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これから歴史を学ぶのですが

最終更新:

匿名ユーザー

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  • ユーザー名

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  • 質問のタイトル

これから歴史を学ぶのですが

  • 質問の内容

中学に入学し、歴史の授業が本格的に始まるのですが、どうも興味が持てません。いわゆる「歴史書」でない本で歴史に親しみがもてたら勉強も楽しくなりそうなのですが…

  • 質問のジャンル

文学

  • おすすめする本(タイトル/著者/出版社)

人間臨終図鑑/山田風太郎/徳間書店

  • 書評

歴史の勉強は大きな流れをつかむことが大事ですが、授業は時間の都合上「固有名詞の羅列」で終わってしまうことが起こりがちです。でも、せっかく授業で習った「固有名詞」なのですから、教科書の記述を超えて、もっとその人物に近づけるような情報も知ってしまいましょう!!

というわけで『人間臨終図鑑』をおすすめします。この中には、古今東西の著名人が「十代で死んだ人々」「二十代で死んだ人々」から始まり後半は一歳刻みで「五十五歳で死んだ人々」まで列挙されています。取り上げられている人物はジャンヌ・ダルク、ケネディ、宮沢賢治、聖徳太子(!)、イエス・キリスト(!!)、マリリン・モンロー、ナポレオン、芭蕉、平賀源内…とにかくあらゆるジャンルの歴史上の人物の「臨終」の様子が、一人につき700字前後でコンパクトにまとめられています。

栄華を極めた人物が孤独に病死したり、プライドを捨てずに最期まで勝気で居続けた女優、割腹自殺を図ったものの一思いには死ねず周りのものにとどめをささせた三島由紀夫など、教科書やニュースのイメージだけからは想像つかなかった最期の様子が淡々と描かれています。

私自身、授業では味気なく感じられた「歴史」も、この本を授業の合間に読んだことで「昔のことなんて興味ないしー」どころか、自分の未来について考える際の大事な学問、生きるうえでのヒントであると思えました。

人生は生き方も重要ですが、死に方も人それぞれです。歴史というのは多くの人物が与えられた環境の中で生き、周囲の人と関係を結び、それらが当人の思わぬところで連関しあって大きな流れとなっていくなかで、たえず更新されていきます。200人以上もの死を一度に閲覧することで、自分の生をも歴史の中に位置づけて考えられるようになるかもしれませんし、それこそが歴史を学ぶ上でのコアとなる感覚なのだと思います。



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