天笠 鶯

【名前】
天笠 鶯
【性別】

【年齢】
22
【所属】
公安警察
【容姿】
黒いスーツを身に纏った女性。身長は160cm程度。スーツはきっちりとネクタイまで締めている。
黒い髪に、耳に覆いかぶさる程度の長さのショートヘアーで、"凹凸のはっきりした"体型をしている。腰には後述の特殊刀剣が、刀帯を用いて提げられている。
人を威圧するような雰囲気はないが、覇気がなく、雰囲気は非常に暗い。また、生まれつき非常に"気配が薄い"。

【性格】
前述の気配が薄い事による過去の経験から、非常に卑屈で暗い性格をしている。
ただしそれによって攻撃的になることはなく、投げやりに見えるがしっかりとした正義感を併せ持っていたりもする。
通常、誰に対しても敬語による何処か遠慮した喋り方をするが、本当に仲の良い人間に対しては、かなり崩れた話し方をする。

【異能力】
『登録番号23627:光の反射率変化による一時的な透明化』
人工能力。日本国のとある大学によってもたらされた研究結果による産物であり、偶然によるものでもある。
自身、及び所有している物体に対して作用し、表面の光の反射率を負へと変換することにより、光が迂回して、結果として透明になる、というものである。
所謂光学迷彩であるが、持続時間は3秒程度。インターバルは10秒間程度であり、断続的な奇襲、あるいは潜入等にも効果的な異能。

【装備】
  • 小型高周波発生装置付刀剣
日本刀型のヴィヴロブレード。柄に小型の高周波振動発生装置を内蔵しており、それによって刀身が超高速で振動する。
振動した刀剣は熱を持ち、これによって通常の刀剣とは比べ物にならないほどの切断力を発揮することができる。
非常に頑丈にできており、ちょっとやそっとの攻撃では破壊されない。使い手によってMBTの正面装甲すら切断することも可能。

  • パワーアシストスーツ
スーツの下に装着された、インナー型のアシストスーツ。本来ならば全身に纏って使用するものだが、鶯は下半身のみに装着している。
筋繊維に電気的な刺激を与えることによって身体能力を強化する、という効果を持ったものであり、これにより機動力を確保している。

【概要】
公安警察。警備当局とも関わりを持たない『国家』の実働員。
企業の台頭による国の警戒と、その下で行われる非合法活動への諜報・対応が役目であり、主として自国への脅威を未然に防ぐことを目的としている。
都市の闇に対する取り締まりのためならばどんなことでも躊躇わない。暴力や薬物投与を要する尋問すらも『是』としており、時に非常に過激に行動する。
また、漠然とした『驚異』全般に関してもある程度の対応を任務としており、自国でなくとも世界全体に対する脅威の可能性があればそれに関する調査も任されている。

天笠鶯は高校卒業後に警察官となったが、"健康診断"のうちに含まれた血液検査によって研究中の人工能力への適正が発覚。
それによる実験に同意したことによって、晴れて異能者へと覚醒し、警視庁公安部へと異動することとなった。
幼い頃から異常なまでの気配の薄さを持っており、よく一人だけスルーされたり、置き去りをされたり等日常茶飯事であったため、次第に心を閉ざしていった。
だが、一人だけ自分のことを決して忘れなかった"先輩"がおり、その後を追って自分も警察に入った。しかしその"先輩"は"教団"の人間との交戦によって殉職。
その復讐のために、都市へと出向くことになる。

元々、天笠の家系自体が軍人家系であり、兄が一人と妹が一人いたが、その名残もあって全員がなんらかの武術を嗜んでいた。
鶯自身は特に専門的に何かをやっていたわけではないが、曽祖父に両手軍刀術を教えてもらっていた過去がある。
曽祖父は家族の中でも影が薄い鶯を何故だか特に可愛がり、鶯自身も曽祖父によく懐いており、曽祖父の死去した後も独自に軍刀術の鍛錬を続けていた。
"都市"出向時も主に扱う装備をヴィヴロブレードに設定しており、その扱いにはかなり長けている。また、上記の装備以外にも幾つか小型の銃や手錠等は所有している。

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最終更新:2016年10月11日 22:48