【名前】黄 磊武(ファン・ライウー)
【性別】男
【年齢】25歳
【所属】ブラックサン・シンジケート
【容姿】
身長188cm、体重71kg。
紺色のセーターの上に白いニットジャケットを重ね、黒いスラックスを履いた長身の東洋人青年。
鎖骨の辺りまで伸びた艶のある茶髪を後ろで結わえており、人懐こそうな顔つき。
「業務」に際しては裾が膝下にまで及ぶ足さばきを悟られにくい防刃コートを羽織る。
【性格】
柔和かつ温厚、何事にも激することがない微風の如き性の持ち主。
平素はその泰然自若たる有様が人好きのする好青年として現れ、修羅場においては不動の鬼神となって顕る。
彼の心根は秩序に根ざしており、黒社会の混沌を治める事こそがシンジケートの責務だと考えている。
そういう点では、『企業』側に属する人間の鏡写しのような精神性の持ち主と言えるだろう。
一人称:僕
二人称:あなた、~殿、~君、~さん
【異能力】
『柔剛太極』
黄が有する異能力にして、彼の拳士としての異名。人呼んで『柔剛太極』。
手足が触れた物体や空間に対して「反発」と「吸引」という相反する二種の力を働かせる。
「反発」と「吸引」は即座の切り替えと、効用の度合いの調整が可能。
これに彼が武当派に広く学んだ拳法を組み合わせることで、ワイヤーアクションじみた機動性を現実のものとした。
そして掌打や蹴撃に「反発」の威力を上乗せすれば、柔の拳と一撃の重みを同居させた異端の拳が繰り出される。
一方で「吸引」の作用は、敵の勢いを逆用する彼の拳法の本領を攻略することを一層困難にしている。
【概要】
海運と電子ビジネスに長けたチャイニーズマフィアをその出自とする、ブラックサン・シンジケートの正規構成員。
アーストンで身につけた異能で積年のお家騒動に終止符を打ち、若くして犯罪組織・猖狼幇の実権を握っている。
ブラックサンでは、現場での経験を積んだ中堅の立場。
事務作業に飽いた時は、新たな異能者のスカウトや暗殺と言った、腕っこきにしか実行できない任務を好んで引き受ける。
最終更新:2016年09月11日 16:18