ニコニコ上のシミュレーションシリーズでよく使われる用語の辞典です。
基本的に、特定作品の登場人物・専門用語などはその作品の解説を利用することをオススメ。
ハイエナ
他国同士の攻防戦があった城などを横取りすること。ゲーム上の基本的な戦術の一つ。
兵力・防御力がともに疲弊したところに襲い掛かり、城と負傷兵と武将をいただく(空城・空港の計)。
「漁夫の利」とか「二虎競食の計」とか言うと、ずいぶん格好良くなる。
CPUもハイエナを狙ってくることが多いので、要注意である。
廃人(ハイジン)
いろいろダメになって、もはや救いようのない人のこと。「ネトゲ廃人」など。
ファン自らの手によって「麻薬」に喩えられるcivilizationでは、
とことんやりこんだプレイヤーを、賛嘆の意味合いをこめて「廃人」と呼ぶ。
すぐれたプレイ動画(プレイ面、演出面、語り口)のうp主は、
ゲーム中の偉人になぞらえられ、「偉大な廃人」の称号を献呈されることになる。
ハイパーチート
呂布シリーズ
にて登場した恐怖の存在。
皇帝
はその一人。
一回の兵法で数万から数十万のダメージをあたえ、こちらのあらゆる兵法をガードする。
そのからくりの正体は、全能力255と熟練度65565。戦場で出会ってしまえば、まず詰みである。
この発展系として、究極チートが存在する。
ハイラル王国
小田原北条家のこと。
正三角形を三つ並べた家紋(三つ鱗)が、「ゼルダの伝説」のハイラル王家の紋章「トライフォース」にそっくりな事から。
ちなみにこの「トライフォース」、三つ鱗をモデルにデザインされたものである。
(
wikipedia
)
覇王
(ハオウ)
もともとは覇者、つまり「武力によって天下を治める者」のこと。
かっこいいイメージがあるが、歴史的には徳によって天下を治める「王者」こそ理想とされ、
「覇者」はむしろ悪く思われていた。
秦の始皇帝が中国を統一したことにより、覇者と王者が合わさってしまい、この称号が生まれた。
日本の戦国時代では織田信長が、三国志では曹操が主にこう呼ばれる。
★
「信長の野望・革新PK」の仮想シナリオ「覇王の後継者」のこと
このシナリオを使用した動画に、
覇王信孝がある。
★「信長の野望・革新PK」の「覇王ED」のこと
関白にも将軍にもならずに全国統一すると、このエンディングになる。
覇王伝
(ハオウデン)
信長の野望
シリーズの5作目。1993年発売(PC-9801版)。
それ迄の「国取り」から「城取り」に変更されたのが、ゲーム上の最大の特徴。
武将の忠誠度が明示化されなくなり「知行制」が採用された。知行地を与えるのが、中々面倒ではあった。
恩賞の中には「一字拝領」なんてのもあり、武将名が変わるというユニークなシステムがあったが、
武田信玄が高坂昌信に一字与えると「高坂信信」になってしまう等、おかしなこともあり「一字拝領」はこれ一作きりになった。
また「官位」が初登場。これに伴って実名(諱)表示が進み、これ迄通称で出ていた武将も、実名で登場するようになった。
これには、実名がわからない武将が登場しなくなってしまうという副作用もあった。奥山常陸介涙目。
また、PC-9801版に限り、初めて「パワーアップキット」が登場した作品でもある。
パワーアップキットでは、信長誕生の年である1534年シナリオが加わり、時代がさかのぼった。
Windows版がXP以降では動作しない事もあってか、2023年11月現在、覇王伝のプレイ動画はない。
上げられているプレイ動画は、いずれもスーパーファミコン版となっていた。
……が、2013年9月発売のシリーズ30周年記念全集に、Windows XP/Vista/7/8対応版として収録されることが決定した。
馬(鹿)超(バカチョウ)
五虎将軍の一人、
馬超
のこと。
三国無双シリーズ
で、馬超が「正義!」の単語を連呼していたため、正義バカと呼ばれたことが由来。
ちょうど「馬」姓だった事も重なって、馬鹿超になってしまった。
コーエー三国志でも、大抵は猛将タイプ(武力95~99、知力40前後)に設定されているため、計略によく掛かる。
動画中でも、脳筋扱いされることがある。
バカ部隊(バカブタイ)
バカ爆撃とも。
AIの性質の逆手を取った戦法で、わざと知力・知略が極端に低い、使えない武将を多数送り出し、
敵本陣を狙う本隊への計略をかわりに受けてもらう囮、デコイとして利用するという鬼畜戦法。
敵方の偽報等の計略攻撃が酷く、どうにもならないときにはとても便利。
大抵は兵1戦術のバリエーションとして使用される。
#ただし、進軍ペースをよく考えないと、混乱などの範囲攻撃を食らったときに本隊が阿鼻叫喚に巻き込まれるため注意。
馬鹿息子(バカムスコ)
★歴史上の「馬鹿息子」
英雄・名君・名将と呼ばれる人物の息子が、父親に遠く及ばない器量であったとき、一般にこう呼ばれる。
たとえば、父が大きくした勢力を滅ぼした当主や(今川氏真・劉禅など)、大失敗をした武将など(徳川秀忠など)。
つねづね引き合いに出される「偉大な父」を持った不運な人物とも言える。
親がダメな場合は「馬鹿親父(浅井久政など)」。
もっとも、そうした「イメージ」や、イメージに基づく「ゲーム上の能力値」は事実とは限らない。
「馬鹿息子」に関する史書の記述や、後世に伝わる逸話では、誇張や創作が行われていることがある。
(何らかの政治的正当性を主張するため、あるいは、単に物語をおもしろくするためである)
また、「馬鹿息子」の行動の解釈が分かれる場合、着目点を変えることで、評価も変わる場合がある。
★歴戦動画での「馬鹿息子」
悪口というよりは、一種の愛称として、特定の武将を「馬鹿息子」と呼ぶことがある。
下の二つのパターンが存在する。
(一)実際に父よりも能力が劣る場合
例:
弾正の野望における松永久通(久秀の子)
(二)能力値は父に勝るが、紙芝居の上では、能力・器量の劣るように描かれる場合
例:
特産物の野望における蠣崎慶広(季広の子)。
第九話
参照。
バカルテット
東方projectのキャラを追加した動画で、よく見られるワード。
チルノ(紅魔郷2ボス)・ミスティア(永夜抄2ボス)・リグル(永夜抄1ボス)・ルーミア(紅魔郷1ボス)
の4人をひとまとめにして、こう呼ぶ。
歴戦動画では主に雑魚連合として活躍する事が多く、
荊州四英傑
と掛けて
東方四英傑と呼ばれる事もある。(主に能力的な意味で)
東方の二次創作界隈では、かなり前から使われている単語であり、「何も考えてない連中」というニュアンスを持つ。
東方キャラの中で、「幼い子供っぽく」「特に他のグループに属さず」「力もさほど強くない」という共通点を持ち、
神主がリグルに対して、「チルノと遊んでるくらいが丁度いい」とコメントをつけたこと、
花でチルノとミスティアが対戦したこと等から、友達として一緒に遊んでても違和感が無い、という事で広まった。(※
また、赤黄緑青とカラーリングのバランスも大変によく、絵的に映えるのもひとつの特徴である。
なおこの4人、原作ではほとんど接点がなく、仲がいいのはあくまで二次設定のはず……だったのだが、
公式マンガで揃い踏みしてみたり等、最近では意外と一時設定に近い扱いをされている気がする。(※※
各プレイ動画においては殆どの場合、凡庸な史実武将と比べてすら明白に劣る能力値(特に知力・政治)にされるので、
たとえ仲間に入ったとしても、その後の活躍を見る機会は少ない…と言いたいところだが三国志Ⅸに関しては例外である。
多くの場合チルノ率いるバカルテット軍は、大抵の場合自軍の隣などに配置され、戦力の少ない自勢力の最初の相手となり、
吸収されると、能力的には武官しかできないので序盤の戦闘の主力として戦地に送り込まれる。
(殆どの場合、この次の相手がレミリアだったりして、カリスマがブレイクされる原因となる)
そして三国志Ⅸのシステムとして多少の武力差は兵法熟練度に覆されるので序盤から中盤まで戦い抜いた彼女たちは、
部隊長としては厳しいにしても優秀な兵法・連鎖要員として終盤まで前線に居座ることも少なくはない。
また、東方のキャラは全体的に弩兵が得意であるため、能力が低くても狙撃で一流武将を沈めるというパターンも多い。
もちろん、序盤の主力として奮闘する彼女たちにいつのまにか動画製作者が愛着を持ってしまうという心理的な点もある。
原作では弱い部類に当たる彼女たちが幻想郷の大物たちをしとめてる動画はかなり多いので、ぜひその雄姿を見ていただきたい。
以下余談
※
三国志動画では、レティや大妖精がこの4人と一緒に居る場合、保護者的な役どころ(主にチルノの)であることが多い。
言わずもがな橙も似たようなキャラ付けだが、彼女は二次的に八雲一家に分類される
※※
非想天則の初期の追加登場キャラ候補として神主が提案したのはチルノ、リグル、にとりであり、
もしそれがそのまま通っていれば、少なくともチルノとリグルは公式で関係が出来ていた事になる。
いやさ、もしかしたら神主の中では、既に結構二人の関係が構築されているのかもしれない。
意外と二次の妄想も馬鹿にはならないといえよう。
バグ
コンピュータプログラムのミスによる異常な動作。
語源は、真空管コンピュータ時代に回路に虫が入り込み、誤動作を起こしたことから。
バグを取り除く作業を「デバグ」と言い、プログラムを完成させる上で重要な作業である。
※中には市販されているゲームにもかかわらずバグを積み残したものもあり、
「クソゲー」の重要な指標の一つとなってもいる。
ここから派生し、ゲーム上に起こる「なにかの間違い」「異常な事態」も、
ネタ的に「バグ」と呼んだりする。
「
101匹阿斗ちゃん」において、
(阿斗基準で)「チート武将」の上を行く能力を持つ武将は「バグ武将」と呼ばれる。
爆笑三國志(バクショウサンゴクシ)
1991~94年に光栄から出版された本。歴史バラエティものの先駆けとなった。通称「爆三」。
中身は、ライトなものからマニアックなネタまで幅広い。
「歴史上の人物のネタを面白くいじりながら学ぶ」という楽しみ方を提示し、多くの読者の心をつかんだ。
歴戦動画でもよく見られる「キャラいじり」の原点の一つ、と言えるかもしれない。
郭図
=「出ると負け軍師」などのネタは、この本が発祥。
関連動画――――
幕府
(バクフ)
征夷大将軍を頂点とする武家政権のこと。
「信長の野望」では、もっぱら室町幕府~江戸幕府初期を指す。将軍職を得ると、プレイヤー大名が幕府を開くことになる。
徳川家康が将軍になっても、幕府役職が室町幕府仕様(管領・守護など)であるのは、気にしてはいけない。
ハゲ
頭部に毛髪のないありさま、また、そのような頭部を持つ人物。あまりよい意味ではない。
- 「三国志」においては、黄巾賊の裴元紹を表す。
- 「信長の野望」においては、頭を丸めた僧体の武将を指す。
本願寺の戦闘僧侶集団をはじめ、太原雪斎・安国寺恵瓊・南光坊天海など、能力の高い人物が多い。
武田信玄・上杉謙信などが剃髪して改名するイベントでは、「厄介なハゲが増える」という声があがることもある。
#史実でも僧侶は教養と権威を備えた優秀な外交官として重用されていたため、彼らの能力が高いのは別に不思議ではない。
破竹(ハチク)
三国時代末期の晋の将軍、杜預(とよ/どよ)の事。
呉の崩壊と彼の進軍の速さを「破竹の勢い」と呼んだ故事から。
このとき呉の将軍だったのが、かの
陶濬
である。
歴戦動画界隈では、彼を「破竹の被害者」と呼ぶことがある。
蜂蜜(ハチミツ)
偽帝
袁術
の好物。(当時は高級品)
転じて彼本人を表わす事もある。
彼は多勢力に攻められ、放浪を強いられた最中も、蜂蜜を求めたといわれている。
そして彼の死も…
動画内でも、彼が蜂蜜を求めるシーンがときどき見られる。
第二次世界大戦を中心とする時代を扱ったParadox社の戦略級シミュレーションゲーム。略称HoI。
当時の世界に存在していた国家(・勢力)のほとんどでプレイ可能。
日独英米ソといった有名どころは言うに及ばず、アルバニアやチベットのようなマイナー国家まで選択可能である。
発火点(ハッカテン)
★信長の野望 革新における、自勢力に敵対的な国人衆部隊のこと
革新の戦争システムでは、「自軍・友軍」と「それ以外」の二つの区分しか存在しない。
そのため、敵に知略や計略熟練の高い武将がいて「混乱」などの計略が掛かりにくい場合、
手近な国人衆に手を出して敵対させ、出てきた国人衆部隊に計略を打ち込んで本命を巻き込む
という戦法が存在する。
広義の釣りの一種。
★実力が拮抗した複数の勢力が存在する地域で、最初に発生した戦争のこと
三國志Ⅸや信長の野望・革新、同・天翔記などにおいて、特に顕著に見られる。
部隊が出陣して兵数が減った城に対する火事場泥棒や、
戦争直後で耐久力の減った拠点に対するハイエナが多発する。
八犬伝
(ハッケンデン)
正式名称は『南総里見八犬伝』。江戸時代後期、曲亭馬琴が記した大長編伝奇小説。
当時ブームだった『水滸伝』を発想の元ネタにして生み出された。
「江戸の長編ラノベ」との評もある、というか、
現代の萌えネタはだいたい馬琴先生が200年前に通過した地点。
「水滸伝の豪傑を可愛くて強い女の子に置き換えてやったぜ!」(『傾城水滸伝』)という作品も書いたお人。
八犬伝にも「女装子(男の娘)」(信乃・毛野)や「高性能ショタっ子(甥属性)」(親兵衛)などが登場する。
日本のファンタジー系創作物での「前世の因縁の義兄弟」やら「その証拠としての聖痕」やらは
『八犬伝』が元ネタのようなもの。今日に至る影響は多大である。
このようにタイトルはとても有名で、アレンジ作品はいっぱいあるのに、
長さと文体と価値観の相違もあって「原作」はそれ程読まれていない、ちょっと不幸な作品ではある
(原作には静姫は出てきませんし、8人パーティ+姫で魔城を攻略するストーリーでもありません)。
「八犬伝」は、時代背景などに室町時代後期歴史を下敷き程度に用いているものの、完全なフィクション。
それなのに「八犬伝で有名な」と呼ばれる様になった史実大名の里見さん涙目
(「三国志演義」で有名な四川・雲南の少数民族、という位おかしい)。
動画でも、里見家が出ると、コメントで八犬伝ネタの会話が交されていたりする。
物語の舞台となる年代は15世紀後半。苦難と流浪の末に里見家に仕えることになった八犬士は、
作中の1484~85年に行われた古河公方と両上杉家連合軍との(架空の)大戦で戦功を上げる。
1520年までは里見義堯の伯父・義通に重臣として仕えていたが、その後は引退して仙人となってしまう
…という設定年代の為か、里見八犬士は真田十勇士と違って「信長の野望」シリーズには
天下創世のダウンロード武将として以外では未登場である。
「太閤立志伝V」に登場するメッセンジャー「うんちく爺さん」は、ゲームプレイ中には見る事が出来ないが
1437~???? 本名・金椀大輔。百歳を超える謎の老人。かつて房総半島に住んでいた僧侶という。
里見家にまつわる伝説に関係している人物であるが、詳細は不明。
妙な字が書かれた珠を持つ8人の人間を捜しているという。
という風に、八犬伝の重要登場人物「丶大(ちゅだい)法師」と思しき設定がなされている。
太閤立志伝に登場する「
村雨
」も、出典は八犬伝。
ちなみに、角川映画版「八犬伝」では、ヒロイン静姫のおじとして、何故か唐突に
太田資正
が登場する。犬の縁?
バッシングマスター
禰衡のこと。
名の通った武将文臣たちは勿論のこと、曹操さえもコキ下ろした事績から。
抜擢/抜擢武将(バッテキ/バッテキブショウ)
三國志ⅨPKの特徴的なシステム。
敵城を落としたり敵部隊を壊滅させたりすると、ときどき部隊長が兵を1人連れてきて、武将にするよう進言する。
プレイヤー君主は、その兵士に師匠となる武将をつけて、数ヶ月の間、能力や兵法を育てさせる。
当然ながら、師匠が優秀なほど良く成長しやすいが、それを逆手にとって、敢えてダメな師匠をつけるネタもある。
このシステムにより、三国武将や版権キャラとは違う、その動画でしか見られない抜擢武将が数多く誕生し、
それぞれの動画を賑わしている。
ただし、顔グラのバリエーションはそれほど多くないので、先達動画の抜擢武将と顔が重複すると、
その名前で呼ばれてしまうケースが多い(
関芝
、
チンクマ
、ミニオンなど)。
なお、ダメ師匠からは凡人しか育たない訳では、必ずしもない。
新世紀東方三国志では、幻術や闘艦など希少価値の高い上位兵法を持ち、能力値も優秀な抜擢武将が数多く登場するが、
彼らを輩出したのは
能力値オール1の師匠
である。
どんな条件でも、それなりにバランスの取れた――ときには相当強力な――武将が出来てしまうため、
不要なシステムとする人も多く、抜擢武将を内政や輸送にしか使わない動画(
チルノ放浪記など)もある。
最近は、抜擢の登場自体をオフにできるエディターも登場しており、これを使っているであろう動画も存在する。
(
戦鬼スカーレット姉妹では諸事情の為抜擢武将が登場しない。)
その一方、積極的にキャラクターを立て、紙芝居にも登場させるなど、メインキャラと同等の扱いをする動画もある。(
ひぐ三など)
作品によっては、登録武将と互角以上の存在感をアピールしている抜擢武将もいる。
HDD(ハードディスクドライブ)
パソコンの記憶媒体の一つ。
一般にパソコン自体に内蔵されているが、近年は、大容量の外付けHDD(USB端子などで接続)が普及し、
データのバックアップや内蔵HDDの負荷軽減を目的として使われることが多い。
大変便利なものだが、2023年11月現在、数多くの動画うp主の外付けHDDが不調になる事態が、疫病の如く多発している。
ガガガガガッ
カツンッカツンッ
ガッ……ガッ……ガガッ
シューーーーコン、シューーーーーコン
などという異音を立てて壊れ、これまでのデータが消えて、途方にくれるうp主も現れだした。
頑張って似たようなデータを再現するか、あまりの精神的ダメージにより完全に打ち切るかの決断を迫られている。
異音がしたら早めに買い替える――これが唯一にして確実な対処法である。
#しかし、異音がしたときには既に手遅れのことが多い。早目にバックアップするに越したことはない。
バニラ
「発売されているゲームそのまんま」の意味合い。
日本の現代語でいえば「デフォ」あたりが近いだろうか。
もともと、MODを導入することでゲームのバランスなどを大きく変えることの多い洋ゲー界隈でよく使われる用語。
MOD=味付けとかトッピングとかのない「素の状態」を、バニラアイスクリームに喩えたもの。
無改造・無登録の純プレイと同じような感じだろうと思う。
#なお、素の状態をバニラというのは一般的なアメリカ俗語であり、洋ゲー独自の用語というわけではない。
(例) I want a plain-vanilla car without a lot of chrome trim. (
dictionary.com
)
(シンプルな車が欲しいんです。クロムメッキの飾りがたくさん付いたようなのじゃなくて)
パパ
「父親」に対する、親しみをこめた呼び方。フランス語風に「パパン」(papan)とも。
ちなみに現代中国語でも爸爸 (bàba、パーパ)である。
動画の主人公ごとに「パパ」がいると言えるが、作品を超えて「パパ」と親しまれる人物に、次のような人物がいる。
「孫パパ」「堅パパ」「パパ堅」とも。孫策・孫権兄弟のパパ。
孫堅(ソンケン)の次男も孫権(ソンケン)なので、言葉で伝えようとするとややこしくなることから、
区別をつけるためにこう言われるようになり、定着したといえる。
孫乾は、「目立たないソンケン」「乾いた人」「ソンカン」とか呼ばれる事もあるが、それ以前にあまり話題に上らない。
孫謙ともなると、もう誰も知らない。
馬超のパパ。
ちなみに信長の野望や太閤立志伝の父親達の呼ばれ方は「親父」が主流である。
パパパパパウワードドン
「CivilizationIV」における戦争開始の効果音。
ババルテット
人外キャラの中でも特に
「年嵩の容姿を持ち」「実年齢も年季が入っている」ことが呼称の由来だが、
全員がラスボスであることからも判るように、彼女達は東方キャラクターの中でも群を抜いた
カリスマ
であり、
決して蔑称的な意味合いの呼び方ではない(はず)。
実際、各プレイ動画においても、彼女達は大概
チート
級の強キャラに設定されているのだが、
それゆえに
プレイヤーの遠慮が働く
のか、四人全員がプレイヤー陣営に集結している例は、意外なほど少ない。
早合(ハヤゴウ)
「信長の野望・革新」における鉄砲技術の一つ。
鉄砲隊の機動力+6、士気低下速度の半減という効果がある。
火縄銃を撃つためには、銃口から火薬と弾丸を入れ、つき固める必要があるが、
この装填を高速化するために考案されたのが、「早合」である。
これは簡単に言えば弾と火薬を詰めた筒で、栓を抜いてから銃口に筒の端を当て、
一気に流し込める。
これにより、熟練者なら20秒程度で次弾を装填、発射できたとされている。
西洋ではコレと似たものとして、ペーパーカートリッジというものがあった。
薬莢の前身といえる道具である。
HARAKIRI(ハラキリ)
1990年、ゲームアーツから発売されたPC-8801用の戦国風シミュレーションゲーム。
見た目は「信長の野望」の戦国群雄伝・武将風雲録辺りに似ている。
「日本好きのアメリカ人」が作ったという触れ込みで、
年代が「享保」、大名に「大老井伊(井伊直弼)」や「S・小杉(ショー・コスギ)」や「平清盛&平将門」がいる、ニンジャが大活躍する、
武将が「恥」の値を一定以上溜めるとハラキリする、雇用武将数に上限があるが解雇コマンドは無い為
ハラキリ祭り勃発…等と、設定やコンセプトがぶっ飛んだバカゲー。
それでいて、シミュレーション部分は至極真っ当に作られている作品で、現在もカルト的な人気がある。
ある意味「キャラ差し替えプレイ動画」の遠い先祖に当たるかもしれない。
スウェーデンのゲームメーカー。
十字軍時代を扱った"Crusader Kings"、百年戦争からナポレオン戦争までを扱った"Europa Universalis"、
近代の帝国主義時代を扱った"Victoria"、第二次世界大戦から冷戦時代までを扱った"Hearts of Iron"などを発売している。
なお、セーブデータをコンバートして、上記の作品を一気にプレイすることも可能。
ハルヒ
- 某人気ライトノベルシリーズのヒロイン。通称、団長。
原作において彼女の持っている能力が、彼女やその仲間たちを三国・戦国世界に登場させる簡単な理由付けにできるため、
ニコニコの歴史シミュレーション動画ではたびたび登場する。
名前が「張(→張る)飛」と読めるため。
元ネタの団長が三国志動画にしょっちゅう登場しているため、
混乱を避けるために、「張る飛」「張ル飛」などと表記されることがある。
- 戦国では、尼子晴久も「ハルヒ」「ハルヒさ」と呼ばれているのを散見する。
他に「ハルヒ」を含む武将は、相良晴広・大友晴英(大内義長)がいる。
パルパル
嫉妬を表現する発言・コメント。
東方Projectの「嫉妬心を操る程度の能力」を持つキャラクター、
水橋パルスィ
に由来。
東方界隈発祥の言葉だが、東方の出てこない動画内でも、異性キャラクター同士が良い関係になったり、
(特に男性)キャラクターがオイシイ思いをしたりすると、「パルパル」というコメが散見される。
嫉妬心を露にするのはどうかとも思うが、「パルパル」してしまうのは、キャラクターへの愛着の裏返しなので、
悪いことではない……はず。
活用法に、「パルい」「パルってる」など。
同じシチュエーションで「2828(動画)」というコメもあるが、こちらは微笑ましく見守る意味合いが強い。
はわわ
諸葛亮関連のネタの一つ。
「
恋姫無双
」で諸葛亮の説明文に付けられた、「は、はわわ、ご主人様、敵が来ちゃいました!」という台詞に由来する。
一般的な諸葛亮の、冷静な策士というイメージとあまりに異なるセリフだったため、強烈な印象を残した。
ちなみに彼女は事あるごとに「はわわ」と言うため、恋姫無双本編中でも「はわわ軍師」と呼ばれている(本人は嫌がっている)。
ニコニコ動画では、「普通の孔明」(横山孔明など)がこのセリフを吐くことも珍しくない。
「あわわ」というセリフがこれに読み替えられることも。
ぱわわ
とある戦国時代において、龍造寺隆信とその一族・龍造寺四天王の使用する言語である。
近年は、別の戦国時代の龍造寺家にも広がっているらしい。
おそらく、恋姫孔明の「はわわ」と、佐賀ガスの「
ぱわわ
」が元ネタと思われる。
革新の武田BGMで攻めているときのバックコーラスが、「ぱわーわっ、ぱわーわっ」に聞こえたら多分重症。
板金鎧
(バンキンヨロイ)
人体の胸部、あるいは全身を覆う金属板で構成された鎧。プレートアーマーと呼んだほうが通りが良いか。
全兵科の防御力+8という、絶大な性能を持つ。
ネックは、ポルトガル3番目の技術であるため獲得に時間がかかることと、
スタイル次第では、それまでに貰える技術(カノン砲、製図法)が全く無意味なこと。
しかし、苗刀・携行食と並ぶチート技術とされ、プレイ動画では優先される傾向が強い。
反骨(ハンコツ)
蜀の猛将、
魏延
のこと。
もしくは、彼が持っていたとされる反骨の相(頭蓋骨が後部にでている相で、裏切りを象徴する)のこと。
もっとも、いくら反骨の相を持っているといっても、劉備への裏切りを実際にやったわけではない。(韓玄の件についても演義の創作である。史実の韓玄は降伏している)
最前線にいながら、一度も内通しなかったことを考えても、彼には裏切る気がなかったと見るのが妥当だろう。
……が、直情径行・独断専行な性格で人望がなく、諸将の賛同を得ずに北伐を続行しようとして
おいてけぼりを食うと、逆に本軍の進路を塞ぐなど、DQN的行動を行ったのも事実である。(周りから魏軍に投降したと考えられても仕方がない…。)
それが原因で、「
ここにいるぞ!
」な結果になってしまったともいえる。
陳寿による「身から出た錆」という寸評も、正鵠を得たものではある。
このようなことから、ときとして魏延は、人に理解されなかった悲劇の猛将として扱われることもあり日本での人気はなかなか高い。
しかし、国家公認で彼の墓がぶち壊されるなど、中国での扱いはかなり悲惨である。
半開き(ハンビラキ)
口を半開きにした顔グラを付けられた武将のこと。
顔芸
の一種。
しまりのない間抜けな感じがするところから人気があり、MADの題材にされたり、妙にいいポジションを得たりする。
反面教師(ハンメンキョウシ)
「こんな風になってはいけない」という意味で大切な教訓を与えてくれる、だめな人間や物事を指す。
出典は毛沢東の言葉。
三国志ⅨPKには「抜擢武将」というシステムがあるが、歴戦動画では、あえてダメ武将を教師役に当てることもある。
とくに
ニート
は優れた武将を輩出しており、「偉大な反面教師」と呼ばれる。
- 馬鹿カルテットの項、レティは確かに本気じゃないと書かれているが、求聞史紀では人間に対する危険度がルーミアやリグルと同じだったり(人間友好度、低 危険度、中)文花帖(書籍)で文に駄目だし喰らっていたり、文花帖 (ゲーム)でチルノと同じLVで出てきたりで、決して強キャラ設定はされていない -- 名無しさん (2008-02-24 20:05:43)
- 指摘多謝です。考えてみると元ネタ寄りの記述になっていたので、必要最小限に整理しました。 -- 名無しさん (2008-02-25 22:53:10)
- 異民族が力を合わせます第18話で武力差約5倍の一騎打ちでの勝利を確認 -- 名無しさん (2008-03-23 08:37:18)
- 魔王(なのは)も強いがその嫁も強い。 -- 名無しさん (2008-04-19 20:25:48)
- 孔明の罠は横山さんのとこだったっけ? -- 名無しさん (2008-06-16 20:06:41)
- フラグ回収に定評あるのは東方騎行録だろう -- 名無しさん (2008-06-22 22:39:43)
- 孔明はその二人だけを異様に強調されて人を見る目がないと言われるが、蜀の内政官をたくさん見いだしているのでこの評価は酷すぎると思う。 -- 名無しさん (2008-06-23 12:03:58)
- 馬鹿息子の例、本当にどうしようもなかったのは信雄ぐらいだろうに。劉禅以外もフォローしてやれよ。 -- 名無しさん (2008-06-27 18:05:00)
- ブートキャンプの項目、三国志9では異民族相手に行われることもあるので「直接の攻略とは関わらない敵/施設に攻撃を仕掛けて熟練度を上げること」くらいの意味に差し替えたほうがいいのでは。ex:烏丸ブートキャンプ、土塁ブートキャンプ -- 名無しさん (2008-07-05 15:20:52)
- 「馬鹿息子の項、プレイ動画用語解説という側面で大幅整理しました。ご了承ください。 -- 名無しさん (2008-07-13 02:30:32)
- (中途送信失礼)「馬鹿息子」の項、プレイ動画用語解説という側面からほぼ全面的に書き改めました。執筆者の方、ご了承ください。「馬鹿息子」とされた個々の武将の弁護をしだすとキリがありませんので、総論として後世のイメージによって不当な評価がおこなわれている可能性もあることを示すに留めました。 -- 名無しさん (2008-07-13 02:38:53)
- むむむの元ネタは吉川英治の三国志(横山漫画の原作)が初出だよ -- 名無しさん (2008-09-26 04:01:57)
- ご助言ありがとうございます。補足してみました。 -- 名無しさん (2008-09-26 11:12:19)
- スペルカードシステム、~ルール、~ブレイクは完全に東方専門用語だから削った方が良いと思う。 -- 名無しさん (2008-10-15 05:21:34)
- 概ね削りました。~ルールは、東方キャラがいつも不真面目な理由を知って欲しかったので一部削ってちょっと追記して残しました。 -- 名無しさん (2008-11-04 02:59:02)
- イベコンの項、「イベントコンバーター」と「神ツール」は別物なので当該部分を削りました。 -- 名無しさん (2008-10-26 01:58:46)
- 妖怪ババア自重w -- 名無しさん (2009-01-02 20:53:45)
- 誰だ!ソフトバンクなんて入れたのは!? -- 名無しさん (2009-01-26 13:23:59)
- 変態記並びに予備軍が大量に発生中! -- 名無しさん (2009-06-17 18:04:04)
- 容量限界につき、用語解説「シ」 part2 を新規作成。「シールド」~「人類筆頭」の項目を part2 に移動。さらに、移動した項目にリンクがあるページを修正 -- 名無しさん (2009-09-29 11:24:30) ※「シ」のページへのコメント
- インフレの項のインフレ動画にひなやぼ追加 -- 名無しさん (2010-05-23 07:41:25)
- 容量一杯なので「シ」にならって分割。includeとどっちがいいんだろう -- 名無しさん (2010-11-23 20:56:02) ※「カ」のページへのコメント
- ここにいるぞ!について吉川版では「ここにいるのを知らぬか」になっていたけど、一応ここからつながってるといえるのかな? -- 名無しさん (2010-01-25 00:17:28)
- フラグの語源を修正しました。flagmentなのは「デフラグ」などですね。 -- 名無しさん (2011-05-08 13:44:41)
- 恋姫真名の五十音順を修正しました。 -- 名無しさん (2011-09-16 09:11:19)
- 醤油と醤油外交で意味が全然違うのにフイタwww -- 名無しさん (2012-01-09 11:09:01)
- 用語解説各ページへのコメントを一か所にまとめ、includeで表示するようにしました。 -- 名無しさん (2012-04-19 16:07:05)
- 今号のイブニングのしばちゅうさんで阿会喃が「システム」言ってたぞw -- 名無しさん (2012-10-09 09:10:43)
最終更新:2023年11月18日 23:48