頭部ビームバルカン「刹鬼」
130mmビームバルカン或いは130mmリニアガンを高速で連射する。
可動域を基部としているため有効射界が広い。
主な用途は威嚇や迎撃、敵機のセンサーの破壊等だが
性能の低い敵機であればこの武器だけで撃破・行動不能にすることも可能である。
ヘビー・ビームブラスター「雷光」
ガンダムX龍王の主力装備であり、シールドバスターライフルの発展型である
汎用武器でありながら「通常の出力」はG系統の大型MAジロッドが装備する大型フォトン・レーザー砲に匹敵する
出力を有しており、正面の口腔部にある戦艦すら容易く両断することが出来る。
またヴェスバーシステムを応用して発射するビームの収束率や、射出速度の調節が出来ることである。
どちらとも連続帯域での微調整なども可能。対象物の耐久力や距離に応じて高速で貫通力の高いビームから、
低速で威力を重視したビームまでを状況に応じて撃ち分けることが可能である。
両側面の装甲を展開する事でシールドは超高出力のビームシールドを展開することが可能で
攻防一体の兵装として機能する。
また、「弾倉(マガジン)」装填する部分が設けられており、標準装備として電磁コーティングが施された
150mmペレット弾を、電磁誘導で加速して撃ち出すレールガンとしても機能する。
これは「光学兵器が通用しない、或いは光学兵器に対して極めて高い耐性を持つ敵」に対抗するための機構である。
ペレット弾だけではなく様々な機動兵器が使用する実弾を専用のマガジンに装填すれば、加速して或いは通常の速度で射出することも可能である
使用しない際はサイドスカートアーマーにマウントされる。
デュアル・プラズママシンガン「雷火」
ガンダムX龍王のもう一つ主力装備であり、ビームマシンガンの発展型である。
雷光と同じく汎用性の高い武器でありながら、「通常の出力」は一発あたりがメガ・ビーム・ライフルと同等の出力を持つ大型プラズマ弾を毎分2200発という
凄まじい連射速度で射出する。雷火は高エネルギーにより励起された荷電粒子やプラズマ等を臨界まで圧縮し射出する指向性エネルギー弾を投射する
射出されたビームは周辺の大気を灼熱のイオンに変えてしまうため、能力者・魔法使い・人外などの小型の標的に対して特に威力を発揮する。
また着弾すると大規模なエネルギーによる爆発が発生するため制圧力も高い。
銃身は上下二連銃身型であり、文字通り大型プラズマ弾をマシンガンとして射出する。
実質的に超高出力のプラズマ弾を機関砲のサイクルで発射する2連装プラズマライフルとも言うべき機能を有し、
通常のマシンガンタイプのビーム兵器より遥かに強力な武装となっている。
「雷光」と同じくヴェスバーシステムを応用して発射するプラズマの放出量や、射出速度の調節が可能。
どちらとも連続帯域での微調整なども可能。対象物の耐久力や距離に応じて高速で貫通力の高いプラズマ弾から、
低速で威力と着弾時の爆発力・爆発規模を重視したプラズマ弾までを状況に応じて撃ち分けることが可能である。
使用しない際はサイドスカートアーマーにマウントされる。
多機能型ビーム展開システム「水天」
龍王の両腕内部に内臓されているビーム発生装置。
装置本体にマオが独自に考案したビームの形状・特性を変化させる「即応型光束変換機構『吉祥天』」が組み込まれている。
これにより掌や腕からビームガン・エネルギーボム・プラズマボール・ビームソードを射出、展開したり
ビームシールドや自機全体を包み込む球状のフォトンフィールド。
非常時や撤退時などに重宝するEMPフラッシュなどを展開することが可能である。
エネルギーは動力部を経由するため出力の細やかな調整が可能である。
これは「万が一全ての武器を喪失した際も戦闘を継続できるようにするために」考案し搭載したあくまで補助的な兵装のため、
エネルギーの過剰放出により腕部の自壊を防ぐ為にリミッターが内臓されている。
最大出力は130MW。シールドやフィールドとして展開した場合は霧の重巡クラスに搭載されている超重力砲を防ぎきる出力を発生させる。
ハイパーレールキャノン「煉獄」
MS用兵装としてはスタンダードな武器であるハイパーバズーカ。
これに外見の変更は殆ど加えず内部に電磁加速装置を組み込み主に対艦・対建造物を目的に改造した武器である。
弾頭には電磁フィールト発生装置と特殊なセンサーが組み込まれた770mm弾頭を使用。この新型弾は弾頭に内臓された電磁フィールド発生器で
攻撃対象に搭載されているバリア・防御フィールドを破壊した後、攻撃対象に接触すると弾頭に内臓されたセンサーが起動して炸薬が点火され
攻撃対象の内部で大爆発を起こす。その専用弾頭を電磁誘導で加速させて射出する。
尚、射出された専用弾頭は極超音速で攻撃対象に向かって行くが、万が一攻撃対象でない物に命中した場合は、
弾頭に内臓されているセンサーの攻撃対象識別機能が作動し、弾頭が爆発せずに弾頭本体が急停止する一種の安全装置が組み込まれている。
レールキャノン本体に本機に搭載されたFCSと連動する照準補正装置が搭載されており、命中精度は高い。
カートリッジ式弾倉を採用しており装弾数は1マガジンにつき20発。
また専用弾だけではなく専用マガジンに弾を装填すれば、様々な機動兵器が使用する大型火器の弾丸や砲弾などを加速して、或いは通常の速度で射出することが可能である。
この類の大型火器は敵の破壊や殺傷を目的とした弾だけでなく、非殺傷など目的とした特殊な弾を使用することも多いため
この武器の利便性は高い。
ジャミングシステム「影法師」
大出力Iフィールドの展開によりセンサー・レーダーの攪乱や、敵機の電子機器へ干渉攻撃し一時的な機能不全に陥らせることが可能な特殊装置。
また機体のフォトン装甲から、龍のような形状のフォトン・エネルギーを敵機へ放つ「幻影」という攻撃が可能で、直撃した敵機は
電子攻撃に対する防御能力高くない限り、敵機のメインシステムに機能障害を発生させ、敵機を一時的に操縦不能状態にさせることも可能である。
このシステムはマオのもう一つの愛機である変形・合体機構を持つ大型カタフラクト「ディオスクリアⅡ」の中核を成すコアロボットに
標準装備されているステルスシステムを参考に開発したものである。
多目的射出ガジェット「三塗」
スプレーガンのような形状をしたガジェット。
非常に小型で軽量。攻撃に使うのには適しておらず使用したとしても小口径の弾丸しか射出することしかできない。
むしろこのガジェットの特徴はあらゆる物体をカップの部分に投入することで、様々な特性を持つ弾丸や液体に変換することが出来ることにある
これにより即席で「特殊な効果を持つ弾丸や液体(スプレー)を射出・噴射」出来るという点にあり、使用者の創意工夫次第では敵に様々な妨害や味方の支援を行うことを可能とする。
無論、事前に用意した特殊な弾丸や液体を使用することも可能であり、使い方次第では戦況を優位に進める、あるいは一変させる可能性を有する。
便利な道具である。
使用しない場合は背面の装甲内部に収納される。
大型ビームソード「龍薙」
専用高出力型ビームサーベル。ジェネレーターからエネルギー供給により、他の機体よりも遥かに高出力で莫大な熱量を有する刀状の刀身を形成する。
「通常の出力」はG系統のMSジャスティマが装備する超大型ビーム・サーベルの13倍の出力を有しており、通常時の出力では最大で23mまで展開することが可能。
大型戦艦を易々と真っ二つにし、切断部分を瞬時に蒸発させることができる。
刺突攻撃の際にビームを放出し、斬撃はビームカッターとして放出することができる。
刀身は鞭のように伸縮自在に振り回すことも可能であり、通常時の出力では最大で33mまで展開することが可能
また周囲の敵機のセンサー・レーダー類一時的に機能停止にする、フォトン・エネルギーを使用した広範囲に拡散する激烈な閃光を放つ
ことも可能である。
龍薙はビーム発生装置が桁外れの出力を持ち、複合的なビーム層を生成して減衰率を低減し水中のような環境でもまったく減衰せず目標を破壊する事が可能。
発生器から荷電粒子を放出して発生した強力な磁界フィールドによって意図的に電離領域を生成し制御することで、ビームそのものではなく
ビームの周囲の超々高熱の空間が目標を破壊する特性を持つ。
柄本体に専用のマイクロジェネレーターが内蔵されており、機体側からのエネルギー供給が絶たれても
一定時間であれば刀身を展開することが可能である。
柄の一本は背面左側の上部に搭載され、もう一本は腰部右側に内臓されている。
ビームサーベル「紅葉」
MSの武器としてはスタンダードな近接戦闘用武器。
形状は円筒形でモビルスーツが楽々と片手に持てる程度のサイズである。使用する際には、一方の端より円錐状フィールドを発振し刀身を形成する。
「通常の出力」はG系統のMSジャスティマが装備する超大型ビーム・サーベルの七倍の出力を有し、通常時の出力では最大で13mまで展開することが可能。
「龍薙」と同様に刺突攻撃の際にビームを放出し、斬撃はビームカッターとして放出することができる。
刀身は鞭のように伸縮自在に振り回すことも可能であり、通常時の出力では最大で23mまで展開することが可能
また周囲の敵機のセンサー・レーダー類一時的に機能停止にする、フォトン・エネルギーを使用した広範囲に拡散する激烈な閃光を放つ
ことも可能である。
柄本体にマイクロジェネレーターが内蔵されており、機体側からのエネルギー供給が絶たれても
短時間であれば刀身を展開することが可能である。
龍薙と比べると攻撃力・リーチに見劣りするが、軽量かつ取り回しに優れるため、敵機と密着するような超接近戦を行う際は
こちらの武器を使用した方がよい場合もある。
柄の二本は腰部に内臓されており、もう二本は左右の手首に内臓されている。
フレキシブルブレストキャノン「入滅」
胸部前面に二門。背面に二門内臓されている。小型の銃身は全方位に稼動するためあらゆる場所に居る敵機への牽制・攻撃が可能である
「通常の出力」が1発あたり100MWの大型フォトン・ビーム弾を毎分1300発の連射速度で射出することが可能。
ジェネレーターから直接エネルギーが供給されるため減衰率が低く安定した火力を発揮することが出来る。
また、高圧縮のフォトン・エネルギーを照射するフォトン・レーザー照射することも可能。
このレーザーは、大型G系統MAジロッドの口に当たる部位の大型フォトン・レーザー砲を、MS用とするための小型化実験で開発された試作品で
G系列のMSであるジャイオーンやG-ITに搭載されていたフォトン・レーザー砲の技術を応用している。
戦艦に風穴を開ける程の凄まじい威力を有しており、銃身は超硬度レアアロイのデータをベースに開発した
極めて耐熱性の高い特殊合金で出来ているため最大で33秒間の照射が可能である。
威嚇や迎撃、敵機への攻撃は勿論のこと、手持ちの武器と併用することで攻撃力の増強や攻撃の密度を高めたりと利便性が高い。
バルカンポッド
オプション武装の一つ。原型機のショルダーバルカンを改造したもので、肩部に追加された展開式ハードポイントに装備する。
フレキシブルブレストキャノンが内臓されたことから通常時はオミットされている。
ミサイルポッド
オプション武装の一つ。脚部に追加された展開式ハードポイントに装備できる。
ロックオンシステムはサポートAIが対象を捕捉した後に命中するまで追尾し続ける。
サポートAIのロックオンシステムは非常に高精度でありフレアなどの欺瞞装備に誘導されることは無く、
地形に誘導された場合は自動的にミサイルの軌道を修正して障害物を回避し、被撃墜されることなく正確無比に対象に命中するまで追尾し続ける。
また射出されたミサイルは操縦者が手動で制御することも可能である。
通常は対艦用フォトン・ミサイルを搭載しているが、様々な機体(機種)が使用するミサイルを使用することが可能である。
グレネードラッチマウント
腰部のアーマー内側、左右側面に内臓されている投擲用グレネードを保持するためのラッチマウント
MS用の装備としては非常にスタンダードであり取り分け珍しい装備というわけでもない。
特殊だとすればマオが独自に製作した「グレネード」自体にあるだろう
ラッチマウントは片方で10個のグレネードをマウント可能であり、合計で20個のグレネードをマウントすることができる。
フレキシブル・ブースター「迦楼羅」
全身に内臓された特殊ブースター。
動力部から供給されるエネルギーを瞬間的に高出力で噴射して、全方向への短距離ダッシュと高速旋回を可能とする。
静止状態からマッハ770kmまで一気に加速させる爆発的な推進力を発揮する。
また、速度を保った状態から直角に機体を方向転換したり瞬時に急停止することも可能。
これにより慣性を無視したかのような独特の(幾何学的、直角的な動き、最高速から瞬間停止など)挙動と戦闘機動を実現する。
コックピット内部にはカタフラクトの技術を応用して開発された、コックピット内部に発生するGを消去する「Gデリーター」を内臓している
GデリーターはG吸収素子「マグ」を盤面に固定、高速回転させることで発生する無限大に小さいフィールドがコックピット内部に発生するGを吸収する。
この装置の搭載によりコックピット内部に想像を絶する、パイロットを死に至らしめる程の加速・減速重圧、「G」が全く発生しなくなり、
パイロットはノーマルスーツを着用しなくても機体の操縦に集中することが可能となった。
このシステムはカタフラクトの能力一種である次元バリア。正式名称、「多次元変換力場」の運動エネルギーを消失させるという特性を利用して
マオが発明したものである。
ハイパフォーマンス・リフレクトスラスター「和修吉」
リフレクトスラスターの発展強化型。
機体の全身に搭載された各種エネルギー変換装置兼用の推進装置。
リフレクター本体には新たに超高出力のエネルギーをそのままの状態で保存することができる「フィールドロン」
保存したエネルギーの出力を増幅する「エネルギーアンプ」
保存したエネルギーを圧縮して指向性を持たせて噴射する事で機体を爆発的に加速させたり
激烈な衝撃波を広範囲に発生させて多数の敵機を吹き飛ばすことができる「ソニックブースト」という3つの装置が追加で内臓されている。
また、サテライトシステム・ソーラーシステムの受信装置も追加されている
これによりエネルギーチャージの効率と時間短縮が飛躍的に向上し、超高出力のエネルギーを機体に大量に保存(ストック)出来るようになった。
各部ハードポイント
全身には装備を保持して使用するためのハードポイントが設けられている。
接続部の金属はコンピューターによるプログラムを入力をすることで、自在に形状を変化させられる特殊な形状記憶合金を使用している。
ハードポイントに装備を装着する際、機体に搭載されているCPUが装備の接続部分の形状を解析し、それに合わせてハードポイントに使用されている形状記憶合金が形状を変化させて
装備の接続と保持を出来るようにする。
さらにCPUが装備の特性を解析して、装備を使用できるようにするためのデバイスドライバを生成。これにより本機に搭載されているFCSとの連動が可能になり
あたかも専用装備であるかのように違和感無く使用することが可能となる。
これらのシステムの導入によりMS用装備だけでなく、多種多様な機動兵器が使用する武装の装備が可能となった。
コンテナラッチマウント
尻部装甲に内臓されているコンテナ保持用のラッチマウント
ラッチマウント本体がハードポイントと同じく特殊な形状記憶合金で出来ている。
コンテナをマウントする際に機体のCPUがコンテナの形状や材質などのデータを解析し、
それに合わせてラッチマウントをそのコンテナを保持するために最も適した形状に変化させる。
本機は機体出力が極めて高く、間接部などが非常に頑強な構造であることも相まって、本機以上に大きいコンテナや通常の機動兵器では搭載不可能な大重量のコンテナなども
難なく保持・固定して運搬することが可能である。
また振動を受けたり攻撃を受けたりして機体が非常に大きな衝撃を受けた際も、コンテナがラッチマントから外れないなど保持力は極めて高い。
マオがこの機体のために製作した専用コンテナは長方形の箱型で、ビームコーティングが施された鏡面装甲とフォトン装甲の二重装甲である。
軽量かつ耐久力・防御力・最大積載能力が非常に高い。主に戦闘を優位に進めるための多種多様なガジェットを内臓しており
コンテナ本体から直接ガジェットを射出することが出来る。
手甲内臓型デバイス「闇夜」
手甲アーマー内部に内臓されている小柄の形状をしたガジェット。
敵に向けて投げつけて命中するとEMP効果を持つ激烈な閃光を放つタイプと
レーダー・センサーに機能障害させる、大量の高性能チャフが混じった黒色のスモークを広範囲に散布する二種類がある。
主に撤退時の目晦まし・敵の牽制や撹乱・「切り札」を当てるための布石として利用する。
使用時は手甲のアーマーが下側にスライドし、マニュピュレーター内部に内臓されているデバイスが露出する。
そのデバイスを指で摘んで対象に向けて投擲する。
或いはマニュピュレーター内部に内臓されているデバイスが「指の隙間に設けられた穴」から展開される。
アイギス・ディバイター「龍乃盾」
大破したガンダムX魔王の改修機「ガンダムXエンフォーサー」に搭乗していた頃に開発した
ディバイダーの発展強化型。
手持ちのみの盾としての用途のほか、前にかざした状態で両端のスラスターを展開し(このスラスターは回転する事で噴射角を可変可能)推進補助システムとしても機能すると
同時にビームシールドや後述する防御機構を展開した状態で超音速で敵機に突貫することを可能とする「チャリオットモード」
また、バックパックに接続することでフレキシブルに稼働し、高機動戦闘機動・高速巡航を可能とする「フレキシブルスラスターモード」
バックパックに接続した際、サテライトキャノン射出時に表面の装甲が縦に2分割され砲口を展開することで
機体に蓄積した熱や余剰エネルキーを一気に廃熱・放出する「ラジエターモード」と様々な用途で使用することが出来る。
本体の装甲は表層がビームコーティングを施した鏡面装甲。二層が重量増加と引き換えに装甲厚とエネルギー伝達効率を高めたフォトン装甲
3層目が何かしらの反応を受けると硬化するナノマシンが組み込まれた超硬度レアアロイの強度を再現した特殊装甲による三重装甲である。
またディバイダーは攻撃を受けるとEMP効果を持つ電磁的な爆発を発生させる「爆発反応モード」と
攻撃を受けると超高出力の電流を流したり、超高熱を発生させたり、衝撃波を発生させたりする「カウンターモード」の
二種類の機能が搭載されている。
50連装ハイパーハモニカ砲「龍乃牙」
ディバイダーに内臓された50門の砲口を持つ多機能型ビーム発射装置。
発射装置には水天と同じく「即応型光束変換機構『吉祥天』」を大型化したものが組み込まれている。
そして発射装置の材質はフォトン装甲と超硬度レアアロイの防御力と耐久力を実現した特殊装甲による二重装甲を採用しており
可能な限りディバイダーの攻撃能力が喪失することを防ぐ工夫をしている。
射出できるビームの種類は次の通り。
フォトン・エネルギーの動力部を追尾する機構を利用して敵機を追尾する50発のフォトン・レーザーを射出する
レーザー1発あたりの攻撃力はガランデン級の戦艦を一撃で真っ二つにする程の破壊力を有している。
敵が生物である場合は動力に該当する部分、つまり心臓部を狙って敵を追尾し続ける。
鎖状の強力なビーム・ウィップを50本展開し、敵機を縛り上げ溶断あるいは電撃を流し込んだり、回転させて防護膜とするなど多彩な用途が可能
先端が尖っており敵の全身を貫くことも可能である。
直径300m 出力はG系統のMSジャスティマが装備する超大型ビーム・サーベルの10倍の出力を有するリング状のビームカッターを射出。
フォトン・エネルギーの動力部を追尾する特性を利用して敵機を追尾する。
攻撃が外れてもブーメンランのように戻り、敵を追尾し続ける。
エネルギー消費率が全モードの中で最も低く連射が可能である。
敵機の制御系に干渉し、その動きを拘束し引き寄せるトラクタービームを50発同時に射出する
敵機や敵を破壊・殺傷せずに無力化・回収する際や単機で超大型の建造物などを牽引する際に使用する。
全長50m。大型ビーム・サーベル「龍薙」の33倍の出力を有する巨大なビームランスを50本一斉に展開する。
取り回しがやや悪いが、大型建造物や巨大戦艦すら一撃で破壊する程の絶大な威力を有しており
通常サイズの敵機や人間サイズの敵した場合は回避されない限り
確実に破壊・殺害出来る程であり、単純な攻撃力は全モードの中で最も高い。
砲口から戦艦サイズの大きさを持つ長方形の防護障壁EPMリフレクターをを発生させ、あらゆる種類の攻撃を反射する
しかし展開時はエネルギーの消費が激しく、機体やCPU・制御系ににも大きな負荷が掛かるため
一度に展開できる時間は33秒と限定されており、一度解除すると再展開までに10秒のクーリングタイムを必要とする。
このリフレクターはマオがヴァース帝国に所属していた頃に、ヴァース帝国の盟友であった
ジット・ラボラトリィの技術保全局長でジット団のリーダーあるキア・ムベッキから譲り受けた
「機械に関するノウハウが書き込まれたノート」を参考にして実現したものである。
アブソリュート・サテライトキャノン「龍撃砲」
ガンダムX魔王の代名詞であるハイパーサテライトキャノンの発展強化型。
スーパーマイクロウェーブ並びに太陽光エネルギーを背部のリフレクターと全身に搭載されたハイパフォーマンス・リフレクトスラスター収束させ
充填したエネルギーをダイレクトにマイクロウェーブビームに変換し発射する物である。
以前はガイドレーザーを胸部に受信し回線を確立してからスーパーマイクロウエーブ並びに太陽光エネルギーをリフレクターに
受信してさせてエネルギーチャージ(収束)させる必要があったが。量子演算コンピューターの搭載により
これらの手順を踏む事無く即座にスーパーマイクロウエーブ並びに太陽光エネルギーの受信が可能となった。
また、後述するある特殊装置を使用することでスーパーマイクロウエーブ・太陽光エネルギーを受信しなくても
マイクロウェーブビームの射出が可能となっている。
バックパック本体には大容量のエネルギーコンテンザが内蔵されている。
超伝導で抵抗がゼロの状態のコイルにエネルギーを循環させることにより、エネルギー消費を最小限に抑えて保存することが可能。
マイクロウェーブビーム射出時にはこのコンテンザから必要なエネルギーを取り出して射出する。
これによりマイクロウェーブビーム射出時に、機体のエネルギーの消費を最大限に抑えることが可能となった。
更にリフレクターの大型化とソーラーパネルの高性能化。量子演算コンピューターの搭載によるエネルギー受信システムの最適化
全身のフレームに内臓された小型リフレクターの存在により
エネルギーチャージの時間の劇的な短縮化に成功している。以前はフルチャージする為には3分の時間を要したが
龍撃砲のエネルギーチャージは「一発の」フルチャージが30秒で完了する。
更に全身の装甲を展開して小型リフレクターが内臓された内部のフレームを露出させた状態でチャージさせれば、「一発」あたりのフルチャージは10秒で完了する。
また、背中のリフレクターと全身に搭載されたハイパフォーマンス・リフレクトスラスターはフレキシブルに稼働し
機体の姿勢によって機体に搭載されたCPUが最も効率的にエネルギーを受信できるように、各部のスラスターが自動的に動作する。
これにより以前はエネルギーチャージを行う際は機体を殆ど動かすことが出来なかったが
改良により戦闘機動を行いながらエネルギーチャージを行うことが出来るようになった。
フルチャージ時の射程距離・効果範囲・破壊力はフルチャージ時のハイパーサテライトキャノンの
実に33倍を実現している。
その威力はMS用の戦略兵器としては文字通り常識外の破壊力・殲滅力を実現している
さらに後述するある特殊装置を併用すればその射程距離・効果範囲・破壊力をフルチャージの龍撃砲13発分まで上昇させることが可能である。
龍王剣
ガンダムX龍王の切り札。マイクロウェーブシステムとソーラーシステムによるエネルギー供給を同時に行い、機体に保存された全エネルギーの出力を増幅した状態で放出する。
そして大型ビームソード「龍薙」に龍撃砲のアームを接続する事で巨大な真紅のビーム刃を形成する。
剣の長さは13km。攻撃力はフルチャージ時の龍撃砲13発分である。
しかし、一度展開すると莫大なエネルギーを消費し続けるため、一度に展開可能な時間は13分が限度である。
また、一度使用するとエネルギーの再チャージとバックパック・リフレクター・動力部・ビーム刃の形成に使用する龍薙の柄の部分の
冷却のために、再使用するには7分間のクーリングタイムを必要とする。
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