- ユーザー名
- 質問のタイトル
ハッカーの気持ち
- 質問の内容
なぜハッカーは存在するのでしょうか。ハッカーの気持ちについて書いた本を教えてください。
- 質問のジャンル
プログラミング
- おすすめする本(タイトル/著者/出版社)
ハッカーと画家コンピュータ時代の創造者たち/ポール・グラハム/オーム社
- 書評
この本は、計算機科学と画学という一見全く異なる2つの分野を学んだプログラマPaulGraham氏のエッセイ集です。彼は有名なLISP※1プログラマで、ViaWebというベンチャー企業※2を立ち上げました。
学校でなにを教えるべきか?といった社会的話題から、スパムメールをどうすればコンピュータに判断させることが出来るか※3といった技術的な話題まで、広い範囲のエッセイが含まれています。これらのエッセイを1つ1つ読み進めていけば、きっと「ハッカー」たちの考え方や価値観を垣間見ることができるはずです。近年大成功したベンチャー企業のほとんどがIT関連だったことを考えれば、普通の人とは違うことによって力を発揮する彼らの考え方に触れる事は現代人として必須であるといえるでしょう。
さらに、訳者も有名なハッカー(有名なLISPプログラマでもある)である川合四朗氏であり、訳本であるにも関わらず、それを全く感じさせない内容となっている。一般的なものとはちょっと違った価値観で生きる彼らの世界に興味を持てるならば、読んで損することは絶対にないといえる1冊です。
※1LISPとは、一般的に使われているCやJavaといったプログラミング言語とは異なるスタイルのプログラミング言語で、1970年頃に登場しました。長らく主流とはかけ離れていたが、LISP風の言語を熱狂的に好む人々もいます。
※2(この企業は現在Yahooに買収され、YahooStoreとなっています)。
※3このエッセイで提案されたベイズ統計によるスパムフィルタは近年急速に広まり、現在の主要なスパムフィルタはほぼ全てこの手法を使っています。