あらすじ
親父三人衆空中爆破
颯爽と飛んできた三人はあっけなく空中で激突し星となる
颯爽と飛んできた三人はあっけなく空中で激突し星となる
古風・貧嬢・和嬢・異星人は未だ屋上
耐火メイド服に着替えた鮫子
耐火パンダスーツに着替えたシュール
耐火パンダスーツに着替えたシュール
その二人は火の手を避け屋上へと走る
上田・脇谷
瓦礫の中から男を救う
男はツン子を探しにまたホテルの中へ
瓦礫の中から男を救う
男はツン子を探しにまたホテルの中へ
クー「うう・・・」
破片の飛び散った廊下を一人歩くクー
破片の飛び散った廊下を一人歩くクー
クー「・・・もの凄い爆発だった・・・」
下への階段を下って行く
幾層下ったのか判らないがそれでも下って行く
下への階段を下って行く
幾層下ったのか判らないがそれでも下って行く
クー(男は大丈夫だろうか・・・?)
ふいっと今まで下って来た階段を見上げる
ふいっと今まで下って来た階段を見上げる
クー(幾ら寝ていたとはいえこの異常事態に眠りこけるとはな・・・)
出遅れるはずだ、そう思いながらため息をつく
出遅れるはずだ、そう思いながらため息をつく
その瞬間、下の方からどんっと何かの音が聞こえる
階段が少し揺れる
クー「くうっ!」
瞬間的に手摺りにしがみつく、揺れが収まるまでクーは目をぎゅっと閉じながらしがみついていた
階段が少し揺れる
クー「くうっ!」
瞬間的に手摺りにしがみつく、揺れが収まるまでクーは目をぎゅっと閉じながらしがみついていた
クー「男ぉ・・・怖いよ、怖いよぉ・・・」
その目にうっすら涙が光る、階段の電気は点滅しながら消えようとしていた
その目にうっすら涙が光る、階段の電気は点滅しながら消えようとしていた
猫 「熱い!!!」
犬 「熱いね!!このもやもや熱いね!!」
鸚鵡「猫もやもや!!」
犬 「熱いね!!このもやもや熱いね!!」
鸚鵡「猫もやもや!!」
この三匹、下から上がってくる熱気と格闘中である
猫 「こ・・・この建物の出口はどこなんじゃい!!」
犬 「上かな?上に行くんだよね!猫くん!」
鸚鵡「ナウエニィ!!クーダウン!!」
猫 「な・・・何言ってるんじゃ、この馬鹿鳥・・・」
犬 「上かな?上に行くんだよね!猫くん!」
鸚鵡「ナウエニィ!!クーダウン!!」
猫 「な・・・何言ってるんじゃ、この馬鹿鳥・・・」
三匹は次の階への踊り場へと進む
そこで見上げ、手摺りの所に一人の少女
そこで見上げ、手摺りの所に一人の少女
クー「あ・・・猫・・・」
猫 (・・・確かこいつは・・・あの男の横に何時も居た女・・・)
犬 「えぅ・・・っとわんわん!!」
鸚鵡「ワンワン!!」
猫 (・・・確かこいつは・・・あの男の横に何時も居た女・・・)
犬 「えぅ・・・っとわんわん!!」
鸚鵡「ワンワン!!」
クー「・・・あの時の猫・・・そっくりだな・・・」
クーはそっと右手を差し伸べる
その細い指先はころころと猫の喉を撫でる
クーはそっと右手を差し伸べる
その細い指先はころころと猫の喉を撫でる
猫 「にゃ!!にゃーーーん!!にゃーーーん!!」
猫はその袖口に噛みつきくいくいと上に引っ張る
猫はその袖口に噛みつきくいくいと上に引っ張る
猫 (な、何してるんじゃ!!この女は!!早く上に・・・)
犬 「わ、わんわん!!」
鸚鵡「わんわん!!」
犬 「わ、わんわん!!」
鸚鵡「わんわん!!」
遙か下の階からまたどうんと爆発音が聞こえる
その瞬間ぐらぐらと階段はまた揺れる
その瞬間ぐらぐらと階段はまた揺れる
クー「ひいっ!!」
クーは両手で猫をぎゅっと抱きしめる、その上半身はふるふると震え少しえづいてるようだった
クーは両手で猫をぎゅっと抱きしめる、その上半身はふるふると震え少しえづいてるようだった
猫 「・・・」ぺろり
クー「ひゃう!!こら、女の子のほっぺたを舐めるなんて、君はスケベだな」
クー「ひゃう!!こら、女の子のほっぺたを舐めるなんて、君はスケベだな」
ひざまずいた状態でクーは猫をそっと床に降ろす
クー「行きなさい、ほら・・・」
両手で三匹を促すように
クー「行きなさい、ほら・・・」
両手で三匹を促すように
猫 「にゃ!!んや!!にゃーー!!がふう!!」
猫はまたクーの袖口に噛みつき、先ほどより強めに引っ張る
その姿にクーは少し悲しそうに笑う
猫はまたクーの袖口に噛みつき、先ほどより強めに引っ張る
その姿にクーは少し悲しそうに笑う
クー「・・・もう良いんだ・・・お姉さん疲れたんだよ」
犬 「がふう!!がふうう!!」
鸚鵡「ふがー!!ふがー!!」
猫 「フーーーー!!!!」
犬 「がふう!!がふうう!!」
鸚鵡「ふがー!!ふがー!!」
猫 「フーーーー!!!!」
三匹はクーの制服に噛みつき、ぐいぐいと上へ上へと引っ張る
それでもクーは立ち上がらず、悲しそうに三匹を見つめていた
それでもクーは立ち上がらず、悲しそうに三匹を見つめていた
クー「行くんだ!!私の事は放っていくんだ!!」
急に険しい目で三匹を睨む、きゅうっと引き下がる犬と鸚鵡
しかし猫はそのクーの両膝に足を乗せ、顔面近くで叫ぶ
急に険しい目で三匹を睨む、きゅうっと引き下がる犬と鸚鵡
しかし猫はそのクーの両膝に足を乗せ、顔面近くで叫ぶ
猫 「ごちゃごちゃ抜かすな!!さっさと立て!!女!!!」
きょとんとした表情のクー
クー「え・・・猫・・・だろ?え・・・?」
クー「え・・・猫・・・だろ?え・・・?」
猫はその両足を何度も何度もクーの膝に叩きつける
猫 「聞こえないのか?この根暗女!!こんな所でめそめs」
クー「誰が根暗女だ・・・」
犬 「お・・・怒ってない?怒ってないよね!!?」
クー「い、犬まで喋って・・・」
鸚鵡「良い沼!!」
クー「・・・鸚鵡は良いか・・・って良い沼?」
猫 「聞こえないのか?この根暗女!!こんな所でめそめs」
クー「誰が根暗女だ・・・」
犬 「お・・・怒ってない?怒ってないよね!!?」
クー「い、犬まで喋って・・・」
鸚鵡「良い沼!!」
クー「・・・鸚鵡は良いか・・・って良い沼?」
少し冷静さを失ったかのようにわたわたとするクー
足下の三匹の背後に黒い大きな影がのそりと被さる
足下の三匹の背後に黒い大きな影がのそりと被さる
クー「!!」
猫 「なんじゃい」
猫 「なんじゃい」
シュー「パフォー!!」 立て札『何してんの?』
大きなパンダが三匹の背後に立っている
大きなパンダが三匹の背後に立っている
クー 「・・・君たちの親玉か・・・?」
猫 「違うわ!!」
シュー「パッキャホ」 立て札『大変だよ!!あんな所に焼き鮫が!!』
鮫子 「誰が焼き鮫よ!!」
その背後からまた息を切らせた鮫子
猫 「違うわ!!」
シュー「パッキャホ」 立て札『大変だよ!!あんな所に焼き鮫が!!』
鮫子 「誰が焼き鮫よ!!」
その背後からまた息を切らせた鮫子
クー(・・・猫犬鳥・・・白黒熊に・・・鮫・・・)
ふふふと少し笑うクー
ふふふと少し笑うクー
クー 「なんだかムツゴロウ王国みたいだ」
鮫子 「もしかして悪口言ってる?」
猫 「確実に言ってるぞ、この根暗女」
犬 「あはは!!笑った!!笑った!!!根暗が笑った!!」
鸚鵡 「TAWARA!!」
シュー「パフォー!!」 立て札『おめでとう金メダルだよ』
クー 「君が一番悪口言ってるな・・・」
鮫子 「もしかして悪口言ってる?」
猫 「確実に言ってるぞ、この根暗女」
犬 「あはは!!笑った!!笑った!!!根暗が笑った!!」
鸚鵡 「TAWARA!!」
シュー「パフォー!!」 立て札『おめでとう金メダルだよ』
クー 「君が一番悪口言ってるな・・・」
クーはパンダの首を軽く絞める、その表情に悲しみの色は無い
猫が不安そうに下の階の方を見つめると、次の瞬間
もう一つ、先ほどより近い階で爆発音がした
猫が不安そうに下の階の方を見つめると、次の瞬間
もう一つ、先ほどより近い階で爆発音がした