オープニングCG
1996年6月-1997年
前時間帯番組「お天気クジラ」終了後の5時59分から1分間、サテスタ(晩年、赤坂メディアビルとして使用していたTBS本館・ラジオ局舎の1階。96年9月まで)→カフェスタ(96年10月から使用していた東京・広尾の「レストランひらまつ」が経営していた二店舗併設型のオープンカフェ「カフェ・デ・プレ赤坂」、「メゾン・ド・アンシー」)前から渡辺と中井が登場し、当日の内容を1分間伝え、6時に本編がスタートする。天気カメラをバックに浮き輪ができると、番組キャラクターの「くじたろう」が中央の空洞から出てくる。
同時にタイトルが画面手前からズームアウトし、浮き輪の両サイドに雲と波が出てくる。
その後、スタジオ前で渡辺と中井が登場して挨拶。
この頃のテーマ曲は青島時代になってからも、エンディング、番宣CMやエリア情報(ローカル枠)でアレンジされたものが使用される。冒頭のタイトルコールを兼ねた「おーはようークジラッ!」というコーラスはCM前のアイキャッチとしても使用していた。
1997年4月頃-1998年3月
5時59分から1分間の内容は変わらないが、後半数秒はスポーツ担当のキャスターが登場しスポーツの内容を伝える。渡辺と中井はその間にカフェスタに移動。
浮き輪がズームアウトすると、番組キャラクターの「くじたろう」が中央の空洞から出てくる。
同時にタイトルが画面手前からズームアウト。浮き輪が形成される部分や雲と波が現れる部分は省略された。
渡辺と中井は、前述のとおりカフェスタの中から挨拶するようになった。
テーマ曲は先代と変わらないが、穏和なアレンジに替えられた。
1998年3月-1999年3月
内容は不明。再びスタジオ前から挨拶するようになる。
テーマ曲は全く違うものに替えられた。
備考
「おはクジ」では、外が見え、且つ路上に面したスタジオを設置した。裏番組である「
ズームイン!!朝!」を意識した番組を始めるにあたり、TBSテレビはサテライトスタジオを設置しておらず、放送センターの1階ロビーでやるにしても通りから奥に入っているので、「朝の表情」を出すのは不可能ということもあり、サテライトスタジオを作ることになった。しかし、その番組専用に作ると制作費にも限りがあるため、カフェと併設になったという。それが、TBS敷地内の赤坂通り沿いに新たに開店した二店舗併設型オープンカフェ「カフェ・デ・プレ赤坂」「メゾン・ド・アンシー」、通称「カフェスタ」である。
カフェの建設時には、この番組での使用も念頭に置き放送センター敷地内に複数配置されている「ロケ盤」も当然設置された。「カフェスタ」に設置された「ロケ盤」は、TBS含め各局に設置された映像、音声、照明用の電源や回線を一纏めにしてある本来の「ロケ盤」の機能に、カメラなどの機材も一緒に収納できる機材倉庫の機能も加えられていた。カフェの従業員を含めた一般人がふれることの無いよう、番組関係者(技術スタッフ)しか触れないようになっていた。
本来の予定では番組開始時からこの場所を使用する事になっていたが、建物が完成しておらず(当初からオープンスタジオとしての使用も念頭に建物建設が行われていた)、レストラン自体も開業していなかったため、TBSの旧本館・ラジオ局舎(番組開始時点でラジオ放送の設備を撤去し「赤坂メディアビル」の名称でオフィスビルとして運営。)1階に「サテスタ」と称したガラス張りのスペースを設置、ここから放送を行った(なお関係者間では「仮設スタジオ」や「仮設」と呼ばれていたが、1995年1月の阪神・淡路大震災なども考慮(仮設住宅を連想させるため)し、外部向けには「仮設」という表現を用いなかった)。番組開始数か月後に、カフェレストラン「メゾン・ド・アンシー」の建物が完成し、(開店前の時間帯に)スタジオとしての使用を開始した。こちらは(関係者間も一般向けにも)通称「カフェスタ」と呼ばれていた。「サテスタ」はその後、再開発による取り壊しまでTBSストアになった。「カフェスタ」は、「おはようクジラ」終了後はスタジオとしての機能は利用されることなく2002年4月末をもって閉店している。
また日テレの「マイスタジオ」とは異なり、これら2施設に副調整室は併設されておらず、本社社屋内にある
Nスタジオの副調整室(Nサブ)にてコントロールを行っていた。なお、この2つのスタジオがあった建物・施設は、TBS本社一帯の再開発区域(赤坂サカス)のため、取り壊され、現在ではこの場所付近に赤坂Bizタワーや赤坂サカスアネックスが建てられている
最終更新:2017年10月15日 23:40