【名前】マック・ガラード
【性別】男
【年齢】31
【所属】『企業』都市計画部インフラ整備課
【容姿】
さっぱりとした短髪のダークブラウン。大きなトパーズ色の瞳。すっきりと通った鼻梁という顔立ち。
中肉中背な体つきだが、掌が少し大きめで、そこには古い肉刺の後などがいくつか見て取れる。
少々残っている、顎の無精髭と襟元の皺が、どことなく気だるげな雰囲気を醸し出している。
【性格】
内外の差が激しく、パブリックな面では口数少なく真面目で、あまりアクティブなところを見せないタイプ。
基本的には、必要な事だけを黙々と実行し、他人にもあまり興味を示さずに、必要とされる社交性を、とりあえず見せてるだけといった印象。
だが、プライベートで親しい相手には、冗談を飛ばしたりいろんな遊びに応じたり、気さくな一面を見せる。
ビジネスライクな面とフレンドリーな面を、状況に応じて使い分けているタイプ。
ただし、『企業』に懐疑的だったり批判的だったり、敵対的だったりする相手には、ほぼ例外なく冷たく敵対的。
【異能力】
〝venus fire〟
全身から灰色のゲルを分泌し、それを媒介にして炎を操る能力。
このゲルはある程度、使用者本人の意思によって操作する事ができ、主に己の全身に炎を纏ったり、放ったりする事ができる。
本来このゲルは、炎に限らず、超自然的なエネルギーの類の大部分に対して、優秀な触媒として作用する事ができる。
しかし、使用者本人の素質的な問題があり、もっぱら炎として使われている。
身体に纏っている時は、ある種の防備としても機能し、炎自らの熱や、外からの干渉などから使用者を守る事ができる。
この為、使用者は自らの熱で焼死する事なく、自在に操る事ができる。
【概要】
『企業』の一職員。
偶然異能に目覚めたものの、基本的には現場仕事の責任者、あるいはデスクとのパイプ役、両者の間で立場を行き来するなどの、便利なサラリーマンとして過ごしている。
自分に対するエリート意識こそ持っていないが、権威主義的な面があり、アーストンの繁栄は『企業』あってこそ、という考えを強く持っている。
その為、『企業』に異を唱える人間を極端に嫌い、反対者には職分を超えて、実力行使に出たりする面がある。
典型的な社会の歯車である事を自覚しており、そんな自分に疲れてもいるが、それでもそれを「正しい事」として納得している。
最終更新:2016年10月14日 20:47