測を行う場合も気象予報士の、自走砲を運用するためには特殊車両の運転免許の取得も必要となる。
部品: 野戦砲兵と防空砲兵
野戦砲兵は主に対地攻撃・対艦攻撃を行い、火力戦闘部隊として大量の火力を随時随所に集中して、広い地域を制圧する。
防空砲兵は敵航空機やミサイル等の飛行物体や空爆への対空攻撃を行うと共に対空情報の収集活動も行う。迅速な展開、砲撃、陣地変換が欠かせない。
部品: チームワークが大事
いくら観測情報が正確であっても指定された場所へ命中させる事ができなければ意味はない。
ひとつの火砲を動かすには各種装備によって異なるが、だいたい3~10名必要で他の兵科よりも特にチームワークが求められる。
集団行動に向いていないものはそもそも砲兵にはなれない。
部品: 歩兵との連携強化
砲兵指揮官達は前線からの砲撃計画変更に臨機に対応できるよう、歩兵部隊との連携を密にするために作戦の総合的なレクチャーを繰り返し受け、自分達が支援する部隊をよく把握できるように努めている。
部品: 射弾観測との連携
砲兵隊員自身も観測は行うが、航空機やFOからの攻撃目標に関する観測結果は砲撃の効果を最大限引き出すためには非常に重要な情報である。
実践でスムーズに連携できるよう普段から十分に訓練を行っている。
部品: 射撃精度の向上研究
大量の砲を運用し、集中放火を浴びせたとしても射撃精度が低ければ弾着は拡散して砲弾が無駄になるだけなので、日夜研究が行われている。
もちろん誘導装置などの性能アップも研究されている。
部品: 砲兵の人数制限
一言で「砲兵」といっても一人では何も出来ず、きちんと運用を行うには纏まった人数が必要なため10人一組での編成が定められている。
部品: 射撃指揮所
前進観測班からの報告を元に射撃諸元の算出、修正を行い砲撃の指示を出す指揮所。
状況に応じて、何処にどのような射撃を行うかコントロールする役割も持つ。
部品: バリケードの設置
陣地に対する直接攻撃の障害となるようにバリケードを設置する。
土嚢や鉄条網なども使用され、いざと言う時の敵の進撃を遅らせることが出来る。
部品: 砲列の隠蔽
火砲の位置を迷彩や地形を活用して隠すことで、相手に悟られないようにする。
火砲の被害を軽減し、継続した支援、反撃を行う為である。
部品: 予備陣地の構築
発射元を特定され反撃を受けることも考慮に入っている。
砲兵は支援の要であり、相手も其処を狙ってくることが予測される為である。
そのため、速やかに火砲の移動を行い支援を継続する為に余裕があれば複数の陣地を構築しておくのが望ましい。
部品: 攻城砲の運用訓練
攻城砲とは要塞や砲台等を攻撃するための大口径の大砲のこと。長砲身のカノン砲や大口径の榴弾砲などが該当する。
運用・運搬が困難なため最近では航空機による爆撃にとって変わられる事が多いがナニワではいざという時の為に一通り取り扱えるように訓練されている。
部品: 通信機器が使えない場合の伝達手段
観測所から砲側まで有線の野戦電話を設営できる様になるまでは、視覚信号に頼るか、伝令を走らせるか、前線から点々と連絡要員を置いてメモを手渡しするか、といった手段が用いられる。
部品: 砲兵戦術
攻勢に際してはまず大規模な準備砲撃があり、その後に弾幕射撃に守られた歩兵や戦車の突撃があり、突破後に機動展開する。
支援射撃で敵部隊を壊滅、無力化、または制圧して前線の歩兵部隊を火力支援することもある。
部品: 間接射撃
FOや偵察航空機等、敵が見渡せる位置にいる友軍からの情報を得て、直接に敵を狙えない位置から砲兵が砲撃を行うこと。
観測員からの情報で射撃することで、精度を維持しながら射撃距離を大きく取ることができ、より多くの砲を目標に指向できる。
また敵から見えないように砲兵を配置することが出来れば反撃されて損害が出ることもない。
部品: 準備砲撃
塹壕戦などで突撃を行う前に、敵の塹壕や機関銃陣地、地雷原を破壊するために行う砲撃。
ちんたらやっていると敵に対し攻撃地点を特定される危険が高いため、するとなったら短時間、集中して行うのが一般的。
部品: 集中射撃
特定の目標に対する射撃であり、一点に砲撃が集中される。集中砲火ともいう。
前進観測者の情報を元に常に弾道修正も行われる。
部品: 弾幕射撃
特定の地点を狙うのではなく、敵のあらゆる行動を妨害、無力化することを目的とし、戦線に対して横一列に並んだ砲撃を加える射撃のこと。
部品: SOS射撃
予め設定された防衛線前方の区域を敵の攻撃の兆候をつかんだ段階で即時、盲目射撃する射撃法のこと。
「大量の砲弾を消費する」「撃った弾丸の殆んどが無駄」になるので、まぁそう言うのもあるんだよという程度で実際に発令される事はほぼない。
部品: 対砲迫レーダ観測
対砲迫レーダによって敵の砲弾の弾道を精密に測定し、発射地点を特定する。
敵の射撃以前に観測用のレーダー波を放射すれば、自ら対砲迫レーダの位置を教えてしまう危険があるため、通常は敵の初弾発射後に観測が開始される。
部品: 音響観測
音源標定とも呼ばれ、複数の集音マイクを広い範囲に事前配置して分析装置と有線接続する。昼夜の別なく敵の初弾発射音からその発射位置を直ちに特定できるため、非常に有効であるが配置には手間が掛かる。
部品: 閃光観測
敵の発射炎や発射煙を観測して発射位置を特定する。
遠距離射撃が主体となった戦闘ではあまり発生しないが、双眼鏡等の観測機器の性能が向上している事もあり、観測訓練の一環として取り入れられている。
部品: 気象データの反映
火砲は気象条件によって着弾地点が大きく変化するため、射撃に先立って随時、温度・湿度・気圧や風向・風速などの気象観測が行われる。
風向・風速の観測には小さなバルーンやラジオゾンデによって観測されるが、バルーンは目視で、ラジオゾンデは追跡レーダーによって追跡される恐れがあり、敵側に砲兵の射撃準備が察知されるため、使用には配慮が求められる。
部品: 多連装ロケット砲
個々の命中精度が通常の大砲に比べて低くなる傾向にあるロケット弾を、同時に多数発射することで効果的に運用でき、全弾発射後はコンテナを入れ替えて再び発射可能となる。
自走発射機、指揮装置、予備弾薬車で構成されている。砲兵が扱う兵器としては一番大型になる。
風の影響を受けやすく、着弾点がずれやすい、発射時の轟音や煙によって、発射場所が露呈しやすい、全弾発射後の再装填に時間がかかる、車体重量が重いので空輸には向かない等色々な制約があるが威力はピカ一。
部品: 自走榴弾砲
155~203mm程度の口径の砲を備えていて、射程は15~25kmくらい。
目標地域に存在する部隊や陣地への打撃が目的でこれ自体には突破力はなく、また打ち合いも想定されていないので装甲は薄い。
速やかに陣地転換出来る様にトラック等による牽引ではなく、自力走行できるようになっている。
部品: 突撃砲
歩兵の直接支援を目的として考案された自走砲の一種。
正面切っての機甲戦闘ではなく、威力偵察や歩兵と共に前進して直接照準で目標を破壊することを目的に使用される。
部品: トラック
自走砲以外のレールガンや迫撃砲を運搬、牽引するためのトラック。
砲兵だけに限らず、FOなどの人員の移動にも使用される
部品: 迫撃砲
射程が短く、大型火砲と比べれは命中精度は劣るが、分解搬送が簡単で、文字通り敵に肉迫して放列を敷くことができる。
砲身も極力薄くするなどして運用者の負担が軽くなるように設計されている。
使用される砲弾は、通常の榴弾のほかに炸薬のない演習弾、発煙弾、照明弾など。
部品: レールガン
その名の通りレールのように直線的な砲。
巨大なバッテリーが砲内に電磁レールを形成して実体弾を投射する。
音もなく、煙もないが衝撃波がものすごい。
誘導砲弾(スマート砲弾)装備で射程距離20km。
時間がかかるが分解して運搬しやすくする事も出来る。
部品: ヘッドセット(防音用)
砲撃音や射撃音等の耳に有害な衝撃音を瞬時にカットし聴覚を保護する防音保護具。
また独自の周音機能により、周囲音は増幅して再生し、会話や指示、号令等はもちろん離れた微弱な可聴音まで聴取可能で逆に有害な高騒音は減衰する。
長時間耳につけていても痛くならないよう、工夫が施されている。
部品: 喉当てマイク
咽喉マイクとは喉仏付近の振動を直接拾って音に変える特殊マイクのこと。
喉元に密着させて音声を拾うので、通常よりもノイズが少なくはっきりとした明瞭な音を発する事ができる。
砲撃時や風が強いといった状況でも、周囲の騒音を拾わずに拡声できる。
提出書式
大部品: 砲兵(ナニワ版) RD:33 評価値:8
-部品: ナニワの砲兵の歴史
-部品: 砲兵になるには
-大部品: ナニワの砲兵に必要なこと RD:6 評価値:4
--部品: 必要な資格・試験
--部品: 野戦砲兵と防空砲兵
--部品: チームワークが大事
--部品: 歩兵との連携強化
--部品: 射弾観測との連携
--部品: 射撃精度の向上研究
-部品: 砲兵の人数制限
-大部品: 砲兵陣地 RD:4 評価値:3
--部品: 射撃指揮所
--部品: バリケードの設置
--部品: 砲列の隠蔽
--部品: 予備陣地の構築
-部品: 攻城砲の運用訓練
-部品: 通信機器が使えない場合の伝達手段
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--部品: 砲兵戦術
--部品: 間接射撃
--部品: 準備砲撃
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--部品: 弾幕射撃
--部品: SOS射撃
-大部品: 砲撃のための観測 RD:4 評価値:3
--部品: 対砲迫レーダ観測
--部品: 音響観測
--部品: 閃光観測
--部品: 気象データの反映
-大部品: 砲兵専用装備 RD:8 評価値:5
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--大部品: 非車両 RD:2 評価値:1
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部品: ナニワの砲兵の歴史
ナニワアームズ商藩国での砲兵の歴史はあまり長くはなく、比較的新しい職業である。
元は偵察兵からI=Dの砲撃等をサポートするためにFOが派生し、そこから暮里藍実の助言をヒントに摂政直轄の試験部隊として結成したのが始まりだといわれている。
そういった小規模の部隊ではあったが、数度運用された結果の戦果は非常に大きく、FOや偵察パイロット等ナニワ独自の職業とも相性が良いと判断された為、正式に藩国部隊として組み込まれた。
部品: 砲兵になるには
元は摂政直轄の試験部隊であったため、FOや特殊部隊員 、偵察兵や名パイロット達から摂政が独自に選び抜いた者が砲兵の職に就いた。
その名残で藩国軍に所属していきなり砲兵に配属されるものは居らず、いずれかの職業で経験をつんで一定の成績を残したものだけが砲兵への道に進むのが通例となっている。
部品: 必要な資格・試験
配属される部署によって必要な資格は異なるが、全体的に危険な銃器を取り扱う兵科のため、
砲兵隊に所属する為には特別な銃器取扱および火器取扱についてを勉強し、資格試験にクリアしなければいけない。
また気象観測を行う場合も気象予報士の、自走砲を運用するためには特殊車両の運転免許の取得も必要となる。
部品: 野戦砲兵と防空砲兵
野戦砲兵は主に対地攻撃・対艦攻撃を行い、火力戦闘部隊として大量の火力を随時随所に集中して、広い地域を制圧する。
防空砲兵は敵航空機やミサイル等の飛行物体や空爆への対空攻撃を行うと共に対空情報の収集活動も行う。迅速な展開、砲撃、陣地変換が欠かせない。
部品: チームワークが大事
いくら観測情報が正確であっても指定された場所へ命中させる事ができなければ意味はない。
ひとつの火砲を動かすには各種装備によって異なるが、だいたい3~10名必要で他の兵科よりも特にチームワークが求められる。
集団行動に向いていないものはそもそも砲兵にはなれない。
部品: 歩兵との連携強化
砲兵指揮官達は前線からの砲撃計画変更に臨機に対応できるよう、歩兵部隊との連携を密にするために作戦の総合的なレクチャーを繰り返し受け、自分達が支援する部隊をよく把握できるように努めている。
部品: 射弾観測との連携
砲兵隊員自身も観測は行うが、航空機やFOからの攻撃目標に関する観測結果は砲撃の効果を最大限引き出すためには非常に重要な情報である。
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部品: 射撃精度の向上研究
大量の砲を運用し、集中放火を浴びせたとしても射撃精度が低ければ弾着は拡散して砲弾が無駄になるだけなので、日夜研究が行われている。
もちろん誘導装置などの性能アップも研究されている。
部品: 砲兵の人数制限
一言で「砲兵」といっても一人では何も出来ず、きちんと運用を行うには纏まった人数が必要なため10人一組での編成が定められている。
部品: 射撃指揮所
前進観測班からの報告を元に射撃諸元の算出、修正を行い砲撃の指示を出す指揮所。
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部品: バリケードの設置
陣地に対する直接攻撃の障害となるようにバリケードを設置する。
土嚢や鉄条網なども使用され、いざと言う時の敵の進撃を遅らせることが出来る。
部品: 砲列の隠蔽
火砲の位置を迷彩や地形を活用して隠すことで、相手に悟られないようにする。
火砲の被害を軽減し、継続した支援、反撃を行う為である。
部品: 予備陣地の構築
発射元を特定され反撃を受けることも考慮に入っている。
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そのため、速やかに火砲の移動を行い支援を継続する為に余裕があれば複数の陣地を構築しておくのが望ましい。
部品: 攻城砲の運用訓練
攻城砲とは要塞や砲台等を攻撃するための大口径の大砲のこと。長砲身のカノン砲や大口径の榴弾砲などが該当する。
運用・運搬が困難なため最近では航空機による爆撃にとって変わられる事が多いがナニワではいざという時の為に一通り取り扱えるように訓練されている。
部品: 通信機器が使えない場合の伝達手段
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部品: 砲兵戦術
攻勢に際してはまず大規模な準備砲撃があり、その後に弾幕射撃に守られた歩兵や戦車の突撃があり、突破後に機動展開する。
支援射撃で敵部隊を壊滅、無力化、または制圧して前線の歩兵部隊を火力支援することもある。
部品: 間接射撃
FOや偵察航空機等、敵が見渡せる位置にいる友軍からの情報を得て、直接に敵を狙えない位置から砲兵が砲撃を行うこと。
観測員からの情報で射撃することで、精度を維持しながら射撃距離を大きく取ることができ、より多くの砲を目標に指向できる。
また敵から見えないように砲兵を配置することが出来れば反撃されて損害が出ることもない。
部品: 準備砲撃
塹壕戦などで突撃を行う前に、敵の塹壕や機関銃陣地、地雷原を破壊するために行う砲撃。
ちんたらやっていると敵に対し攻撃地点を特定される危険が高いため、するとなったら短時間、集中して行うのが一般的。
部品: 集中射撃
特定の目標に対する射撃であり、一点に砲撃が集中される。集中砲火ともいう。
前進観測者の情報を元に常に弾道修正も行われる。
部品: 弾幕射撃
特定の地点を狙うのではなく、敵のあらゆる行動を妨害、無力化することを目的とし、戦線に対して横一列に並んだ砲撃を加える射撃のこと。
部品: SOS射撃
予め設定された防衛線前方の区域を敵の攻撃の兆候をつかんだ段階で即時、盲目射撃する射撃法のこと。
「大量の砲弾を消費する」「撃った弾丸の殆んどが無駄」になるので、まぁそう言うのもあるんだよという程度で実際に発令される事はほぼない。
部品: 対砲迫レーダ観測
対砲迫レーダによって敵の砲弾の弾道を精密に測定し、発射地点を特定する。
敵の射撃以前に観測用のレーダー波を放射すれば、自ら対砲迫レーダの位置を教えてしまう危険があるため、通常は敵の初弾発射後に観測が開始される。
部品: 音響観測
音源標定とも呼ばれ、複数の集音マイクを広い範囲に事前配置して分析装置と有線接続する。昼夜の別なく敵の初弾発射音からその発射位置を直ちに特定できるため、非常に有効であるが配置には手間が掛かる。
部品: 閃光観測
敵の発射炎や発射煙を観測して発射位置を特定する。
遠距離射撃が主体となった戦闘ではあまり発生しないが、双眼鏡等の観測機器の性能が向上している事もあり、観測訓練の一環として取り入れられている。
部品: 気象データの反映
火砲は気象条件によって着弾地点が大きく変化するため、射撃に先立って随時、温度・湿度・気圧や風向・風速などの気象観測が行われる。
風向・風速の観測には小さなバルーンやラジオゾンデによって観測されるが、バルーンは目視で、ラジオゾンデは追跡レーダーによって追跡される恐れがあり、敵側に砲兵の射撃準備が察知されるため、使用には配慮が求められる。
部品: 多連装ロケット砲
個々の命中精度が通常の大砲に比べて低くなる傾向にあるロケット弾を、同時に多数発射することで効果的に運用でき、全弾発射後はコンテナを入れ替えて再び発射可能となる。
自走発射機、指揮装置、予備弾薬車で構成されている。砲兵が扱う兵器としては一番大型になる。
風の影響を受けやすく、着弾点がずれやすい、発射時の轟音や煙によって、発射場所が露呈しやすい、全弾発射後の再装填に時間がかかる、車体重量が重いので空輸には向かない等色々な制約があるが威力はピカ一。
部品: 自走榴弾砲
155~203mm程度の口径の砲を備えていて、射程は15~25kmくらい。
目標地域に存在する部隊や陣地への打撃が目的でこれ自体には突破力はなく、また打ち合いも想定されていないので装甲は薄い。
速やかに陣地転換出来る様にトラック等による牽引ではなく、自力走行できるようになっている。
部品: 突撃砲
歩兵の直接支援を目的として考案された自走砲の一種。
正面切っての機甲戦闘ではなく、威力偵察や歩兵と共に前進して直接照準で目標を破壊することを目的に使用される。
部品: トラック
自走砲以外のレールガンや迫撃砲を運搬、牽引するためのトラック。
砲兵だけに限らず、FOなどの人員の移動にも使用される
部品: 迫撃砲
射程が短く、大型火砲と比べれは命中精度は劣るが、分解搬送が簡単で、文字通り敵に肉迫して放列を敷くことができる。
砲身も極力薄くするなどして運用者の負担が軽くなるように設計されている。
使用される砲弾は、通常の榴弾のほかに炸薬のない演習弾、発煙弾、照明弾など。
部品: レールガン
その名の通りレールのように直線的な砲。
巨大なバッテリーが砲内に電磁レールを形成して実体弾を投射する。
音もなく、煙もないが衝撃波がものすごい。
誘導砲弾(スマート砲弾)装備で射程距離20km。
時間がかかるが分解して運搬しやすくする事も出来る。
部品: ヘッドセット(防音用)
砲撃音や射撃音等の耳に有害な衝撃音を瞬時にカットし聴覚を保護する防音保護具。
また独自の周音機能により、周囲音は増幅して再生し、会話や指示、号令等はもちろん離れた微弱な可聴音まで聴取可能で逆に有害な高騒音は減衰する。
長時間耳につけていても痛くならないよう、工夫が施されている。
部品: 喉当てマイク
咽喉マイクとは喉仏付近の振動を直接拾って音に変える特殊マイクのこと。
喉元に密着させて音声を拾うので、通常よりもノイズが少なくはっきりとした明瞭な音を発する事ができる。
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"title": "通信機器が使えない場合の伝達手段",
"description": "観測所から砲側まで有線の野戦電話を設営できる様になるまでは、視覚信号に頼るか、伝令を走らせるか、前線から点々と連絡要員を置いてメモを手渡しするか、といった手段が用いられる。",
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{
"title": "戦術",
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"children": [
{
"title": "砲兵戦術",
"description": "攻勢に際してはまず大規模な準備砲撃があり、その後に弾幕射撃に守られた歩兵や戦車の突撃があり、突破後に機動展開する。\n支援射撃で敵部隊を壊滅、無力化、または制圧して前線の歩兵部隊を火力支援することもある。\n",
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},
{
"title": "間接射撃",
"description": "FOや偵察航空機等、敵が見渡せる位置にいる友軍からの情報を得て、直接に敵を狙えない位置から砲兵が砲撃を行うこと。\n観測員からの情報で射撃することで、精度を維持しながら射撃距離を大きく取ることができ、より多くの砲を目標に指向できる。\nまた敵から見えないように砲兵を配置することが出来れば反撃されて損害が出ることもない。",
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},
{
"title": "準備砲撃",
"description": "塹壕戦などで突撃を行う前に、敵の塹壕や機関銃陣地、地雷原を破壊するために行う砲撃。\nちんたらやっていると敵に対し攻撃地点を特定される危険が高いため、するとなったら短時間、集中して行うのが一般的。",
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},
{
"title": "集中射撃",
"description": "特定の目標に対する射撃であり、一点に砲撃が集中される。集中砲火ともいう。\n前進観測者の情報を元に常に弾道修正も行われる。",
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},
{
"title": "弾幕射撃",
"description": "特定の地点を狙うのではなく、敵のあらゆる行動を妨害、無力化することを目的とし、戦線に対して横一列に並んだ砲撃を加える射撃のこと。",
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},
{
"title": "SOS射撃",
"description": "予め設定された防衛線前方の区域を敵の攻撃の兆候をつかんだ段階で即時、盲目射撃する射撃法のこと。\n「大量の砲弾を消費する」「撃った弾丸の殆んどが無駄」になるので、まぁそう言うのもあるんだよという程度で実際に発令される事はほぼない。",
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],
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{
"title": "砲撃のための観測",
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{
"title": "対砲迫レーダ観測",
"description": "対砲迫レーダによって敵の砲弾の弾道を精密に測定し、発射地点を特定する。\n敵の射撃以前に観測用のレーダー波を放射すれば、自ら対砲迫レーダの位置を教えてしまう危険があるため、通常は敵の初弾発射後に観測が開始される。",
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},
{
"title": "音響観測",
"description": "音源標定とも呼ばれ、複数の集音マイクを広い範囲に事前配置して分析装置と有線接続する。昼夜の別なく敵の初弾発射音からその発射位置を直ちに特定できるため、非常に有効であるが配置には手間が掛かる。",
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{
"title": "閃光観測",
"description": "敵の発射炎や発射煙を観測して発射位置を特定する。\n遠距離射撃が主体となった戦闘ではあまり発生しないが、双眼鏡等の観測機器の性能が向上している事もあり、観測訓練の一環として取り入れられている。",
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},
{
"title": "気象データの反映",
"description": "火砲は気象条件によって着弾地点が大きく変化するため、射撃に先立って随時、温度・湿度・気圧や風向・風速などの気象観測が行われる。\n風向・風速の観測には小さなバルーンやラジオゾンデによって観測されるが、バルーンは目視で、ラジオゾンデは追跡レーダーによって追跡される恐れがあり、敵側に砲兵の射撃準備が察知されるため、使用には配慮が求められる。",
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],
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{
"title": "砲兵専用装備",
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{
"title": "車両",
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{
"title": "多連装ロケット砲",
"description": "個々の命中精度が通常の大砲に比べて低くなる傾向にあるロケット弾を、同時に多数発射することで効果的に運用でき、全弾発射後はコンテナを入れ替えて再び発射可能となる。\n自走発射機、指揮装置、予備弾薬車で構成されている。砲兵が扱う兵器としては一番大型になる。\n風の影響を受けやすく、着弾点がずれやすい、発射時の轟音や煙によって、発射場所が露呈しやすい、全弾発射後の再装填に時間がかかる、車体重量が重いので空輸には向かない等色々な制約があるが威力はピカ一。",
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},
{
"title": "自走榴弾砲",
"description": "155~203mm程度の口径の砲を備えていて、射程は15~25kmくらい。\n目標地域に存在する部隊や陣地への打撃が目的でこれ自体には突破力はなく、また打ち合いも想定されていないので装甲は薄い。\n速やかに陣地転換出来る様にトラック等による牽引ではなく、自力走行できるようになっている。",
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},
{
"title": "突撃砲",
"description": "歩兵の直接支援を目的として考案された自走砲の一種。\n正面切っての機甲戦闘ではなく、威力偵察や歩兵と共に前進して直接照準で目標を破壊することを目的に使用される。",
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},
{
"title": "トラック",
"description": "自走砲以外のレールガンや迫撃砲を運搬、牽引するためのトラック。\n砲兵だけに限らず、FOなどの人員の移動にも使用される",
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],
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{
"title": "非車両",
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{
"title": "迫撃砲",
"description": "射程が短く、大型火砲と比べれは命中精度は劣るが、分解搬送が簡単で、文字通り敵に肉迫して放列を敷くことができる。\n砲身も極力薄くするなどして運用者の負担が軽くなるように設計されている。\n使用される砲弾は、通常の榴弾のほかに炸薬のない演習弾、発煙弾、照明弾など。",
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},
{
"title": "レールガン",
"description": "その名の通りレールのように直線的な砲。\n巨大なバッテリーが砲内に電磁レールを形成して実体弾を投射する。\n音もなく、煙もないが衝撃波がものすごい。\n誘導砲弾(スマート砲弾)装備で射程距離20km。\n時間がかかるが分解して運搬しやすくする事も出来る。",
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{
"title": "装備品",
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"title": "ヘッドセット(防音用)",
"description": "砲撃音や射撃音等の耳に有害な衝撃音を瞬時にカットし聴覚を保護する防音保護具。\nまた独自の周音機能により、周囲音は増幅して再生し、会話や指示、号令等はもちろん離れた微弱な可聴音まで聴取可能で逆に有害な高騒音は減衰する。\n長時間耳につけていても痛くならないよう、工夫が施されている。",
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{
"title": "喉当てマイク",
"description": "咽喉マイクとは喉仏付近の振動を直接拾って音に変える特殊マイクのこと。\n喉元に密着させて音声を拾うので、通常よりもノイズが少なくはっきりとした明瞭な音を発する事ができる。\n砲撃時や風が強いといった状況でも、周囲の騒音を拾わずに拡声できる。",
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最終更新:2017年08月20日 22:41