甲賀SS
個別SS
菊水山志染プロローグSS「出会い」
町人も寝静まった夜のこと、
菊水山志染はとある町の郊外を歩いていた。
父である菊水流創始者六甲から剣術の修行の旅を命じられた彼は日本全国を放浪し、そして、行く先々の道場で交流や道場破りを繰り返しては次の街を目指し旅を続けていた。
そうした旅の中、今回たどり着いたのが、とある藩の城下町であったこの町であった。
「宿を探さなくてはいけませんね」
深夜になっても明かりがこうこうと照らし続けられている現在と違い、あたりはもうすでに暗い。
そう思い街中を進んでいくと、誰もそこを通さないとばかりに道を塞ぐ巨大な壁が存在していた。
明らかにその町の風景には不釣合なシロモノである。
その前には人影。どこに所属する者たちは不明だが、装束から忍者のようにみえる。
その周囲にはいくつもの死体。
明らかに戦闘が繰り広げられたであろうことは想像に難くはない。
(これは厄介なことになりそうですね)
忍者たちがこちらに気づいたようだ。同時にあたりが殺気に包まれる。
「みられたか」
「見られたからには死んでもらうしかあるまい」
次々と忍者達が刀を抜いていく。
「どうやらこちらの話は聞いてもらえそうにありませんね」
溜息をつくと、志染も戦闘の体勢に移行し、刀に手をかける。
「貴様など俺様の火遁術で丸焦げ重点よーーっ!!」
忍者の一人が集団が飛び出し、志染に向かってくる。
が、次の瞬間、忍者の視界から志染の姿が消え、代わりにその場を一陣の風が吹き抜ける。
「グワーッ!」
叫び声とともに忍者の身体が炎上する。
菊水流最終奥義、終の秘剣・緋絶。本来は始の秘剣・通刃との連撃を想定した技だが、単独でも使用できないわけではない。
もっとも、未熟な志染では格上の相手にここまで綺麗に決める自信はないだが。
「ば、馬鹿な!」
想定外だったのか忍者たちの動揺が見える。
「僕としては貴方がたに引くことをおすすめしますが…」
おそらくそうする事はないだろうと思いつつ、志染が忍者たちに告げる。
「そ、そんなことできるか」
「やつが油断しただけだ!賛志多の里の力を見せてやろう!者共かかれ!」
リーダーらしき忍者の掛け声とともに忍者たちが次々と飛びかかってくる。
「仕方ありませんね」
志染が襲いかかる忍者たちを次々と切り裂いていく。
その動きは宛ら颯の如く。あまりの速度に忍者たちは誰も対応できない。
「「「グワーッ!」」」
木霊する忍者たちの悲鳴。そして次々と倒れていく。
菊水流の剣は元々一対多を想定した速さの剣。相手が強力な術を使うならその前に切ればいい。それを理念とする剣術である。
志染を軽く見る敵の油断も考えるならば、未だ未熟と自覚する志染にもこの程度朝飯前であった。
「ところで彼らはいったい何を?」
忍者たちを葬った志染がその場で立ち止まり、思案する。
目の前には行き止まりの壁が存在するのみであり、他に何かがあるようには見えない。
考えていたその時突然、前方にあった壁が消滅した。
おそらくは何らかの忍法で作られていたものだったのだろう。何もなかったかのようだ。
「つまり、この術の使い手を追っていたということでしょうか」
そして道の先を志染が確認すると、壁の向こう側には倒れたままの人影。髪は短めだが、少女のようだ。
体格は小柄だが、おそらく彼女も忍者であることは志染にも想像は難くない。
志染が駆け寄り意識があるか確かめる。
「うっ……」
術を使った疲労と先ほどの忍者たちとの戦闘のためか、瀕死に近いようだがまだ息はある。
「ほうっておくわけにもいきませんね」
事情を知る必要もあるだろう。
幸い体格が小柄なこともあり、持ち上げるのは難しくはない。
そのまま救護のために運ぶことにした。
これが志染が伊賀と甲賀の人別帳争いに参戦するきっかけとなった、甲賀の里の中忍
半戸舞との出会いであった。
「舞ちゃんと落とし穴」
「…………………?」
落とし穴を見つけ不思議そうな表情をする中忍半戸舞。
「…………?」
興味を持った舞は覗き込む。
「!?」
そのまま落とし穴に落ちてしまった舞
「…………」
登ろうとするが出口には届きそうもない
「…………」
身振り手振りで出して欲しいことを示すが当然外に伝わらない。
「…………」(何かを訴え掛ける目)
が、特に変わらないのででれそうもない。
そこへ偶然通りがかった菊水山志染が刀などを駆使し何とかして引き上げる。
「何かしゃべってくださいよ!身振り手振りで気づくわけ無いでしょう!?」
舞を引き上げた志染が呆れたように言う。
「…………」(しゃべるのが苦手なのだから仕方ないでしょという目)
舞が身振り手振りを交えて志染に訴えかける。
「はぁ、仕方ないですね」
志染ため息を吐きつつ、舞を連れてその場をあとにする。
中原久太郎
中原忍法帖シリーズ第3話
精神を鍛えるため滝に打たれる中原
狂木「おーい。どなたか、助けてくれなんし~」
中原「…む?どこからか聞きなれない声が聞こえるでござる」
中原「なんと。面妖な格好の女性が落とし穴に」
狂木「あれ、いいところに来てくれんした、少うし引っ張りあげてくんなまし」
中原「うむむ、随分と深いな。手が届かぬ。そうだ、しからば拙者のふんどしに捕まるが良かろう。よっと」
狂木「助かりんした。ぬしさんおおきに。」
中原「うむ。この辺では見知らぬ者が歩きまわると落とし穴に襲われるゆえ、気をつけなされ。ときにお主一体何者にござる。間諜の類ではないようだが」」
狂木「わっちは
狂木夭と申しなんす。契約に従いなんして、じき始まる戦の打ち合わせにやって参りんした」
中原「そういえば聞いたことがあるでござる。ふむ、そうか。そなたが花魁の…なるほど言われてみればこれは確かに妖艶でござるな」
狂木「あら、嬉しい。そうね、今日のお礼もありんすから、今度郭に遊びにきなんし、ぬしさんならたんとサービスしんすよ」
中原「な、なんと…」
狂木「それではあっちはこれで」
中原「むぅ…しかしこれは、ちょうどいいチャンスかもしれんでござるな」
ハンググライダー忍者・風読のナガル
面接官「特技は帆具雷舵とありますが?」
ナガル「はい。帆具雷舵です。」
面接官「帆具雷舵とは何のことですか?」
ナガル「忍法です。」
面接官「え、忍法?」
ナガル「はい。忍法です。足元の地面を浮遊させます。」
面接官「・・・で、その帆具雷舵は当社において働くうえで何のメリットがあるとお考えですか?」
ナガル「はい。ZOCが貼られても通過できます。」
面接官「いや、当社にはZOCを張るような忍者はいません。それにZOC強化されたら通過できないですよね。」
ナガル「でも、伊賀にも勝てますよ。」
面接官「いや、勝つとかそういう問題じゃなくてですね・・・」
ナガル「7000年以上浮かび上がるんですよ。」
面接官「ふざけないでください。それに7000って何ですか。だいたい・・・」
ナガル「7000年です。浮遊大陸のように浮かび上がります。浮遊大陸というのは・・・」
面接官「聞いてません。帰って下さい。」
ナガル「あれあれ?怒らせていいんですか?使いますよ。帆具雷舵。」
面接官「いいですよ。使って下さい。帆具雷舵とやらを。それで満足したら帰って下さい。」
ナガル「運がよかったな。今日は発動が失敗したみたいだ。」
面接官「帰れよ。」
複数キャラSS
『雷火ばーさんのらーめんは人の食うものじゃねえ件』
日本で一番初めに公的な記録としてラーメンが食されたのは
水戸の副将軍光圀によるとされている。彼が身分を隠し全国を巡り
地方の腐った行政を正しながら国家転覆を企む暗殺者とも戦ったという話は
その荒唐無稽さからフィクションとされているが、彼がラーメンを
完全に己のものとしていたのならばそれは決して不可能ではない。
そして時代は徳川三代将軍を巡っての争いの時代、光圀が活躍する
五代将軍綱吉の時代より前の話。この頃日本ではまだラーメンは食物としては
研究の段階にあり、異国からの技術を利用しての開発が進んでいる事を知るものは
殆ど居なかった。
「よろしい、ならばこれは試食会ではなく誅伐じゃ」
「んぎゃー!」「のへー!」「ぎえぴー!」
甲賀の里にて煮凝り状の擬似生物が荒れ狂い、下忍達の悲鳴が響く。
希望谷の中忍、兵糧研究担当者の雷火が自分の『らーめん』を下忍らに食べさせ
その感想にぶち切れてついやっちゃたという、まあ
甲賀希望谷の日常の一つである。
雷火の作る料理はらーめん以外は全て美味である。
保存食から新鮮な果実や魚を使った料理まで、彼女の作る料理は京都の料亭でも通用すると評判である。
だが、らーめんの味だけはダメ、下手の横好きとはこの事。
他の美味な料理のついでにこれを食べさせられた下忍はつい毎回
「こんなの人の食うもんじゃねえ」と言ってしまうのだ。
それが雷火を怒らせる禁じられた三つの言葉の一つだと知っていても言ってしまうのだ。
(残り二つは本当の年齢についてと本当の性別について)
「はあー、何でこの味が通用せんのかのう」
「取り敢えず、油が多すぎます。匙一杯で胸焼けします」
無理やり食わされた下忍を代表しハングライダー忍者のナガルが的確な意見を言う。
「でも伊賀の連中におすそわけしたら結構な人数が美味しいと言ってくれたぞ」
「ええーっ!雷火ばーさま伊賀行ったんでござるか!?」
「まだ戦争の話が起こる前、里の上忍らと一緒に和睦の話し合いに行った時の事じゃよ。
奴らはわしのらーめんをこってりして美味しいと言ってくれたぞ」
「伊賀の面々ですか…」
戦争が決まる前は決して友好的とは言えなかったが交流はあった
相手の里の主要な忍を思い出す。
触手、牛、からくり人形、スカンク男、クラゲ、モヒカンザコ…
「うわあこんなのと戦いたくねえ…」
下忍衆は揃って頭を抱える。そりゃあ、あの連中なら雷火のらーめんも
喜んで食べてもおかしくないだろう。
「起こってしまったのは仕方ないが里同士の争いは本当に嫌じゃの」
「ええ全く」
雷火と下忍衆、心は離れどもその点については意見が一致した。
リレーSS
規則其ノ壹
一人一行 制限時間はだいたい三分
規則其ノ弐
最初と最後の行は決まっている
最初の一行『これは、吾輩こと
犬山さんがまだ若く美しい忍びだった頃のお話でござる。』
最後の一行『というのは嘘でみんな死にました。』
規則其の参
今キャンペーンのキャラクターを使用する(当然だが)
これは、吾輩こと犬山さんがまだ若く美しい忍びだった頃のお話でござる。
あの時は、まさかあんなところに落とし穴があるとは思わなかったでござるよ。
その落とし穴は、かの忠犬ハチが落下死した場所で有名な『ハチ公の穴』だったのでござる。そこで吾輩は、不思議な声を聞いたのだ。
その声の不思議さというのはとても人間のようではなく、まるでサトイモ科の植物、あるいはその球茎から製造される食品のようといえばわかっていただけるでしょうか。
七色の光とともに現れたその声は、その言葉とともに吾輩に不思議な力を与えたのでござるよ。
「わん!」「くぅ~ん!」「がるるる……」そんな鳴き声が脳内に飛び込んできたのでござる!
そういえば昔、おじいちゃんに聞いた甲賀の伝説に「犬の真の声を聞く者、全てを導かん」というものがあった、ような……もしや、その伝説の犬の声?
そういえばおじいちゃんはこんなこともいっていたでござる。「その者蒼き忍者装束をまとい、漆黒の落とし穴に頭から落っこちるべし」これはつまり…
吾輩が甲賀を導く忍びとして選ばれたということでござるな。するとその時でござった!
吾輩の意識は突然途切れたのでござる。目を覚ますと、目の前には大きなこんにゃくが……!
『汝に問う』 こんにゃくはぷるぷると震え、吾輩に語りかけたのでござる。 『力が、欲しいか?』
一方その時、拙者とこんにゃくのその会話を遠くから豆腐が見ていたのでござった。
「われらが怨敵こんにゃく!その命もらった!ものどもかかれ!!」そして突如豆腐が襲いかかってきたのでござる!
「おからじゃー! おからを食えー!」豆腐の群れの中に、なぜか
妖怪おからばばあが混じっている!
【カンパチもおいしいよ!】 おからばばあの横にいる極彩色の装束は……久万高原だ! なぜ伊賀者の中に混じっているのか!?
「くっ、まさかこの場所が見つかるとは。私が時間を稼ぎます。あなたは早く儀式を行うのです」そう言うとこんにゃくはその光を増し、高速で震えだした
それを見て警戒する伊賀者たち、そして震えるこんにゃくが突如宙に浮かんだのでござるよ。
依然として振動するこんにゃく。儀式とは何か、吾輩にはわからない。狼狽えていると、いつの間にか蒟蒻が破裂しそうなほど膨張していた。
【これは……まずい、みんな斜め45度でお辞儀をするんだ!】 久万高原殿がわけのわからないことをのたまいながら、逆立ちを始める。 その直後! こんにゃくが、爆発したのでござる!
間一髪、爆発したこんにゃくの手を拙者が掴んだ「犬山どの…どうして」「馬鹿野郎!お前だけ残して俺だけ儀式なんてできるかよ!」
ここれでなんとかこんにゃくは命をとりとめたのでござる。だがそんな我輩たちの前に伊賀の増援としてあられたのは「オカス・ニンジャクラン」の触手忍者たちでござった。
「絶体絶命でござる……」もしこれが創作物であれば突然不思議な力に目覚めたりするのでござろう。そう、ここで突然こんにゃくの力が目覚めて触手忍者たちをなぎ倒す!
そんな都合のいいことが、起きるはずもなく。 吾輩とこんにゃく、そして久万高原殿は触手に縛り上げられたのでござる……。
粘液でテラテラと光る触手が身体をまさぐり、敏感な部分を刺激する。「もぅんっ!//// もうぅんっ!////」牛が喘いだ。
嫌嫌と身を捩りながらも快楽には逆らえない。相手は触手なのだ!「もぅんっ!//// もうぅんっ!////」さらなる刺激に牛が喘ぎ続ける。
「もぅんっ!//// もうぅんっ……はっ!触手じゃないっ!?」牛が突然人の言葉をしゃべる。「すり替えておいたのさ!」そう叫ぶのは、地面に横ばいになっている腸鍋禁蔵である。
一方、こんにゃくにも危機が迫っていた! 腹部に切れ目を入れられ、そこにレッサー触手が迫ろうとしていた!
「やめろぉ、やめるでござる。代わりに拙者のアナルを犯していいから!」しかしレッサー触手は吾輩の哀願を無視し、無慈悲にこんにゃくの割れ目を蹂躙した。
「お主らッ! 決して許さないでござるッ!」喉を枯らしながら叫ぶと、吾輩の姿が犬に変化したのでござる。
(こ、これがおじいちゃんの言っていた……!?) 戸惑いながらも、吾輩は本能の赴くままにレッサー触手に噛みついた! 「GRRRRRRRR!!!!」 「ニョワーッ!」
「絶・天狼抜刀牙!」吾輩の牙が触手を、腸鍋の内蔵を、おからを切り裂いた。「グワーッ!」ドカーン!「安心せい。峰打ちでござる」
というのは嘘でみんな死にました。
全忍者入場SS
さぁーーついにィイ
始まりましたァアア
ダンゲロス忍法帖
ここニンジャスタジアムはァア
一億人の大観衆でまさに沸騰寸前だァアア!!!
さぁーそれではいよいよォオ!!
今祭典の出場者のォオ
入場です!!
さぁ 最初に入場したのはァア
いきなり出たァア!!
ダンゲロスキャラクター名簿同姓数堂々1位!!
過去 ダンゲロスでの登場回数は歴代1位の18キャラ!!
言わずと知れたキャラメイクの第一人者です!!!
忍者ランキングは12位!!
今 最も勢いのある忍者です!!
続いての登場は1人のみで 年間2000食をたたき出す脅威のラーメン忍術
「豚骨生物侵食」
ラーメンマスター「雷火」だァアア!!
今日はその神技がみられるのかァア!!?
予約は7年待ち!!
その”孕ませ”を求めて世界中から客が押し寄せる忍術「孕雨」!!
”秀吉の右腕”「
暗黒寺JK」登場ォオ!!
ランキング8位の実力をとくとご覧あれーっ!!
未知の武器が味わえる!!
忍術「連穴姦通」!!
”驚愕のオリジナル武装”「
蛭神かがち」だァア!!
ランキングは堂々の7位!!
今日も新たな刺激を伝えにやって来たァア!!
出ました!!
”若き触手王子”「
姦崎伸止(しんし)」!!
触手忍術「失われる理性」!!
舌だけでなく全身をとろけさせるそのレイプで
敵を天国へ連れていくかぁあーっ!!
剣術ならこの男!!
菊水流剣術一の太刀「蜜美肢」!!
「菊水山志染」登場だァアー!!
圧倒的速度による瞬殺を理念とする菊水流剣術を見逃すなァア!!
皆さんご存じ!!
ゲテ物忍術「胎中ノ蟲」!!
”ゲテ物忍者”「
腸鍋 禁蔵」ーーっ!!
まだの方は一度ご覧あれ!!見た目はアレだが硬さは超一級品ンーっ!!
手裏剣の忍術「何でも手裏剣」からは
”手裏剣の達人”「
真野手裏剣斎」だァア!!
400年の歴史を持つ真野一族の奥義が炸裂するかーっ!!
で・・・でかーい!!!(胸が)
ジャイアントバスト忍術「乳搾り」!!
”巨乳くのいち”「牛」!!
乳を揉みたい奴は牛に頼めーーっ!!
出ました!!
十星中華忍術「白馬は馬に非ず」
”下町のアイドル”「名 理竜」だァア!!
彼のグッズに私財を使い果たす程
のめり込むおばちゃんがあとを絶ちません!!
まだまだ来るぞ!!
20時間の伏せが出来る忍術「番犬の構え」!!
”犬神憑きのおっさん”「犬山さん」だァアア!!
今日は番犬を休業してやって来てくれましたァア!!
来た来た来たァ
ある戦を生き延びた武士も一人残らず怖がらせる妖怪
「魂抉りの疫病」!!
”ネズミの忍者”「妖怪の使者、膿牢異」!!
彼が作る災厄が未来の関東を震撼させるかァア!?
出ましたァーっ!!
”地中忍術のパイオニア”「落とし穴」!!
未知なる行動原理で忍術界に金字塔を打ち立てた地中忍術の第一人者!!
その多大すぎる功績でランキング27位に入る新鋭です!!!
”地中”があれば”深海”もある!!
海中忍術「加速する刻Ⅴ」!!
”海中忍術の先駆者”「
岡野くらげ丸」が登場たァア!!
滅多に陸上に出ない忍者が来てくれましたぁ!!
表に出ないといえばこの人!!
幻術「夜針無」店長!!”鼬の変化”の
飯綱幻蔵だァア!!
先の大戦(応仁の乱)では彼も救世主の一人(自称)!!
また私たちの前に現れてくれたぞォオ!!
蟲使い忍者"魔蟲衆"からはこの人!!
半端な攻撃では止まらない無限の帷子!!
「猛修羅」「
九路浦 卦蟲」だーっ!!
傭兵忍者の真髄を見せつけるかァア!!
来たァーっ!!
言わずと知れた”贔屓目に言って控えめな慎ましい胸”「地上に花あり土中に根あり」!!
「(アンダーとトップの差が)1ミリの雪咲 導」だァア!!!
悪臭ならこの人だ!!
風遁「悪苦害」!!
”スカンク忍者”の「三郎」登場ォオ!!
彼の体に流れるもの
それは赤い血ではない!!屁です!!
こんな体格して筋力はヴァヒヴィンペトォア!!
異国から”紅獅子”「キコ」だァア!!
まるで野生の獅子めいた攻撃性をご覧あれ!!
元触手忍者集団「オカス・ニンジャクラン」の頭領「
犯師匠」が来たァアア!!
他人を犯した豊富な経験であらゆる性感を作り上げる!!
触手忍者のカリスマが暴れだすかァア!!
”上忍”としてのファンは皆無だが”花魁”としてのファンは数億人!!
”おにねむる”「狂木夭」が登場ォオ!!
今日も忍術よりエロスに期待だァア!!
さぁさぁ 来てくれました!!
慣用躰「後ろ髪」
”毛髪忍者”「後髪・ひかれ」参上ォオ!!
世界が嫉妬する髪の真髄が見られるかァア!!
そして、そして・・・・
ついにこの方の登場です!!
身につけた忍術数はダントツ1位!!!
忍者ランキング堂々2位!!
本祭典の大本命!!
ダンゲロス忍法帖の主役といって過言じゃないでしょう!!!
”教科書”「中原久之助」さんだァアア!!!!
”日本全土”に始まり”ムー大陸”の発見
延いては”アトランティス大陸”の浮遊大陸化でめざましい功績を目指し
見事 地球生物の大量虐殺に挑戦!!!
『雷火ばーさんと満月と触手とときどき犬山さん』
「ハクション、オカマッ」
「…雷火どの、今のは」
「な、なんでもないのじゃよ。ほほほ」
クシャミの後にオカマッと出るのは自己催眠と偽装が弱まっている証拠。
雷火はその場を誤魔化しながら空を見上げる。
まだ日は沈んではいないが青空に月が上り始めていた。
「今宵はもう満月か、平和だと時が流れるのは早いものじゃのう」
雷火が自分の食人衝動を抑え、戦闘にも使うらーめんの属性は『豚骨』と『塩』。
この組み合わせは爆発力も大きい分消耗が激しく、改良を重ねた今も満月ごとに
儀式を行わないと継続効果が切れてしまう。
『醤油』を使えばもう少し長引かせることも出来るのだが、そうすると戦闘用の
らーめんの効果が半減してしまう。故に台所係でありながら甲賀の主力である
雷火は仕方なく短期間向けの調合で自らを偽装している。
「今夜は外で食材を調達してくる。明日には帰ると首領に伝えてくだされ」
雷火が満月の夜の度に食材を取りに行っている事は甲賀の皆が知ることなので
今回もそれを疑う者は居なかった。
里から出て一里半の小山の一角、何重にも人払いの結界が張られた場所へと
雷火は向かった。彼女はこの場所に数十匹の豚を放し飼いにしており、
満月の日が来るたびに一匹分の肉と骨を回収していく。
雷火は結界の中に入ると、周りに人が居ないか確認して両手を顔と股間に導く。
「やっと戻れるわい」
メリメリと音を立てて顔と股間の皮が少しずつ引っ張られていく。
雷火はいつもこの場所で男に戻り、豚を相手に食人衝動及び性欲を満たしていく。
その様な姿はとても仲間に見せられるものではない。
もう少しで偽装が剥がれ落ち、欲望をぶちまけれるというその時、
豚達の集まっている場所の方から鳴き声が聞こえてきた。
「ぶひぃん、ぶひぃぃん、ぶっひっひーぶー!」
「なっ、なんじゃ!?」
明らかに異常な事態。まるで男に無理やり犯される少女の様な声を上げ続ける
豚たちの元は雷火は伸びた皮を押さえつけて戻しながら駆けつけた。
そこに見えたのはー!!
「ぶひぃん、ぶひぃぃん!」
「にゅや、にゅやややー、ぬるふふふ、豚さんも中々いいものです」
「でしょ、犯師匠。いやあ我ながら良い穴場を見つけたものです」
伊賀の触手魔人どもがメス豚をメス豚の如く扱っていた。
しばしあっけに取られていた雷火だったが、状況を理解するにつれ
怒りが込み上げてくる。
「おい、そこの伊賀者二束」
「にゅ、にゅやっ!?わ、わたし達は通りすがりの野良触手です」
「そうですそうです」
「お前らみたいな人間の頭を付けた触手や紳士用の香木の香りがする触手が他におるか!
で、二束揃って人の土地で何をしておる」
「だってこの辺は甲賀の里じゃないじゃないですか」
「人払いの結界に加え無間回廊を組み込んだ雑木林、熊の幻覚と草木の間に獣取りの罠、
そして満月の夜限定で番犬代わりに雇っていた犬山さんがいる場所にずかずかと
踏み込んでくるなとゆーとるんじゃ!!!」
「あの目の錯覚や罠、触手には効果薄いですよ」
「犬山さんは無視して横切ったら大人しくしてました」
ぷつり、と雷火の中で何かが切れた。
印を結び、体内厨房に残っている力全てを偽装から戦闘用に切り替える。
こいつらには本性を見られても構うものか、というかこの二束は今夜ここで殺す。
「いらっしゃんせぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!」
甲賀から離れた小山に雷火の絶叫がこだまする。
身体を被っていた偽装の肉体が剥がれ、金髪の男性が中から現れる。
だが、変化をそれで終わらなかった。
沸騰(イグニ)――茹麺(ハルト)、
再度自分を構成するらーめんを形作りながら頭上の満月を見上げ、
定義(ベースド) 、深化(オプト)――
内より目覚める食人衝動とイメージを重ね合わせる。
「ウオオオオオオオーーーーーン!!!」
雷火が吠えると全身が獣毛に包まれ、鼻が突き出し牙と尻尾が伸びた。
それは正に二本足で立つ狼男!!
「「き、聞いてませんよこんなのー!!」」
こうなってしまってはもう勝負の行方は語るまでも無いだろう。
そして半刻後―、
「わぁおん、わぉおーん、こんなの初めてぇ」
「ぬるふふふ、ここがええのんか?」
雷火は半獣半人の状態で触手達に犯されていた。
日々牛さんを相手にしてすっかりケモナーになってしまった二束を相手に
獣化能力を見せたのが敗因となった。
本来戦闘力が決して高くない二束も目の前の光景を前にして今までなく発奮し、
何が何でも雷火を制して狼娘になってもらおうと燃え上がったのだ。
結果、耐久に定評のある姦崎伸止が肉壁になって食い止め、
犯師匠の次元忍術で決着となった。
フレーバーテキストでどれだけ男性化してもルール上はまだ両性、故に
狼男となった雷火にも強姦教室は問題なく発動したのである。
翌日、やたら赤い顔で帰ってきた雷火はぽつりと呟いた。
「やはり伊賀と争うのは嫌じゃ」
おちまい
『哀とToLOVEるシスターズ』
鬱蒼とした深い森を歩む、浮かない顔の少女。
「はぁ…………」
大きな溜息。沈んだ表情。
大棟哀(おおむね・あい)のここ数日は、常にその二つに彩られていた。
先日彼女の身に起こった強姦未遂事件。未遂に終わったものの、その事件の影響は哀の心に暗い影を落としていた。
正当防衛だったとはいえ、強姦魔を爆殺してしまった事。
自身の能力により、自ら乳房を吹き飛ばしてしまった事。
どちらも、あの場においては他に手段がなかった。やらなければやられていた。
何度自分にそう言い聞かせても、哀の心は晴れない。
深い喪失感と共に、以前の豊満さは見る影もなくなってしまった胸を押さえる。
正直、哀は自分の大きすぎる胸があまり好きではなかった。低俗なからかいやセクハラの絶好の的にはされるし、気に入ったデザインの服や下着を買おうと思ってもサイズの関係で諦めた事は一度や二度ではない。
それでも、と哀は思う。
欠点やコンプレックスを含めて、全て揃ってこそ自分という人間が存在する。胸が成長するまでの思い出も、過去も、全てが大事なものだった。
そんな時だった。哀の前に二人の天使が──────────或いは小悪魔が現れたのは。
「それは災難だったねっ!」
「ひどい目に遭ったね~」
全く同じ声ながら、せっかちそうな口調とのんびりした口調。二種類の調子で頷いたのは二人の少女。哀の話を聞き、同情と共感の表情を見せている姿は瓜二つで、まるで一人の人間をピントをずらして眺めているようだった。
勿論、良く見れば二人の髪型は同じサイドテールだったがその尻尾は右と左で逆だったし、髪色はそれぞれ黒と金で全く別物だった。しかしそれらを除けばまさしくそっくりな双子。
見たところ哀よりも何歳か年下に見える少女たちだが、この希望崎学園に通う魔人の中には見た目の格好など全く当てにならない生徒も多いので、一概に判断は出来ない。
とはいえ、学園の裏に広がる森は魔人と言えども安全な場所とはとても言えない。風紀委員としてパトロールしていた哀は先日の事もあり、二人の姿を見つけ声を掛けてみたのだが──────────。
自分が尋ねていた筈なのに、いつの間にか立場が逆転して哀の方が根掘り葉掘り色々な事を聞き出されていた。
と言っても、機関銃のように矢継ぎ早に喋る黒髪の少女、一刹那(にのまえ・せつな)と、おっとりしているようで絶妙の質問を投げ掛けてくる金髪の少女、一模糊(にのまえ・もこ)の二人にかかっては、誰であろうと同じだったかもしれないが。
とにもかくにも、哀は人懐っこい双子にここ数日の間に自分の身に起こった出来事を話していた。哀はどちらかと言えば人見知りする
タイプだったが、話してみると二人は自分よりも年下だと言う事が分かり、同性相手という事も手伝ってすぐに緊張は消え失せた。
加えて、どうやら彼女たちは自分も知らぬ仲ではない同級生の少年の妹であるらしい。そうした親近感も打ち解けるきっかけとなったのは間違いない。
「哀おねーちゃんは元はおっぱいばいーん! だったんだねっ!」
「おっぱい~」
「ちょ、ちょっと…………あんまり大きな声で言わないで……」
他に誰も居ないとはいえ、気恥ずかしい事この上ない。わたわた、と慌てて制止するも、双子は止まらない。
「それがなんと、今はちっぱいにっ!」
「ちっぱい~」
「あぅぅ……」
思わず胸を押さえる哀。純真でストレート過ぎる言葉は時に胸を刺す。
「でもそういうことなら安心してっ! ここで会ったのも百年目だからっ!」
「江戸の仇を長崎で~」
「それを言うなら、此処で会ったのも何かの縁、じゃないかしら……」
国語の成績に自信はないので恐る恐る指摘した哀だったが、どうやら間違いではなかったようで。
「それだっ!」
「そうとも言う~」
「ほっ……」
正解に胸を撫で下ろす。どうにか年長者の面目を保つ事が出来、一安心。
「というわけでっ!」
「私たちに任せて~」
一安心している場合ではなかった。ちょこまかとした二人の動きで、あれよあれよといううちに哀の上半身の衣服が脱がされてゆく。
「え? え?」
身の危険を感じるよりも、混乱の気持ちの方が強い。困惑する哀の胸板に模糊の小さな手がぺたり、と添えられて──────────。
「『逆まわりの世界』~」
「!?」
ひゅおっ、と哀の胸に向かって一陣の風が吹いた気がした。
だが、それはやはり気のせいで。
気のせいではない事は別にあった。
つい先程までは平坦だった哀の胸に、谷間が蘇っていた。いや、それは最早谷間というような生易しいものではなく、渓谷だった。両側を遥かな高山に囲まれた、雄大な大自然だった。
「きゃあっ!?」
「わわっ!?」
「あ~れ~」
ばい~ん!! と弾力のある音と共に響く、三者三様の声。復活した哀の爆乳が文字通り双子を弾き飛ばしたのだ。
「戻っ…………た……?」
呆然と自らの乳房を見下ろす哀。巨乳が邪魔で自分のお腹が見えない、見慣れた視界がそこにはあった。
「おっぱいだーっ!」
「やった~」
祝福するように飛び付いてくる二人。その勢いを支えきれずに諸共に地面に倒れ込んでも、哀は痛みすら感じていなかった。
失われていたものが、再び戻って来た。
その喜びを、他に何と表現すれば良いのだろうか。
それを知らず、ただ、哀は二人を抱き締めて口にした。
「ありがとうっ……刹那ちゃん、模糊ちゃんっ……」
「あははっ、いいってことよっ!」
「てやんでぇべらぼうめ~」
頬ずりされ、くすぐったそうに目を細める刹那と模糊。その笑顔は哀にとって、救いの天使だった。
「それにしてもすごいおっぱいだねっ!」
「百聞は一見に如かず~」
身の上を語った哀の表現が控えめだった所為か、二人は実物を目の当たりにして大はしゃぎ。普段なら恥ずかしさに逃げ出したくなる哀だったが、今ばかりは少しだけ誇らしくも感じて──────────。
誇らしさを感じている場合ではなかった。
「よーしっ、ちょっと揉ませてもらおうっ!」
「私たちも将来大きくなれるように、あやかるぞ~」
「え? え?」
もみもみもみもみもみもみもみもみ。
むにむにむにむにむにむにむにむに。
左右の乳房を、刹那と模糊のそれぞれに同時に揉みしだかれる哀。
「ちょ、ちょっと待っ…………んっ、んんっ……!?」
下着も付けていない生乳を抵抗する間もなく小さな手で遠慮無く揉みほぐされて、哀は思わず喘ぎを洩らす。
「おっきいだけじゃなくて、すごく柔らかいっ!」
「気持ちいいね~」
「わ、分かったからもうその辺でっ……」
懇願する哀だが、ブレーキの効かない双子はますます調子に乗るばかり。
「哀おねーちゃんの家って、お母さんもおっぱいおっきいのっ?」
「遺伝なの~?」
「た、確かに……んんっ、お母さんもぉ、巨乳、だけどっ……」
哀は律儀に質問に答える。二人の揉み方にいやらしさはないかも知れないが、しかしそれでも快感というものは勝手に湧き起こってくる。
「巨乳一家だーっ!」
「やった~」
納得したように、顔を見合わせる双子。それでも相変わらず哀の爆乳を揉む手は休めない。
「も、もうっ……んっ……!」
「牛さんみたいな声になったーっ!」
「ひょっとして、前世は牛さんなのかも~?」
くすくすきゃはは、と面白そうに笑う刹那と模糊。その笑顔は哀にとって、無邪気で厄介な小悪魔だった。
しかし、襲い来る快感に脱力した哀は、乳牛のような豊満な乳房を好きに絞られ、指摘されたように牛のような鳴き声を上げるしかなかった。
「もぅんっ!//// もうぅんっ!////」
 |
四百年前。
一人のくのいちが居た。
彼女は忍者同士の大きな戦いを前にして、一人静かな決意を秘めていた。
恐らく自分はこの戦いで死ぬ事になる。
こちらも忍者なら、あちらも忍者。死力を尽くした戦いに命の保証など何処にもない。
そして彼女が用いる忍法は非常に強力だが、その代償は自らの死。つまり、敵の攻撃によって死すか、それとも自らの忍法で死ぬか、その違いしかない。
それでも、その覚悟は既に出来ていた。彼女は忍者であり、里の勝利の為に死ぬのなら本望だった。
里に残した幼い弟妹の心配も不要だ。里はそれ自体が一つの家族であり、加えて任務を全うした自分の縁者なら成人するまでの面倒くらいは見てくれるだろう。
ただ一つ、願う事があるとするなら。
彼女はゆっくりと視線を下ろす。
武器であり、そして彼女の劣等感の根幹。両手に余る程の豊満な乳房が揺れる。
「今度生まれ変わったら、もう少し控えめがいいな…………」
切なる願いは、風に溶けて──────────。
中原忍法帖シリーズ
第1話
とある任務中
中原「見えてきたでござるぞ腸鍋どの。あそこまでこの密書を届ければ任務成功でござる」
腸鍋「あっ!中原くんあぶない!」
ズブッ、ぬぷり…ニョロニョロニョロー!!
敵忍者「ひィっ、うわああああー」
ズン…
腸鍋「ふう。なんとか撃退できたね。大丈夫だった?」
中原「かたじけない、腸鍋どの。こんなところに伏兵が居たとは。
危ないところでござった。
って腸鍋どの、内臓がはみ出して、っていうかえぇーーッ!!??
自由自在に、プカプカと浮いて、首に巻き付いてマフラー、振り回して縄跳び
そして乳首をひねったらシュルッとお腹に巻き取られて元に戻ったぁぁぁーー!!」
腸鍋「あははは、面白いなあ中原くんは」
中原「ぜぇ、ぜぇ…それ、忍術なんでござるか…
全く、この里にきてから驚かされっぱなしでござるよ」
腸鍋「ふっ、我が内臓すなわち我が手足の如し(キリッ
なんつってな」
ふらっ
中原「危ない(ガシッ
腸鍋どの、顔色が真っ青でござる!」
腸鍋「へへ、少し調子に乗りすぎたな」
中原「拙者のためにこれほど危険な忍法を(ウルッ
かたじけない。拙者この御恩は決して忘れぬでござる」
腸鍋「何言ってんのさ。仲間なんだから当然だろ」
中原「グスッ。仲間、そうでござるな。今日より拙者と腸鍋どのはマブダチにござる」
腸鍋「腹を割って見せた仲、なんつってな」
第2話
中原「あっ、カナト殿///」
カナト「何故いま目を逸らした」
中原「い、いや…これはなんとも…眼のやり場に困るというか…」
カナト「なんだと。貴様、まさかいい歳して童貞か?」
中原「ど、どどどど童貞ちゃうでござる!!」
カナト「ふん、まあどちらにせよ裸くらいでそれほど慌てていては忍び失格だぞ」
中原「ぐっ…」
カナト「もしもこの先、任務中に私の足を引っ張るようなことがあれば、そのときは私が貴様を殺すぞ」
中原「えーッ!?」
カナト「なんだ?文句があるか?」
中原「い、いや…無いで、ござる…」
カナト「ふん、優秀な忍者が来たというからどれほどのものかと思ったが。とんだ期待はずれだ」
スタスタ
中原「ぐぬぬ。悔しいが確かに彼女の言うとおりでござる。
しかし考え様によっては拙者にこのような弱点があったことに早いうちに気づけてよかったかもしれぬ。
すぐにでも克服して名誉挽回してみせるでござる!」
第3話
精神を鍛えるため滝に打たれる中原
狂木「おーい。どなたか、助けてくれなんし~」
中原「…む?どこからか聞きなれない声が聞こえるでござる」
中原「なんと。面妖な格好の女性が落とし穴に」
狂木「あれ、いいところに来てくれんした、少うし引っ張りあげてくんなまし」
中原「うむむ、随分と深いな。手が届かぬ。そうだ、しからば拙者のふんどしに捕まるが良かろう。よっと」
狂木「助かりんした。ぬしさんおおきに。」
中原「うむ。この辺では見知らぬ者が歩きまわると落とし穴に襲われるゆえ、気をつけなされ。ときにお主一体何者にござる。間諜の類ではないようだが」」
狂木「わっちは狂木夭と申しなんす。契約に従いなんして、じき始まる戦の打ち合わせにやって参りんした」
中原「そういえば聞いたことがあるでござる。ふむ、そうか。そなたが花魁の…なるほど言われてみればこれは確かに妖艶でござるな」
狂木「あら、嬉しい。そうね、今日のお礼もありんすから、今度郭に遊びにきなんし、ぬしさんならたんとサービスしんすよ」
中原「な、なんと…」
狂木「それではあっちはこれで」
中原「むぅ…しかしこれは、ちょうどいいチャンスかもしれんでござるな」
第4話
中原「腸鍋どの。ちと相談があるのでござるが」
腸鍋「どうしたんだい改まって」
中原「いや、拙者まだこの里にきて日が浅い故、はやく皆と打ち解けたいと思ってござってな。親睦を図るために飲み会などしとうござるのだが」
腸鍋「なるほど。確かにそれはいい考えだね。よし、それじゃあ僕がとっておきの隠し芸を教えてあげよう!まずはこう、腹をかっさばいてだね…」
中原「い、いや。それには及ばぬでござる。腸鍋どのは男衆に声をかけていただこうかと」
腸鍋「ん?男だけでいいのかい?」
中原「うむ。打ち解けるには同性同士のほうが良かろうと思ってな。そして2次会では皆で花街に繰り出したりなど…」
腸鍋「なんだって…中原くん、君、なんという大それた…」
中原「そ、そそそ、そうでござるかな…」
腸鍋「うーむ。これは僕レベルでは手に負えない任務になるかもしれないぞ…」
久万高原「ようようよう!話は聞かせてもらったぜぃお二人サン。なんだか楽しそうな話をしてるじゃねえかい」
中原「く、久万高原どの・・・!(こんな派手な格好をしているのに全く気づかなかったでござる。さすがは上忍にござる)」
久万高原「中原ちゃん顔が濃いだけあってお盛んだねぇ~。そういう話なら俺に任せときな!」
中原「おぉ、これは心強いお言葉」
久万高原「んじゃあ今週の土曜な。人数集めとけよ、腸鍋」
腸鍋「あ、は、はい(なんだか嫌な予感がするぞ…)」
中原「いやぁ、さすが上忍どのは頼りになるでござるなぁ」
第6話
池の前に座り釣り竿を構える中原
中原「はぁ…先日は散々でござったなあ。まさか久万高原どのがあのような御方でござったとは。折角の初めての郭体験が『台無し』でござった。おまけに弁償代で貯金が飛んで、魚でも釣らないことには給料日まで白米だけで過ごさねばならぬでござるよ」
中原「やや!あちらからやってくる派手な装束は、まままさか久万高原どの…あわわあわわ」
二次「あら。あなたは確か別の里からやってきたという…どうかなさったの?」
中原「い、いや。何でもないでござる、何でも。(ほっ、別人にござったか)」
中原「ごほん。拙者中原久太郎と申す。以後よろしくお願いいたす」
二次「私は二次 性徴だよ」
中原「ときに二次どのはこのようなところで何を」
二次「うん。最近肌寒くなってきて人恋しい季節だから水彩画でも書こうと思って!」
中原「…???」
二次「この辺は景色がいいからね。絵を書いてると心が落ち着くんだ」
中原「あ、ああ、なるほど。そういう意味で…。ふむ、なるほど。創作に打ち込むことで欲望を抑える…その手がござったか」
中原「しからば拙者も何か。うむ、この小刀で木を掘って仏像など作ってみるのもいいかもしれんでござる」
二次「お~渋いねえ」
そして各々創作にとりかかる2人。意外と凝り性な久太郎は、徐々に没頭し…
1時間後
二次「あんっ!あんっ!久ちゃん!そこっ、そこがいいのぉ~~ん」
中原「二次どのっ!二次どのっ!拙者、もう、もう」
二次・中原「「イクッ!!!」」
『狂木夭の固茹人生相談 ~仕事人の地平線~』
第一回
慶長十九年当時、甲賀の里の瓦版には、『固茹(かたゆで)』という名の遊女が読者の様々な疑問や悩みに回答する問答欄、現在で言うところの『読者投稿コーナー』が設けられていた。
そしてこの固茹という遊女は、甲賀・伊賀の戦に参戦した『狂木夭』という仕事人と同一人物であることが最近の調査で判明した。
また、投稿内容の中にも、戦に加わった忍者が投稿したと思われるものが幾つか見つかっているため、この文献は甲賀・伊賀の戦に関する史料として、近年重要性が増してきている。
今回は、この文献の中から幾つかの問答を抜粋して紹介することにした。
甲賀・伊賀の戦に関する直接的な史料とはまた別の角度から、こうして当時の世相を垣間見るのもまた興味深いことであろう。
【問】
固茹殿、お初にお目にかかる。拙者の悩みというのは……二十台半ばにして、未だに童貞なのでござる。
拙者、自分で申すのもなんだが、今まで忍術の修練を怠ったことはないし、かたじけなくも里で大役を仰せ付かる事もござった。
しかし……今まで二人の女子と付き合ったが、未だにやったことがないのでござる。
どうすればうまくいくのか教えて頂きたい。今焦ってるので早く教えて頂きたいでござる!
(甲賀 KN(※瓦ネーム):己の股間は不動鉄身!)
【答】
廓(くるわ)に来なんし。
童貞なんてものは、濡れた褌(ふんどし)みたいなものでありんす。
着心地が悪いのだから、早く脱いで乾いた褌に着替えなんし。
さて、ぬしは同い年くらいの女子と考えて悩んでいるようでありんすが、筆下ろしは経験豊富な人の方がいいとわっちは思いんす。
廓の女郎に「拙者は童貞でござる! 交合というものを知りたいから教えて頂きたいでござる」と言ってみなんし。
ほとんどの人は親身になって熱心に教えてくれるはずでありんす。
相手は三十路でも四十路でも良いでありんしょう。
【問】
はっきり言って俺はもてません。
顔は中々いい方だと思うし、服や髪も甲賀の最先端できめてるはずなんだけど。
里でも、いつも真相を見通している忍として一目置かれてると思う。(実際は知ってる振りなんだけど)
それなのに女子にもてない。
俺には何が欠けてると思いますか?
(甲賀 KN:振ッ…夜針無)
【答】
ぬしに欠けているのは頭の中身でありんす。
男というのは服でもなければ髪でも、ましてや外面でもありんせん。
ただひとつ、頭の中身でありんす。腹の据わり方でありんす。
男は一芸に秀でれば、黙っていても女はたかってくるでありんしょう。
第二回
【問】
私の悩みは、自分の忍法が気持ち悪いことです。
自分では、自由自在に動かせて楽しいし、結構気に入ってたんですが、里の仲間に「ウネウネ気持ち悪いしなんか臭いからあっちに行け」と大声で言われました。
凄くショックを受けました。
(甲賀 KN:我が内臓すなわち我が手足の如し)
【答】
甲賀には慈眼禅寺という禅寺がありんす。そこで三年間修行してきなんし。
あらゆる煩悩から脱却し、悟りを開くのでありんす。
そこで三年間修行すれば、そんなことはもう絶対に気になりんせん。
それが嫌なら、もう少し図太くなって考えなんし。
ぬしの忍法をわっちは知りんせんが、たとえば体中に触手を巻きつけるでありんす。
それで「ウネウネ気持ち悪い」と言われても、「当たり前だ。俺の忍としての強さの源はこのウネウネだ!」と言えるくらいの図太さがあれば、悩みは自然と消えるでありんす。
とりあえず廓に来なんし。女郎に「気持ち悪い」と言われたら、「これが俺の忍道だ!!」と言っておやりなんし。
いいかい? 禅寺か触手か廓か選びなんし。そしたらその結果をまた文でくりゃれ。
【問】
くん、くん、くぅぅ~ん……
うー、わん! わんわん!!
わおーーーん!!!
(甲賀 KN:なし)
【答】
……犬は苦手でありんす。
吠えると寝不足の頭がガンガンするでありんす……
【問】
にゃーん
ゴロゴロゴロゴロ……
にゃーお…… にゃん にゃー にゃーおー にゃーおー
(甲賀 KN:なし)
【答】
……ああもう、だからわっちは動物が苦手で……
ああちょっと、入らないでくりゃれ……
んっ! んんっ! あぁっ! こらっ! おいたは駄目……にゃん。
【問】
儂の悩みは、何度殺されても乳房を揉むことをやめられぬことじゃ。
儂はもう数え切れぬ程の年月を生き、優に五桁は死を味わったが、それでも乳房を揉む事がやめられぬのじゃ。
さらに問題なのは、儂は脇が甘く、乳房に夢中になっているうちに毎度毎度殺されてしまうのじゃ。
どうすればよいのかのう。
……そうじゃ、おぬしの遊郭に行けば、殺されずに思う存分揉めるのかのう?
(不明 KN:そういうおぬしも熱うなってきたのではないか?)
【答】
廓には来ないでくんなまし。
必ず殺されてしまうというのは、脇が甘いわけでも何でもありんせん。
ただ単にぬし自身が殺されたいと思っているからでありんす。
ぬしは乳房を揉んだ後にやられること自体が快感なんでありんす。
要するにぬしはただのMでありんす。SM倶楽部に行きなんし。
第三回
【問】
吾は、自分ではそれなりに弁が立つ方だと思っているのだが、女子を口説こうとしても交渉のときのようには巧くいかず、失敗ばかりなのだ。
気づけば周りにはオバチャンばかり集まっている始末。こんなはずでは……!
吾はどうすればいいのだろうか……
(甲賀 KN:十星中華弁士)
【答】
ぬしは「オバチャン」たちに好かれているのじゃ。何を気を落とすことがありんしょう。
まずはオバチャンを五、六人転がしなんし。
【問】
最近、里の皆の態度が冷たくなったような気がします。
誰も目を合わせてくれないし、道端で会ったときも私を避けるんです……。
分かれ道の片方に私がいると、皆もう片方の道に行ってしまうし、一本道に私がいるときは、皆元来た道を引き返してしまうんです……。
昔は、皆の方から私の胸に飛び込んできてくれたくらいだったのに……。
一体、何が原因なのでしょう?
これは、私が悪いのでしょうか?
(甲賀 KN:魅惑の黒穴)
【答】
ぬしが悪いでありんす。
わっちに具体的な原因は分かりんせんが、昔も今も、ぬしは皆が飛び込んできてくれるのを待っているだけでありんしょう。
ともかく一刻も早く廓に来なんし。
多少荒療治でも、ぬしから仲間の方へと踏み出すことができれば、また仲間をぬしの胸で受け止められる日も来るでありんしょう。
【問】
童貞である拙者は、固茹殿の仰せの通り、遊郭に行ったのでござる。
しかし拙者の一物は立たなかったのでござる……。
緊張のせいだと思い、二度、三度と行っても、やっぱり駄目でござった……。
固茹殿……拙者はどうすれば……
(甲賀 KN:己の不動鉄身が……)
【答】
二度、三度と行って駄目だったのなら四度、五度と行く、それしか方法はありんせん。
ただし、ひとつだけ助言しておきんすと、気に入った女子がいたらその子のところに通いなんし。
そして「拙者は童貞でござる! どうしてもおぬしで童貞を捨てたいのでござる!!」とお願いしなんし。
そうしたら、きっとなんとかしてくれるでありんしょう。
それで見事に童貞を捨てることができたら、そのときはまた文をくりゃれ。
もし、それでも、どうしても駄目だったときは…………
わっちが相手になりんしょう。
ただし、わっちを知ったら、もう他の女子では満足できなくなりんすよ?
死にたい人にお薦めの危険な里甲賀希望谷
パッシブカウンター蘇生の
転校生なら大丈夫だろうと思っていたらカウンター待受解除能力の剣士に襲われた
甲賀から徒歩1分の路上でおっさんが「く~ん」とおすわりして座っていた
足元がぐにゃりとしたのでござをめくってみると内蔵が転がっていた
「壁を豆腐に変える忍法」を使う忍者が襲撃され、目が覚めたら効果を解除されていた
意味有りげに口角を釣り上げた後に煙のように消えた、というか元から知っていたみたいな感じになる
シクレが一家に襲撃され、敵も「味方も」全員じゃれつかれた
伊賀から甲賀までの10mの間に全裸の少女に襲われた。
ハングライダーに乗れば安全だろうと思ったら、ハングライダーの乗客が全員忍者だった
両性の1/1が女装経験者。しかもらーめんが食人衝動を抑えるという都市伝説から「らーめんほど危ない」
「そんな危険なわけがない」といって出向した忍者が5分後リアクション系ツッコミ役兼解説で戻ってきた
「何も持たなければ襲われるわけがない」と手ぶらで出て行った忍者が性と創作の概念を入れ替えられ下着で戻ってきた
最近流行っているアイドルは「白馬の忍者」 オバチャン相手の井戸端会議に流されていくから
甲賀から半径200mは落とし穴にあう確率が150%。一度襲われてまた襲われる確率が50%の意味
甲賀におけるシクレによる解除者は平均2人、うち1人が雨竜院家。
最終更新:2012年12月01日 18:01