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カモフラージュパターン - (2010/12/23 (木) 12:12:03) の1つ前との変更点

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ミリタリーといえば迷彩柄。 第二次世界大戦までは、グリーン系や茶系の単色。 オリーブドラブ(OD)とかカーキ色とか。 戦闘中に敵から発見されにくくするための工夫で、 なるべくその場所にとけ込むような色を配合したモノが迷彩柄です。 今日のような迷彩柄を使い始めたのは、 第二次大戦中のナチス武装親衛隊(ドイツ)かアメリカ海兵隊あたりらしい。 ■ウッドランドパターン  アメリカ軍ではつい最近まで4軍で共通のモノだったらしいが、  現在迷彩柄も陸・海・空・海兵隊によって変わりつつあるとのこと。  ヨーロッパの針葉樹林を想定して作られている。  ただし、熱帯から寒帯まで最も幅広く使われているようです。  M-65ジャケット、M-65パンツ、BDUにもこの柄が使われている。 &ref(Woodland-Camo.jpg) ■タイガーストライプパターン タイガー・ストライプ迷彩は1960年代、ベトナム戦争で使用された。 ベトナム戦争中に南ベトナム軍、米軍特殊部隊などで使用されたが、 この迷彩は米軍が正式採用したものではなかった。 &ref(tiger-camo.jpg) このタイガー・ストライプ迷彩はフランス軍のリザード・パターン迷彩を コピーしたものではないかと言われている。 リザード・パターン迷彩はインドシナ紛争時にフランス軍が着用し、 紛争終結後は南ベトナム政府軍が使用していたが、 やがてリザード・パターン迷彩の在庫不足となった南ベトナム政府軍は現地生産を開始。 このとき作られたリザード・パターン迷彩のコピー品が タイガー・ストライプ迷彩の元祖と言われている。 そして、タイガー・ストライプ迷彩は南ベトナム政府軍に正式採用されるが、 デザインの良さが米軍内でも人気となり米軍特殊部隊員が好んで着用するようになった。 ただ、規格が統一されていないタイガー・ストライプ迷彩は、 製造場所や製造ロットによりデザインや色調が異なるため多数のバリエーションがあると言われている。 (参考:リザードパターン) &ref(Lizard.jpg) ■デザートパターン(6C:通称・チョコチップ)  ウッドランドは基本的にどこでも使っていたようですが、  1991年にイラクが隣国クェートに侵攻した湾岸戦争の報道で、一躍有名になったのが  この6カラーのデザート迷彩。  砂漠用に開発された迷彩柄だが、アメリカ内陸部の砂漠地帯をモデルに作られた柄なので、  中東の砂漠にはマッチせず、意外と目立ってしまったので評判が良くなかったようだ。  (どうやらアリゾナとかの砂漠は岩石砂漠らしい…。)  湾岸戦争後のアフガニスタン・ソマリア・イラクではこの後登場する、3カラーデザート迷彩に変わっていったとのこと。  M-65ジャケット、BDUにもこの柄が使われている。 &ref(Desert-Camo6c.jpg) ■デザートパターン(3C:通称・コーヒーステイン)  現行の3カラーデザート迷彩。  最近のアフガニスタンやイラクの報道を見ると、ほとんどみんなこれになっているらしい。  コーヒーをこぼした様な柄から「コーヒーステイン(コーヒーの染みの意)」と呼ばれている。  M-65ジャケット、BDUにもこの柄が使われている。 &ref(Desart-camo3c.jpg) 以上が近代の代表的な柄ですが、海兵隊では他の3軍とは異なる柄を使用してるとのこと。 デジタルピクセルカモとかMARPATとか呼ばれているらしい。 アメリカ軍では以前から幾何学模様の迷彩の研究をしていたようですが、ようやく実戦配備とのこと ■ウッドランドデジタル  従来のウッドランドに相当 &ref(woodland-digital.jpg) ■デザートデジタル  従来のデザートに相当 &ref(desert-digital.jpg) 更に陸軍でつい最近採用されはじめた戦闘服がBDUやDBDUにかわる、 ACU(Army Combat Uniform)と呼ばれる新型戦闘服で、 従来のように森林用・砂漠用というように地域によって使い分けるのではなく、 一つの柄で森林・砂漠・市街地をカバーするオールラウンドに使える柄が採用された。 2008年までにアメリカ陸軍に完全配備される予定。 この新しい軍迷彩パターンのユニバーサル迷彩は 緑、黄褐色に、灰色を効果的にブレンドし都市環境、砂漠と、森林に溶け込む色調を持っている。 パターン設計は1970年代のデュアルテクスチャ(Dual-Tex)に関する研究に基づく。 陸軍の戦闘ユニフォームはフォリアージグリーン、スレートグレー、 砂漠の砂の色で構成され動きのあるシチュエーションで目立ちやすい黒は使われていない。 また、ピクセルパターンは服の模様が人間の視覚のピントを散乱させ、 周囲の色に紛れるだけではなく見えづらくなる効果をもつ。 ■ユニバーサル・カモフラージュ・パターン(UCP:Universal Camouflage Pattern)  M-65ジャケットにもこの柄が使われている。 &ref(digital-camo.jpg) ■マルチカモ  アフガニスタンなどでユニバーサルカモが以外に目立つことから  マルチカモの採用が進んでいるらしい。 &ref(Multi_camo.jpg)
ミリタリーといえば迷彩柄。 第二次世界大戦までは、グリーン系や茶系の単色。 オリーブドラブ(OD)とかカーキ色とか。 戦闘中に敵から発見されにくくするための工夫で、 なるべくその場所にとけ込むような色を配合したモノが迷彩柄です。 今日のような迷彩柄を使い始めたのは、 第二次大戦中のナチス武装親衛隊(ドイツ)かアメリカ海兵隊あたりらしい。 ■ウッドランドパターン  アメリカ軍ではつい最近まで4軍で共通のモノだったらしいが、  現在迷彩柄も陸・海・空・海兵隊によって変わりつつあるとのこと。  ヨーロッパの針葉樹林を想定して作られている。  ただし、熱帯から寒帯まで最も幅広く使われているようです。  M-65ジャケット、M-65パンツ、BDUにもこの柄が使われている。 &ref(Woodland-Camo.jpg) ■タイガーストライプパターン タイガー・ストライプ迷彩は1960年代、ベトナム戦争で使用された。 ベトナム戦争中に南ベトナム軍、米軍特殊部隊などで使用されたが、 この迷彩は米軍が正式採用したものではなかった。 &ref(tiger-camo.jpg) このタイガー・ストライプ迷彩はフランス軍のリザード・パターン迷彩を コピーしたものではないかと言われている。 リザード・パターン迷彩はインドシナ紛争時にフランス軍が着用し、 紛争終結後は南ベトナム政府軍が使用していたが、 やがてリザード・パターン迷彩の在庫不足となった南ベトナム政府軍は現地生産を開始。 このとき作られたリザード・パターン迷彩のコピー品が タイガー・ストライプ迷彩の元祖と言われている。 そして、タイガー・ストライプ迷彩は南ベトナム政府軍に正式採用されるが、 デザインの良さが米軍内でも人気となり米軍特殊部隊員が好んで着用するようになった。 ただ、規格が統一されていないタイガー・ストライプ迷彩は、 製造場所や製造ロットによりデザインや色調が異なるため多数のバリエーションがあると言われている。 (参考:リザードパターン) &ref(Lizard.jpg) ■デザートパターン(6C:通称・チョコチップ)  ウッドランドは基本的にどこでも使っていたようですが、  1991年にイラクが隣国クェートに侵攻した湾岸戦争の報道で、一躍有名になったのが  この6カラーのデザート迷彩。  砂漠用に開発された迷彩柄だが、アメリカ内陸部の砂漠地帯をモデルに作られた柄なので、  中東の砂漠にはマッチせず、意外と目立ってしまったので評判が良くなかったようだ。  (どうやらアリゾナとかの砂漠は岩石砂漠らしい…。)  湾岸戦争後のアフガニスタン・ソマリア・イラクではこの後登場する、3カラーデザート迷彩に変わっていったとのこと。  M-65ジャケット、BDUにもこの柄が使われている。 &ref(Desert-Camo6c.jpg) ■デザートパターン(3C:通称・コーヒーステイン)  現行の3カラーデザート迷彩。  最近のアフガニスタンやイラクの報道を見ると、ほとんどみんなこれになっているらしい。  コーヒーをこぼした様な柄から「コーヒーステイン(コーヒーの染みの意)」と呼ばれている。  M-65ジャケット、BDUにもこの柄が使われている。 &ref(Desart-camo3c.jpg) 以上が近代の代表的な柄ですが、海兵隊では他の3軍とは異なる柄を使用してるとのこと。 デジタルピクセルカモとかMARPATとか呼ばれているらしい。 アメリカ軍では以前から幾何学模様の迷彩の研究をしていたようですが、ようやく実戦配備とのこと ■ウッドランドデジタル  従来のウッドランドに相当 &ref(woodland-digital.jpg) ■デザートデジタル  従来のデザートに相当 &ref(desert-digital.jpg) 更に陸軍でつい最近採用されはじめた戦闘服がBDUやDBDUにかわる、 ACU(Army Combat Uniform)と呼ばれる新型戦闘服で、 従来のように森林用・砂漠用というように地域によって使い分けるのではなく、 一つの柄で森林・砂漠・市街地をカバーするオールラウンドに使える柄が採用された。 2008年までにアメリカ陸軍に完全配備される予定。 この新しい軍迷彩パターンのユニバーサル迷彩は 緑、黄褐色に、灰色を効果的にブレンドし都市環境、砂漠と、森林に溶け込む色調を持っている。 パターン設計は1970年代のデュアルテクスチャ(Dual-Tex)に関する研究に基づく。 陸軍の戦闘ユニフォームはフォリアージグリーン、スレートグレー、 砂漠の砂の色で構成され動きのあるシチュエーションで目立ちやすい黒は使われていない。 また、ピクセルパターンは服の模様が人間の視覚のピントを散乱させ、 周囲の色に紛れるだけではなく見えづらくなる効果をもつ。 ■ユニバーサル・カモフラージュ・パターン(UCP:Universal Camouflage Pattern)  M-65ジャケットにもこの柄が使われている。 &ref(digital-camo.jpg) ■マルチカモ  アフガニスタンなどでユニバーサルカモが以外に目立つことから  マルチカモの採用が進んでいるらしい。 &ref(Multi_camo.jpg) ■A-TACS

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