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  • 激流の後に訪れる―――

激流の後に訪れる―――

最終更新:2009年07月24日 12:29

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だれでも歓迎! 編集

激流の後に訪れる――― ◆vXe1ViVgVI




◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆



「所詮この世は弱肉強食。弱ければ死に、強ければ生きる。お前達は……弱者だ」

 勝者は自身の信条を敗者へと語り、小さな笑い声を上げる。
 その姿を後ろから見詰めるは、九死に一生の状況を経て、この惨状を造る大きな要因となった白兎。
 顔には生存条件を達成したことによる歓喜が居座っており、身に纏う白服は鮮血に染められている。
 てゐはその惨状を一頻り見回し、そしてその中心に立つ志々雄へと口を開く。

「志々雄……さん、これからどうするウサ?」

 まだ先の殺され掛けた記憶が残っており、記憶は恐怖となって顔面神経の動きを阻害する。
 強張った顔と声で志々雄の様子を伺うてゐ。
 最悪の場合を考えて何時でも逃亡を開始する用意は出来ていた。

「……そうだな、取り敢えずスネークとメタナイトの奴も始末しておきてえが……今はまだ良いだろ。取り敢えずこの場から離れるぞ」
「……分かったウサ」

 だが、志々雄にはまだてゐを見捨てる気はないらしい。
 それは利用される時間が増すということと同意義なのだが、てゐはひとまず安堵する。
 死ななければどうとでもなるのだ。
 時間が経てば寝首を掻くチャンスが訪れるかもしれないし、この捕食者の弱点を発見できるかもしれない。
 生きていれば……命さえあればどうにでもなる――てゐは現状を肯定的に捉え、志々雄の後を付いて行く。
 そして、遂にその場から誰も居なくなると思われたその瞬間――

「…………待………………て………………」

 ――後ろから声が届いた。
 小さく短い言葉であるが、確かに声が届いた。
 志々雄は怪訝な顔で、てゐは愕然とした顔で、後方に振り返る。
 この謎の声の主が誰なのか、二人は気付いていた。
 だからこそ片や怪訝の色を、片や愕然の色を顔に宿している。
 有り得ない、あの傷で生きているなど有り得ない……そう思考しつつ振り向いた二人が見た物は、

「あんたまだ生きて……!」

 かち割れた頭部から滝のように血を流し、その銀髪の一本一本までをも塗らしつつ、それでも立ち上がる男―――トキ。
 何故、生きている。
 幾度となく頭を殴打され、幾度となく地面と木槌に頭を挟まれ……何故、立ち上がる。
 常人であれば……いや常人でなくとも即死、もしくは失血死に陥る傷は追っている筈。
 何がこの男を支えている。
 何がこの男を奮い立たせる。
 何を見ているのか、そもそも本来の機能を果たしているのか……亡霊の如く生気の失った虚ろな瞳で、トキが二人を睨み付けていた―――。

 自分は死人だ。
 あの核の光に襲われたその時から、自分の頭上には告死の星が輝き続けていた。
 だから、命など惜しくはない。
 ただ一つこの世に未練があるとすれば、あの実兄の愚かな覇業を阻止できなかった事のみ。
 幼き頃に誓ったあの約束。
 だがその役目も、結果的には義弟である真の北斗継承者に託すこととなった。
 自分は敗北した。命を賭して望んだ拳王との一騎打ちにおいて、自分は完敗を喫した。
 だから残る全てを義弟に頼んだ。
 あとは短い余生で一人でも多くの人々を、この呪わしき拳で救済していければ良い……そう、思っていた。
 ……そして、そう思っていた矢先に、このバトルロワイアルへと呼び出された。
 血も涙もない、絶望と悲哀だけを産み出す狂気の宴。
 あの右上とやらの説明を受けた時、怒りは沸かなかった。
 ただ悲しみと虚しさが襲った。
 人間とはこういう物なのかと、あの愚かな戦争を経てさえ人間の思想は変革を覚えなかったのかと、ただ空虚な感情が胸中に漂った。
 だから、誓った。
 この殺し合いの場で人々を救う事を、様々な強敵(とも)を見付け協力し右上達の企みを壊す事を……誓った。

 ――そして今、自分は死の危機に瀕している。

 空からの襲撃は予想外であったとはいえ、致命的な一撃を喰らい、棺桶に片足を突っ込んでいる状況。
 ただでさえ病魔に蝕まれていた身体、加えて先のブロリーとの戦闘で突いた『殺活孔』……もはや身体は満足に動かず立ち上がっただけでも精一杯だ。
 視界が歪み、二人の姿を確認するのがやっと。
 血が止まらず、頭部どころか身体すらも濡らす。
 寒い。体温が血液と一緒に外へと流れ続ける。 ただただ寒かった。
 幾度となく死を覚悟した事はあるが、此処まで身体が言うことを効かないのは初めてだ。
 これが本当の『死』。
 体験したことのない脱力が身体を支配していた。
 仲間も守れなかった。
 メタナイトとの約束も守れず、二人の仲間を殺させてしまった。
 自分があの不意打ちを避けられいれば、この襲撃者達を倒せていれば―――失わずにすんだ仲間達。
 左之助も美鈴も良い奴だった。
 時に単純で、時に冷淡な面を覗かせた彼等であったが、その根本は善人であった。
 何故、回避できなかった。
 何故、倒れてしまった。
 後悔だけが心の中を埋め尽くす。


 ―――戦わなくてはいけない。

 北斗の使者として、約束を守り通せなかった愚者として、意識がある限り『悪』と戦い続ける。
 戦いの末、この『悪』が『強敵(とも)』になるかもしれない。
 この『悪』を打倒する事が、後々に対主催を目指す者達の未来へ繋がるかもしれない。
 もう少しだけで良いのだ。
 この『悪』と戦う為に身体よ、動いてくれ。
 頼む、あと少しだけ――……。








 光の無い、幽鬼を想わせる虚ろな瞳でトキが二人の殺人鬼を睨む。

「……ハッ、面白え。そうだ立ち上がれ、立ち向かってこい。俺が憎いんだろ? 俺を殺したいんだろ? 仲間を殺した俺を!」

 トキの視線を正面から受けて尚、志々雄は笑みを浮かべる。
 そう、自分を倒そうとするのならば限界の一つや二つを越えて貰わねば話にならない。
 一瞬の驚愕は直ぐさま愉悦へと流変し、闘志を掻き立てる。
 志々雄は右手に持った愛刀を構え、トキへと歩みを進めた。

「北斗神拳…………奥、義…………」

 悠然と近付いてくる志々雄へとトキも奥義を以て、応対する。
 二本の指を掲げ志々雄へと振り上げ、秘孔を突こうとする―――が、遅すぎる。
 あの拳王すら驚愕に至らせるスピードは見る影もなく、蠅さえ止まりそうな緩慢な動作で、トキは志々雄へと右手を振るっていた。

「なんだ、そいつは?」

 その一撃を半身になる事で回避した志々雄が、言葉を吐く。
 嘲りと、幾らかの落胆を含んだ口調。
 志々雄は満身創痍のトキへと情け容赦なく、刃を走らせた。
 肩口から脇腹へと傷口が一線に刻まれ、そしてその傷口を紅色の炎が焼く。
 「斬る」と「焼く」を同時に喰らうのは百戦錬磨のトキでも初めての事。
 そして、その傷は余りに巨大な物。それ単独で見ても致命傷と成りうる傷だ。
 ただでさえ限界を突破している身体が、更なるダメージに悲鳴を上げ、意志とは関係なく動きを始める。
 膝を付き、再び仰向けに倒れてしまった。
「……終わりだな。鼬の最後っ屁にも至らねえ下らない悪あがきだったぜ」

 まだ立ち上がろうとするトキの首筋に無限刃を当て行い、その命を握る志々雄。
 志々雄を見上げるトキは、その胸中に諦めを描いていた。
 もう動かない身体。
 限界を越えて立ち上がったが、拳の一つも満足に振るうことが出来ない。
 自分の物語はここで終焉だ。
 結局は何も成せなかったが、あとは藤崎やビリーやメタナイトが道を引き継いでくれる筈。
 元の世界でもケンシロウが道を継承してくれた。
 足手まといの病人はもう舞台から下りる時なのだ。

(あとは任せたぞ……私は星となり皆を見守ろう……)
「諦める、か……つまんねぇな」

 跪いたまま達観の笑顔を見せるトキを見て、志々雄は刃を振り上げる。
 確信するは勝利。
 ボロボロの身体で良くも頑張ったとは思うが、 所詮はこの程度。
 あと数秒もすれば死ぬ。弱ければ死に、強ければ生きる世界でこの男は死ぬ。
 結末は何ら変わらない。

 そして、志々雄は刃を振り下ろす。

 鞘との接触により発火する刃。刃は無慈悲にその身体を―――両断した。
 胴体から真っ二つに切り裂かれた上半身と下半身が燃え上がる。
 極悪な臭気を撒き散らし、十数年活動を続けていた身体が、灰という名の無機物に変換されていく。

「……生き、て……」


「な、に……?」

 ―――そして、それは死体の直ぐ側で転がるトキも同じく。
 混乱と衝撃に上手く機能しない頭でトキは漠然と理解する。
 その言葉が―――『逢坂大河』が遺した最期の言葉が、自分に向けられたものだと、
 ―――トキは呆然と理解した。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆



 目を覚ました時、周囲は暗闇に染まり掛けていた。
 覚醒と同時に思い出されるは、気絶する寸前の出来事。
 奇妙な二人組の元に向かおうとする自分と、それを止めようとする老人のような外見をした青年。
 彼に言い寄ったその瞬間までは記憶に残されている。
 だが、それから先の映像がどうしても続かない。
 何で自分はこんな草藪の中で寝ているのか、少女――逢坂大河は不思議で仕方がなかった。
 困惑する頭で辺りを見回すも、トキの姿は何処にもない。
 そもそも自分はどれだけの時間、意識を失っていたのか。
 あの二人組はどうなったのか。
 トキは何処に行ってしまったのか。
 さっぱり事態を把握する事が出来ないでいた。
 そして、少女は困惑に包まれたその状態で行動を始めた。
 漠然とした不安に潰されないよう、行く宛もなく足を動かす。
 空はどんどんと暗くなっていき、周囲の見通しを悪化させていく。
 夜への移り変わりと同調するかのように大きくなっていく焦燥。
 迷子になった子供のように、今にも泣き出しそうな顔で大河は進んでいた。
 すると、突然大河の視界の端にて何かが煌めいた。
 遠方の草原にて一瞬だけ灯った奇妙な形の炎。
 その不可思議な光景に疑問を思いながらも、大河はその発火現象が起きた場へと近付いていく。

 ―――この行動が大河の……そしてトキの明暗を、分けた。

 夕刻の薄暗さも影響してか、大河にその全貌が把握できたのは百メートル程の距離を歩いたその時だった。
 最初に見えたのは草原に立ち尽くす一人の男とその後方に付き添う一人の幼女。
 大河の記憶にはない二人組であった。
 次に見えたのは、地面に倒れる人間達。数は、一……二……三……四……五……六人いた。
 この時点で大河の警戒指数はマックスに到達。
 恐怖に息を飲みながら、身を隠すように姿勢を低くした。
 だが、数秒して大河は何故か立ち上がってしまう。
 恐怖が宿っていた筈の顔を驚愕に変えて、大河は立ち上がり、その光景を見た。

 その光景―――自分を守る為に付いて来てくれた男が地に伏す、数十分前に別れた仲間達が倒れている、その光景を―――大河は見てしまった。
 その場にて死に掛けている仲間達の存在に、守ると言ってくれた仲間が死の淵に立っているその事実に、大河は気付いてしまった。



 そして、身体が勝手に動き出していた。


 考えなど、ない。
 多少の武道をかじってはいるものの、そんな事実が本当の殺戮者には無意味だという事は、タケモトの手に拠って教え込まれた。
 作戦もなければ、強力な武器がある訳でもない。
 何かしなくては、何とかして皆を……トキを助けなくては―――ただその一念が大河を動かしていた。
 全力疾走に揺れる視界の中で、満身創痍のトキが立ち上がり、そして大した抵抗も出来ずに斬り倒される。
 その行動は殆ど無意味だっのかもしれない。
 だが、大河の心に深く深く衝撃を与え、その足を加速させた。
 膝を付くトキを目掛けて、振り上げられる刃。
 大河はがむしゃらに走り、彼の生存を祈る。

 ―――そして、刃がトキを斬り裂こうかという刹那……大河はトキを突き飛ばした。

 救済の代償は、自身の命。
 コンマ三秒前までトキの身体が存在した空間に、横殴りに乱入した大河の身体が、在った。


 ―――衝撃。


 視界が紅蓮に埋まり、身体から力が抜ける。
 痛覚が許容量を突破してしまったのだろうか、遂に訪れた死の瞬間にも関わらず、痛みは少ない。
 ただ、何も分からない。
 トキが助かったのか、自分がどうなってしまったのか、自分は何を口にしたのか……何も分からず、大河は死亡した。




 ……結果的に大河は、心の何処かで自分は死なないと考えていたのかもしれない。
 だからこそ、こんなにも無謀な行動を起こせたし、振り降ろされる刃に無謀な突貫を果たせた。
 結局、その誤った思考は彼女を死へと誘う事となった。
 だが、大河が一つの命を救った事もまた真実。
 その結果が幸運だったのか、不運だったのか……それは大河自身にしか、判断する事はできない。
 ただ一つ分かることは、バトルロワイアルの場からまた一つの命が消えたその事実のみ。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆



 それは余りに唐突な乱入劇だった。
 トドメが振り降ろされたその刹那、トキを突き飛ばす一人の少女。
 トキへ意識を向けていた志々雄達は勿論、トキさえもその接近には気付けなかった。
 突き飛ばされたトキは刃が疾走する軌道上から逃れ、その代わりに斬撃を受けた物は乱入者の身体。
 その細い躯が斬撃に耐えられる訳がなく、物の見事に真っ二つ。そして、炎上した。
 最期に言葉を遺し、そして一つの命を救済して、少女は天へと召されていった。

「な、ぜ……」

 トキの思考は静止したまま、活動を停止していた。
 死を受け入れかけたその瞬間に起こった惨事。
 何故、自分などを助けたのか?
 何故、死を宣告された自分ではなく、未来ある少女が死ななければならなかったのか?
 自分などを助けて、何故―――?

 急展する事態に、トキは後悔を思う事さえ出来なかった。
 ただ眼前の光景を見詰め、無意味な自問を繰り返すのみ。


「何だ、コイツは?」

 意識を現実へと戻したのは、未だ炎に包まれる大河の死体を見下ろしながら吐かれた志々雄の呟き。
 呆れを含んだ口調にトキの身体が反応していた。
 燃え盛る大河に視線を置いたまま、トキの拳が握り込まれる。

「さて、邪魔が入っちまったが……これでトドメとさせてもらうぜ」

 ―――その時、燃え盛る大河の死体から……いや違う、その死体が背負っていたデイバックから、謎の物体が転がり出た。
 それは、CDのような形状をした物体であった。
 持ち主より先に燃え尽きたデイバック。
 灰と化した事により本来の機能を失い、その中身すらも延焼してしまう。
 だが、何の偶然か、そのDISCだけは炎の魔手から逃げ仰せた。
 そして、消沈するトキの方へ、コロコロと転がっていく。

 「大河……」

 トキは気付かない。

 知らずの内に自身が拾い上げていたその存在に―――、
 眼前の炎の中から生還を果たしたその支給品の存在に―――、
 トキは気付かない。
 ……気付かず、拳を握り込んでいた。

 握り締められたDISCは、奇妙に決して割れることはなく、更に奇妙な事にトキの身体へと侵入していた。
 まるで泥沼に沈み込むかのように、トキの身体へ挿入されていくDISC。
 その存在に気付く者は誰もいない。
 後方にて行き先を見守るてゐも、終劇を齎す為に刃を振り上げる志々雄も、トキ自身さえも―――DISCの存在には気付けない。



 ―――そして、DISCが完全にトキの中へ埋没した。










 ―――ジョインジョイントキィ―――









 ―――同時にトキの脳内に鳴り響いたのは謎の効果音。

 ―――本人以外の誰もが知らぬ内に世紀末を示す音が演奏された。

 ―――世紀末は、この瞬間に訪れた。

 ―――激流の末に、世紀末は訪れたのだ。



sm186:激流に身を任せた結果がコレだよ!!(B面) 時系列順 sm186:―――世紀末
sm186:激流に身を任せた結果がコレだよ!!(B面) 投下順 sm186:―――世紀末
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