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ネギ♀×コタ♂ その1

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だれでも歓迎! 編集
410 :ネギ♀×コタ♂ :2007/01/19(金) 00:12:45 ID:???
晴れた土曜・寮への通り

「あっ、コタローくーん!」
「あ…ネギ……」
「今から帰るんですか?だったら一緒に帰り…」
「あー悪い!お、俺これから楓ねーちゃんのトコへ修業に行くねん!」
「え、そうなんですか…」
「せやねん!じ、じゃあまたな!」
「頑張って下さいね……」


しばらく経過・女子寮

「………ハァ」
「どうした?元気無ぇな」
「明日太さん…実は…」


同時刻・山の中

「………ハァ」
「おやコタロー。どうしたでござるか?」
「楓ねーちゃん…実は…」


411 :マロン名無しさん :2007/01/19(金) 00:31:37 ID:???
>>410(女子寮ってしちゃったorz無視してくれorz)

ただ今夕食中・寮

「コタローに嫌われたぁ?」
「はい…」
「何かしたのか?」
「それが、まったくわからないんです……話しかけても避けられて……だから…うぐ……き、嫌われたんじゃ……うぅ……ないか…て……」
「おっおい泣くなよ!おちつけ!」
「うぐ……す…すみません……」
「しかしなぁ…木乃雄はどう思う?」
「うーん…本人に聞けたら1番やねんけどなぁ。山に行ってはるんやし…せっくんはどう思う?」
「そうですね…いつも楓と一緒に行ってるので、あいつと連絡がつけば…」
「うーん…そうだ、長瀬さんと同室の竜宮さんなら!」
「明日太ナイスアイデアや!」
「さっそく行きましょう!」



413 :マロン名無しさん :2007/01/19(金) 00:49:51 ID:???
>>411(当方、携帯厨につき投下が遅いのはスマソ)


キャンプ地点・焚火を前に

「ほう、ネギ先生を見ると変になる?」
「あいつを見た瞬間、胸が苦しくなって…顔が熱くなって…体が動かんくなって……」
「一つ聞くが、お主そのような気持ちは初めてか?」
「うん…しかも最近になって突然やねん…」
「同じ部屋に住む千鶴殿や夏美殿、いいんちょを見てもそうはならんのか」
「うん…俺……何か病気なんやろか……どないしたらええんや…」
「これこれ、そのくらいで泣きそうになってはいかんでござるよ」
「最近……ネギの事考えただけで…苦しくなるんや…もうワケわからんわ…」
「ふーむ……むっ、電話でござる。失礼」
「…………」
「あいあい…おや、その声はバカリーダー」


414 :マロン名無しさん :2007/01/19(金) 01:05:33 ID:???
>>413

寮・廊下

「ほら、呼び出し中だ」
「携帯ちょっと借りるな」
「かまわんさ」
「…あっもしもし?……そうそう、ってバカは余計だ!」
「しかし桜咲、イキナリ楓と連絡がとりたいとはどういう風の吹きわましだ?」
「いや、実は…」
「まあとりあえず部屋に上がれ。廊下で騒がしくするのもアレだ」
「ウチはネギちゃんと一緒におるわ」
「お願いします、若」
「おう、お邪魔しまーす!……ん?あっいやこっちの話し…それより……」


続くといいな…
>>414(描写?頑張ってたんだけどいざ書き込もうとしたら「改行が多すぎ」だとさ。だからまあ元々思い付きだしテキトーでいいやと思いました。はい、ごめんなさい。真面目にやります)


キャンプ地点・電波は届くのね

「ふむ……そうするのがよかろう。では明日」

そう言って楓は電話を切った。そして小太郎に話し掛ける

「コタロー」
「何や…」
「明日は修業を中止して街で遊ぶでござる」
「えっ…何で…」
「そのような気持ちでは成果は期待できぬ」

少し強く、楓は言った。そしてまた優しい口調で

「…だから、こういう時はむしろ気分転換した方がいいでござるよ」
「う……わ、わかった…」
「んー?いつもと違って素直でござるな」
「うっうるさいわ!」

赤面する小太郎

「さて、そうと決まれば今日は早く寝るでござるよ」

そして二人は、焚火の後始末をしてテントに入っていった


419 :マロン名無しさん :2007/01/19(金) 22:09:40 ID:???
>>418

翌日・商店街

「ん~、たまにはこういうのもいいでござるな~」

楓と小太郎は、商店街を二人で歩いていた

「しかし…いざ来てみても何をすればいいかわからんでござる。コタローはどこか行きたい所はあるかな?」

と、小太郎に質問する楓。だが当の本人は

「いや…どこでもええ…」

この調子である

「ふ~む…そうだ、拙者、以前より興味があった場所があるのだ。せっかくだから付き合っておくれ」
「…うん」


同時刻・寮

「ネギちゃーん、今日は暇かなぁ?」

そうネギに話し掛けたのは木乃雄である

「はい、とくに何もありませんけど」
「明日太とせっくんと一緒にカラオケ行くねん。ネギちゃんもどう?」
「はい、大丈夫です」
「よかったー。じゃあ早速用意してな」


420 :マロン名無しさん :2007/01/19(金) 22:47:38 ID:???
>>419

しばらくして・カラオケ

「いやー、やはりこういう場所は慣れんでござる」

楓と小太郎は、カラオケにいた

「ほれコタロー、お主が毎日見てるというアニメの歌もあるでござるよ」
「うん……」

小太郎も、渋々ながらそれなりに楽しんでいるようである
そんなこんなで楽しんでいると突然

「すまぬが、厠に行ってくるでござる」

そう言って、楓は部屋を出た

「……」

しばらくボーっとしていると扉が開き、人が入って来た

「やはー」
「あれ?木乃雄にーちゃん?」

そこには、なぜか木乃雄がいた

「コタロー君、ちょっと話しがあるねん」
「話しぃ?」


ほらみろ!これも一回「改行多すぎ」て言われたよ!これにビクつきながらも続けて行きます……

431 :マロン名無しさん :2007/01/23(火) 21:59:22 ID:???
>>420(せっかく毎日投下を目標にしてたのに鯖落ちなんて萎える……)


カラオケ・どこからともなくラブ臭が……


「はっ話しって……」

狼狽する小太郎

「う~ん、まあ何ちゅ~かなぁ…」

何かブツブツと言う木乃雄だが、突然小太郎の肩を両手でガッシリ掴むと

「……よし!小太郎君!」
「な、何や……」
「ウチのネギちゃんを任せたで!」
「うおーーーーい!!!」

木乃雄のボケに対して派手な音と共に部屋にズッコケて来たのは、明日太である

「早い!いくら何でも早いって木乃雄!」
「あ~明日太、入って来たらあかんやん~」
「ったく、頼むぞマジで」

そして明日太は去って行った

「……ちょっ、今ネギっちゅーたか?」


432 :マロン名無しさん :2007/01/23(火) 22:14:49 ID:???
>>431


あのカラオケからラブ臭がぁぁ・いい加減にするです

「あちゃあ、バレてもうたなぁ」

さして残念そうには思えない口調で木乃雄は言った

「しゃあないな、単刀直入に聞くわ」

そして木乃雄は姿勢を正し、小太郎と向き合う

「小太郎君」
「な…何や…」
「ネギちゃんの事、どう思ーとるん?」
「なぬぁ!!?」

とたんに小太郎の顔がみるみるうちに赤くなっていく

「どっどどどどどどどどうって……その……」
「やっぱり、友達かなぁ」
「と、友達つーか、たっただのライバルやライバル!」
「ふーん」


木乃雄は、そのまま黙って小太郎の目を見た。というか睨んだ。笑顔のまま


433 :マロン名無しさん :2007/01/23(火) 22:31:05 ID:???
>>432


何かこう若々しくてそれでいて濃厚なラブ臭が・耳鼻科に行ってこいです


膠着状態が続いていた
その重い空気を破ったのは、木乃雄だ


「ネギちゃん、泣いてたで」
「え…」

突然の言葉に、小太郎は返す事ができない。それにかまわず、木乃雄は続ける

「昨日、ネギちゃんが悩んでたで。“小太郎君に嫌われた”て。あんな可愛い娘を泣かすなんて、小太郎君も罪やなぁ」
「べ……別に……」
「別に?」
「俺は…泣かすつもりなんか…」
「でもネギちゃんは泣いたよ」
「……」

もはや小太郎は何もいい返せない



木乃雄のキャラってこれでいい?これでいいの?そこら辺を模索しつつも次回に続く

453:02/01(木) 19:34 ??? [sage]
>>433

数分前・別室

明日太と木乃雄と刹那のいつもの3人に加え、今日はネギがカラオケに来ていた

「ネギちゃん何歌う?」
「そうですね……」
「刹那!4261-09頼む!」
「426……」

そんなこんなで、ネギが以外と日本の歌を知っていたり、明日太の声が大きすぎてやたらとハウリングしたり、木乃雄が刹那にデュエットをせがみ、刹那が赤面しながらも懐メロを見事に歌い上げたりで、つまりカラオケをエンジョイした

「明日太さん、これ一緒に歌いましょうよ!」
「どれどれ……おいおいネギ、これは俺が無理だって」

455:02/01(木) 20:17 ??? [sage]
>>454

廊下・今、作戦の全貌が明かされる

木乃雄が部屋を出てしばらく歩くと、そこには明日太と刹那と楓がいた

「ごめん、遅なった」
「大丈夫でござる」

そして楓は一息つくと

「では、手筈は昨日の電話の通りだが、一応確認しておくでござる。拙者がネギ、木乃雄殿が小太郎と話しをする。刹那は式神で外を、明日太殿は小太郎の部屋の入口を見張る。このカラオケは値段が安いゆえ、誰が来るかもわからん。用心しておくれ」

すると、それを聞いた明日太が恐る恐る手を上げた

「あのさ、これってワザワザ本人に聞くまでも無くね?」
「明日太、二人ともまだ子供やねんからウチらが導いたらなアカンねん」

木乃雄の力説にとりあえず納得し、3人と1人はそれぞれ別々の方向へ歩きだした


この♂×せつ♂を自分で想像して自爆しちゃったよ……とにかく次回に続け


471:02/07(水) 15:17 ??? [sage]
>>455

同じ関西人でも・京都弁てワカンネ


小太郎と木乃雄の間には、相変わらず形容し難い空気が流れていた

「……わからんねん」

今度は、小太郎がそれを破る

「何がわからんの?」
「ネギに話しかけられたら、一緒に話したいのに……体が変になってもーて……」

そして小太郎は、楓に話した事とだいたい同じ内容の話をした

「…………」
「なぁ木乃雄兄ちゃん……やっぱ俺、病気なんやろか…」
「病気か……そうかもしれんなぁ」
「え!?」

木乃雄の以外な言葉に、小太郎は身を乗り出して驚いた

「ほっホンマに!?」
「あ~でも大丈夫やで。それは誰でもなる病気やから」

472:02/07(水) 15:41 cYv6QrAI
>>471

「誰……でも?」
「そう、誰でも」

その言葉を聞いて、小太郎は少し落ち着いたようだ

「……誰でもなるん?」
「そうや」
「木乃雄兄ちゃんも?」
「うん、何回かな」
「明日太兄ちゃんも?」
「アレはしょっちゅうやな」
「楓姉ちゃんも?」
「う~ん、多分あったんとちゃうんかなぁ」
「もしかして……ネ…ネギも?」
「あ~ネギちゃんは……わからんなぁ」
「そっそうか……」
「とにかく、」

木乃雄は立ち上がり、小太郎の隣に座った

「それは確かに病気かもしれへんけど、小太郎君ぐらいの歳になったら遅かれ早かれ誰だってなるんや。だから、何も悪い病気やあらへんで。むしろ大事にしてあげな」
「病気やのに?」
「せやで」


続きますか?

472(ぶっちゃけ2chどころではないが、最後までやりたいという意思表示。空気?何それ中国語?)

一方その頃・別の部屋

「女同士?」
「さようでござる」

そして楓は、ネギに向かい合う形で座った

「ネギ先生、おヌシに聞きたいことがあるのだが……」
「何でしょうか?私に答えられるなら……」
「コタローのこと、どう思ってる?」
「えぇぇ!?」

驚くネギ

「昨日、明日太殿から連絡を受けてな。それで、男性にはなにかと言いづらいこともあるだろうと思い、拙者がきたのだ」
「そうなんですか……」
「拙者、色恋には疎いが、それでも話しを聞くぐらいならできるでござるよ」


554 :マロン名無しさん :2007/03/04(日) 12:26:57 ID:???
553

「それで、コタローに嫌われたそうだが」
「そ……そうなんです。話しかけても避けられて」
「ほうほう」
「……コタロー君と話してると、すごく楽しいんです。それに、たまに手合わせするたびに強くなってて、私も頑張らなきゃって思って……」
「ふむ」
「それに、“強くなる”って言って笑うコタロー君の顔を見ると、こっちも励まされて……でっ……でも……」

次第にネギの声が涙声になっていく

「や……やっぱりっ、嫌われったんでしょうか……だったら……謝りたいのに……うっ、うぇぇぇ……」

最後のほうは言葉にならず、鳴咽に変わった



せめて今スレには終わらせたいが、続く

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