東条 要

【名前】東条 要(とうじょう かなめ)
【性別】男
【年齢】17歳
【所属】特別警備部隊『新月』
【容姿】
黒髪で瞳の色も黒。青いバンダナがトレードマークで、鉢巻のようにいつも巻いている。
学校から私生活に至るまで、取り敢えず学ランを着用している。特にこだわりがあるわけではなく、面倒だからである。
基本的に学ランのボタンは閉めておらず、学ランの下はワイシャツではなく青色のTシャツを着用している。
顔立ちは整っており、身長も平均より高いが、非常に目つきが悪いため近寄り難い雰囲気を放っている。

【性格】
基本的に無気力だが、こと戦闘に関してだけ異様な興味を示す。
戦闘と言うよりかは喧嘩好きであり、あくまでそこに相手を殺すといった意図は無い。
それ以外のことに関してはやる気が殆ど無い駄目人間だが、戦闘意欲のない人間には喧嘩を売らない為悪い人間ではない。

【異能力】
『鉄の一撃(ビートアップ)』
あらゆる物に触れることが出来る能力。
主に形のない物、炎や風といった本来触れることが出来ない無形の物に干渉することが出来るだけの能力である。
つまるところ『なんでもぶん殴れる能力』だが、応用として空気を踏み台にして空中を歩いたりすることも可能。
攻撃性能には欠ける能力であり、応用性はあるものの火力面では他の能力に大きく劣る。
そのため彼の戦闘は身体能力及び肉弾戦の技術に大きく依存することになってしまう。

ただし身体能力は生まれついて化け物じみており、何より驚異的なタフネスの持ち主の為、能力者相手に渡り合うことも十分に可能。
技術に関しては特定の武術を学んではおらず、喧嘩で培った拳主体の戦闘スタイルを用いる。

【概要】
アーストンから少しばかり離れた位置にある、治安の悪い街で生まれ育った青年。
『紅い満月』が出現した際、偶然友人に連れられアーストンを訪れており、直後に能力が発現した。
かねてより闘争を好む性質にあり、地元の高校では番長等と時代錯誤な地位を得ていた彼は、能力者とやり合うべくアーストンの高校へと編入する。
彼に大義はなく、行動理由は『拳一つで成り上がる為』である。だが編入早々適当に能力者に喧嘩を吹っ掛けていたら、アーストン警備当局に無事逮捕された。
彼の能力が大規模な犯罪に活用できないとされすぐ解放されたものの、満足に喧嘩もできないとなるとアーストンにやってきた意味もなくなってしまう。
そこで彼は志願制である特別警備部隊『新月』への入隊を希望、経緯がかなりアレな為入隊を渋られたが、説得やらなんやら苦労の末になんとか入隊を許可される。
また当面の生活費を稼がなければならず、家が裕福でなかった彼としては給金の多さも入隊の決め手だったようだ。
そのため最低限の生活費と僅かな余裕を残して、大体は家に給料を送ってしまっているらしい。
性格上かなり問題がある人間ではあるが、一応立場と役割を守るつもりは無きにしもあらずだという。

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最終更新:2016年10月13日 23:18