【りょう】
この本はミステリではないんですけれど、京極先生なので、こっちに書かせてもらいます。
いやぁその名の通り旧い怪談話を集めたものなんですけど、めちゃくちゃおもしろかったです。昔のかたが友人・知人などから伝え聞いたものや噂話を書き留めたものを、京極先生が現代風に書いているようなんですが、なんというか、怪談は怪談なんですけど、どこかすっとぼけているというか、あったかみがあるんですよね~。
呪ったり、祟られたり、とりつかれたりするんですけれども、伝聞形式のせいか、あまり深刻な感じはしなくって、「嘘かほんとか分かんないけど、こんな不思議な話があってさー」って面白がって話してる町の人たちの雰囲気をすごく感じて、私はなんだか癒されました。怪談なのに癒された(笑)
そして登場人物たちがあまりジタバタしないんですよね。不思議なことを不思議なまま受け入れるというか、「そんなこともあるさ~」みたいなほんわかした雰囲気で生きている感じなんです。あまり理由を科学的に追求したりしない。もしかしたらこの時代っていうのは、不自由なことが多すぎて、あまり自分でできることや変えられることが少なかったから、「諦める」という行為が自然にできていた時代なのかもしれないな、と勝手に思いました。
現代は、自分で本当に色々なことができる分、子供も大人も「諦める」能力っていうのがものすごく未発達な気がします。それが自由さが原因であるなら悪いこととは言えないのかもしれないですけど、諦めることで楽になったり、解決したりすることってあると思うから(悪い意味ではない)、少し昔の人を見習いたいな、と思いました。
いやぁとにかくこの本は癒された!
未読の方は是非どうぞ!!
いやぁその名の通り旧い怪談話を集めたものなんですけど、めちゃくちゃおもしろかったです。昔のかたが友人・知人などから伝え聞いたものや噂話を書き留めたものを、京極先生が現代風に書いているようなんですが、なんというか、怪談は怪談なんですけど、どこかすっとぼけているというか、あったかみがあるんですよね~。
呪ったり、祟られたり、とりつかれたりするんですけれども、伝聞形式のせいか、あまり深刻な感じはしなくって、「嘘かほんとか分かんないけど、こんな不思議な話があってさー」って面白がって話してる町の人たちの雰囲気をすごく感じて、私はなんだか癒されました。怪談なのに癒された(笑)
そして登場人物たちがあまりジタバタしないんですよね。不思議なことを不思議なまま受け入れるというか、「そんなこともあるさ~」みたいなほんわかした雰囲気で生きている感じなんです。あまり理由を科学的に追求したりしない。もしかしたらこの時代っていうのは、不自由なことが多すぎて、あまり自分でできることや変えられることが少なかったから、「諦める」という行為が自然にできていた時代なのかもしれないな、と勝手に思いました。
現代は、自分で本当に色々なことができる分、子供も大人も「諦める」能力っていうのがものすごく未発達な気がします。それが自由さが原因であるなら悪いこととは言えないのかもしれないですけど、諦めることで楽になったり、解決したりすることってあると思うから(悪い意味ではない)、少し昔の人を見習いたいな、と思いました。
いやぁとにかくこの本は癒された!
未読の方は是非どうぞ!!
(2009.12.8)