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用語解説「ク」 - (2010/07/06 (火) 02:17:27) の編集履歴(バックアップ)


ニコニコ上のシミュレーションシリーズでよく使われる用語の辞典です。
基本的に、特定作品の登場人物・専門用語などはその作品の解説を利用することをオススメ。

各作品の参考用リンク先(需要のありそうなものがあれば随時追加推奨)
三國志シリーズ - Wikipedia
信長の野望シリーズ - Wikipedia
太閤立志伝シリーズ - Wikipedia
蒼き狼と白き牝鹿シリーズ - Wikipedia (チンギスハーン)
東方wiki

空気(クウキ)

「存在感が空気のよう」の意。いるのかいないのか分からない様子。(例:「空気君主」「大名が空気」)

「信長の野望・革新」では、大名が城を空けるとデメリットがある(商人や僧侶などが来ない)ため、
テキトーに内政がこなせる程度の「空気」でちょうどいいと言われる。
また、三国志Ⅸでは、兵法「教唆」(発動画面が無い)をセットしている武将も空気化しやすい


空気読め(クウキヨメ)

その場の雰囲気を乱すような行動をする人を責める言葉。リアルで使うといろいろ問題がある。
「空気嫁」「KY」(KYは「空気が読めない(人)」の略ともされる)などとも表記される。

ゲーム動画内では、

  • 戦争で忙しい中、どうでもいい使者を送ってくる隣の大名
  • 戦争で盛り上がっている中、仕官に来る雑魚武将
  • 戦争に集中している中、滅亡の報告が入るどっかの君主や大名
  • 緊迫のシーンに流れる蝉の声
  • 感動のシーンを台無しにする顔芸
  • シリアスなシーンを台無しにする顔芸

などに対して、「空気読め」というコメントが付くことがある。



空城の計(クウジョウノケイ)

本来は、わざと城門を開け放って敵の疑心暗鬼を誘う心理戦法だが、
コーエーSLGにおいては、CPU勢力に隣接する拠点の防備を薄くして、わざと攻め落とさせる戦法を指す。
基本的に 釣り の変形であるため、縛りとして禁止するプレイヤーも少なくない。

三国志Ⅸでの「空城の計」
 港を使った方法が有名。
 港は防御が弱い上に、都市や砦などと違って、拠点戦法を発動できない。
 このため、どんなに大軍や名将を篭らせても、大した抵抗ができない。
 よって、わざと港を占領させてから攻め落としてしまえば、大量の負傷兵や捕虜を獲得できる。
 通称、「空港の計」。または、空港→エアポートと読み替えて、「 エアポートの計 」とも。
 これを嫌って、 チート により、港を砦や城塞に置き換えるプレイヤーもいる。

信長の野望・戦国群雄伝、武将風雲録での「空城の計」
 最前線の国を空にして敵国に占領させ、戦力を分散させる戦法が有名。
 また、開始時の国力が低すぎる場合などに、敢えて全武将で豊かな隣国に攻め込み、国を交換してしまうという奇策もある。
 (全武将で出撃すると、元の領地は空白国になるため、合戦中に按配の悪くなった敵部隊がそこに退却していく)

信長の野望・革新での「空城の計」
 三国志Ⅸと同様、港を使った戦法が有名。
 水軍技術により開発できる「安宅船」「鉄甲船」は非常に防御力が高く、港に対してほぼ一方的に攻撃できる。
 この性能差を生かし、前線の港をわざと空にして攻め込ませてから占領すると、大量の負傷兵や捕虜を獲得できる。
 強大な敵国との兵力差がひっくり返るまでこれを繰り返すことを、「 港ループ 」と呼ぶ。
 好例は、小早川の野望。徳川フルボッコ。

 効率は落ちるが、陸戦でも三国志Ⅸと同様の「空城の計」は実行可能。
 PKで支城を相手に行うと、(元)譜代武将の引抜まで行えて、非常に美味しい。
 #革新の拠点は、防御を0にしても兵士か士気を0にしないと落ちないため、丸捕りができない。

また、三国志Ⅸでは、この戦法の変形として「崩城の計」というものもある。敵にわざと城を取らせるのは同じだが、
守備兵ではなく城壁を削って勝利を得るため、通常よりも多くの兵士を獲得することができる。
呂布の逆襲では、これを「徴兵」と称して、兵士の現地調達に使用していた。


ククク

久武親直 のこと。
強烈な印象を残した「梟雄の野望」での笑い方から。


駆逐艦(クチクカン)

軍艦の類別の一つ。小回りの利く汎用艦。
航空機から潜水艦に至るまで、陸海空の大抵の敵と戦う能力を備え、
偵察、警備、護衛、防空、水上戦闘と、軍艦に求められる殆どの任務をこなす。
戦艦 空母 を持たない海軍は数あれど、駆逐艦を持たない海軍は、よっぽど小規模でない限り滅多にない。
まさしく、海軍の屋台骨である。

元々は、味方の大型艦を狙ってくる水雷艇を追い払う「水雷艇駆逐艦」と呼ばれる艦種だったが、
その軽快性と積載能力を生かして自ら水雷を装備するようになったことで、水雷艇の立場を奪い取り、
結果的に味方の周りどころか、この世から水雷艇を駆逐してしまったシャレにならない存在。

近年では、レーダーや指揮統制システムなどのハイテク装備を詰め込むために、船体の大型化が進んでいる。
その結果、高い航洋性を獲得したことで、 巡洋艦 をも駆逐しつつあるが、
副作用として、駆逐艦自身の小回りが色々な意味で利かなくなってきており、
本来の任務である警備や護衛の場面では、フリゲートやコルベットなどに逆に駆逐されつつある。
これぞ因果応報。

Hearts of Iron2における駆逐艦
空母や戦艦といった主力艦をサポートする補助艦として登場。
駆逐艦(または軽巡洋艦)が十分に艦隊に組み込まれていなければ、せっかくの大艦隊も力を発揮できない。
安価で大量生産が可能という利点もあり、とりあえず作っておいても損が無いユニットである。
ただし、Hearts of Iron2では、駆逐艦数隻が集まった戦隊が1ユニットという扱いのため、
雪風などといった艦個別の名前は登場しない。


苦難スレ(クナンスレ)

2ちゃんねるのAA系ネタスレの一種。
横浜ベイスターズの山下監督をAA化(大ちゃん)し、その迷采配などをネタにした
野球板の「山下大輔監督と共に苦難を乗り越えていくスレ」が原型。
「ダメな采配とそれにツッコミを入れる(まれに歓喜する)ファン(あるいは部下)、場をかきまわす関係者」
というテンプレートが他板にも伝播し、「○○と共に苦難を乗り越えていくスレ」が一時期流行した。

歴戦関係では、三戦板の「今川氏真と~」「劉禅と~」、世界史板の「ジョン欠地王と~」の苦難スレが早い時期に立てられ、
迷采配っぷりに家臣たちの頭を悩ませていた。さすが「諸王の戦い」トリオ。

世界史板には「朱元璋と~」のスレもあったが、こちらは苦難を与えるほう。
三戦板の「真田信之と~」は、父や弟たちの行動に振り回されるツッコミ役側に焦点をあてている。

ジルオールの躍進」の劉禅・氏真・ジョンが大ちゃんグラになっているほか、
斎藤龍興を普通にプレイ」で朝倉義景が「苦難を乗り越える」仕様になるなど、
動画内のネタに使われることがある。

現在でも苦難スレはそれなりの数が存在するが、三戦板におけるブームは既に過ぎ去っており、
2009年時点で生き残っているのは真田信之スレのみ。
信之苦難スレは歴史ゲーム板や大河ドラマ板にも存在するが、
こちらはAAネタスレというよりは、父や弟に比べて明らかに悪い、ゲームやドラマでの信之の扱いについて語られることが多いようだ。

国替(クニガエ)

「信長の野望」シリーズのいくつかにあるシナリオ設定。
大名家の配置をシャッフルすることで、いつもと違う新鮮なプレイを楽しむことができる。

信長の野望・天道の「国替」
 国替は完全ランダムではなく、何回「国替」を行うかで再現できる。
 なかには、ドM御用達といわれる配置になることもある。
 とくに、シナリオ5の巨大勢力織田家に押しつぶされそうな弱小大名家は大人気。

  • S5国替4回宇都宮家 :大村城。ほかの九州全域、中国の一部が織田家。
  • S5国替145回斯波家 :十河城。ほかの中国四国地方全域、近畿の一部が織田家。


クマー

龍造寺隆信 のこと。「肥前の熊」と仇名されたことから。
歴代「信長の野望」の顔グラも熊っぽい。


クラシック音楽 (クラシックオンガク)

西洋の芸術音楽のジャンル。

プレイ動画のBGMとして用いられることがある。
高尚なイメージを逆手に取った一種のギャップ芸である場合があり、
「ダメ君主の野望」の内政パートに一貫して流された「美しく青きドナウ」が記憶に残る。

もちろん、まじめにシリアスを演出する時に流すこともある。
アニメ『銀河英雄伝説』では戦争シーンに一貫してクラシックが使われたことから、
戦争+クラシック音楽で銀英伝を思い出す人もいて、相性も決して悪くはない。
(アニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』でも、宇宙戦争ゲームの回でネタにされていた)


クリーム色/クリーム(クリームイロ/クリーム)

もともとは「中華武将祭り」のBF団孔明( 策士・諸葛亮孔明 )を指す。
クリーム色のスーツを着て暗躍しているところから。「中華武将祭り」そのものをこう呼ぶことも。

他動画に登場するBF団孔明や、腹黒い行動をとる孔明も「クリーム」呼ばわりされることがあるが、
他動画にネタを持ち込むのは空気を読んで自重。


黒い(クロイ)

裏切り・謀略・加虐などの行為を示す形容詞。
戦乱の時代にはよくあること。ゲーム中でもよくある。
しかし、紙芝居で本気で描写しようとするとかなり大変。

常人には出来ないことをやってのけた「黒い」謀将たちは、ニコニコ動画でも大人気である。

関連用語――



黒い三連星(クロイサンレンセイ)

元ネタは、『機動戦士ガンダム』に登場するジオン軍のモビルスーツ部隊。
ガイア、オルテガ、マッシュの熟練パイロット三人組からなり、フォーメーション技「ジェットストリームアタック」を繰り出す。

歴戦ゲでは、黒さに定評のある謀将3人組が紙芝居等に揃って登場すると、こう評される。
作品によってメンバーも異なるが、松永久秀、宇喜多直家は、ほぼ不動である。
他の候補は久武親直、最上義光など。


黒備(クロゾナエ)

真っ黒 なイメージの武将たちで編成された部隊。
発祥は「毛利家の野望」と思われる。


黒歴史 (クロレキシ)

元ネタは『∀ガンダム』。
作品の世界で、「過去の人類の戦争と殺戮の歴史」(=それまでのガンダムシリーズ)が封印されていたことに由来している。
ここからネット上のスラングに転じて、「無かったことにされていること」「無かったことにしたいこと」を指すようになった。

  • コーエーがその昔、アダルトなソフトを出していたこと。
  • 三國志11における糞藝爪覧。
  • 魔理沙が、東方旧作で「うふふ」と笑っていたこと。
  • 水戸光圀が、若い頃に辻斬りをしていたこと。


軍楽台(グンガクダイ)

三國志11で設置できる施設。
周辺の味方部隊の気力を回復する効果がある。


軍師(グンシ)

君主や将軍に傍仕えして、軍事に関する助言を行うポスト。
ただし、ゲームのように所謂「知恵袋」としての職務のみ行うのは、講談の登場人物だけと思ったほうがよい。
実際、史実における諸葛亮は、軍師というよりは高級官僚の長と言うべき立場だった。

また、日本の戦国時代における軍師は、陰陽道や易などを駆使して吉兆を占うのが主な役目であり、
山本勘助や竹中半兵衛のような「知恵袋」が軍師と呼ばれるようになったのは、後年のことである。
本来の意味での軍師として活躍したのは、津軽家に仕えた沼田祐光あたりだろうか。

なお、現代の軍隊では、参謀がこれに近い立場と思われがちだが、近代参謀組織を生んだプロイセンの軍制では、
参謀の役割は「事務処理や情報収集の面で高級指揮官を補佐すること」であり、やはり「知恵袋」とは立場が異なる。

信長の野望の「軍師」
 作品にもよるが、一般に政治と戦闘の合計が150を超える武将が、軍師としてコマンドの成否を助言してくれる。
 助言の的中率は、政治力にほぼ比例する(作品によっては政治力=的中率)。
 作品によっては、城主と軍師を兼任できない場合もあるので、注意が必要である。
 なお、革新では、特に軍師の資格は存在しない。
 コマンドの実行拠点の未行動武将のうち、最も知略の高い者が助言を行う。

三國志の「軍師」
 一般に、知力70以上の武将の中から軍師が任命される(他に、一定以上の身分が必要な場合もある)。
 助言の的中率は、知力にほぼ比例する。
 現職より能力の低い軍師を新たに任命すると、解任された武将の忠誠が下がる場合もある。
 なお、「諸葛亮は、知力とは無関係に的中率100%」という補正を持つ作品もある。

#なお、助言の的中率の算出式を逆手にとって、敢えて知略一桁程度の武将を軍師に任命し、その助言の逆を行うという奇策もある。
##ただし、助言が容れられないと軍師の忠誠や親密度が下がる作品もあるので、要注意。


軍神(グンシン)

戦国ものでは、上杉謙信のこと
 武神・毘沙門天を崇めていた事や、革新での長尾・上杉家の固有技能、何よりも彼と戦うと兵が蒸発するように減っていく様から。
 革新プレイ動画では、彼か信玄が壁となって立ち塞がる事が多く、正面から当たると数倍の犠牲の覚悟が必要。
 最終形態である うさみみ 軍神の単独部隊を相手に真っ向から戦った動画は、まだ無い。

「信長の野望・天下創世」における武将特技の一つ
 攻撃力が上昇し、周辺敵部隊の士気を下げる。
 所持武将が上杉謙信・真田幸村・立花道雪の三人のみということもあり、彼らの能力も相まって厄介な特技である。

三国志ものでは、関羽のこと
 確かに神様として祀られているけど、どっちかと言うと商業の神様だったり。
 算盤を発明したという伝説が、後付けされている。
 最近は何故か、「軍☆神」とか書かれる事も。



群雄集結(グンユウシュウケツ)

「信長の野望・革新」の仮想シナリオの名前
 「三國志」シリーズの「 英雄集結 」に相当する。
 戦国期を彩った武将たちが時代を超えて登場するオールスターシナリオ。寿命は設定されていない。
 多くのプレイ動画でも用いられている。太田道灌・北条早雲のような前世紀の人物や、
 伊達政宗のような戦国末期の人物がともに登場していたりすることで、見分けることができる。
 秀吉が大坂で独立していたり、柴田勝家がなぜか九州で大名をやっていたりする。

「信長の野望・DS2」の仮想シナリオの名前
 基本的に革新と同じだが、北条早雲などの戦国初期の武将は登場しない。



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