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ファイナルファンタジーIV

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ファイナルファンタジーIV

データ

  • スクウェア・エニックス:2009年08月04日配信
  • スクウェア:1991年07月19日発売
  • ジャンル:RPG
  • プレイ人数:1人~2人(戦闘のみ)
  • コントローラ:GC・クラコン・リモコン
  • 使用ブロック数:23


  • このソフトが遊ばれた時間・回数(ニンテンドーチャンネル2011年4月27日更新分)
    • 全国の合計:113,090時間 60,234回
    • 1人あたりの平均:17時間43分 9.43回


概要

FFシリーズ第4弾にしてスーパーファミコンのFFシリーズ最初の作品。
ハードがSFCに変更された事でグラフィック、サウンドが大幅に強化された。

それまでどちらかというとマニア層向けのタイトルとして認知されていたファイナルファンタジーシリーズだったが、本作はそれまでより低年齢層を取り込む事を重視したものとなった。代表的な例としてはパッケージアートやタイトルロゴの変更、難易度の低下である。その戦略は大成功し、幅広い世代の知名度を得たファイナルファンタジーシリーズは「日本を代表するRPG」としての地位を不動のものとした。

ストーリーは「登場人物の魅力を引き立てる」事を重視したもの。ただ「ゲームの」シナリオとして見ればむしろその方がわかりやすく、アニメ的な物語展開も相まって多くのファンを産んだ。
本作はIIIのようにジョブを任意に変更する事ができず、各キャラクターが固有のジョブを持っているのだが、それもキャラクターの個性を重視した結果と言えるだろう。ゲームとして見ると「与えられた状況下でのやりくり」という少々マニアックなゲーム性となったが、やはりストーリー展開との相乗効果によって各キャラクターの印象をプレイヤーに強く残すものとなった。しかし、このキャラ・シナリオを重視した方向性は新時代のRPGとしておおむね支持された一方、ゲームとしての自由度の低下、イベント過多などの批判を招くことにもなった。


また、本作より戦闘システムに半リアルタイムを採用する事になり、それによって敵の行動パターンに個性的なものが増えた事も特筆すべき。
「特定の攻撃を受けたら即カウンター攻撃を発動」
「時間によって弱点が変化する」
「一定時間内に倒さないと全滅必至」
アクティブ・タイム・バトルと銘打たれたそのシステムは、以降のスクウェア作品の多くに採用される程の画期的なものだった。
本作は最初という事もあってか特に「行動時間」の扱いが重要視されている。発動の早い魔法で速攻をかけるか?発動に時間がかかるが強力な魔法で確実に倒すか?etc…

細かい事ではあるが、本作より戦闘でHPが0になったキャラは「しぼう」ではなく「せんとうふのう」と表示されるようになった。ストーリーを重視する本作ならではと言えるが、これによって「死んでるはずなのに話に絡んでくるのおかしくね?」という素朴な疑問を解決する事ができるようになった。この変更に関してはドラゴンクエストの堀井雄二も絶賛していた事がある。

さらに細かい事ではあるが、本作からダンジョン内部の要所にセーブポイントが配置されるようになった。おそらく前作のラストダンジョンが不評だった事を受けての措置だと思われるw

本作は当初ファイナルファンタジーVとして開発されていたが
ファミコン版ファイナルファンタジーIVの開発が順調に進まなかったため
ファミコン版ファイナルファンタジーIVの開発を中止し(これが大作すら発売中止→ファミコン衰退の一因となったという説がある。)
開発が順調に進んでいたファイナルファンタジーVを
「IVに変更して」発売したという経緯を持つ。

余談だがアンサイクロペディアではパロディが本物とされている。

ストーリー

強力な軍事国家バロンの飛空挺団「赤い翼」は、辺境の国ミシディアから水のクリスタルを強奪するという任務を終え帰還した。その団長であった心優しき暗黒騎士セシルは、任務の正当性に異を唱えた事でバロン王の怒りを買ってしまう。
団長の座を剥奪された彼は、別のとある任務のため追われるようにバロンを旅立つ事になる…

ゲームシステム

FFシリーズにしては珍しく5人パーティ。
個性あふれるキャラ達を生かして突き進んでいく。
ボス戦は頭を使って立ち向かう局面が多い。
パーティメンバーの入れ替わりが非常に多いのが特徴。

アクティブ・タイム・バトル

本作の戦闘シーンはこれまでのターン制と違い、「素早さの高い順に行動権が回ってくる」というものになっている。また、コマンドの入力後には選択した行動に応じて「時間」経過を必要とする。そうして初めてコマンドが実行されるのだ。敵もこちらの行動如何に関わらず一定時間ごとに行動する。
時間の要素に関しては魔法が特に顕著で、「威力はそこそこだが発動が早い(ファイアなど)」「絶大な威力だが発動が遅い(メテオや召還魔法全般など)」といった風に使い分ける事ができる。
ターン制でなくなったので「敵が隙を見せるまであえて動かず様子見」といった戦術が取れるようになった。本作は敵が時間経過で戦法を変えたりする事が多いので、初見の敵には発動の早い攻撃で牽制したりする事が有効だったりする。
ちなみにATBの採用によってヘイスト・スロウといった魔法の効果が変化することになった。一部のボスではスロウで敵の動きを遅くする事が重要となったりする。
通常はアイテム選択時でも敵がどんどん攻撃してくるが、設定で「ウェイト」を選択すると魔法・アイテム選択時には時間の流れが止まる。

個性溢れる仲間たち

本作の仲間は前作と違い固有のジョブを持ち、変更することができない。
また、ストーリー展開に応じて主人公セシル以外のメンバーは頻繁に変化していく。「現在のパーティー構成」を把握して、そのメンバーで最善の戦術を考えていく事が上手く進めて行くコツ。

裏技


CM

ファイナルファンタジー4 スーパーファミコンで登場


他作品との関連

  • 移植・リメイク
本作はPS1・WS・GBAに移植されている。そのどれもオリジナルの再現という意味では何かしら不完全な箇所があり不満の残るものとなっている。
また、DSでは3D化したフルリメイク作品が発売されている。こちらは見た目からゲームバランスまで全て完全に作り直している他、一部イベントでは声優によるボイス演出が追加されている。基本的な話の流れ以外はほぼ別物と言っても良い。

  • 続編
    • ファイナルファンタジーIV ジ・アフターイヤーズ -月の帰還-
      • 携帯アプリ及びWiiウェアで配信中。
        FF4本編から十数年後の話。
        セシルを中心に再び纏まった世界だったが、再び混乱が巻き起こる事になる。
        それぞれ動き出すかつての仲間達。そして新たな世代。
        尚、FF4本編のネタバレ満載なので本作をクリアしてから遊んだ方がいい。


  • VCで配信が期待されるソフト
    • ファイナルファンタジー(MSX版)(MSX)
    • ファイナルファンタジーI・II(FC)
    • ファイナルファンタジーIV イージータイプ(SFC)


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