グズゼブ・ドブケラトス

【名前】グズゼブ・ドブケラトス
【性別】男
【年齢】39
【所属】企業・対外事業部

【容姿】

 高級スーツに身を包んだ、下品さ下劣さが顔面にあふれている巨漢の男。
 192cm・体重197kg
 一か月洗っていない犬のような香りを漂わせながら、一まわり小さいスーツを見栄を張って着ているため、全身がピチピチしている。
 口は大きく、舌も長い。中途半端に長い天然パーマはキノコのように盛り上がっており、しばしば蝿がたかっている。

【性格】

 金、女、そしてパワハラが三度の飯より好きな典型的な小物。
なにより金銭欲が強く、財貨を貪ることに必死で、人間を「金になるか否か」のみで判断しているフシがある。
 とはいえ大金を持つと「震えてしまう」。名もなき庶民から金を巻き上げることが何よりの悦びである。
 小物らしく用心深いところか有り、危機察知能力や、自分より強い権力者・能力者の空気を敏感に察知し、逃げ道を常に確保する慎重さがある。

【異能力】

《スワンプマン》
 毒性の強い泥の体を持った巨人に変身できる能力。

 体の一部、あるいは全てを強酸性の毒の泥の体に変身することができる。
 泥の体になると体積は5倍ほどになり、全身を変身させると最大7メートルの泥の巨人に変身できるが、脳を変身させてしまうと知性と記憶を失ってしまうので、普段は体の一部のみを変身させている。

 泥化すると、斬撃、打撃、火炎攻撃をほぼ無効化できる(達人級の攻撃を食らうとその限りではなく、特に内部破壊系の拳法などにはめっぽう弱い)
 また泥は強力な毒性と酸性(と異臭)を持っており、鉄板程度なら5秒で溶かしきる。コンクリートの壁も数十秒で穴が開く。
 動きは、動き出しこそ鈍いものの、動き出せば津波のような速度で圧倒する。また腕を触手のように動かすことができ(射程は5メートルほど)、鞭のような俊敏さで絡みつく。

 ただし、電撃、凍結、乾燥、変身していない個所への攻撃(だいたい頭)には極端に弱い。
 変身継続時間は3分ほどしか持たず、変身を解除したら30秒ほどインターバルを置かなければ再変身することができない(ので、全身変身したら3分は暴走し続ける)。

 一応本人の身体能力は並の成人程度。ジュウドーの有段者ではあるため、生身の体でも女子供程度なら暴力で圧倒できる。

【概要】

【企業】の上級社員の一人。その小物ぶりが上層部にかえって安心感を与え、潤沢な給与と地位と小さな汚れ仕事を担っている。
 地域のマフィアとの交渉、誰もやりたがらないクレーマーへの嫌がらせ、強豪企業への裏工作、【S・D(スウィートリーム)】の闇販売を担当する【対外事業部】の部長である。

 ”紅い満月”により能力を得た後はこの能力をフルに使い、より強硬に自分の地位を守りつつ無能力者に対して権力と暴力を使って汚い銭を稼いでいる。
 現在はアーストン地区で【ブラックサン・シンジゲート】と癒着し、能力のない市民や貧民を威圧しつつ、【企業】に忠誠を誓わせながらシンジゲートへの上納金を中抜きし、またシンジゲートから企業への闇献金をちょろまかして生活している。
【ブラックサン・シンジゲート】と【企業】の間の窓口のような存在であり、汚れ仕事の下準備や、暗殺の依頼、後始末を喜々としてこなしている。
 その性格から、ついた2つ名が「”蝿の王(ベルゼブブ)”」。
 実際、その体臭から、しばしば彼の周囲には蝿がたかっていることが多い。

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最終更新:2016年09月30日 03:15