エレン・サイレンス=アスター

【名前】エレン・サイレンス=アスター
【性別】女性
【年齢】14~16歳頃
【所属】企業(?)
【容姿】
修道服の銀髪シスター
黙っていれば年頃の娘のようだが闊達には程遠く、灰色の目は退廃さを滲ませ、顔の下半分はフェイスガードに覆われている。口を開かなければまだ穏やかに見える方
服で身体のラインが分かりにくいが、修道服の下には特殊合金のフルアーマーを着用。袖が長いので見えづらいが手にはガントレットまで着ける本格派である
BはD-。意外に着痩せするタイプ。脚には密かに自信ありらしい
【能力】
自身から0(ゼロ)の力を持つエネルギー波を放出、操作する
。これはあらゆる物質や物体そのものを消失させる性質を持ち、通常の防御や物理的な硬度、強度はほぼ無視して破壊可能。破壊、消失させる際は触れた部分を問答無用で抉る、削り取るような形となる。消したものは基本的に失われ二度と戻ってこない
0のエネルギーというと矛盾した言葉だが、見た目には暗闇色の淀んだヘドロの如く振る舞う。質量には乏しく重力にはあまり影響されないが、接触などの物理干渉は可能。アメーバのように不定形で、彼女の全身から立ち上るように表れる。分離、一部を伸ばすなども可能
凶悪で攻防に優れる力だが、過度に使用するとエネルギー切れを起こすのが難点。充填には紅の満月の光を浴びねばならず、しかし能力の弱点もまた同じであり、紅の満月の光を浴びたエネルギー波は瞬く間に弱体化、消失する。そのため月光の届く屋外などでは威力、射程が極端に落ちる。また月光を浴びて能力を得た能力者の中には耐性がある者がいたり(月光と同じ性質を帯びているためか?)、彼女自身が着ているスーツのような、月光の力を元に作られた物に対しても効果を失う事が多い
【装備】
目元以外ほぼ全身を覆うバトルスーツ
特殊金属と合成繊維を繋ぎ会わせたような、スリムな鎧とも宇宙服ともつかぬ形状をしている。紅の満月の特殊光を利用し、破壊不可能な合金を作ろうという企業の研究から誕生した産物
彼女の父親が作製したものであり、能力が彼女自身に与える影響を限りなく0に近付ける効果を与えられている
また紅の満月光を浴びるほど強度を増す性質を持ち、破壊不可能という謳い文句には届かないが、通常時でも民間で入手出来る武器程度では傷を負うことはますず無い
【概容】
企業の研究者の父を持ち、父子家庭に育つ。幼少より家に一人で居ることが多く、不安から肉親以外の他者と接するのが苦手な子供だった
思春期を迎え些細な反抗心から家出したところ、夜の街で紅の満月と邂逅を果たす。それによって深層心理の歪みからか、より孤独を加速させる能力に目覚めてしまった
事情を知り駆け付けた父親に直ぐ様保護され、上記のバトルスーツの前身である(正式名称未定、現在では単に宇宙合金(スペースメタル)と呼ばれる)金属で出来た部屋に隔離される。その後の調査でスーツ無しでは自他共に危険と判断され暫く軟禁生活の憂き目に遭う
現在は企業の保護管理下にあるが、忠誠心が育まれる筈もなく、父親の愛情すらも疑っている状況
裏では事あるごとに企業にとっての不都合なモノ(敵対勢力を含む)を掃除、処理する役目を仰せつかっており、日々精神を磨耗させている

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最終更新:2016年10月11日 22:55