【名前】キルミスター
【性別】男
【年齢】三十代
【所属】なし
【容姿】
身長182cm、細身の体は鍛え上げられている。
雑に顔を覆う包帯の上から頭部を覆う、髑髏のペイントを施された目元以外を隠す黒い覆面、チャコールグレーのコートに防弾チョッキ、ブーツに手袋と暑苦しい格好。
素顔は皮膚や鼻、下顎を剥がされた無惨なもので、飯を食べるのや喋るのに必要な顎は機械で補っている。
包帯の隙間からは灰色の髪が垂れ、薄皮の張りつつある筋繊維と金属製の顎がチラリと見える。そのため覆面をわざわざ着けているのだ。
【性格】
物々しい見た目に反して結構お喋りで軽い性格。
映画や漫画の言い回し、冗談を好み、他人の主義主張や趣味にも寛容。困っている人間がいれば声をかけるし頼まれたら何だかんだ言いつつも引き受けてしまう。
言ってしまえば気の良い男。口と態度は悪いが。
ただし敵対者には容赦は無い。
【異能力】
『メガロバニア』
人並み外れた身体能力。
臨死体験を経て覚醒した事によるものか、彼の身体は無意識にかけられているリミッターが緩くなっている。
単純なパンチで大の大人を数m殴り飛ばし、オートバイを持ち上げ自販機を引き倒す腕力、常人の数倍の脚力が彼の武器。
ただしその分負荷は大きく、やり過ぎると肉体の方が耐えきれず自滅してしまう。
更に飛び道具の類も無い為、遠くからの攻撃にはなす術もない。
一応並みの人間よりは頑丈に出来ており、傷の治りも他の人よりは早いがそれでもダメージを受けすぎるのは危険。
これ一つで能力者と渡り合うのは難しいので、専ら自前のナイフや銃で戦い、不意を突いたり逃走するのに使っている。
【概要】
元ブラックサン・シンジケート末端組織所属の殺し屋。ある日雇い主の命令を無視し、仕事を失敗に終わらせたことにより報復として壮絶なリンチに遭う。
この時顔を奪われてブラックサンを追放されてしまった。
ドブ川に捨てられ、最後の仕上げに殺される直前、目に焼き付いた『紅い満月』により能力に覚醒、敵を返り討ちにしてその場を逃げる事に成功する。
現在は報酬が出て気が向いたら誰にでもつくというスタンスの傭兵。
なのだが最近は仕事が回ってこず、不服ながらも日雇いのバイトなんかで食いつないでいるのが現状。
敵意や争いに関係の無い者、特に子供に危害を加えることを激しく嫌う。
相手が乗り気なら仕方の無いことと割り切るが、そうで無い場合はテコでも動こうとしない。
また、相手に関わらず殺した人間の名前や顔を手帳に纏める習慣がある。
「せめて忘れないでいてやるのが自分にとっての償い」という信条のため。
スウィートドリームの重度中毒者で、耐性ができてしまい効果も些細なものになってしまっている。
それでも禁断症状は辛いため、数少ない稼ぎの殆どを麻薬と武器の整備に注ぎ込むことになっていまっている。
最終更新:2016年10月12日 22:29