ニコニコ上のシミュレーションシリーズでよく使われる用語の辞典です。
基本的に、特定作品の登場人物・専門用語などはその作品の解説を利用することをオススメ。
呉
(ゴ)
下記の二通りの意味で使われる。
(地名は「呉郡」、孫家勢力は「孫呉」「東呉」と呼んで区別することも)
★勢力名
魏に臣従していた孫権が独立し、皇帝に即位したことで誕生した王朝。本拠地が、呉(地名)にあったことにちなむ。
また、孫権をはじめとする孫家一派を指すこともある。孫権の勢力は、孫堅・孫策の後を継いだものなので、彼らも含まれることが多い。
恋姫無双
(コイヒメムソウ)
2007年に第一作が発売されたアダルトゲーム、および、そのアニメ化作品。
正式タイトルは、『恋姫†無双 ~ドキッ☆乙女だらけの三国志演義~』。(アニメ版は『恋姫†無双』)
2008年末には、第二作『真・恋姫†無双 ~乙女繚乱☆三国志演義~』(通称『真・恋姫無双』)が発売された。
主人公「
北郷一刀
」は、第一作では三国志的に「劉備」の役を振り分けられている。
※第二作には別に劉備(桃香)がいるので、北郷は(三国志的には無役の)普通の主人公になっている。
三国志の登場人物の
女性化
を行っている。逆にもともと女性の貂蝉は、とんでもないキャラブレイクに。
各武将は「真名」(まな)というもう一つの名(大切な人のみに教える)を持っており、作中では基本的に真名で呼ばれる。
史実武将と同じ名を持つ恋姫無双のキャラを特に区別して呼ぶときは、
「恋姫」を冠して呼ばれたり(恋姫孔明)、真名で呼ばれたりする(朱里)。
恋姫無双の登場人物が中心的に用いられている動画には、「
中華武将祭り」など。
このほかにも、史実武将グラの一部あるいは全部を恋姫グラに差し替えた動画があり、
紙芝居つき動画はもちろん、時には純プレイ系(ストーリーなし)の動画でもお目にかかることがある。
このゲームを出典とするネタでは、「
はわわ
」が流布している。
+
|
※真名→武将名対照表(計46人) |
「真名で呼ばれても元の武将がわからんぞ」という人向け。
真名には音読み・訓読み・現代標準中国語読み・宛て字などさまざまな読みがあるため引きにくいかもしれないが、五十音順で配列している。
文字コードの都合上「恋姫無双」では武将名に仮の字を宛てていることもあるが(公孫賛、許緒、など)、ここでは史実の名とした。
真名 |
元武将名 |
特徴的なキャラ付け |
亞莎(あーしぇ) |
呂蒙 |
|
愛紗(あいしゃ) |
関羽 |
|
猪々子(いいしぇ) |
文醜 |
|
詠(えい) |
賈詡 |
|
焔耶(えんや) |
魏延 |
|
華琳(かりん) |
曹操 |
|
季衣(きい) |
許褚 |
|
桔梗(ききょう) |
厳顔 |
|
桂花(けいふぁ) |
荀彧 |
|
祭(さい) |
黄蓋 |
|
沙和(さわ) |
于禁 |
ハートマン軍曹 |
雪蓮(しぇれん) |
孫策 |
|
紫苑(しおん) |
黄忠 |
未亡人 |
霞(しあ) |
張遼 |
|
思春(ししゅん) |
甘寧 |
|
小蓮(しゃおれん) |
孫尚香 |
|
秋蘭(しゅうらん) |
夏侯淵 |
|
朱里(しゅり) |
諸葛亮 |
はわわ軍師 |
春蘭(しゅんらん) |
夏侯惇 |
⑨ |
翠(すい) |
馬超 |
|
星(せい) |
趙雲 |
華蝶仮面 |
蒲公英(たんぽぽ) |
馬岱 |
|
地和(ちーほう) |
張宝 |
|
天和(てんほう) |
張角 |
|
桃香(とうか) |
劉備 |
|
斗詩(とし) |
顔良 |
|
凪(なぎ) |
楽進 |
|
七乃(ななの) |
張勲 |
|
音々音(ねねね) |
陳宮 |
|
穏(のん) |
陸遜 |
|
雛里(ひなり) |
龐統 |
|
風(ふう) |
程昱 |
|
真桜(まおう) |
李典 |
|
美以(みい) |
孟獲 |
|
美羽(みう) |
袁術 |
|
明命(みんめい) |
周泰 |
|
冥琳(めいりん) |
周瑜 |
|
白蓮(ぱいれん) |
公孫瓚 |
|
月(ゆえ) |
董卓 |
|
稟(りん) |
郭嘉 |
|
鈴々(りんりん) |
張飛 |
|
流琉(るる) |
典韋 |
|
麗羽(れいは) |
袁紹 |
|
恋(れん) |
呂布 |
|
蓮華(れんふぁ) |
孫権 |
|
人和(れんほう) |
張梁 |
|
|
光栄(コウエイ)
信長の野望や三國志などを発売する「株式会社コーエー」の旧表記。表記は2000年に変更された。
つまり「光栄」=「コーエー」なのだが、
社名表記変更とともにゲームの路線を変更して歴史SLGの比重が落ちた経緯があり、
「昔はよかった」「今のコーエーはけしからん」という怨嗟の声とともに
「光栄」≠「コーエー」といったニュアンスで書き込まれることもある。
紅海夜方式(コウカイヤホウシキ)
独特の形をとって衝撃を与えた「
東方紅海夜」のスタイルを指す。
- プレイ画面のキャプチャー画像(静止画)による紙芝居で全編が構成される「プレイ動画」。
「東方紅海夜」でこの方式がとられたのは、おもにうp主のマシンスペックのせい。
- 「ゲームの外側」にいるキャラによる実況・雑談をメインとするプレイ動画。
航空母艦(コウクウボカン)
軍艦の類別の一つ。
艦上で航空機を運用し、その格納・整備や搭乗員の休養に供するための設備を搭載した軍艦のこと。
……と書くと、固有の搭載機を持つ軍艦は何でもかんでも該当することになってしまうので、
航空機を発着させるための甲板が艦上のほとんどを占める軍艦と定義するのが一番いいかもしれない。
特性上、航行以外の任務のほとんど全てを搭載する航空機に依存するため、
空母自身のみならず、搭載する航空部隊の出来の良し悪しが戦闘力を大きく左右する。
つまり、海軍力と空軍力の総合力を問われる艦種である。
空母保有国では、その空母を立派に運用しているかどうかが海軍と空軍のレベルのバロメーターになるとまで言われる。
現代の海軍においては、艦隊の中において全てのリソースを投じてでも守るべき艦艇とされる。
これは、空母が他の軍艦の任務を肩代わりすることはできても、その逆はできないため。
そのせいもあって、昔は爆弾一発で沈むほど脆い艦種だったが、今ではかつての戦艦に匹敵する重防御を備えている。
#もっとも空母といえど海軍力を行使するための一手段に過ぎないので、戦略上空母を捨てる価値のある場面というものは存在しうる。
★
Hearts of Iron2の場合
海戦の主役にして全て。空母以外の全ての艦艇は空母を守るため
だけに存在する(断言)。
空母なしで空母を含む艦隊と戦おうとしても、ヘタをすると同じ土俵にすら立たせてもらえない。
革新で言えば強化なしの破城槌でフルカスタム本城(
OMIKATA
弾幕部隊付き)に挑むようなもの。
どうしても勝ちたければ、運良く悪天候が続いた隙に戦艦部隊による砲撃戦を挑むぐらいしかない。
高家
(コウケ)
江戸時代の旗本の家格や職務の名。
今川・吉良・細川・畠山など、室町時代に高い家格を誇った大名(いわゆる名門)の末流で、
礼法の指導や対朝廷儀礼にあたった。
最も有名な高家としては、忠臣蔵の吉良義央が挙げられるだろう。
★
「信長の野望」シリーズにおける、武将の出自
足利一門や三管四職、有力守護大名、三国司などのいわゆる名門がこれにあたる。
「公家」ではないのだが、なぜか
おじゃる口調
にされることも多い。
公式チート(コウシキチート)
ゲームの製作元によって強力な能力値を与えられた武将。
チートキャラ
参照。
強力な武将がぞろぞろいる勢力を「公式チート軍団」と呼んだりする。
(三国志の曹操・劉備・孫堅勢や、信長の野望の武田家・上杉家など)
更新停止(コウシンテイシ)
これまで投稿されていた動画の更新が突然止まる事。
歴戦界では連載動画を投稿してから1ヶ月が更新中期限とされておりこれを過ぎると更新停止扱いとなる。
(ちなみにCMを制作している場合も同様。しかし、CMを作ると更新が再開される予定があると見なされる。)
しかし残念ながらこの歴戦界の動画は「更新停止>>>>>>>>>>>>>>>更新中>>>>>削除&単発>>>>完結」
と完結作品はおろか、更新を途中でやめる動画がかなり多い。
停止理由は様々でHDDの破損、保存データの上書き(大半打ち切り)、家庭・仕事事情、モチベーションの低下、
サボリなど多々ある。
当然次回作の更新が期待されない作品の評価は長ければ長いほど大きく下がるし、応援していた視聴者も数多く減るのは仕方ない。
動画主側も少しは視聴者に安心感を与える為に最新作の主コメやマイリスト、ブログなどを使って生存報告するうp主もかなり多い。(無論それすら途絶えるうp主もいるが…)
ただし、それも一時凌ぎに過ぎないので早めの更新を心がけた方が良い。
しかし、いざ動画を再開すれば待っていた視聴者は喜ぶし、そのまま更新を続けていけば一度は見るのをやめた視聴者が戻る事もある。(代表作品例、
真・101匹阿斗無双など)
逆に中途半端な再開をしてしまうとそれこそ更新した意味がないような事態になってしまう事もある。
再開した後の汚名返上、名誉挽回、人気回復はうp主の力量次第である。
勿論、現在更新しているうp主達はそのモチベーションを維持し続けて欲しい。
ちなみに単発や滅亡動画はこれに含まれる事は無い。
高性能おじいちゃん(コウセイノウオジイチャン)
ニコ動では、スポーツや楽器演奏などで年齢を感じさせない技能を見せ付ける老齢の男性に
【高性能じいちゃん】
タグがつく。
歴戦ゲ界隈では、みずから陣頭に立って奮戦したような老将をおもにこう呼ぶ。「爺」から転じて「G」とも。
詳細は「
G
」参照。
高性能おばあちゃん(コウセイノウオバアチャン)
ニコ動では、スポーツや楽器演奏などで年齢を感じさせない技能を見せ付ける老齢の女性に
【高性能ばあちゃん】
タグがつく。
歴戦ゲ界隈では主に、老齢ながら歴史の表舞台に立って活躍した戦国の女性を指す。おもに
寿桂尼
。
「
妖怪ババア
」とか言うな。
このほか、由良成繁夫人「妙印尼」(
ニコ百
)、龍造寺隆信の母「慶誾尼」などの名も挙がったりする。
いずれも信長の野望シリーズには登場しない。
「
五郎
や、当家は人手が足りぬ様子、この祖母が手伝うて進ぜよう」
コーエーは姫武将だけではなく婆武将の登場も検討すべきだ。
皇族劉虞(コウゾクリュウグ)
公孫一族(コウソンイチゾク)
公孫瓚を初めとする一族のこと。別名イナゴ一族。
三国志Ⅸでは彼らによる騎射最強兵法の飛射による連鎖でコンスタントに高ダメージを出すことが多く、大きな戦力となっている。
詳しくは
イナゴストリーム
も参照。
+
|
外来人でありながら最近イナゴ一家に加わりつつある人もいる。 |
天公将軍張角の挑戦の霊烏路 空
公孫瓚の娘ともいうような感じで「公孫空」ネタもちらほら見えている。
ニュークリアイナゴバーストもここから。
Fairy Rhymeのクルル
公孫越とのフラグ&覚醒フラグで飛射習得により、飛射5連鎖を2連発し「もう公孫クルルでいいよね?」コメもついた…と思ったら28章part3で本当に公孫姓がついてしまった。
それ以前からクルルは計略担当として公孫一族に従軍していた。
|
公孫度・公孫淵は遼東公孫家でありイナゴ一族とは別。
公孫恭プレイ(コウソンキョウプレイ)
三国志Ⅸ既存シナリオの中で最難関といわれているシナリオ(ifシナリオの210年も同様)。
初期武将が、君主の公孫恭一人のみ。その公孫恭も、ステ総計が200未満・最高ステが知力の67という弱小文官。
魏と異民族に囲まれ、周辺に空白都市も弱小勢力も無く、都市自体の規模も小さい上、在野武将も当分は出てこない。
つまるところ、攻められたら即滅亡の状況からスタートとなる。
しかも友好であるはずの魏との関係は、何もしないとスタートから3ヵ月後には中立に下がってしまう。
どう見ても詰んでます。本当に(ry
しかし世の中にはこのシナリオをクリアするドM達(
もっこもこ、
赤兎)が存在しているから、世界の広さを感じざるをえない。
実際にクリアするには実力もさることながら、
外交を成功させるため数百回のセーブ&ロードを繰り返すドMプレイに耐えぬく根性が必須。
皇帝
(コウテイ)
中華世界における地上の支配者の称号。王よりも一段上に格付けされる。
本来地上にたった一人しかいないはずだが、三国志の時代から複数存在することもあるようになった。
三国志シリーズでは後漢皇帝は単なるお飾りとなっている場合が多く、
保護している君主に対して様々な恩恵を与えるアイテム扱いにされている。
また、信望最大値達成などの条件を満たすことによって、君主自ら皇帝を名乗ることができるようになる。
江東(コウトウ)
長江の東に位置する呉・会稽などの地域。孫策はこの地域を制覇したことから、江東の小覇王と呼ばれた。
三国志Ⅸでは中原から適度に離れ、長江による地の利を生かした防衛が可能なため、スタート位置として選ばれることが多い。
硬派(コウハ)
歴戦ゲー動画
界隈では、他ゲーム・アニメのキャラなどの登録やストーリーパート(紙芝居)がなく、
淡々とゲームのプレイが行われる動画を指す。ニコニコ動画一般での「
プレイ動画
」は本来こちら。
歴戦ゲー動画界隈では、キャラ登録・グラ差し替え動画やストーリー付き動画、史実武将のキャラブレイクなど、
「わかりやすい面白さを求めた動画」「プレイから派生するストーリーを楽しむ動画」が多いが、
それに対してゲームそのものの面白さを追求する「
純プレイ動画
」を見たいと思っている視聴者もいる。
「硬派プレイ動画」は初期の作品群が代表的であり、実況プレイも多くの場合「硬派プレイ」に当てはまる。
場合によっては、「システムの穴を衝いたゲーム上のテクニック(
兵1内政
など)を使わない」という
プレイスタイルの縛りを課したものをこう称することもある。
なお、プレイ自体は「硬派」なのに、うp主が壊れている動画もある。
孔明の罠(コウメイノワナ)
用法は様々だが、主に巧妙な罠のことを指す。
言葉自体の元ネタは、横山光輝の「三国志」の司馬懿の台詞である。
「待てあわてるな、これは孔明の罠だ」
ニコニコ動画中では、マリオシリーズの動画を中心に色々なところで見られ、よく「孔明」と略されたりする。
由来は、「孔明のやること全てに裏があるのではないかと疑心暗鬼に陥り、正しい判断ができなくなる」ことからだとか。
(ただし、ソースはネット上の文章)。
演義では、漢中攻防戦の曹操が正にそれで、下のような流れになった。
「背水の陣をみて、『あれは謀略だ。慎重にやれ』」→「決戦後、劉封敗走」
→『あの逃げっぷりはおかしい。何かの罠があるかもしれぬ』→「一応撤退」
→「伏兵&引返した劉封軍の追撃」
つまり「孔明の罠」って単語を想像したら、その時点で孔明の罠。また上記のように、曹操や司馬懿など知識の多い者ほど
却って孔明の罠にかかり易い傾向がある。
台湾では直訳の「孔明的陷阱(陥穽)」が逆輸入されて使われている模様だ。これも孔明の罠。
「半兵衛の罠」「ヤン・ウェンリーの罠」などの派生が存在する。
鋼輪式銃
(コウリンシキジュウ)
ヨーロッパで16世紀に登場した銃。ホイールロック式とも言う。
ホイールを回転させ、火打石とこすり合わせて火花を起こすことで火薬に着火する。
火縄銃(マッチロック式)の次世代の銃で、天候に左右されないのが強みだが、
構造が複雑で故障も多かったため、
フリントロック式
に取って代わられた。
★
「信長の野望・革新」の
南蛮技術
の一つ
イスパニアから友好度50でもたらされる。鉄砲隊の攻撃速度が上昇する。
肥(コエ)
三国志シリーズ・信長の野望シリーズ他を擁する老舗メーカー、コーエー(KOEI、光栄)の事。
相も変らぬPK商法とか、無印が有料β版とか、商品展開の中心が無双にシフトしてるとか、チン5や太閤新作が出ないとか、
AIがアホとか、僕の好きな(嫌いな)武将を正しく評価しないとか、
三国志・戦国好きなツンデレユーザーたちはコーエーにおかんむりなのである。
「肥」は蔑称的な意味を持つ場合があるので、あまり使わない方が無難かも。
三國志・信長の野望・太閤立志伝・無双シリーズなどの発売元。KOEI。
1980年にコンピュータソフトに参入した老舗企業であり、
1983年の「信長の野望」、1985年の「三國志」で、歴史シミュレーションゲームに強いブランドイメージを築き上げた。
2000年には社名表記を「光栄」から「コーエー」に変更。
同年に発売した「真・三國無双」で、歴史アクションゲームにも地歩を築いた。
コンシューマ機重視・女性層などへのマーケティングなどに代表される「無双」路線の展開によって経営は好調。
反面、そうした路線変更によって歴戦ゲが切り捨てられ、ますます「キャラゲー」化したとか(チートキャラを揃えればクリア)、
マイナー武将に対する愛がなくなったとか(俺の三村を出せ!)、次作が出なくなったとか(太閤6……)なんとかと言われる。
かつて、歴史を題材にしたゲームには「アトラス」「不如帰」「天下統一」などのライバルもあったが、
制作会社が倒産したり撤退したり自滅したりしたため、国産の歴史ゲームは事実上コーエーの独擅場となっており、
コーエーの動向はプレイヤーに喜怒哀楽をもたらしている。
それだけに「もっとわかりやすくしろ」「もっとマニアックにしろ」「この武将も出せ」「武将の評価が間違っている」
「昔はよかった」など、多様な歴史ゲームファンからの要求を一手に突きつけられる宿命を背負っている。
蔑称は「肥(コエ)」。コーエーの中の人も大変である。でもPK商法は勘弁して。あと下請けに辛く当たらないで。
歴史ゲームの会社という印象が強いが、RPG「ジルオール」「
オプーナ
」、馬主シミュレーション「ウイニングポスト」、
女性向けADV「アンジェリーク」「遙かなる時空の中で」なども発売している。
なお、現在巨大な水脈となった「
あるジャンル
」の源泉を、「ナイト○○」とか「オランダ○○」とかで掘ったパイオニアであり、
オルドとか初期の貂蝉イベントとかにその片鱗をうかがわせていた。
現在は社史から抹消された黒歴史とされている……らしい。
(名誉?のために言えば、かつてはエニックスやスクウェアなども同じジャンルのゲームを作っていた。
PCはオトナのものであるという暗黙の了解が通用した時代である)
コーエー公式謙信ちゃん(コーエーコウシキケンシンチャン)
「信長の野望・天道」の「伝承モード」に登場した、上杉謙信(おんなのこ)を指す。
上杉謙信女性説をネタに謙信を女体化した作品としては「戦国ランス」が有名。
女体化謙信は「謙信ちゃん」と呼ばれて親しまれていた。
歴戦ゲ動画でもランスや戦極姫の「謙信ちゃん」を登録した動画もあったのだが、
一応は「日本における歴史シミュレーションのスタンダード」とみなされてきたコーエー「信長の野望」シリーズで
とうとう「コーエー公式」の「謙信ちゃん」が登場したことは、界隈に少なからぬ衝撃を与えた。
ニコニコ歴戦ゲープレイ動画で、その破壊力を最初に示したのは
女謙信の野望。
被弾ボイスもなんだか艶っぽく、「なんて♡イキオイ…」なんていう弾幕が張られタグが付けられるほど。
絶対狙っただろ、コーエー。
コーエー補正(コーエーホセイ)
コーエーのゲーム開発者の(おそらく)贔屓によって、武将に史実での働き以上の高い能力値が与えられること。
一部の史実武将の能力値がかなり高く設定されていたり、シリーズが進むにつれて高くなっていることから、
これが働いていると言われている。「過大評価」の意味あい。
これを受けているキャラは他のキャラを遥かに凌駕するハイスペックの能力を持っているため、
「
リアルチート
」「
公式チート
」と呼ばれたりもする。
ちなみに、一般的知名度が非常に高い武将の場合は、厳密にはコーエー補正とは言い難いが、しばしば同意義として扱われている。
足利将軍家の分家で、もともと鎌倉を拠点に関東地方を治めていた一族(鎌倉公方)。
将軍家と対立したり、関東管領上杉家と対立したり(享徳の乱、1454年)といった経緯で、室町時代後期には古河に拠点を移した。
さらに親子喧嘩もはじめ、中小の領主たちを巻き込んで、室町後期(あるいは戦国初期)の関東をしっちゃかめっちゃかにした主役の一人。
その結果没落し、新興勢力の後北条氏の軍門に下って、消えかけの命脈をかろうじて保つことになる。
★
「信長の野望・革新」では、
足利晴氏
のこと
「革新」では、シナリオ1や「群雄集結」で大名として登場する。
ゲーム上は「足利家」と表示されるので、将軍家と混同されることがある。
★
「太閤立志伝」では、
足利義氏
のこと
「太閤立志伝」では、村雨でお世話になる義氏をもっぱら指す。
ゴキブリ
★呂布のこと
コーエーゲーのグラフィック(特に無双シリーズ)で、しばしばゴキブリの触角っぽい飾りを付けていることから。
ちなみに、この飾りは正式には翎子(りんず)といい、もともとは京劇の衣装を参考にしている。材質は雉の尾。
★
東方キャラ「リグル・ナイトバグ」のこと
本来は蛍の妖怪なのだが、黒マントに触角という視覚的イメージと、虫を操る能力、彼女の弱点が寒さや殺虫剤であることから、
二次ネタとして同一視することがある。ただし、ネタはあくまでもネタである。
(関連:
リグルキック
)
国人/国人衆
(コクジン/コクジンシュウ)
日本の戦国時代において、土地との関係が深く独立性の強い小規模な領主たち。土豪などと呼ばれることもある。
守護など上位の権力に従属しながら、時には結束して抵抗する(国人一揆)こともあった。
国人クラスから戦国大名に発展した大名に、毛利家や浅井家などがある。
- 「信長の野望」の武将の出自の一つ。
- 「信長の野望・革新」の諸勢力の一つ。通称「
暴徒
」。
国宝(コクホウ)
国の宝と言える武将。
とくに
厳輿
を指す。
もともと「
軍師黄皓の憂鬱」において、一騎打ちなどで「能力値」以上の働きを示し、
ダメ武将だらけの初期劉禅軍を大黒柱として支えたことから、「厳輿は国の宝」と呼ばれたことに由来する。
こうしたことから、他動画でも厳輿=「国宝」ネタが使われることがある。
五虎大将軍
(ゴコダイショウグン)
五虎将、五虎将軍とも。
三国志演義において、劉備配下のすぐれた将軍5名。
メンバーは関羽、張飛、趙雲、黄忠、馬超。
また、三国志系の各動画において活躍する武将5人がこう呼ばれることがある。
#ただし、上記の5人は全員集合した後は大した働きをしていないので、功臣の隠居ポストという穿った見方もある。
関連動画――――
ここにいるぞ!
馬超の従弟・
馬岱
の代名詞。
演義において、魏延が「
俺を殺せるものは(ry
」と言ったところに、馬岱がこの台詞を言い放って魏延を斬ったことから。
彼が動画に登場すると無駄に連呼される事も。
演義原文では、「誰敢殺我!」に対して「吾敢殺汝!」。これを「ここにいるぞ!」と訳したのは、
横山三国志
。
ちなみに、三国志大戦の馬岱にも同様の台詞がある。
誤字(ゴジ)
うp主が同様の誤字をしないよう注意を促すために指摘したり、
他の視聴者に正しい情報を提供したりするためにコメントを打つことはあるが、
鬼の首をとったように指摘するのは非推奨。そのあたりは適宜。
人名地名でJIS第三水準以上の漢字を扱うことの多い三国志では、
固有名詞についてはわざと異なる字で代用することもあるので(例:刑道栄)
それぞれの動画シリーズでの書き方(事前に断っている場合もある)を確認する必要はある。
また、特にネット上の特定のコミュニティでは「間違えた使い方」がスラングとして定着していることも多い。
多用すると、違う界隈から来た人と摩擦が生じることもある(例:ブロント語)。
+
|
意外と気づかない誤字の例 |
全部一つずつ間違いを含みます。正解は選択反転(Ctrl+A)で表示されます。
「どこが間違い?」と思われる方は、辞書でご確認ください。
・戦闘体制を取る (正)戦闘態勢を取る
・切欠をつかんだ (正)切っ掛けをつかんだ(「切欠」は地名)
・寸でのところで回避 (正)既(すんで)の所で回避
・やむ負えなかった (正)已むを得なかった
・原則は、そのとうりだ (正)原則は、そのとおりだ
・最も、例外もある (正)尤も、例外もある
・列記とした証拠 (正)歴(れっき)とした証拠
・獲物を手に戦う (正)得物を手に戦う
|
こしたん
太閤立志伝Ⅴプレイ動画「
女新武将で普通にプレイ」の主人公(オリジナルの新武将)、高志ひかり(こしひかり)のこと。
また、「女新武将で普通にプレイ」自体が「こしたん動画」「こしたんのシリーズ」などと呼ばれることがある。
小銭拾い(コゼニヒロイ)
三国志IXなどの探索で、金銭を得ること。
担当者の政治力に依拠するため、劉禅が行うと本当に雀の泪ほどのお金が手に入る。
こっち見んな(コッチミンナ)
(゚д゚ )→( ゚д゚ )
元ネタは2ちゃんねるで、正面を向いたコミカルなAAに対して発せられる言葉。
動画では、正面向きのユニークな顔グラを持つ武将に発せられることがある。
顔芸
の一種で、顔グラをネタに組み込んだ動画もある。
- 「信長の野望・革新」では、とくに
溝口秀勝
を指す。
「
ダメ君主の野望」でネタにされたあたりから地味にブレイク。
画面の中からこちらに向けてくる視線がものすごく気になる。
「こっちに寄って来る」「気がついたら背後にいる」「増える」などの挙動を示す作品も。
こなハル
5分27秒(ゴフンニジュウナナビョウ)
米(コメ)
- 「
コメント
」のこと。
- 「
お米
」「米屋」こと張魯のこと。
- 「米五郎左」の異名を持つ丹羽長秀のこと。
米詐欺(コメサギ)
太閤立志伝Ⅴにおけるゲームシステムの穴をついた、外道とも取れる取引のこと。
米を買占め、次の月に暴騰したところで売りぬくという、下手すれば米騒動を引き起こしそうなやり方。
その分、収益率は格段によく、金が大量に必要な時は必須のテクニック。意図的に禁止しているうp主も多い。
因みにこの行為を
紙芝居にしている動画もあり、実際に紙芝居で見るとその外道さが改めて実感できる。
なお、信長の野望シリーズでも米売買で多大な利益を得られるものはあるが、
立志伝ほど露骨ではないため、単に「米売買」とか「米転がし」などと呼ばれる。
米屋閉店(コメヤヘイテン)
コメント
ニコニコ動画を特徴付けるシステム。
動画にあわせて、視聴者が感想・ツッコミ・笑いなどを書き込むことができる。
コメントが無い動画は一覧に現れません(コメントガナイドウガハイチランニアラワレマセン)
ニコニコ動画の仕様。
動画にコメントがない場合は、<コメントが無い動画は一覧に現れません>のメッセージが表示される。
うp主によっては、投稿した動画を一覧に上げるために、自らコメントを入れることがある。
中には、<コメントが無い動画は一覧に現れません>のメッセージのパロディにする人もいる。
用例:
<ゆっくりしていってね!!!>
<ダメ君主しかいない家には希望は訪れません>
<変態成分のない武将は動画に映りません>
コメント率(コメントリツ)
コメント数を再生数で割ったもの。略称「コメ率」。
「ランキング」にも採用されている動画の指標の一つ。
「コメント率が高い」状態は、
- ツッコミなどコメントの多い動画であるのに、あまり知られていないため視聴者が少なく、再生数が伸びていない作品。
- コメントが多いが、「繰り返し再生」があまりない作品。うp主と視聴者の対話を重視するリアルタイム性の高い動画。
- 視聴者が少ないが、その少ない人々のツボを直撃してコメントを付けざるを得ない作品。
など、「もっと知られるべき」動画や「少数精鋭の熱烈なファンのいる動画」が相当する。
(再生2、コメ2というような「再生数もコメントも極端に少ない動画」も高くなる可能性があるが、
現在まで問題になってはいない)
ランキングでは、動画投稿から8~14日経過した時点(次次週の月曜日)のコメント率が算出されている。
30%台で十分高いと言えるが、50%越えはおろか100%を突き抜ける動画もまれにある。
母数(再生数)が少ないほど高く算出されるため、「特徴ある中堅・新興動画」をピックアップする際の参考になるが、
高い再生数にも関わらず上位に食い込む作品もある。
こやつめ、ハハハ
部下のジョークに愉快かつ豪快にツッコミを入れるのに使うセリフ。
読点を入れずに「こやつめハハハ」とも表記される。「ハハハこやつめ」とも。「こやつめ」だけでもだいたい伝わる。
出典は
園田三国志
の曹操のセリフ。
司馬懿の無礼とも思えるジョークに対して答えた一言が、なぜか2ch界隈でちょっとした流行をみせた。
ニコニコ歴史戦略ゲー界隈でもしばしば利用されるネタである。
「こやつめハハハ」が「おもちゃのチャチャチャ」のメロディーで曹操によって歌われ、ミクによってアレンジされ、
アイマス界隈で「こやつめののワ」に変容するとは、園田光慶先生最大の誤算と云えるだろう。
関連動画――――
固有技術(コユウギジュツ)
「信長の野望・革新」において、特定の大名家の当主が特定の武将の時にだけ獲得できる強力な技術。
固有戦法(コユウセンポウ)
「信長の野望・革新」において、特定の武将だけが習得できるきわめて強力な戦法。
登録武将に与えられて、その強さを演出したり、ドMプレイの材料にされたりもする。
足軽系 |
強襲、千成衾 |
騎馬系 |
啄木鳥、乗崩、車懸り |
弓系 |
三矢訓
|
鉄砲系 |
捨て奸、組撃ち、釣瓶撃 |
計略系 |
治療、
火牛計
|
また、「天道」にも一部武将しか使用できない、上級戦法という高威力戦法が存在するが、バラエティが多くなったので習得する武将も増えた。以下はその戦法一覧。
全体強化系 |
八幡ノ備、金剛ノ備、鉄壁ノ備、威風ノ備、車懸ノ備、覇王ノ備 |
足軽系 |
鬼槍、燕飛、神槍 |
騎馬系 |
疾駆、赤備、影突 |
弓系 |
乱射、扇抜、射切 |
鉄砲系 |
捨奸、烈火、竜撃 |
計略系 |
乱破、離間、謀殺、火牛、鬼謀 |
回復系 |
回復 |
また、「○○ノ四」「○○ノ極」も高威力の為、上位戦法として扱われる。
殺し屋(コロシヤ)
備前の太守、
宇喜多直家
のこと。一生涯で、謀略のたびに多くの暗殺にかかわってきたため、こう呼ばれる。
しかし、暗殺の実行犯ではなく、殺し屋というより、むしろ主犯と言ったほうが正しいかもしれない。
この時代では、暗殺は謀略の手法の一つであったにもかかわらず、未だに悪党認定され続けている。
コーン
「信長の野望・革新」のBGMの中で流れる音、またその音に合わせて打たれる「\コーン/」というコメント。
ときどき「しゃきっと」や「とんがり」が頭についたり、別のものがまざったりする。
コーン職人(コーンショクニン)
BGMの「
コーン
」という音に合わせて
絶妙のタイミングでコメントを貼り、視聴者の笑いを誘う職人を「コーン職人」と呼ぶ。
コーン職人の発生は、おそらく
特産物の野望で、
いつしかそのオープニングの特定箇所に「\コーン/」が打たれるようになり、
それはやがて大量のコーン弾幕へと発展を遂げるようになった。
タイミングを合わせて上下から一斉に打ち出される「\コーン/」はお見事。
「コーン」のタイミングに向かってカウントダウンするタイプの「島左コーン」は語り草になっている。
★望ましくないコーンの使い方
オープニング以外の場所のBGMで「コーン」という音が流れることもあるが、
むやみに打つとせっかくのシリアスな場面を台無しにもしかねない。
(シリアスな曲調で知られる「革新」の毛利BGMは、都合の悪いことにこの音の多い音楽である)
「コーン自重」「コーンKY」などと怒られるので、気をつけたいところである。
竹中半兵衛の憂鬱では、「シリアス崩しとしてのコーン職人」というネタ自体がネタにされている。
権六涙目(ゴンロクナミダメ)
権六は、
柴田勝家
の通称。勝家がひどい目にあわされるとこのコメントがつく。
ひどい目にもいろいろあるが、もっぱら、(思いを寄せていたとされ、史実で実際に妻となる)お市の方が、
(犬猿の仲であったとされる)羽柴秀吉の妻にされてしまうこと。
「革新」のCPU信長は、権六涙目な仕打ちをよくする。
- ここにいるぞ!について吉川版では「ここにいるのを知らぬか」になっていたけど、一応ここからつながってるといえるのかな? -- 名無しさん (2010-01-25 00:17:28)