【名前】神原怜
【性別】女
【年齢】25
【所属】公安警察
【容姿】
黒いスーツを身に纏った長身の女性。ジャケットの前は開いて、ネクタイは身に着けず首下の釦を二つ外してラフなアレンジを加えている。
肩程までの黒髪を赤色のヘアゴムを使って後ろで一つに纏められている。また目付きが非常に悪く、対面者に与える印象は宜しくは無いかもしれない。
右眼の少し上から右頬までを過去の事件の捜査によって負った傷を起因とする大きな縫合跡が這っておりその印象をより厳しい物にする。
【性格】
自国の『秘密警察』にも相当する組織の一員として、非常に厳しい性格をしている。
敵対する相手に対して一切の情け容赦を見せることは無く、ありとあらゆる手段を使った尋問(=拷問)を実行して自白させることを厭わない。
またそれに対してあらゆる倫理観が働くことは無く、敵対者ならば女子供老人等に起因する抵抗も有さずに必要ならば余りにも容易く殺害する事が出来る。
仕事に関しては冷徹極まりない機械の様であるが、敵対者以外に見せる姿は以外にも柔らかいものであり、面倒見良く接する人間でもある。
【異能力】
『登録番号60037:金属粒子の体内保有と記録を元にした物体生成』
異能に対抗する者として、国家に秘密裏に認可された異能。
与えられた番号は人数や順番によるものでは無く、ランダムに割り当てられたもの。異能としての起源は『紅い満月』を用いたそれと変わりはない。
登録名の通り、体内に多量の金属粒子を保有しており、これを皮膚から放出、再形成することによって『記録』している物体を再現する事が出来る。
複雑な構造の機械を再現する事も可能となっているがこの『記録』の登録には特殊な設備が必要となっており複雑なものの即時の再現は不可能。
単純な構造の物体ならば即時の再現も可能。現代の一般住宅に使われている鍵程度の複雑さならば少し時間はかかるがその場での再現は可能になっている。
また、金属粒子は体内の鉄分を利用して精製する事も可能となっている。その為、多くの鉄分の摂取が推奨されている。
【概要】
公安警察。警備当局とも関わりを持たない『国家』の実働員。
企業の台頭による国の警戒と、その下で行われる非合法活動への諜報・対応が役目であり、主として自国への脅威を未然に防ぐことを目的としている。
都市の闇に対する取り締まりのためならばどんなことでも躊躇わない。暴力や薬物投与を要する尋問すらも『是』としており、時に非常に過激に行動する。
また、漠然とした『驚異』全般に関してもある程度の対応を任務としており、自国でなくとも世界全体に対する脅威の可能性があればそれに関する調査も任されている。
本人は高校卒業後に警官となった、本来ならば普通の人間であったのだが、観光として『紅い満月』を見に来た際に異能に目覚める。
それを知った警視庁公安部が彼女を拾い上げて、異能を任務に扱う事が出来る諜報員として育て上げられアーストンへと送られる。
右眼の傷は企業に巣食った共産派の組織の強行突入の際に負った傷。その際の交戦では二人を捕縛し、一人を殺害、三人を軽傷、五人に重傷を負わせている。
また、その情報を得るために一人の組織の人間を後遺症が残るレベルで甚振っているが、それらに関するお咎めは一切無しとなっている。
狂暴な一面を持っているが、その反面その思考力や人格はそこまで破綻しているものではない。
人並みの感性を持っているが、人並み以上の冷徹さを併せ持っている、と言った方が正しいだろう。
戦闘方法に関しては前述の異能を利用した様々な武器を利用する。至近距離における格闘術等も習得している。
また、自国の古いスポーツカーのレプリカを愛車として使用している。二人乗りの5速MTで、車体の色は白色。
最終更新:2016年10月12日 22:26