【りょう】(ネタバレあり)
久しぶりの森先生です。
犀川先生と西之園萌絵のシリーズ(いわゆるS&Mシリーズというでしょうか)は、
一応全部読んだ、と思っていました。
しかし、この『虚空の逆マトリクス』は普通の短編集と思っていたので、
未読でして、最近、最後の一遍だけ、犀川先生のシリーズの話だと聞き、
今回読んでみました。
まず、久しぶりに読むと森先生の文章はやはり変(?)でおもしろかったです。
人の感情を表現するのにこの言葉を使うのか?というものや、
森先生特有のひねくれた感じが随分久しぶりに読んだので、新鮮に感じました。
「すべF」を初めて読んだときくらい新鮮でした。
それにこの短編集は森先生の術中にハマリそうな雰囲気が満点で楽しめました。なんというんでしょう。マジシャンがテーブルの上で怪しげな動きしてるときのような緊張感。見抜いてやる~見抜いてやる~と一生懸命見てるのに、
結局分からない快感とか(M発言(笑))
細かく感想を述べると、私は、一話目の「トロイの木馬」がおもしろかったです。
最初読み終わったときは「????」という感じだったんですけど、
よく分からなかったので、その後茶碗洗いながら考えたんですよ!
そしたら「もしかしてこういうことか!?」と思いついたり、「でもそうするとここのつじつまが・・・」とかグルグルしてました。(←こういうのを考えるのが好きv)
私は、読了後すぐに次の本に手を出せちゃうような本よりも、
こうやってその後そのことが頭から離れないようなお話の方が
良い本だ!と勝手に思っているので、「トロイの木馬」はよかったと思う!
ま、後は最後の犀川先生ですよ!
ほんと、性格ひねくれてて笑いましたけど、まさか萌絵ちゃんに○○をプレゼントしてるとは思わなかったのでびっくり!!
けど、その後唐突に終わられて、「おいおい!この後2人はどうなるんだよ!」と突っ込みいれてました(笑)
続き・・・あるんでしょうか??(^^;)
(2008.1.20)