第63世界
――――逃げられない。
地下を駆ける鉄の芋虫が、止まった。
誰も降りてこない。
誰も乗り込まない。
誰も―――運転してない。
今、あの電車の中に何かがいた。
声をかけようと思った筈なのに、何故か私は駆け出していた。
商店街がある。
何でもあるけど、誰もいない。
いつもは賑やかなのに、誰も。
私は、逃げようとした。
普段は何気なく歩いている廊下が、何故か恐ろしい。
笑い声が聞こえる。
人間の声とは思えない。
アレは、何?
世界が赤く塗り替えられていく。
こんなところに血だまりなんてなかったのに?
――――ニゲラレナイ。
舞台設定[無人地下鉄]
《B2》
【ホーム】
誰もいないのに無人の電車が止まります
その電車は何処へ向かうのか…
【電車】
無人の電車です、走りだす事はなさそうです
《B1》
【地下商店街】
周りにいろいろな店があります
すべて無人で、シャッターが閉まっているものも…
【廊下】
とても広く、複雑です
とても不気味で何者かの声が聞こえてきそうです
特別ルール
500から血と錆の世界化
【血と錆の世界】
たいした変化はありませんが、壁や床
至る所に腐食が進み一面に血や錆がこびりついています
進行解説
――暗闇は、≪歪み≫を誘う
次々に襲い来る狂気から逃れ、時折いざこざはあったものの再び静寂を取り戻す世界
前の世界同様、この世界も滅びへと向かっているのだろうか……
ひたりひたりと、至る所が徐々に腐り逝き、血と錆がこびりついていく
そんな中、能力者達は再び転移の光に包まれ
次の世界へと、旅立って行くのであった
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最終更新:2010年03月02日 13:22